観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

海響館 最終回

2016年03月01日 | 旅・風景・グルメ


ピラルクはアマゾン川流域に生息してる大型の淡水魚で。最大のもので体長4,5m、体重200kgにも達するといわれており、メコンオオナマズなどとともに世界
最大級の淡水魚の一つとして有名。喉の内側のうきぶくろに肺のような構造があり、これを使って呼吸をすることが出来る。このため、ピラルクは10~20分ごとに
呼吸のために水面に上がって来る。また、乾期になり水が少なくなっても、泥や砂の中に体を潜らせた状態で空気を吸うことにより生き延びることが可能らしい。
古代魚のような風貌をしている。コロンビアなどの地層で見つかったピラルクの化石は、1億年前から現在のものとほとんど同じ姿なので、「生きた化石」と呼ばれている。


ピラルクという名前は、現地インディオの言語であるトゥピ語で「魚」を意味する「Pira」と、その実から化粧に用いる紅い色素を採取する「Urucu」という植物の名を
合わせたもので、「紅い魚」の意味である。生長してくると体の後半部分が半分が赤くなる。
大きなうろこは靴べらや爪やすりに使われたり、アマゾン川流域の市場では肉が食用として売られている。タイやマレーシアなどにはスポーツフィッシュング用に移入
されているが、近年では生息地の開発や乱獲などにより生息数は減少していて、現在はワシントン条約によって保護されている。


ベラの仲間では、一番大きいメガネモチノノウオ、別名のナポレオンフィッシュのほうがよく知られている。


深海魚のコーナーにいた魚だが、後で名前を調べてみたが、検索できなかった。

この記事についてブログを書く
« 海響館その4 | トップ | 白内障は、身から出た錆? »
最新の画像もっと見る

旅・風景・グルメ」カテゴリの最新記事