観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

水辺の忍者サンカノゴイ

2018年04月18日 | 自然・環境
出島野鳥園の観察舎から撮影。
出島野鳥園をごく簡単に説明すると、湿地全体をゴルフ場として埋め立てる県の計画を野鳥の会など自然保護団体の粘り強い交渉に
より、一部残った湿地である。面積はごく僅かだがゴルフ場との共存ゾーンとでなんとかサンカノゴイやチュウヒが毎年やって来る
かけがえのない大変貴重な園地である。


この日もあきらめて帰ろうとしたのだが、1枚くらいシャッターを切ろうとカルガモにレンズを向けた時、変な物に気がついた。
サンカノゴイ(冬鳥)の羽は完全に近い迷彩色になっているので、カメラのモニターでも拡大しないと確認が難しい。


サンカノゴイ(絶滅危惧種)もヨシゴイ(準絶滅危惧種)と同様に水辺の忍者と呼ばれている。(ヨシゴイはこのサンカノゴイの
撮影日の翌日に飛んだ)


アオサギが隣にやって来た。


上空の邪魔者を警戒して、周囲のヨシやカヤ類に変身か。


この後、すぐに姿を消した。