in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

出張の後

2007年09月03日 | Weblog
Mannarで先週金曜日の午後2時前に通った場所が、同日午後4時前に戦場と化し、週末を経て数千人の避難民が出ている。朝から現地職員が参加している緊急対策会議の結果を待ちながら、予算と材料の備蓄リストとデザインを検討し始める。仮設住宅をつくるやりがいよりも、つくらなければならない状況にため息が出る。

Mannarのその場所付近では、金曜日の夕方ぐらいから激しい撃ち合いになるらしいと、それなりの筋から情報が出ていたので、自分達が巻き添えになることはなかった。しかし途中まで送り届けてくれた運転手はMannar事務所に戻ることが出来ず、Vavuniya事務所で待機し、翌日帰宅したとのこと。

夕方は、韓国スリランカ友好30周年記念の行事に誘われて、催されたコンサートで生演奏を楽しむが、昼間の仕事の件もあって集中できず少し残念。それにしても普段スリランカ人や職場の欧米人たちとばかり接していると、韓国の人々がこれまで以上にさらに自分の身近な存在に思えてくる。夕食は韓国大使館の職員に韓国料理をご馳走になる。白米が特においしかった。