大腿骨骨折のため、3月後半から入院している祖母の見舞いに行った。命に別状はないといえ、米寿を迎えた彼女にとって今回の事故は惨事であった。今後歩けるようになるかどうか、歩けなければ著しい体力の衰えとともに、寝たきりになるのは容易に予測できる。
実際に彼女に会ってみると、思っていたより元気であった。帰国前は入院している彼女に直接連絡を取れないことが、とてももどかしかった。病室で彼女の穏やかな顔を見ることができ、ほっとした。「仕事をほって、帰ってきてよかったのか?」と私に聞きつつも、嬉しそうな彼女を見ると戻ってきてよかったと思った。
ベットの横に座って、スリランカでの話や写真を見せる。あまり心配かけたくないので、治安の悪化のことは伏せておく。一緒にテレビを見て、病院食を半分こしながら食べて、話しつかれたら、それぞれが雑誌や本を読んで、消灯時刻前に自分は帰る。そんな生活を一時帰国の間続けた。
次いつ会えるかな、次はあるんかな、と考え出したら悲しくなるが、これが海外赴任の宿命と自分に言い聞かせて日本を後にした。
実際に彼女に会ってみると、思っていたより元気であった。帰国前は入院している彼女に直接連絡を取れないことが、とてももどかしかった。病室で彼女の穏やかな顔を見ることができ、ほっとした。「仕事をほって、帰ってきてよかったのか?」と私に聞きつつも、嬉しそうな彼女を見ると戻ってきてよかったと思った。
ベットの横に座って、スリランカでの話や写真を見せる。あまり心配かけたくないので、治安の悪化のことは伏せておく。一緒にテレビを見て、病院食を半分こしながら食べて、話しつかれたら、それぞれが雑誌や本を読んで、消灯時刻前に自分は帰る。そんな生活を一時帰国の間続けた。
次いつ会えるかな、次はあるんかな、と考え出したら悲しくなるが、これが海外赴任の宿命と自分に言い聞かせて日本を後にした。