Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

愛知県警さん、1日に駅伝2大会をこなす

2021-11-07 | 走る若人が好き
全日本大学駅伝と中部北陸実業団駅伝が
何と同日。陸上団体がどうこうというより
愛知県警的に同日開催OKだったのが驚き。
テレビ中継のある大学駅伝の方を見てた
けど、その裏では本命トヨタに棄権寸前の
アクシデントが発生してたらしい…。
挽回してニューイヤー駅伝は出場可能と。

ということで全日本の方の感想記事。
一時大雨強風予報でしたが外れました。
箱根みたいにCM前に過去映像流してた。

1次エントリーで日体の藤本選手が
いなくてすでにびっくりしてましたが、
当日エントリーで駒澤唐澤選手や
早稲田太田選手がいなかったり
明治鈴木選手や東京国際丹所選手が
6区だったり超久々に青学岸本選手や
東海松崎選手が出走だったり驚き。
ヴィンセント選手は後半でなく3区。
以前東洋が3区に相澤選手を置いて以降
この3区が重視されつつあります。
逆に旧コースではエースが走ることも
あった4区は今は繋ぎ区間かな。
1次エントリーでは東洋がよさそうに
見えたけど当日児玉選手抜けちゃった。
当日エントリーでは青学が比較的
バランスよさそうという印象…って
出雲の記事でもこれ書いたな。
一方で駒澤はベストでなさそうな布陣。

今年は特定の贔屓チームはないので
(強いて言えば順大と國學院?)
「今回こそは三浦くんが拝める、
ありがたや…」くらいの境地でしたが。
ポスターはだいたい優勝校の選手中心に
作る年が多いですが今年は三浦選手
主役な感じ。五輪7位ですからね。
駅伝よりこの秋5000mか10000mで
記録出してほしいくらいですが。

1区は駒澤佐藤選手が区間賞。
中央の吉居選手を破りました。
日本学連の亀田選手6番手と健闘。
2区で団子状態。三浦選手も追いつき
ましたがすごく速い感じでもなく。
やがて駒澤や東洋、さらに青学が
集団から脱落。残り1kmで三浦選手が
仕掛けてトップ。集団で走ってたけど
記録上は10人ごぼう抜きになるのか。
ナベさんフォーム芸術品とベタ褒め。
区間賞インタビューで三浦選手と
大迫さん(声いいな)が話してる
ところ瀬古さんが「苦しい顔一度も
見たことないんだけど苦しいの?」
っていきなり割り込むな(笑)。

3区は当然ヴィンセント劇場。
知ってたけど追い抜くのはえーよ!
独走になっちゃってあまり映らん。
1人で2位に1分差付けた(笑)。
監督あと30秒離したかったらしい。
下位校にとっても繰り上げ食らう
ことになるからきついね…。
インタビューは一言だけだけど
通訳なしで日本語だった!
後半型のチームが出遅れ気味で
シード争いが面白そうな展開。
岸本選手が復活しましたね!
4区では東洋石田選手が追撃し
シード圏内に入ってきました。
やっぱりエリート選手の育成は
東洋が一番だと思ってる。

5区で早稲田が東京国際に追いつき
首位交代。早稲田はスカウト制度の
関係もあってスポーツ推薦中心の
スピード型選手と一般入試中心の
スタミナ型選手が分業しがちなので、
今のコースだと自ずと前半逃げ切り
オーダーになりやすいような。
青学が順大との2位争いまで浮上。
駒澤もシード圏内に…と思いきや
中央に抜かれてた。この時点では
なかなか浮上できてませんでした。
6区で今度は順大と青学が首位に
立ったのも束の間、故障明けという
東京国際の日本人エース丹所選手が
追いつきます。万全なら格が違う
選手ですがちょっと後ろで休憩。
青学(急遽当日変更とか)や順大を
置き去りにして再び首位奪還。
やっと駒澤が追撃開始。ここで
東洋が脚を攣るアクシデント、
でも頑張って走りきりました。
6区までの法政の堅実ぶりよ。
ブレーキゼロってやっぱり大事。

7区ついに田澤選手出撃!
明治を抜き、後ろに付いていた
青学の近藤選手も置いていき、
だいぶ前にいた順大も抜いて
とうとう東京国際も捕らえ
ようやく駒澤が首位に浮上。
1人で一気に流れを変えられる、
これぞ大エースですね。
ただ青学も大きく離されず粘り、
この2校でアンカー勝負の様相。
國學院は出雲に続いて平林選手に
掛かる期待と負担が大きいね…。
今日は帽子かぶってなかった!
シード圏ギリギリの8位から
東洋松山選手に追われるも
粘って逆に突き離し、さらに
法政を抜いて順位を7位に上げ
期待に応えました。

8区の優勝争い、青学飯田選手が
駒澤花尾選手との差を徐々に
縮めてついに追いつきます。
去年田澤選手が名取選手を
風よけにしたように、飯田選手が
しばらく花尾選手を風よけに。
飯田選手有利かと思いましたが
花尾選手力残ってましたね。
信頼あってこそのアンカー起用か。
青学の今回の「男前大作戦」は
「男(だろの駒澤の)前(に行く)
大作戦」という意味だそうですが、
前に出させないまま最後離して
駒澤が連覇!駒澤全日本得意すぎ。

5区でシード圏外だった時点では
「鈴木選手いなくて駒澤痛いな…」
と思ってたけど流石です。
ということは鈴木選手が戻って
きたら鬼に金棒。骨折明けで
箱根5区は流石になさそうですが
誰が山上りするんだろう。
よくなかった区間もありますが、
箱根は田澤選手頼みになると
3区以降貯金を切り崩すことに
なってしまうので、油断せず
戦力を整えたいところですね。
花尾選手は駒澤だとあの伝説の
馬場選手以来の高音ボイスだ!
あとアスリートの割に指が綺麗。
男だろ!男だ…ろ…?

青学は手の届きそうな優勝が
目の前で逃げ悔しい2位でした。
8秒差は史上最も短いとのこと。
飯田選手が突っ伏して大泣き…。
出雲・全日本と2位続きですが
箱根も2位なのかそれとも…。
一方で岸本選手の完全復活は
箱根に向けて明るい材料。
2区で7位(駒澤)と10位(青学)
だった大学がアンカーで優勝争い
しましたが、去年振り返ったら
2区で11位(駒澤)と19位(東海)
と13位(青学)の3大学が
アンカーで一時並んでたので
去年の方がヤバかった(笑)。
よく19位から優勝争いできたな。
結論、序盤の順位は当てにならん。

出雲は残念だった順大が3位に
躍進!四釜選手はロード強いね。
一見前半型のオーダー(本当は
野村選手を7区にしたかったん
だろうけど体調不良が続いてた
そうな)で、ライバルがエース
だらけの7区で耐えきれるかが
カギでした。流石に7区は苦戦
しましたがその後の四釜選手が
取り返しました。四釜選手は
箱根では5区なんですかねえ。
野村選手が万全に戻して2区
走る前提で。三浦選手の2区は
OBの岩水さんも3障やるのに
必要ないって言ってるし
本人も希望してなさそうだし
限りなく0%に近いかと。
三浦選手レベルになったら
駅伝のための3障じゃなくて
3障のための駅伝であって
ほしいなと思います。

國學院が4位まで上がってきて
伊地知選手が区間賞でした!
下級生の伊地知選手と平林選手の
成長が著しく、また4年生の
島崎選手と木付選手が安定感抜群
なので、藤木選手と中西選手の
調子が上がらなくてもカバー
できてますね。島崎選手は絶対
遅れない理想のスターターですが、
往路が伊地知選手・平林選手・
木付選手・藤木選手・中西選手の
うちの4人と山上りの殿地選手で
組めるなら箱根は1区ではなく
また6区起用なのかも。
平林選手はこれだけ重要区間
ばかり任されるようだと
箱根もいきなり2区か4区かも?
出雲6区も全日本7区も
普通の1年生は走らんよ…。
でも主力に4年生が多くて
来年卒業しちゃうから、
今年のうちに平林選手に
経験いっぱい積ませたい
っていうのは理解できます。

東京国際は結局5位。過去最高が
伊藤選手がいた頃の4位なので
ちょっと悔しいかな。6位の
早稲田も毎年コンスタントに
シード獲れてますね。
7位明治は2週間前に箱根予選が
あったから最後8区は疲れた?

シード争いは8位以降中央法政
東海東洋の4校が1分以内で
8区をスタートする展開。
追う東洋は山上りの宮下選手
でしたが中央が逃げ切って
シード権獲得!出場も久々
だったのでシードも久々です。
選手達が本当に嬉しそう。
一時のどん底時代から徐々に
上向きになってきてますね。
この勢いで箱根のシード権も
獲ろうっていういい雰囲気に
なってくるんじゃないかな。

法政は9位ですが、終盤まで
シード圏内で踏ん張っていて
健闘してました。ロードでは
しぶとさがありますね。
10位に東洋、アクシデントが
あったとはいえシードを逃す
のはかなり久しぶりのこと。
最近は箱根3位以内の出場権
ないので選考会からです。
出雲で1区4位だった東北大の
松浦選手は8区10位でした。
後方スタートで長い距離でも
何人かの関東の選手に勝ってる。
学業大変そうなのにすごい。


実業団駅伝の季節でもあります。
今日の中部北陸は見られません
でしたが、東日本の録画中継は
見たし来週の関西はYouTube
配信してくれるので見る予定&
書けたら記事書く予定。
関西といえばSGHの佐藤選手が
一応エントリーされてはいますが
あの山の中の起伏あるコースを
佐藤選手が引退までに一度でも
走るイメージがどーーーしても
湧きません…。12月の福岡国際
マラソンのペースメーカーらしい
ので走らないんだろうけど。
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