まんがタイムスペシャル 2016年1月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
自分の気持ちに気づき始めたマキ・・・
ふとしたことから、ヤンからの評価を欲していることに気づき、
そこから、自分は彼のことを好きなのではないか? と考え始めたマキ。
そこで、理想の彼を思い浮かべ、恋愛妄想し始めるも、
その中にヤンが乱入してきて、妄想に対する冷静なツッコミを入れてて笑!
しかも妄想の中で、理想の彼よりも、ツッコミ入れてきたヤンに従ってしまい、
自分でも慌てているマキが可愛かった(^^;
気の迷い? それとも・・・?
赤面しながら、「何かの間違い」と自分に言い聞かせるマキ。
と、そこへ工藤くんたち南中男子の会話が耳に入ってきますが・・・
その内容は、ヤンに対する文句であり、最初は共感していたマキだったものの、
途中から、南中男子たちに直接話しかけ、しっかりヤンを弁護してしまうのだから、
もう自分の気持ちを、ごまかせる段階ではなくなってますよね~。
まあ、南中男子たちも、文句を言いつつ、ヤンへの感謝の気持ちは持っていて、
それを聞かされたマキが、嬉しそうに良い表情を浮かべていたのが、印象的。
まだ認めたくないとはいえ、やはり好意をもった人物が、正当に評価されることは、
喜ばしいということでしょうね・・・ そんな感情が、にじみ出ているかのようです。
そして、ナギの演劇を鑑賞したリコ。
「めっちゃ面白かった」と、リコにも好評だったようですが、
舞台の出演者が退場する際、リコがナギに声をかけたことで、思い出が蘇り・・・
かつて似た状況で、やはり「お姫様役」だったナギへ、リコがかけた言葉。
それこそが、ナギにとっての禁忌であり、心の傷になっている原因。
ナギにとっては、思い切った「告白」だったようですけども、
リコにとっては、さっちゃん(ナギ)の優しい「気づかい」にしか聞こえなかった
という落差が、2人の関係をこじらせてしまったわけですね~。
そして、そのことを気に病み、ナギに伝えるべきことを伝えたいと、強く思うリコ。
同時に、生徒会の仕事のことも気にしていて、なかなか行動に移ろうとしないものの、
ここでスズが、半ギレになってリコの背中を押していたのは、愉快!
おかげで、ナギに会いに行けたリコでしたが、ようやく話ができると思った矢先、
ナギが「会いたくない」と逃げ出してしまい、追いかけっこへ(^^;
そりゃ、ナギにしてみれば、古傷をえぐられるだけでなく、新たな傷を受けてしまう
と考えるでしょうからね、逃げて当然といえば当然なわけで・・・
けれど、リコはここでナギと話さなくてはならない。
でなければ先に進めないし、ナギとの真の和解が成立しない。
さて、どうなりますか・・・?
自分の悩みを脇に置き、親友へのエールを送るマキ。
ヤンへの気持ちの整理がつかないままのマキは、リコと話がしたいと考えますが、
そこへ、ナギを追いかけるリコがやって来て・・・
リコは一刻を争う事態といった様子で、マキと話をしている時間はなさそう。
それを察したマキは、リコが励ましてほしいと頼んできたことに、ひとまず
自身のことは置いておいて、心からリコへのエールを送っていたのは、素敵でした。
一方でリコも、親友であるマキの励ましを必要としたという点に、
微笑ましさを感じてしまいましたね~。
ここで勇気づけられたリコは、はたしてナギに追いつけるのか?
そして、そこで今度は自分から彼に、想いを伝えられるのか?
さらに、エノとハル会長も追いかけっこしている最中。
マキの悩みもどうなってしまうのか・・・ などなど気になりつつ、今後も楽しみです!