2012年5月号
表紙は、OVAとコミックス3巻が発売中な『Aチャンネル』!
春っぽくてやわらかあったかい空気が感じられる4人ですね~。
そして今月号には、『キルミーベイベー』卓上カレンダーが付録としてついてきます。
今月の「なにこの爆発しろな空気で賞」は、『ぱわーおぶすまいる。』!
叢園寺さん家=お好み焼き屋さんへ行くお話でしたが・・・ なんだよ、この空気。
まゆさんが宗馬くんにデレデレなのはいつものことだけど、なんかこう、ラブ度高いな・・・と。
みるくさんも可愛かったり、環さんまで「パンツ見えちゃうでしょ?」とか赤面していたりと、
宗馬くんがハーレム状態でありました。 景佑くんは空気だった(ォィ
【今月のピックアップ!】
●GA 芸術科アートデザインクラス (きゆづきさとこ 先生)
如月殿とノダちゃん、美術館へ行くの巻・・・?
宗教画から風俗画、肖像画に風景画と、絵画美術がたどってきた道を観賞してゆきます。
そんな風に、少し勉強になりそうな内容が、興味深くて楽しいお話でしたね。
でも、ここの受付さんや案内係の方々は、何やら見たことあるような人ばかり?
「真珠の耳飾りの」には笑った!゜(*゜´∀`゜)゜ というか、「風俗画」で照れる2人がね。
その前の「夜警」の中を歩く2人の絵もよかったですね~、そのまんまだし。
肖像画では、「自画像」を象徴する人が案内人だったりと、細かい演出が光っています。
いや~、どれもめちゃくちゃスゴイですよ、この描かれ方は。
広義の抽象画ゾーンでは、もはや世界はその法則を無視し始め、
最後のエリアの“美しさ”などには、目を奪われてしまいました・・・
タイトルの【『 』】が見事すぎますね。
この美術館のオチは最初から想像できていましたが、
そこへの過程と最後の「白」が、あまりに素晴らしすぎてたまりませんでした。
未来の象徴なんですよね~。 そう、これから・・・なんですよ。
歴史をたどりながら、今を生きる如月殿たちの「これから」を感じさせる。
そんな見事なエピソード。 彼女たちの未来に思いをはせながら・・・ 今後も楽しみです!
●ウォーターガールズ (なぐも。 先生)
コミックス1巻が発売中な今回は・・・ 水泳部、プールにて大いに遊ぶの巻。
ということで、鬼軍曹の晶先輩も、今日ばかりは楽しみ三昧(^^;
もちろん晶さんだけでなく、はしゃぐ皆の様子が、躍動感あふれる楽しさでありました。
それにしても、4人のいつもとは異なる水着姿が・・・ 最高ォー!
とくに【注目の的】での最中さんの水着が、水着が、水着がががががが!!!
なぜ・・・ 着替えてしまったのでしょうね(ォィ
まあ、それはともかく、流れるプールで遊んだり、温浴プールでなごんだり、
ウォータースライダーではしゃいじゃったり、とにかく遊びを楽しんでいる雰囲気がよかった。
はるなさんのスイッチが入ってからの、ぐいぐい皆をひっぱて行く姿がイイね(^◇^;)
いつもの彼女とはちがった、積極的・活動的な彼女を見れたな~。
そんな面白さを堪能しつつ、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●デジろぐ (lxy 先生)
少女たちのカメラ・ライフ!?
一眼レフをひっさげて、友人・素子さんを撮影するらいかさん。
でも彼女、一眼レフの価値をわかっていなからもったいない!
そんならいかさんが、素子さんのデジカメとともに、2人+1人で撮影を楽しむお話。
天然風味のらいかさんと、彼女にツッコミ入れまくる素子さんのコンビが面白く、
さらに、生徒会長の渡彩さん(得物はハンディカメラ)を加えての撮影会!
ただ、これだけだと3人の少女が、撮影を通じて遊んでいるだけの風景なので、
も少し広がった世界を見てみたいとも思います。 つづきに期待!
【新連載!】
●ここめ不定点 (竹本泉 先生)
小学生にしか見えない15歳少女・ここめの奮闘記?
麦畑小米さん(15)は、背が小さくて童顔なため、年下に間違われる女子高生。
受かったのは、小学校~大学までの一貫校(とび級アリ)。
そこで「とび級」に間違われることを望みつつ、いざ間違われるとやはり複雑という(;´∀`)
ここめさんに「おこめ」とあだ名をつけるクラスメイトの武東ゆかりさんや、
ここめさんよりも小さな先輩・三園三々加さんが現れて・・・
と、ここめさんの学園生活を楽しく彩ってくれそうな人たちも登場し、
なんとも華やぐ雰囲気満載。
竹本先生の描く可愛らしい少女キャラクターたちが良い感じで、
まったり楽しませてくれそうな作品ですね~。
新連載スタートとのことで、今後が楽しみです!
【最終回!】
●もうダメかもしれない (かにかま 先生)
世界征服をたくらむ小学生・のんちゃんの活動記録も、これにて完結!
・・・なのですが、最終回だってのに、いつもと変わらない!!
最後くらいイイ所を見せるかと思いきや、いつも通りに間が抜けてるし、
委員長にはしてやられるしで・・・ うん、どーしよーもなかった(´▽`;)
最後のお話は、動物園で迷子になったのんさんと委員長。
委員長は猿山のボスになるわ、のんさんはカピバラと戦うわ、
相変わらずのカオス模様で楽しかったですけれど、
これで終わりな割には、カピバラくんという新キャラクターが登場して、
これが何気にいい“キャラ”なのがもったいないな~・・・という気も(^◇^;)
先生も山下さんもいつも通りだったし、うーん、これで終わりか~と。
まあ、こんな感じだからこそ、『もうダメかもしれない』らしいとも言えますかね・・・
最後まで、のんさんはのんさんだったし、委員長は委員長でした。
この作品は、周囲のことをそっちのけで、この2人がかけあう姿が面白味。
無敵の委員長に、めげずに立ち向かう(?)のんさんのアホさ加減・・・
もとい、たくましさが楽しかったでございます。
先生の無責任・放任ぶりもですが、普通の人・山下さんの投入で面白さがUPしていたので、
も少し勢い出るかな~と思っていたのですが、終了となってしまい、ちと残念。
でも、意外と笑えるポイントがあって、じゅうぶんに楽しませていただきました!