in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

紛争の影響

2006年05月30日 | Weblog
1ヶ月ぶりにNegomboにある仮設住宅の様子を職員に見に行ってもらった。観光地に近いこの地域は、恒久住宅の建設が他地域に比べて、比較的進んでいるので、今夏ぐらいには閉鎖することができるだろうと予測していた。

予想に反して、避難家族数が急増していた。その理由は、北東部から戦禍を逃れて、数百キロ離れたこの地に避難してきた人々がいるためである。一住戸に数家族が住んでいるのは当たり前で、集会や講習会に使われていたコミュニティ・センター(9月10日参照)にさえも、12世帯が生活している(写真/R氏撮影)。一人あたり一平方メートルという居住環境に、圧倒的に足りないトイレ等。早急に手を打たなければ・・・。