五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月の恋愛ラボ

2015年11月22日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2016年1月号より
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 自分の気持ちに気づき始めたマキ・・・

 ふとしたことから、ヤンからの評価を欲していることに気づき、
 そこから、自分は彼のことを好きなのではないか? と考え始めたマキ。

 そこで、理想の彼を思い浮かべ、恋愛妄想し始めるも、
 その中にヤンが乱入してきて、妄想に対する冷静なツッコミを入れてて笑!

 しかも妄想の中で、理想の彼よりも、ツッコミ入れてきたヤンに従ってしまい、
 自分でも慌てているマキが可愛かった(^^;

 

 

  

 気の迷い? それとも・・・?

 赤面しながら、「何かの間違い」と自分に言い聞かせるマキ。
 と、そこへ工藤くんたち南中男子の会話が耳に入ってきますが・・・

 その内容は、ヤンに対する文句であり、最初は共感していたマキだったものの、
 途中から、南中男子たちに直接話しかけ、しっかりヤンを弁護してしまうのだから、
 もう自分の気持ちを、ごまかせる段階ではなくなってますよね~。

 まあ、南中男子たちも、文句を言いつつ、ヤンへの感謝の気持ちは持っていて、
 それを聞かされたマキが、嬉しそうに良い表情を浮かべていたのが、印象的。

 まだ認めたくないとはいえ、やはり好意をもった人物が、正当に評価されることは、
 喜ばしいということでしょうね・・・ そんな感情が、にじみ出ているかのようです。

 

 

  

 そして、ナギの演劇を鑑賞したリコ。

 「めっちゃ面白かった」と、リコにも好評だったようですが、
 舞台の出演者が退場する際、リコがナギに声をかけたことで、思い出が蘇り・・・

 かつて似た状況で、やはり「お姫様役」だったナギへ、リコがかけた言葉。
 それこそが、ナギにとっての禁忌であり、心の傷になっている原因。

 ナギにとっては、思い切った「告白」だったようですけども、
 リコにとっては、さっちゃん(ナギ)の優しい「気づかい」にしか聞こえなかった
 という落差が、2人の関係をこじらせてしまったわけですね~。

 そして、そのことを気に病み、ナギに伝えるべきことを伝えたいと、強く思うリコ。
 同時に、生徒会の仕事のことも気にしていて、なかなか行動に移ろうとしないものの、
 ここでスズが、半ギレになってリコの背中を押していたのは、愉快!

 おかげで、ナギに会いに行けたリコでしたが、ようやく話ができると思った矢先、
 ナギが「会いたくない」と逃げ出してしまい、追いかけっこへ(^^;

 そりゃ、ナギにしてみれば、古傷をえぐられるだけでなく、新たな傷を受けてしまう
 と考えるでしょうからね、逃げて当然といえば当然なわけで・・・

 けれど、リコはここでナギと話さなくてはならない。
 でなければ先に進めないし、ナギとの真の和解が成立しない。
 さて、どうなりますか・・・?

 

 

 

 自分の悩みを脇に置き、親友へのエールを送るマキ。

 ヤンへの気持ちの整理がつかないままのマキは、リコと話がしたいと考えますが、
 そこへ、ナギを追いかけるリコがやって来て・・・

 リコは一刻を争う事態といった様子で、マキと話をしている時間はなさそう。
 それを察したマキは、リコが励ましてほしいと頼んできたことに、ひとまず
 自身のことは置いておいて、心からリコへのエールを送っていたのは、素敵でした。

 一方でリコも、親友であるマキの励ましを必要としたという点に、
 微笑ましさを感じてしまいましたね~。

 ここで勇気づけられたリコは、はたしてナギに追いつけるのか?
 そして、そこで今度は自分から彼に、想いを伝えられるのか?

 さらに、エノとハル会長も追いかけっこしている最中。
 マキの悩みもどうなってしまうのか・・・ などなど気になりつつ、今後も楽しみです!
 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①