Meetingが多いのはGeneveに来てからずっとなのだけれど、このところ夕方までかかったり、夕食を交えてするものもあって、気疲れが耐えない。今日は、毎日前を通っている国連ジュネーヴ事務局(写真、第二次世界大戦前まで国際連盟の本部があったところ)で会議があった。立派な施設で、中は迷路のようだった。
過ぎ去った夏が戻ってきたような晴天の日曜日、ローザンヌのちょっと先(ジュネーブから電車で約1時間)のLutryへやって来た。
Lavaux地区に広がる葡萄畑は約35キロにわたるらしく、車窓からもよく見えるが、実際に小道を歩いてみると、その凄さがよくわかる。土を留める擁壁が山の上から下まで何十にもつくられている。他の農作物には適さない土壌だったらしく、約1,000年前から葡萄畑栽培が行われていたとのこと。大きなワイナリーがあるわけではなく、各村々で(小規模な)ワイン作りが行われている。開発がかなり制限されているのか、葡萄畑の中には近代的な建物は見当たらなかった。
Lutryの町も石造りの町並みで、ちょっと散策するには面白い。暇を持て余していた近所のおじさんの家は、17世紀からあるとのこと。ヨーロッパの歴史の一部を実感した。
Lavaux地区に広がる葡萄畑は約35キロにわたるらしく、車窓からもよく見えるが、実際に小道を歩いてみると、その凄さがよくわかる。土を留める擁壁が山の上から下まで何十にもつくられている。他の農作物には適さない土壌だったらしく、約1,000年前から葡萄畑栽培が行われていたとのこと。大きなワイナリーがあるわけではなく、各村々で(小規模な)ワイン作りが行われている。開発がかなり制限されているのか、葡萄畑の中には近代的な建物は見当たらなかった。
Lutryの町も石造りの町並みで、ちょっと散策するには面白い。暇を持て余していた近所のおじさんの家は、17世紀からあるとのこと。ヨーロッパの歴史の一部を実感した。
怒涛の9日間連続会議の中日、昼過ぎにプログラムが終わったので、同僚らと遅い昼ごはんを食べに旧市街へ連れて行ってもらう。ろくに観光もしてなかったので、こんなところがあったのかととても新鮮な気分になる。
ホット・ワインを飲みながら焼き栗を頬張り、今日は出勤していない同僚の到着を待っていた。ジュネーブに戻ってきて、ちょっとほっとして半日。気がつけば秋が始まっていた。
ホット・ワインを飲みながら焼き栗を頬張り、今日は出勤していない同僚の到着を待っていた。ジュネーブに戻ってきて、ちょっとほっとして半日。気がつけば秋が始まっていた。
昨日、左下奥歯の詰物がガムを噛んでいたら取れてしまって、冷たいものや熱いものを口にすると結構しみる。また急な出張が入るかもしれないので、治せる時に治しておかないとと会議の合間に家の近くの歯医者を受診。
飛び込みでも診てもらえるのかなと思いつつ、受付に行くと予約の患者と患者の合間に見てもらえた。スイス人の女医さんで、こちらがフランス語ができないとわかるとすぐに英語に切り替えてもらって助かった。
レントゲンを取って、麻酔を打ってもらって、詰物をしてと診察は30分ほど。気になる診療代は、331スイスフラン(約3万7千円)!。何でそんなに高いのか質問しようにも、麻酔が効いて舌が普段以上に回らない。物価高のスイスはそんなものか。幸いにも会社の医療保険でほぼカバーされるらしい。6年前にコロンボで仮詰め、大阪で治療した歯と同じだった。
飛び込みでも診てもらえるのかなと思いつつ、受付に行くと予約の患者と患者の合間に見てもらえた。スイス人の女医さんで、こちらがフランス語ができないとわかるとすぐに英語に切り替えてもらって助かった。
レントゲンを取って、麻酔を打ってもらって、詰物をしてと診察は30分ほど。気になる診療代は、331スイスフラン(約3万7千円)!。何でそんなに高いのか質問しようにも、麻酔が効いて舌が普段以上に回らない。物価高のスイスはそんなものか。幸いにも会社の医療保険でほぼカバーされるらしい。6年前にコロンボで仮詰め、大阪で治療した歯と同じだった。
夜通しの便で、朝11時前にジュネーブに戻ってきた。ジュネーブで過ごした期間よりも、アルビルに居た期間のほうが長かったので、戻ってきたというよりも振り出しに戻ってきた(どちらも戻ってきたに変わりないか。。。)という感覚。携帯番号とかATMのパスワードとか、思い出せず手がかりの書類をあさって対応する。
一応、何人かには無事に戻ってきたことを伝えると、近所の友人から昼ごはんができたところだから、食べにおいでのお誘い。ありがたい。こうして少しずつ町に馴染んでいくのだろうかと思う。
一応、何人かには無事に戻ってきたことを伝えると、近所の友人から昼ごはんができたところだから、食べにおいでのお誘い。ありがたい。こうして少しずつ町に馴染んでいくのだろうかと思う。
このところ気温が20度も超えない日々が続き、ハイチから来た自分は寒くて仕方がなかった。今日は天気もよく、珍しく夏日となった。
昼間出かける用事があり、学校帰りの子供ら(今週から新学期が始まったらしい)とバスが一緒になった。バス停の庇が大きく張り出していて、構造的に面白いデザインになっていた(写真)。
昼間出かける用事があり、学校帰りの子供ら(今週から新学期が始まったらしい)とバスが一緒になった。バス停の庇が大きく張り出していて、構造的に面白いデザインになっていた(写真)。
仕事帰りに同じフロアの若手やインターンに誘われて、レマン湖の船上バーに向かった。この時季、外は夜9時過ぎまで明るいので、途中で間単に腹ごしらえをしつつ、暗くなって雰囲気が出てきた10時前に到着(写真)。
夏だけのオープンらしく、人気があるのか、かなり混んでいた。一緒に行った20歳代の彼らは朝まで飲む勢いで楽しんでいたので、そんな真似ができるはずもなく、日付が変わる前に自分は帰宅した。短い時間だったがとても楽しかった。
夏だけのオープンらしく、人気があるのか、かなり混んでいた。一緒に行った20歳代の彼らは朝まで飲む勢いで楽しんでいたので、そんな真似ができるはずもなく、日付が変わる前に自分は帰宅した。短い時間だったがとても楽しかった。
生活環境は物価が高いこと以外、不満はない。とても快適だ。一方で、仕事環境はこれまでと違いすぎてあたふたしている。世界のあちこちで紛争や災害が起こり、家を失う人々の数のなんと多いことか。メディアに載らない、もしくは載る以前の情報と毎日直面し、それをどう消化していいのか、わからないまま日が過ぎていく。
先週はずっと雨模様でぐずついた天気が続いていたが、週末は快晴だった。スイスの山々とハイチのそれとどこが違うかレマン湖のほとり(写真)で、思いあぐねていた。
先週はずっと雨模様でぐずついた天気が続いていたが、週末は快晴だった。スイスの山々とハイチのそれとどこが違うかレマン湖のほとり(写真)で、思いあぐねていた。
異動してきて、100人近い人々と既に自己紹介、相手の名前と顔と役職が覚えられない。これまで一緒に仕事をしてきた元上司や同僚らが10名ほどいるので、その方々を中心にぼちぼち覚えていく。
スイス本部に異動するに当たって、これまでの活動が評価されたからだと皆さんに仰って頂く。それはとても光栄なことだと思う。しかしながら、自分ではスイス行きの魅力を感じざれずにいた(とりあえず行ってから考えたらいいのだけれど)。
もちろん、電気や水道に問題のない日常生活はとても魅力だし、美味しいものや食べたいものが簡単に手に入るのは、とても魅力的なのは間違いない。そんなことをウダウダと考えながら、数ヶ月たった。
今年になって、ジュネーブから逆にハイチに異動してきた人と知り合いになり(共通の友人が紹介してくれた)、現地には国連オーケストラがあることが判明。問い合わせてみると、週1回の合奏練習があり、国連職員でなくても参加できるらしい。8月の終わりか9月の初めに入団のための実技試験(オーディション)を受けることになった。自分の生活に足りなかったものはこれだったのかもしれない。
もちろん、電気や水道に問題のない日常生活はとても魅力だし、美味しいものや食べたいものが簡単に手に入るのは、とても魅力的なのは間違いない。そんなことをウダウダと考えながら、数ヶ月たった。
今年になって、ジュネーブから逆にハイチに異動してきた人と知り合いになり(共通の友人が紹介してくれた)、現地には国連オーケストラがあることが判明。問い合わせてみると、週1回の合奏練習があり、国連職員でなくても参加できるらしい。8月の終わりか9月の初めに入団のための実技試験(オーディション)を受けることになった。自分の生活に足りなかったものはこれだったのかもしれない。