Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

新潟一人旅 1日目

2023-01-28 | 旅に出た
今になって昨年6月の旅行記事。
休みを取って新潟を旅しました。
お目当ては佐渡島のトビシマカンゾウ!
佐渡島行くならこの時期って決めてた。
5日の日程で新潟だけじゃ余るから
最後山形入りしてます。滅多に行けない
佐渡島なんだから佐渡でもう1泊して
定期観光バスで自分で積極的に足を
運ばないような主要観光地巡りしても
よかったのかなーと後で思ったけど、
定期観光バスのサイト見てみたら
いいコースはGWとお盆限定だった。

新幹線は窓側空いてなかったから
通路側でうたた寝。新潟県に入ると
水田増えて米どころだなあって。
新潟駅で降りたら少し肌寒い。
その後日差しが出てきて、歩いてると
暑くなりました。工事で運休出てて
駅が代行バスのアナウンスで騒がしい。
私はまず普通の路線バスに乗ります。
新潟には忠犬タマ公てのがいるらしい。
雪崩から飼い主を救ったそうな。

いつか日本選手権が開催されたら
行ってみたいビッグスワンスタジアムに
ほど近い天寿園、入園無料。
北門から入ると新しそうな日本庭園。
花がいくつか。池に建ってる変な建物は
瞑想館といいます。この日は何もなかった
けどギャラリーに使うこともあるのかな?
園内裏側に清五郎潟というのがある。
実は新潟県内あちこち潟があります。
新潟の地名の由来も潟湖から来てるとか。
ちなみに近くの鳥屋野潟公園にも一応
日本庭園があるけど寄らなかった。
天寿園の目当ては日本庭園より中国庭園。
門とか橋とか建物(双環万寿亭や浮玉堂)
とか滝が流れる岩とか中国的!
設計も施工も資材も中国で、北京の名園や
景勝地がモデル、中国庭園のほとんどの
要素を詰め込んだらしいです。
日本庭園にはよく木の舟が浮いてますが、
中国では石舫という石製の舟形のオブジェ?
を置くらしいです。舟形石みたいな象徴的
なのじゃなくて、模様まで彫った置物。
滝の裏側を通っていけます。纓絡流觴で
石の地面に曲線模様彫って水を流してるの
初めて見たけど、中国庭園では普通なの?
後で看板見たら曲水の宴の中国版らしい。
酒盃が流れるまでに漢詩を詠むと。
日本では自然に似せた小川を造りますが
文化の違いが出てますねえ。
正門はバス停と反対側で、予約してた
タクシーは正門に来てました。

2日目までに新潟市中心部の観光を
完了したくてタクシーで移動時間を
短縮しました。でも遠回りした割に
渋滞回避できてなかったような…。
19分2840円、Suicaで支払い。
白山神社で下ろしてもらいました。
ハート型の縁結びの絵馬が並んでた。
風車が回ってたり、手洗い場には花と風鈴が
飾られてたり、御朱印を置いて記念撮影
できる台があったり、インスタ映え目的
歓迎って感じ。燕喜館に行ってみたら貸切で
一部屋しか見られず。照明がレトロ。
旧齋藤家住宅を移築再建した明治末期の
建築だとか。貸切の方をちらっと覗くと
雪国らしい内側の軒がありました。
そんなわけで庭もほとんど見られず。
ハスの池を通って神社に戻った。

信号にことごとく引っ掛かり続ける。
次は安吾風の館、旧市長庁舎で戦前までは
市長が居住してたらしいです。
公開部分は応接間など一部。個人情報を
書かされます。この辺りで生まれた
坂口安吾関係の展示などがあるけど
作品全然読んだことのない私は
例によって庭園目当て。
平成になって作った庭なので古くはない。
建物から庭へは下りられず窓から見るだけ、
駐車場からも回れなかったです。
石が建物からやや遠い。しばらく涼んでた。

今度は信号に掛からないよう裏道優先で
歩きます。新潟市街って信号多い?
旧小澤家住宅、ここでもSuicaで支払い。
明治期の商家建築。通り庭の部分に
蛙にちなんだちょっとした展示。
まず庭園を回遊します。前に新潟県内で
庭めぐりした時も見かけた佐渡赤玉石。
青石も置いてあって対比させたいのかな。
陶製の灯籠がユニーク。明治末期に
新座敷増築とともに作られたとされます。
新座敷の方は藤棚を軒代わりにしてた。
次に屋内、夏障子で涼しげ。燕喜館と似た
照明が見られました。歪みガラスもある。
百合の間のエメラルドグリーンっぽい
(よりは落ち着いた色)床の間の壁色は
珍しいですね。藤の間は藤色というより
青と灰色の中間みたいな色でした。

港で飯食ってる暇ないかもしれないので
見学を早めに切り上げ、昔ながらの
商店街にあるらーめんたごさくに入店。
ラーメン550円、あっさり塩味。
私の食事が出てきた後で客が増えてきたが
バスの時間には十分間に合った。
ここまでSuicaばかり使ってたので
旅行開始して初めてここで現金払い。

新潟港からジェットフォイルすいせい号に
乗って佐渡島に向かいます。
「佐渡浪漫紀行」パックも調べたけど
泊まる旅館では割高になったので普通に
乗船券をネット予約。窓口に予約確定証
出してお支払い。改札は15分前だったけど
行列ができてたので少し遅れて入った。
窓も遠いし寝てたら民謡が流れてきて
目が覚め、気づいたら佐渡島の近く。
全乗客が皆移動するからか、降りる時の
方が船揺れますね。この揺れで酔いそう。
バスの乗り継ぎ10分しかないので
急いで1階バス乗り場近くの窓口で
バス乗り放題2dayパス2500円を購入。
路線バスでの観光はかなりきつくて
どこか諦めないといけないと思うから
免許持ってる人はレンタカー推奨だが。

トキの森公園は入れ代わり立ち代わり
団体ツアーが来る。ここでも個人情報記入。
乗り放題パスで割引があると勝手に
思い込んでたので受付で聞いたら、
割引はないが記念品はあると。
記念品って大抵大したのがないから
がっかりしてたら、提示されたのが
シール2種類と、けものフレンズの
トキのクリアファイル(非売品)。
1期見たからリュックに入るかも考えずに
迷わずクリアファイル選んだよね。
これは嬉しい記念品!

すっかり気を良くしたのでアニメ声で
「ようこそジャパリパークへ」を
口ずさみながらトキ資料展示館へ。
ショウジョウトキやクロトキなど
海外のトキの仲間も何種類か飼育。
団体で混んでたので展示の見学は
そこそこにしてトキを遠くから覗ける
窓のある観察回廊へ移動。
6月は繁殖期ということで羽根が灰色で、
翼を広げると朱鷺色が見える感じ。
トキが驚くので傘広げるの禁止らしい。
園内の別の場所にあるトキふれあい
プラザの方が近くで見られます。
オスメス1羽ずついた。2階の方が
見やすいけど撮影時に網が入りがちで
ピントが網に合うとトキが撮れない。
1階に下りたら窓から見やすいところに
来てくれた。その頃にはツアーも
一時的にいなくなって独占状態。
しきりに自分の体突っついてたが
ノミでも付いてたんだろうか。
明るいとトキが嫌がるのか館内は暗く
フラッシュ撮影も禁止です。
稀少だし大事にされてますね。
「静かに」って注意書きがあっても
騒いじゃうのが団体ツアーだよな…。
今いるトキは中国ルーツだけど
放鳥も進んでて、韓国でも同じように
中国のトキの子孫を放鳥したらしい。
郵便ポストにトキの絵。佐渡も水田多い。

妙宣寺はバス停で降りるとすぐに
茅葺きの門と木造の五重塔が見えた。
他の建物も木彫りが凝ってたりする。
庭もあって、池に黄色の花菖蒲や睡蓮が
咲いてました。本堂に向かった途端
戸を閉められ、挨拶しても無視されて
全く歓迎されませんでしたが(笑)。
ずっとウロウロしてるとそのうち
怒られるかもしれないと思って
長くは滞在してません。

バスが来るまで暇だったので、翌日
相川バス停から尖閣湾揚島遊園に
行けないかとタクシー会社4社に
電話してましたが全滅でした。
佐和田から片道約5000円でなら
乗せられる会社もありましたが、
そこまで大金払ってまで行きたくも
なかったので諦めることに。
その後旅館に着いてから、乗り放題
パス買った時に貰ったバス時刻表を
見ながらスケジュール修正を試みた
ところ、修正後の海府線~内海府線
バスルートをGoogleマップで検索
してもちゃんと出てこない。
バス会社のサイトでPDFの時刻表
見に行ったら、6月から内海府線は
予約制になったという超重要情報!
いや…トビシマカンゾウ目当ての
島外観光客がそっちに行く時期に
いきなり変更するなよ…。
2時間前までに電話予約が必要との
ことで、翌朝電話することに。
タクシーOKかGoogleマップで
ルートが出てきてたら予約なんか
しなかったので、それこそタクシー
皆無の僻地の終点バス停でバスが
来なくて詰んだかもしれません。
ある意味タクシーが捕まらなくて
助かりました。塞翁が馬。

旅館のチェックイン前に売店へ。
リラックマほうじ茶可愛かったが
500mlじゃ足らんかと600mlの水
買ったらリラックマより30円も
高くて後悔。離島価格だね…。
一人で泊まれる旅館はハズレが
多いのが常なので覚悟してたけど
まずまずで安心しました。
大抵でかすぎる浴衣のサイズが
ぴったりだったのが地味に嬉しい。
最初から布団敷いてあったけど
入ってこられない方が散らかしても
大丈夫だから好都合。畳のにおい。
洋菓子が1個あった。ビジホには
よくあるファブリーズがあったのも
意外。トイレはあるが浴室はない。
ポットの水、硬度140と高めらしい。
確かに石鹸少し泡立ちにくいような。
懐かしめのおもちゃ貸出もやってた。

夕食は18:30が混むと言われて
18:00にしました。席はいくつも
あったけどこの時間私だけ。
ご飯と薬草茶はセルフ、蕎麦あるし
すき焼きにうどん入ってるから
そんなにご飯いらなかったかな。
刺身はブリと鯛とタコだったっけ?
前菜はツブ貝ともずく酢。
漬物は私が食べられるタイプで
他に野菜あまりないし食べました。
蕎麦はじゅんさいか何かでネバネバ。
すき焼きは牛肉やネギなど。
カニに手をつけ始めると集中して
すき焼きの火が消えて冷めるので
先にすき焼きを食べました。
ズワイガニは中のミソまで
食い尽くしたら案の定時間が掛かる。
豆腐とつみれの味噌汁、きのこの多い
茶碗蒸し、デザートは牛乳プリンに
イチゴやブドウ味のゼリーが載ったもの。

お風呂は深層水の湯とか書いてました。
皆が夕食の時間に浴場に入ったので貸切。
コインランドリーは洗濯200円乾燥20分
100円、他に使っている客はおらず。
洗剤置いてると思いきや空だったので
持参した洗剤(洗剤の有無がネットでは
不明で、もしフロントでも洗剤を売って
ないと近場に買える店がなさそうなので)
を使いました。館内か近所か知らんが
夜中誰かが音楽に合わせて熱唱してた
ようで、うるさくて目が覚めた…。


《写真ブログ記事》
新潟県・新潟 天寿園
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新潟県・新潟 旧小澤家住宅
新潟県・佐渡 トキの森公園
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