2014年2月号
表紙は、もちろん『おうちがいちばん』!
・・・と思いきや、裏表紙は7作品が並んでおります。
そんな今月号は、裏側からリバーシブルな2本立てが色々で、お得!
今月の「リバーシブルで賞」は、『野村24時』他いろいろ!
今月号では、7作品が2本立て。 しかも、設定逆バージョンになっているものが色々!
『野村24時』では、野村さんが闇金会社の経営者になり、3姉妹を部下にしていましたが、
立場は結局「下」みたいなので可笑しかった(;´∀`) 威厳が足りませんねえ・・・
しかも、斉藤さんにお金を貸した経緯も、人が良すぎてというのが彼らしい。
なんとも楽しい逆バージョンでありました!
【今月のピックアップ!】
●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)
2本立ての1本目は、ヒナちゃんの父上とあつし君。
ヒナちゃんの家へ遊びに来たあつし君でしたが、
ヒナ父から拒絶されてしまい・・・?
はじめは大人と誤解されていたようですが、
諸々の書類をそろえて持って行っても、逆にアヤシイと思われたり、
先生や女性警察官ズに説明してもらっても、なかなか許可してくれない。
・・・なんて様子に、なるほど父の娘への愛情過多が原因かと思い当たるわけですが、
そんな父上の想いと、振り回されるあつし君が面白かった!
大人に見える事よりも、娘に近づく男が許せない。
父心って、そんな感じなのでしょうかね(^^;
でも、だからこそ、娘からの一言で譲歩せざるを得なくなるのも、哀しき父親か。
などなど、ヒナ父とあつし君、ヒナちゃんをはさんだ確執(?)のお話でありました。
2本目は、性別逆転のリコラン!?
あつし君があつしさんになっちゃったー!
こうして女子になった彼を見ると、これで小学生というのは、たしかにヤバいですよね(ォィ
そして、そんな“彼女”を追うのが、男子高校生になった沙夜さん。
はじめ誰だ?とか思っちゃいましたけど、あつみさんと一緒にいたので、すぐ納得。
しかし、女子高生が男子小学生を追うのもアレでしたが、逆転するとさらにヤバいね!
さらに、盛山先生は男性化しても異性が苦手だし、
タケ姉は「家事手伝い」という立場を手にして自由気まま・・・とはいかないのが楽し(´▽`;)
吉岡くんはロリがショタになっただけで、犯罪っぽいのは変わらないですけども、
吉岡姉の方は、わりと需要ありそうな気もしますけどね・・・
などなど、性別逆転が面白かった2本立て。
性別が変わっても、あつみ&あつし姉弟の関係は、そうそう変わらないものでしたが(^^;
コミックス7巻は、3月発売tのことで、今後も楽しみです!
●先生ロックオン! (神堂あらし 先生)
こちらも、2本立て!
1本目は、先生の家へ行くことになった一樹くん。
先生のお仕事を手伝うだけなのですが、そこはやっぱり色々と意識してしまうようで・・・
なんてお話ではありましたけど、
面白かったのは、いつもと違った2人の関係。
普段なら、先生の方が一樹くんのアプローチに赤面しちゃったりするのですが、
今回は、先生の家へ来たということで、あれこれ考えてしまい、
ペースを乱されてしまう一樹くんが可愛らしいというか、楽しかったですね~。
先生の方は、いたって平静というのが、2人の対比になっていて愉快。
というか、ジャージ姿の先生も可愛らしかったです。
それにしても、一樹くんがきちんと紳士だったことは、好感度高しですよ!
2本目は、立場逆転!
一樹くんが先生になり、先生が・・・小学生~!?
ランドセルを背負ったスタイルが、大人の時とは違った可愛らしさ!
・・・なのですけども、意識の仕方が、一樹くん⇒先生なため、
幼女をねらう学校の先生という構図になっちゃってるのが、ヤバかった(;´∀`)
ちょ、生徒にドキドキする先生とか、シャレにならなすぎでしょッ!
そうした一樹くんの様子が可笑しいのだけど、見ていて不安になってしまいましたよ。
などなど、先生と生徒、その逆転劇が面白かったです。
もちろん本来の2人の関係、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●カワウソサバイバー ピー助 (近藤あやの 先生)
しゃべるカワウソと出会った少年。
獺野正人くん(15)が見つけたのは、おぼれている“イタチ”。
ところが助けてみると、その“イタチ”は、しゃべることができるカワウソだった!?
しかも、このおっさんくさいカワウソは、
「ピー助」と名乗り、正人くんにたかってくるのだから、迷惑極まりなし!
・・・といった感じのお話でしたけど、ピー助の性格が厚かましいやら暑苦しいやら、
お調子者で、やさしい性格の正人くんとは正反対。
そのあたりの2人(?)のかけあいが、面白味となっていますね。
ピー助のキャラクターにみられるアクの強さが、
どこまで多くの読者に受け入れられるかが、気になる所ではありますが、
つづきに期待しておきます!