in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
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Corail Murder(3) 現場再起動

2010年10月07日 | Haiti
事務所で悶々としているよりも現場に戻りたい、というスタッフらに後押しされて、Corailの工事現場の監理を再開する。上と相談の結果、しばらくは外国人職員が付き添うことにする。

650戸の仮設住宅をつくるために、業者が雇った労働者は200名近く。その他に資材納入業者が出入りし、トイレや水回りを担当するNGOとその業者など、現場には多くの人々が働いており、彼らを目当てに簡素な店も発生している。

今日自分が付き添った。現場に戻ったうちのスタッフを見ていると、こうした現場の顔見知りと挨拶や冗談を言い合ったり、いい争いをしたりと、事件以前の生活を取り戻すことが、悲しみを一時期でも忘れることのできる方法なのだなあと気がついた。

道中で買った昼食(写真)は、約2米ドル。味は炊き込みご飯とピラフの中間のようで、なかなかいける。この値段でも生活のために昼食を抜くスタッフがいる。近所の子供たちが食べ残しをもらいに来て、一緒に食事をしていたスタッフの真似をして、3分の1ほどをあげた。

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