2014年2月号
今月号は、なんと創刊400号とのこと!
そこで表紙は、もちろん『おとぼけ課長』の課長さん。
まさに、まんがタイムの「顔」といったドアップが可笑しくも、貫録ありますね~。
今月の「400号で賞」は、『執筆作家コメント』!
創刊400号の記念企画ということで、植田まさし先生をはじめ、
まんがタイム連載陣の作家先生方が、コメントを寄せておられます。
現在お休み中ですが、『みそララ』の宮原るり先生もいますよ~。
長期連載されている先生はもちろん、今、この時に掲載されている方も載っていて、
記念すべき誌面となっているのは、感慨深いものがあります。
【今月のピックアップ!】
●秘書の仕事じゃありません (東屋めめ 先生)
ロボット部下ちゃん、大活躍の巻?
仕事熱心な部下ちゃん、お掃除がんばってます・・・が、
熱心すぎて、むしろ中田さんに負担がかかっていたり(^^;
そんな今回、部下ちゃんに機能追加で、仕事もはかどる!?
と思いきや、元からたくさんの便利道具が内蔵されていて、
それらを使いこなす様子が面白かった!
硬いネジをまくのに、いちいち部下ちゃんを持ち上げねばならない中田さんが、
大変そうなのはお気の毒でしたけど、息を切らせる姿は色っぽかった(ォィ
片手に包丁を取り付けた部下ちゃんは物騒だし、
中田さんが「部下ちゃんは可愛いだけでいい」とか言い出すし、
そしたら本当に可愛らしくなっちゃうし、中田さんは付き合わさて可愛いしで、
いろいろと愉快でありました。
などなど、今回は部下ちゃんの多機能さと、可愛らしさが面白味となっていましたね。
中田さんの苦労は増しているようですが・・・ もちろん今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●週末すろーらりー (麻璃音 先生)
田舎へやって来た女子高生(?)のお話。
呉羽百子さんは、都会から引っ越してきた女性。
そこで出会った市野瀬一子さんや、その妹・二子さんと仲良くなり、
田舎での生活を満喫しちゃう4コマ作品です。
いきなり百子さんを驚かしたりする、明るく活動的な一子さんと、
姉とは対照的にちょっと構えた感じの二子さんと、百子さんとの交流が楽しい雰囲気。
百子さんを苦手なタイプだと感じているため、とっつきにくいかな?
と思われた二子さんが、卓球好きな所から、百子さんに近づいてい行くのも面白かった!
さらに、女子高生かと思われた百子さんが実は・・・ なんて展開には驚きましたけど、
田舎のちょっとしたことにも感激してしまう百子さんの生活は、
一子さんや二子さんと共に、楽しくなりそうです。 次号も連続登場とのことで、期待!
【最終回!】
●ほめよめ (黒渕かしこ 先生)
コミックス2巻、2月6日発売! ・・・ですが、最終回!?
かのんさんの母上がやって来て、かのんさんをパリへ連れ帰ってしまう?
そんな展開となりましたが、かのんさんはどうするのか・・・ そして智也くんは・・・
かのんさんが帰るとしても、それは彼女自身の意志であり、
兄なき今、止める資格などないと落ち込んでいる智也くん。
それはそれで、かのんさんのことを考えていると言えますが、では、智也くんの気持ちは?
あっこさんの指摘は、まさにその点をついていて、思わずニヤリでしたね~。
「いなくなったら寂しい」というのは、止める理由にならないのか?
ああ、まさにその通り。 少なくとも、その気持ちを伝えるべきというのは適切です。
途中、「歌が下手なアイドル」とも合流しつつ、
空港にて、かのんさんを捜すことになりますが・・・ といった感じの最終回。
焦燥感にかられているのが、智也くんばかりというあたりが、
シリアスながらも楽しかったわけですけども、まあ、かのんさんの選択は、
わかりきったことでしたよね。 それでも、円満な解決が、さわやかでありました!
などなど、かのんさんとの別れとなるのかどうかが、気になった最終回。
本作は、ほめ上手で天然な兄嫁と、そんな彼女に戸惑う義弟くんを中心に、
様々な登場人物との交流を加えつつ、面白おかしく描かれてきた4コマ漫画でした。
未亡人な兄嫁という設定ではありましたけど、それで物語が暗くなることはなく、
いつも笑顔でやさしくポジティブなかのんさんが、明るい空気をつくっていたように思えます。
コミックス完結2巻は、2月6日発売!
そして、次号よりさっそく黒渕先生の新作が登場とのことで、こちらにも期待ですね。
そんなこんなで『ほめよめ』、楽しませていただきました!