2016年1月号 ①のつづきです。
①は、『なり×ゆきリビング』 『軍神ちゃんとよばないで』 『となりの宇宙人』です。
(今月の『恋愛ラボ』感想はこちら)
●笑って!外村さん (水森みなも 先生)
外村さん、年賀状を書くの巻。
春野さんと友達になる前は、年賀状は1通しか来なかったという外村さんですが、
それが、まさか自分自身のものからだとは(´▽`;) そこまでだったとは!
ということで、次はたくさんの人から来ることを期待しているようですが、
どれだけの人から送られてくるのかと考えると、面白かったりも。
春野さんと三雲くんは確定として、差出人不明の1通はさっそく届いていて、よかった。
外村さんが書く年賀状のあれこれが楽しかった今回、ラスト・オチにも苦笑でした!
●可愛い上司を困らせたい (タチバナロク 先生)
何やら、社員の事情に詳しい人物登場で、2人の関係ピンチ!?
何やら自宅で飲んでいる、めぐみさんと青木くん。
そこで会話の流れから、キスを求められ・・・ なんて展開にドキドキ。
と思ったら、まあ、めぐみさんらしいオチがついてましたけど(^^;
そんな今回、人事部・兎耳山寧々さんの登場で、2人の関係がバレそうに?
社内の人間関係に詳しいという寧々さん、ちょっとお調子者っぽくもありますが、
情報は本物らしいあたり侮れなさそうで、彼女が「青木くんのデート」について
知っていたものだから、ハラハラな感じで面白かった! 詰めの甘い所も、愛嬌。
●課長と私のおかず道 (梨尾 先生)
今回、保志さんの歓迎会!
課の人たちは優しく歓迎してくれるものの、課長さんは何やら難しい顔。
課長を怒らせてしまったのかと、保志さんは気にしますが・・・
なんてお話でしたけど、課長さん、「焼き鳥」のことについて考えていて、
難しい顔をしていたとか、やっぱりこの人、ちょっとおかしい(^^;
けれど、そこからの焼き鳥話が面白く、保志さんによる焼き鳥アレンジが、
美味しそうな一品で、素敵でしたね~。 そして、新たな登場人物が・・・?
●前略、パリは苦くて甘いです。 (にしうら染 先生)
新人さんの登場で、洋平くんも先輩に・・・
と思ったら、やたらと背の高い高校生ガブリエル(ギャビー)さんで、
後輩という感じがしないあたり、洋平くんの肩身は狭い(´▽`;)
けれどギャビーさん、笑顔の明るい良い人で、問題ないように思えましたが・・・
後輩の面倒を見るため、洋平くんが自分の仕事をできなくなって、イライラ。
思わず、キツイ言葉をかけてしまうのですが、これは感情としては理解できますね。
ただ、それではダメなわけで、ミシェルさんから優しく諭された洋平くんが、
ギャビーさんと和解できていたのは素敵でしたね。 洋平くんも、まだまだですが(^^;
●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生)
雲春くん、スナック「かとれあ」にて、おでんを食すの巻。
静岡おでんといったら「黒はんぺん」という話は、存じ上げずにスミマセン(^^;
りん子さんの母上が、駄菓子屋さんから受け継いだつゆで、おでんを作っている
という話、しみじみしちゃいましたけど、最後に明るいオチがついてて、笑!
と、そこへ、ハッチさんがやって来て、りん子さんと並ぶ雲春くんを眺めた後、
即座に2人の関係を言い当てていて、愉快でした(´▽`;) からかいもないとは。
ハッチさんと雲春くんの邂逅も楽しかったですけど、おでん話が興味深かったですね。
西武営業所の小畑くんが語っていた、名古屋に近い話とか、なるほどな~と。
●うぶコメ! (枕辺しょーま 先生)
ついに、かなでさんにライバル宣言した、つばさ先輩でしたが・・・
2人のデートを妨害しに来るあたり、割と積極的で、かなでさんと威嚇し合ってます。
けれど、力斗くんの前では仲良しを演じていて、2人の態度の転換が可笑しかったり。
つばささんのコミュニケーション能力や、色気に脅威を覚えつつも、
彼女のウブさに安心したり、対抗したりのかなでさんでしたが、恋人であるからこその
決め技を披露して大勝利!・・・と思いきやな展開に、苦笑いでしたね~(^^;
力斗くんのつれない態度に、かなで&つばさの女性陣で分かり合っていたのは、面白い。
●同姓同盟 (幾花にいろ 先生)
イトウユウキさんの家を探す青年に出会う、糸生さん。
はじめ、伊東さんの家へ案内していたものの、自分の方なのでは?
と焦るあたり、名前が同じというのは、なかなか難しいものなのだな~と感じます(^^;
けれど、どうも勇貴さんの家庭教師ということらしく、無事に案内しますが、
そこで黙々と勉強する勇貴さんが可笑しかったり、そんな彼女に手持無沙汰になる
富田先生が気の毒だったり、色々と楽しかった。
そして何より、勇貴母の言葉を耳にした糸生さんが、飛び出してゆく所に大笑いでした!
●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生)
レモンさん、ホウ・ブーン社の新人賞を受賞するの巻。
それを聞いたフワロさんの鬼の形相が、普通に怖くて面白かった(^^;
でも、すぐに笑顔で祝福するあたり、さすが“大人”といった感じでしたが、
それでも隠し切れない悔しさを、所々でにじませてくるフワロさん、愉快!
そして、村中でお祝いムードになり、アーサーさんまで張り切っているのが面白かった。
ところが、実はレモンさん、大きな勘違いをしていて・・・ なんて展開だったものの、
それがネガティブな方向ではなく、さらに楽しい空気を生み出していたのは、
なんと素敵なことだろうといった感じで、本当、楽しかったですね~。