まんがタイムスペシャル 2012年9月号より
第1回宮原作品ヒロイン総選挙!! 開催中です。 (リンク貼るの忘れてました・・・)
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
「宮原るりコレクション」、8月16日発売!
そんな今回、ついに自分の心に正直になったリコ。
もはや隠すこともせず、皆からニヨニヨされて、いじられムードが微笑ましいし面白い。
そして、恋するとおちいる典型的な、相手の顔を見られなくなる状態に!
しかも赤面が止まらないから大変だぞっと・・・
そんな様子が青春ですね~、いいですね~、と読者までもがニヨニヨ状態。
リコ自身の戸惑いが、浮かれ気分をもたらす楽しさですね。
そして、リコ以外の面々にも、色々あるようで・・・
南中の発表で、エノ先輩の王子様の名前が判明。 戸田悠くんか~、なるほど。
でも彼は、エノ先輩にとってはもう王子様ではなくなってる?
エノ先輩は文句を言いつつも、気にはしているようでもありますが、さて。
このあたり、誤解のとける展開が、どのように訪れるのかは楽しみですね。
でもって、今回のメインともいえるのは、マキとヤン。
結果的に嘘をついていたことを謝ろうと、ヤンのもとへ向かうマキでしたが・・・
ここで面白かったのは、義務感があるとはいえ、躊躇なく行動するマキと、
王子様に自分から話しかけることができないエノ先輩と、
赤面全開でナギに会うことが不可能になっているリコ、という3者の比較でした。
相手を意識している順番に、会いづらくなっているような雰囲気。
リコ > エノ > マキ といった風ですかね。
ヤンに対するマキの意識も大きいようには感じますが、
まだまだ恋心というレベルには遠いのかな? という印象。
でも今回、それがどれだけ進行したのかは気になりますね~。
泣いて謝るマキ。
ちょっとしたトラブルがあってのことでしたが、
この泣き顔を見てしまっては、さすがのヤンも怒れない。
というか、冷静に対応していたのがお見事でした。
ここでマキはだいぶ混乱していましたが、
ヤンの落ち着いた態度によって、救われている面が大きかったように思います。
あと、男性からの「悪意なきボディタッチ」もありましたね、一応。
その後のアクシデントで、ときめきとか全くありませんでしたが(´▽`;)
この「悪意なきボディタッチ」は、宮原先生作品でも、
女子が男子を意識する行為として注目しているのですが、ここでは機能していないかな?
さらにもう1つのポイントは、ヤンの笑顔。
そういえばリコも、かつてナギの笑顔に魅せられていたような描写がありましたけども、
もしかすると、男子の笑顔というものが、宮原先生作品での
女子のツボになる可能性があるのかもしれませんね~。
ここでは、ヤンの笑顔によって、それまで張りつめていたマキの心もほぐれたはずです。
それだけの安心感がありましたよ・・・
などなど、あちらこちらで男女のあれこれありましたが、
リコの自覚といい、エノ先輩の誤解といい、マキのヤンへの意識といい、
まだまだこれからといった感じでしょうか。
リコが一歩「先」へ行っている風でもありますが、ここから一体どうなってしまうのか・・・
今後も楽しみです!