五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想➁

2015年11月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2016年1月号 のつづきです。

 ①は、『なり×ゆきリビング』 『軍神ちゃんとよばないで』 『となりの宇宙人』です。
 (今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 
 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 外村さん、年賀状を書くの巻。

 春野さんと友達になる前は、年賀状は1通しか来なかったという外村さんですが、
 それが、まさか自分自身のものからだとは(´▽`;) そこまでだったとは!

 ということで、次はたくさんの人から来ることを期待しているようですが、
 どれだけの人から送られてくるのかと考えると、面白かったりも。
 春野さんと三雲くんは確定として、差出人不明の1通はさっそく届いていて、よかった。
 外村さんが書く年賀状のあれこれが楽しかった今回、ラスト・オチにも苦笑でした!

 

●可愛い上司を困らせたい (タチバナロク 先生) 

 何やら、社員の事情に詳しい人物登場で、2人の関係ピンチ!?

 何やら自宅で飲んでいる、めぐみさんと青木くん。
 そこで会話の流れから、キスを求められ・・・ なんて展開にドキドキ。
 と思ったら、まあ、めぐみさんらしいオチがついてましたけど(^^;

 そんな今回、人事部・兎耳山寧々さんの登場で、2人の関係がバレそうに?
 社内の人間関係に詳しいという寧々さん、ちょっとお調子者っぽくもありますが、
 情報は本物らしいあたり侮れなさそうで、彼女が「青木くんのデート」について
 知っていたものだから、ハラハラな感じで面白かった! 詰めの甘い所も、愛嬌。

 

●課長と私のおかず道 (梨尾 先生)

 今回、保志さんの歓迎会!

 課の人たちは優しく歓迎してくれるものの、課長さんは何やら難しい顔。
 課長を怒らせてしまったのかと、保志さんは気にしますが・・・

 なんてお話でしたけど、課長さん、「焼き鳥」のことについて考えていて、
 難しい顔をしていたとか、やっぱりこの人、ちょっとおかしい(^^;
 けれど、そこからの焼き鳥話が面白く、保志さんによる焼き鳥アレンジが、
 美味しそうな一品で、素敵でしたね~。 そして、新たな登場人物が・・・?

 

●前略、パリは苦くて甘いです。 (にしうら染 先生) 

 新人さんの登場で、洋平くんも先輩に・・・

 と思ったら、やたらと背の高い高校生ガブリエル(ギャビー)さんで、
 後輩という感じがしないあたり、洋平くんの肩身は狭い(´▽`;)
 けれどギャビーさん、笑顔の明るい良い人で、問題ないように思えましたが・・・

 後輩の面倒を見るため、洋平くんが自分の仕事をできなくなって、イライラ。
 思わず、キツイ言葉をかけてしまうのですが、これは感情としては理解できますね。
 ただ、それではダメなわけで、ミシェルさんから優しく諭された洋平くんが、
 ギャビーさんと和解できていたのは素敵でしたね。 洋平くんも、まだまだですが(^^;

 

●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生)

 雲春くん、スナック「かとれあ」にて、おでんを食すの巻。

 静岡おでんといったら「黒はんぺん」という話は、存じ上げずにスミマセン(^^;
 りん子さんの母上が、駄菓子屋さんから受け継いだつゆで、おでんを作っている
 という話、しみじみしちゃいましたけど、最後に明るいオチがついてて、笑!

 と、そこへ、ハッチさんがやって来て、りん子さんと並ぶ雲春くんを眺めた後、
 即座に2人の関係を言い当てていて、愉快でした(´▽`;) からかいもないとは。
 ハッチさんと雲春くんの邂逅も楽しかったですけど、おでん話が興味深かったですね。
 西武営業所の小畑くんが語っていた、名古屋に近い話とか、なるほどな~と。

 

●うぶコメ! (枕辺しょーま 先生) 

 ついに、かなでさんにライバル宣言した、つばさ先輩でしたが・・・

 2人のデートを妨害しに来るあたり、割と積極的で、かなでさんと威嚇し合ってます。
 けれど、力斗くんの前では仲良しを演じていて、2人の態度の転換が可笑しかったり。

 つばささんのコミュニケーション能力や、色気に脅威を覚えつつも、
 彼女のウブさに安心したり、対抗したりのかなでさんでしたが、恋人であるからこその
 決め技を披露して大勝利!・・・と思いきやな展開に、苦笑いでしたね~(^^;
 力斗くんのつれない態度に、かなで&つばさの女性陣で分かり合っていたのは、面白い。

 

●同姓同盟 (幾花にいろ 先生)

 イトウユウキさんの家を探す青年に出会う、糸生さん。

 はじめ、伊東さんの家へ案内していたものの、自分の方なのでは?
 と焦るあたり、名前が同じというのは、なかなか難しいものなのだな~と感じます(^^;

 けれど、どうも勇貴さんの家庭教師ということらしく、無事に案内しますが、
 そこで黙々と勉強する勇貴さんが可笑しかったり、そんな彼女に手持無沙汰になる
 富田先生が気の毒だったり、色々と楽しかった。
 そして何より、勇貴母の言葉を耳にした糸生さんが、飛び出してゆく所に大笑いでした!

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生) 

 レモンさん、ホウ・ブーン社の新人賞を受賞するの巻。

 それを聞いたフワロさんの鬼の形相が、普通に怖くて面白かった(^^;
 でも、すぐに笑顔で祝福するあたり、さすが“大人”といった感じでしたが、
 それでも隠し切れない悔しさを、所々でにじませてくるフワロさん、愉快!

 そして、村中でお祝いムードになり、アーサーさんまで張り切っているのが面白かった。
 ところが、実はレモンさん、大きな勘違いをしていて・・・ なんて展開だったものの、
 それがネガティブな方向ではなく、さらに楽しい空気を生み出していたのは、
 なんと素敵なことだろうといった感じで、本当、楽しかったですね~。