五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフオリジナル 感想①

2014年01月13日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2014年2月号

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 表紙は、もちろん『おうちがいちばん』

 ・・・と思いきや、裏表紙は7作品が並んでおります。

 そんな今月号は、裏側からリバーシブルな2本立てが色々で、お得!

 

 

 今月の「リバーシブルで賞」は、『野村24時』他いろいろ

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 今月号では、7作品が2本立て。 しかも、設定逆バージョンになっているものが色々!

 『野村24時』では、野村さんが闇金会社の経営者になり、3姉妹を部下にしていましたが、

 立場は結局「下」みたいなので可笑しかった(;´∀`) 威厳が足りませんねえ・・・

 しかも、斉藤さんにお金を貸した経緯も、人が良すぎてというのが彼らしい。

 なんとも楽しい逆バージョンでありました!

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

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 2本立ての1本目は、ヒナちゃんの父上とあつし君。

 ヒナちゃんの家へ遊びに来たあつし君でしたが、

 ヒナ父から拒絶されてしまい・・・?

 

 はじめは大人と誤解されていたようですが、

 諸々の書類をそろえて持って行っても、逆にアヤシイと思われたり、

 先生や女性警察官ズに説明してもらっても、なかなか許可してくれない。

 ・・・なんて様子に、なるほど父の娘への愛情過多が原因かと思い当たるわけですが、

 そんな父上の想いと、振り回されるあつし君が面白かった!

 

 大人に見える事よりも、娘に近づく男が許せない。

 父心って、そんな感じなのでしょうかね(^^;

 でも、だからこそ、娘からの一言で譲歩せざるを得なくなるのも、哀しき父親か。

 などなど、ヒナ父とあつし君、ヒナちゃんをはさんだ確執(?)のお話でありました。

 

 

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 2本目は、性別逆転のリコラン!?

 あつし君があつしさんになっちゃったー!

 こうして女子になった彼を見ると、これで小学生というのは、たしかにヤバいですよね(ォィ

 

 そして、そんな“彼女”を追うのが、男子高校生になった沙夜さん。

 はじめ誰だ?とか思っちゃいましたけど、あつみさんと一緒にいたので、すぐ納得。

 しかし、女子高生が男子小学生を追うのもアレでしたが、逆転するとさらにヤバいね!

 さらに、盛山先生は男性化しても異性が苦手だし、

 タケ姉は「家事手伝い」という立場を手にして自由気まま・・・とはいかないのが楽し(´▽`;)

 

 吉岡くんはロリがショタになっただけで、犯罪っぽいのは変わらないですけども、

 吉岡姉の方は、わりと需要ありそうな気もしますけどね・・・

 などなど、性別逆転が面白かった2本立て。

 性別が変わっても、あつみ&あつし姉弟の関係は、そうそう変わらないものでしたが(^^;

 コミックス7巻は、3月発売tのことで、今後も楽しみです!

 

 

 

●先生ロックオン! (神堂あらし 先生)

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 こちらも、2本立て!

 1本目は、先生の家へ行くことになった一樹くん。

 先生のお仕事を手伝うだけなのですが、そこはやっぱり色々と意識してしまうようで・・・

 

 なんてお話ではありましたけど、

 面白かったのは、いつもと違った2人の関係。

 普段なら、先生の方が一樹くんのアプローチに赤面しちゃったりするのですが、

 今回は、先生の家へ来たということで、あれこれ考えてしまい、

 ペースを乱されてしまう一樹くんが可愛らしいというか、楽しかったですね~。

 

 先生の方は、いたって平静というのが、2人の対比になっていて愉快。

 というか、ジャージ姿の先生も可愛らしかったです。

 それにしても、一樹くんがきちんと紳士だったことは、好感度高しですよ!

 

 

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 2本目は、立場逆転!

 一樹くんが先生になり、先生が・・・小学生~!?

 ランドセルを背負ったスタイルが、大人の時とは違った可愛らしさ!

 

 ・・・なのですけども、意識の仕方が、一樹くん⇒先生なため、

 幼女をねらう学校の先生という構図になっちゃってるのが、ヤバかった(;´∀`)

 ちょ、生徒にドキドキする先生とか、シャレにならなすぎでしょッ!

 そうした一樹くんの様子が可笑しいのだけど、見ていて不安になってしまいましたよ。

 

 などなど、先生と生徒、その逆転劇が面白かったです。

 もちろん本来の2人の関係、今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●カワウソサバイバー ピー助 (近藤あやの 先生)

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 しゃべるカワウソと出会った少年。

 獺野正人くん(15)が見つけたのは、おぼれている“イタチ”。

 ところが助けてみると、その“イタチ”は、しゃべることができるカワウソだった!?

 

 しかも、このおっさんくさいカワウソは、

 「ピー助」と名乗り、正人くんにたかってくるのだから、迷惑極まりなし!

 ・・・といった感じのお話でしたけど、ピー助の性格が厚かましいやら暑苦しいやら、

 お調子者で、やさしい性格の正人くんとは正反対。

 そのあたりの2人(?)のかけあいが、面白味となっていますね。

 

 ピー助のキャラクターにみられるアクの強さが、

 どこまで多くの読者に受け入れられるかが、気になる所ではありますが、

 つづきに期待しておきます!

 

 

②へつづきます。