まんがタイムスペシャル 2017年7月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
クリスマス会、ふたたびリコのターン!
ナギから逃げた後、厳しい視線を浴びせられまくるリコ。
大事な話を最後まで聞かずに、逃げ出してきたことが原因ですが、
それもこれも、ナギにフラれる可能性におびえているためで・・・
といった感じに、今回ふたたび、リコとナギの話となりましたけど、
はたしてナギは、リコの考えるように、リコをフるつもりなのか?
彼の言葉の真意が気になる所であります。
カラオケで打ち解け始める藤女と南中でしたが・・・
工藤くんから、ナギの言った通り「話しやすい」と言われるリコ。
その際、ナギに紹介を頼んで承諾されたという話が出て、リコの心中は穏やかならず。
自分を他の男子に紹介することの意味。
それを感じ取って、涙を流すのかと思いきや、怒り出すのだからリコらしい(^^;
そして、まるで果し合いでも申し込むのかのようにして、ナギを連れ出すことに・・・
そんな流れになっていましたけど、読者にはリコが早とちりしていることがわかります。
ナギが工藤くんにリコを紹介したという話には、少なからず誤解が含まれているわけで、
工藤くん1人の話を聞いただけで判断してしまうことの危うさが、感じられますね。
リコ vs ナギ!
一触即発なリコとナギ。
遠くから見かけたマキは「逢い引き」かと考えますが、2人の雰囲気が険悪で、
ヤンが「タイマン」と言い換えていたのは笑いました(´▽`;)
2人の話しているのは、ナギが工藤くんにリコを紹介しようとしたことについて。
ナギに告白しているリコを、別の男子に紹介するなんて、普通にヒドイ話だと・・・
紹介はしなかったと弁明するナギだったものの、承諾した時点でダメだというリコ。
ただ、そこで怒りではなく、「かなしい」と涙を見せていたのは、やるせなかった。
ここで、すでにリコはナギにフラれたと思い込んでいるようで、早とちりも極まれり。
これって、前回のハルくんみたいなものなのですよね。
自分の中で、自分の考えだけで結論を出してしまっている。
ナギの言葉を最後まで聞いていないのに、彼の真意を確かめていないのに、
フラれることを恐れるあまり、フラれたと思い込むことで、逆にダメージを和らげる。
そんな風に後ろ向きになっているリコに対して、ナギは憎まれ口をたたくことで、
元気づけていたのが面白かった・・・リコには効果的ですね。
そしてナギは、リコの勘違いを正してゆきますが、「フラれた」ことが勘違いだと
指摘されたことで、リコが喜んでいたのは微笑ましかった。
けれど、そこでナギの言葉「変わらない」を思い出し、再び落ち込んでいます。
ここでいよいよ、この言葉の真意が語られることになりますが・・・
変わらない・・・
リコは、ナギが自分のことを「男友達」扱いしていると考えていて、
その認識が「変わらない」のだと感じてしまい、逃げ出した様子。
ここでナギはハッキリと、「男友達だって思ったことはない」と告げ、
リコに新たな勘違いをさせていたのは笑いましたけど、そこからの展開が熱かった!
もう、これって告白同然なんじゃないですかね?
見守っていたマキとヤンも、花を咲かせて見入ってましたし(^^;
ナギの言った「変わらない」。
これはやはり、現状維持での「変わらない」ではなく、昔から自分は「変わらない」
ということだったのだと、少なくとも読者には伝わってきましたね。
はたして、ナギの真意はリコに伝わったのか?
ここからナギは、リコの告白への返答をおこなうのか?
中途半端な言葉では、彼女には伝わらないぞ! と心配しつつ、今後も楽しみです!