in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

おはようございます

2007年09月13日 | Weblog
朝出勤して席に着く前に、「おはようございます」との日本語をこの職場で約2年ぶりに耳にする。先月から研修生としてフランスからやって来た日系人のEが挨拶してくれた。

"Good Moring"ではなくて、「おはようございます」の響きの心地よさに思わず感動していると、彼女が「これから毎日言ってあげますね」とのこと。そんなちょっとしたことで一日のはじまりが嬉しいものになる。

首相辞任

2007年09月12日 | Japan
日本の阿部首相が辞意表明をしたと、別のフランス人の同僚P氏が昼間に教えてくれた。ネットで得た情報らしい。

夜のテレビのニュースでも扱われていて、たしか"The Prime Minister resigned out of the blue"と表現されていた。"Out of the blue"って何やろうと調べてみたら、「突然の」という意味だった。別の話題で同じ表現が使われていたら、聞き流していたやろうなと思う。一つ賢くなった。

~津波にご注意~ (午後6時13分)

2007年09月12日 | Weblog
《大使館からのお知らせ》~津波にご注意~
 各報道機関等によりますと、インドネシア沖で12日、日本時間午後8時10分頃、マグニチュード7以上の地震が発生し、周辺各国沿岸に津波発生の恐れがあります。NHKによれば、津波の規模は不明ですが、スリランカのコロンボに日本時間13日午前0時15分(現地時間8時45分:日本時間マイナス3時間30分)、モルディブには日本時間13日午前0時44分(現地時間8時44分:日本時間のマイナス4時間)に津波が到達するとのことです。念のため、海岸線等に近づくことのないようご注意ください。 平成19年9月12日、在スリランカ日本国大使館領事班・警備班

<後日記>
当日はColombo市内に居たため、情報もOn Timeで入ってきた。国内の津波警報装置は未だ設置されていないが、インドネシアで地震が起こってからすぐに国内のマスコミが騒ぎだし、ラジオ等で人々に津波がくる可能性がある警告を伝えていた。

自分達も各現場事務所には職員が海岸沿いから離れるように、連絡を入れて様子を見た。特に大きな津波は起こらなかった。津波が来ると予期された夕方8時台はあちこちの寺院からお経が流れてきて(災害が起こらないことを祈っていると思われる)、騒然とした雰囲気になっていた。

何も起こらなくて良かった。一日前に起こっていたら、自分は海岸線を移動中だったので、大変だっただろう。

屋根が飛んだ(3)

2007年09月11日 | Weblog
今年4月の屋根が飛んだ事件から、5ヶ月してやっと本日修復される(写真:写っているのはうちのスタッフたち)。長かった・・・。

仕事がたまっているので、Mataraまで車で片道約5時間を日帰り出張。窓から見える海岸線がきれいなはずの道中を気にすることなく爆睡する。途中で何回か電話で起こされたけれども。

工事のほうは、施工業者にすべての責任を取らせようと交渉するが中々進まず、結果的にうちと業者との折半で工事が開始される。ドナー(資金提供者)も予算が余っていたのか、途中で「修理費用を全額負担してもいい」という回答を頂いたが、これ以上業者を甘やかしてはいけないし、何より他国の人の税金をそんなに無下に使ってはいけないので、50%だけ資金提供を受ける。

一方、Geneva本部のLegalセクション(法務部っていうのかな)と契約書の読み方・捉え方の手ほどきを受け、「もっと戦いなさい」との指示を頂いたが、業者にあまりプレッシャーをかけすぎることで、うちの現地スタッフがやくざまがいの輩から被害を受けては大変なので、ほどほどのところで引き下がる。

振り返ってみると、いろんなことを学んだ事故だった。これ以降、工事契約書や図面、業者選定には一層気を使っている。 

出張の後

2007年09月03日 | Weblog
Mannarで先週金曜日の午後2時前に通った場所が、同日午後4時前に戦場と化し、週末を経て数千人の避難民が出ている。朝から現地職員が参加している緊急対策会議の結果を待ちながら、予算と材料の備蓄リストとデザインを検討し始める。仮設住宅をつくるやりがいよりも、つくらなければならない状況にため息が出る。

Mannarのその場所付近では、金曜日の夕方ぐらいから激しい撃ち合いになるらしいと、それなりの筋から情報が出ていたので、自分達が巻き添えになることはなかった。しかし途中まで送り届けてくれた運転手はMannar事務所に戻ることが出来ず、Vavuniya事務所で待機し、翌日帰宅したとのこと。

夕方は、韓国スリランカ友好30周年記念の行事に誘われて、催されたコンサートで生演奏を楽しむが、昼間の仕事の件もあって集中できず少し残念。それにしても普段スリランカ人や職場の欧米人たちとばかり接していると、韓国の人々がこれまで以上にさらに自分の身近な存在に思えてくる。夕食は韓国大使館の職員に韓国料理をご馳走になる。白米が特においしかった。

世界陸上大阪大会

2007年09月01日 | Weblog
世界陸上大阪大会のニュースで、ちらっとでも見慣れた大阪の街が映ると嬉しい。マラソンの模様が全放送されるともっと嬉しいのだけれど。それにしても、競技をするにはこの時期の大阪は暑すぎるのではないかと・・・。