Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

果物を食べるメリットとは

2019-08-31 | 日常or掲載計画
消費税も上がるし節約しようかなーと思い
食事を見直しています。
旅行回数減らして節約というのは頭にない(笑)。

もずく酢を毎日食べてましたが春からやめました。
最近実質値上げで容量が減り、しかも酢ばかりで
もずくが少なくなる一方だから食べても意味ないなと。
そしたらやめた頃から痩せましたね。
あの酢、酢よりも砂糖や果糖ブドウ糖液糖の方が
多かったみたいで太る原因になってたっぽい。

そんなに好きではないのに「少しは食べないと
体に悪いかな」と思って食べ続けてる果物も
この際やめられないかな…と考えてます。
やめたい理由は以下のとおり。

(1) 高い!
1個、1パック何百円とするので高いです…。
毎日食べてると結構な出費になる。
若者の果物離れの最大の原因だと思います。

(2) 傷むのが早く、冷凍保存も不可能
すぐ傷むものが多いので買いだめが難しいです。
しかも冷凍保存ができない果物が多い。
(冷凍庫いっぱいだからこれ以上入らないけど…)
一人暮らしだとみかんの箱買いなんか無理です。
果物は一人暮らしには手を出しにくいと思います。

(3) 面倒
冷凍できれば一度に調理して作りだめできるけど
果物はできないので頻繁に店に買いに行って
毎日皮を剥いて種を取って食べるのが正直面倒。
手が汚れる果物だともっと面倒さがアップ。

(4) 生ゴミがかさむ
皮を剥かないといけないものがほとんどなので
(カットフルーツはもっと高いし…)
生ゴミが増えます。ゴミ捨て有料の貧乏自治体に
住んでるのでこれが嬉しくないです。
1週間で一番小さい指定のゴミ袋がいっぱいに
なるので1週間溜めて捨ててるんですが
(週に2回捨てるとゴミ袋の出費が倍になる)
1週間もゴミ箱に果物の皮を放置してると腐って
フタ開けた時に悪臭がするし、ハエが寄ってくる
ことがあります。ベランダに置くとたぶんGも
寄ってきますね。毎日1個食べるたびに皮を
袋に密閉して捨てるとなると今度は袋を買う
出費が増えます(スーパーに設置してある袋を
大量に持って帰るオバハン力はないな…)。
果物を食べるのをやめれば原因を絶てそうだなと。

(5) ビタミンCは他の食材でも摂れる
以前、水菜を生で食べるとビタミンCも
カルシウムも摂れるという記事を書きましたが
(食物繊維も摂れるみたいですね)
私の近所のスーパーでは水菜は安い季節だと
1袋100円もしないし高くても200円と果物より
安く手に入ります。生ゴミも果物ほど出ないし
こっちの方が優秀じゃん、水菜食べる量を
増やした方がいいじゃん、と思いました…。
果物に含まれる他の栄養素にはカリウムが
ありますが今のところ十分摂ってるし、
酵素云々っていうのはトンデモ科学だし。

(6) 主食やメインディッシュにならない
果物=デザートって感覚なんですよね。
だから食べなくても食事は完結します。
そんなに好きじゃないのでわざわざ買いたいと
いう気分にならず、もし果物特有の栄養があれば
食べた方がいいのかな程度にしか思ってない。

「果物食べるメリットないんじゃない?」と
調べてみたら、抗酸化成分はあるみたいですね。
野菜で摂れるものも結構あるけど、
リモネンなんかは柑橘類に含まれるみたいで。
必要な摂取量はよく分かりません。

食べ続けるにしても(4)問題はどうにかしたいです。
夏場なので生ゴミが臭くて困ってます。
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香川一人旅 5日目

2019-08-24 | 旅に出た
平成最後の旅行最終日です。
1ヶ所にとどまらずあちこち違うところ回ってるから
5日旅行してても全然飽きなかったですね。
「えっ?もう今日で終わり?早い!」みたいな。
この日の行き先は高松の東側です。

朝食に讃岐うどんを食べるかと駅前のめりけんや行ったら
皆考えてること同じみたいで行列ができる混雑。
やまかけ冷の小(山芋食べたくて)+いか天+
観音寺えび天(練り物)で630円。
平成最後の日に平成三十一年の10円玉をお釣りに貰いました。
かさばるお土産をホテルのフロントに預けて観光に出発。
外は小雨。琴電志度線は自転車持ち込み可能車両でした。

琴電屋島駅からシャトルバスでまずは屋島。
山に濃霧が掛かってたので(ここへ来て霧女発動か)
瀬戸内海の展望は諦めて屋島寺で庭見学…と思いきや
庭が見られる宝物館が9:00を過ぎても開かない。
御朱印状の受付で聞いてみたら「雨だから開いてないのかも」
と。雨が降ったらお休みとかハメハメハ大王の歌かーい!
天気や謎の理由でいつ休みになるか分からないところは
今後の再訪も難しいですね。結局霧雨の中尽きない
お遍路さんを眺めて帰ったという。天気予報では数値上
さほど低い気温ではなかったですが雨なので体感は肌寒い。

バスで琴電屋島駅に戻って、来た道の坂を上り四国村。
古民家などの文化財(いくつかは国指定文化財)が
四国各地から移築されてる文化学習系施設です。
入口近くにかずら橋があったけど、本家よりは高さもなく
乗ってる人も少ないので怖くないです。
前で渡ってた人に写真撮ってくれと頼まれたけど
手を離すよりもし下の池にスマホ落としたら…って方が
怖かったくらい(笑)。池にアート作品があったな。
茅葺き屋根に八重桜が散ってると風情ありますね。
農家だと農具も中で展示してたり。雨は上がったが石畳が滑る。
山なのでアップダウンがあるのとマムシ&イノシシ注意。
砂糖しめ小屋が円い(梁も放射状で面白い)のは牛が中で
回って石臼を挽いたからだそうです。江戸後期に讃岐国は
白砂糖の生産日本一だったらしい。さとう県(国か)。
カンカン石ってのを叩いたら本当にカンカン鳴りました。
珍しい安山岩で、讃岐なので「サヌカイト」だそう。
灯台退息所は洋風2棟にオルガンが置いてあったけど弾くの?
和風1棟は玄関に小さい池と飛び石がありました。
アーチ橋の下を通った先にある醤油蔵にでっかい樽!
文化学習なんか興味なさげな雰囲気の兄ちゃん軍団がいて
楽しめるのか内心疑ってたら古い自転車に乗って大爆笑してた。
乗っていい自転車かは知らん(笑)。帰る時うどん屋に行列。

大町駅から少し歩いて郷屋敷で昼食。
「予約してないとまずいかな?」と気になったが何とか座れた。
庶民的な家族連れもいてドレスコードも特になさそう。
中庭からはちょっと離れた席ですがトイレに行く途中に
見ることができました。座敷の照明も素敵。
籠に小鉢がいくつも入った「華やぎ」という御膳1720円。
グラスに入ったお造り、海老と春野菜の炊き合せ、
太刀魚ピーナッツ焼き(ピーナッツもいけますね)、
ほたる烏賊天麩羅(美味しい!)、あさり鍋、茶碗蒸し、
炊き込みごはん(筍だったかな)、デザート。
食後に店の周りの庭を歩きました。だだっ広いわけじゃ
ないけど店内から楽しむには十分なお庭かな。
この枯山水庭は見なかった気がするけど、この部屋に
案内されないと外を回っても見られない庭なのかも?
建物は元々は豪農屋敷で登録有形文化財だとか。

車窓から瀬戸内海を眺めつつ琴電志度駅まで。
志度寺も八十八か所なのでお遍路さんが多い。
入口にいたガイドさん曰く、仁王門は「三棟造り」に
なってて他には東大寺と法隆寺しかないらしい。
境内でかたつむりみっけ。五重塔は昭和期の建造らしい。
書院裏手にある庭は、元は室町時代(文明5年頃)に
細川氏が作らせたもので重森三玲が室町時代の石組を
参考に復元したと書かれていて期待度がMAXに。
細川氏といえば北畠氏館跡庭園や旧秀隣寺庭園といった
私好みの名庭を生み出してますからね!
しかし…如何せん荒廃が激しくて惜しまれる。
池は水がなく雑草だらけ、たぶん木も剪定してなくて
折角の素敵な石組が隠れてしまっています。
回遊式だったら通路も歩きやすくした方が…。
きちんと整備して水も溜めたら名庭になりそうなのに
本当に残念です。まあ整備しても私みたいな庭好きしか
注目しなければあまり観光効果ないか…。
お遍路さんは十分来てるし、プラスの観光には
この辺り出身の平賀源内を使おうとしてるようだし。
書院に近い側に白砂の枯山水、無染庭もあります。
こちらは重森三玲の作庭で一部修復中でした。

高松に帰ったら雨が降り出してました。
駅弁のあなごめし買ってホテルで荷物を受け取り、
混雑が読めないのでマリンライナーに早めの乗車。
窓側埋まるのは早かったです。最終的には立ち客もいた。
これに乗って初めて瀬戸大橋を渡ります。
香川県内では霧がかってたけど、瀬戸内海に出ると
霧が少し晴れてきて大小の島々が見えました!
岡山から新幹線、自由席でも窓側ゲットできました。
10連休、改元前に帰宅する人が多いかもと心配したけど
杞憂だった。前半に出掛けた人、後半に出掛けた人、
ずっと出掛けてた人、どれが多かったんだろう。

平成最後の旅で全都道府県制覇を果たしました!
四国も制覇したので当分四国以外優先かな。
佐賀旅行以来九州に行ってないので次のGWは福岡が
有力候補です。カルスト地形の平尾台に行きたい。


《写真ブログ記事》
香川県・高松 四国村
香川県・高松 郷屋敷
香川県・さぬき 志度寺
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香川一人旅 4日目

2019-08-17 | 旅に出た
4日目は小豆島観光です。
当初は路線バスで巡ることを考えてましたが、
このGWは瀬戸内国際芸術祭という離島に現代アートが
展示される3年に1度のイベントの開催期間。
開催期間中の連休中は混雑して路線バスに乗れないと
いう情報を掴み、定期観光バスに切り替えました。
とりあえず寒霞渓とオリーブ公園行ければいいかと。
あとの行き先は興味ない場所です。

高速船の出航30分前の7:50に港へ到着したら、
8:00販売なのにすでに国内外の観光客の行列。
他の島は国際芸術祭のためか臨時便が出るなどしてた。
高速船は酔わないのがいいですね。
1席オリーブしまちゃんが座る余裕があるくらいなので
意外に席が多く満席にはならなかったです。
窓からは他の島も見えます。小豆島の重岩
(岩が積まれたように見える)も見えました。
土庄港に着き、入場料セットでない方のチケットを
窓口で購入。出発まで時間があるので土産探し。
この日はお客さんが多いらしく2台出発。
バスの車内は中国語が飛び交いますが
バスガイドさんが喋るのは日本語だけです。
早く予約したからか1台目の最前列窓側の席だった。
混雑対策で1台目は予定より早めの9:30すぎ出発。
途中車窓から世界一狭い土渕海峡(どう見ても川)や
大観音(中国人騒然)、岡山方面の海が見えた。

入場料セットのチケットを買ったお客さんは
銚子渓でおさるの国のモンキーショーを見に入園。
私は猿に興味ない(ひったくり猿もいるらしいし)ので
事前に調べた車道脇から銚子滝を見に下りました。
分岐を左折、落葉が重なって地面の凹凸が見えないので
足元注意(トレッキングシューズじゃないと滑る…)。
危ないので滝壺までは下りなかったけど滝が見えた。
が、水量が少なくチョロチョロ(しかも最近カメラの
調子が悪いせいか滝の写真撮れてなかった)。
ちなみに駐車場そばの展望台は滝の真上なので
意味ない(笑)。白い花は綺麗だったけど。
バスに乗ったら花粉まだとんでるのかくしゃみ止まらん。
車窓から淡路島。直行船出てないし近いイメージ
ないけど考えてみれば同じ瀬戸内海に浮かぶ島やった。

寒霞渓ではまず食堂で昼食。うどん県ポスター発見。
素麺単品でいいのに素麺いなりセット1000円しかない。
どっちも炭水化物じゃん!割り箸の臭いがよくないので
臭わない割り箸か普通の箸にした方がいいと思う。
標高が高く風が強いので寒かったけど、雨がまだ降って
なかったので耐えられました。まず売店近くの展望台。
次にロープウェイ近くの展望台、かわらけ投げしてる人も。
最後にちょっと森に入って坂を上った鷹取展望台。
険しい岩壁の景色を堪能。その岩壁の隙間を通るような
ロープウェイで下りていきます。人を拒むような険しさ。
それが本州の山奥とかじゃなくて瀬戸内海に浮かぶ
離島にあるっていうのが不思議ですね。
紅葉の季節だとロープウェイ長時間待つらしいです。
ちなみに山頂駅の公衆トイレは金が掛かってるらしく
洗面所には花の植木鉢が並んでました。

次にバスが停まった佛ヶ滝では洞穴の中に薬師如来。
水掛け不動明王って火の仏様なのに水掛けるんですね。
その次は佃煮屋の京宝亭で大きい醤油樽のレクチャー。
日本で大阪にただ一人しか樽作り職人がいない、
百年も使える、現存する半分は小豆島にあるなど。
醤油工場の屋根が黒いのはアルコールに黒かびが
寄ってくるからだとか。佃煮屋ではお土産も売ってたので
オリーブサイダー買って飲んでみました。
口にしばらく含んでるとオリーブの味がするかな程度。

細い道で他県ナンバーの対向車に苦労しつつ
二十四の瞳映画村。ここは周りに何もないし入場料650円
(何故だか忘れたけどいつもより安いらしい)払って見学。
島の端だが渡し舟でも行けるらしい(酔うらしいが)。
昭和初期っぽい町並みやロケに使った昔ながらの木造校舎。
みんな先生ごっこしてた。子供たちが竹馬体験。
鯉のぼりの下に菜の花が咲いてました。
給食セットのメニューを出してるカフェもありましたね。
インスタ用なのか花束やステッキ、ボクシングのグローブ
などの小道具も置いてたな。古い映画の看板なんかもあって
後で親に写真見せたらかなり食いついてました。
若い世代よりも70代の方が楽しめる施設なのかも。
期間限定の銀色ボンネットバスも見かけました。
ちなみに小説読んだこともなければ映画見たこともない。

オリーブ公園から雨が降りだしてしまいました…。
ここは晴れた日に来たかったな。
魔女の宅急便の実写版映画のセットがあるそうで、
道の駅でほうきを貸し出し。てっきり20代以下女子専用と
思いきや、男児が持ってたりカップルが2本持ってたり
「男もしてみんとてすなり」のようです。
道の駅の建物内にはギリシャ彫刻のレプリカみたいなのも
あったけど、みんな雨宿りで感心なさげ。
ギリシャ風車は周りにオリーブ畑もあって、インスタ映えが
するためかちょっと混雑してました。ハーブガーデンは花盛り。
道の駅の坂を上ったところにある大きな本に扉の付いた
スポットも人気。ポストもオリーブ色。

引き潮の時に島へ砂浜の道ができるというエンジェルロードに
寄るつもりでいたけど、バスが国際ホテルの前を通ったので
車窓から見えたし、天気も悪かったし、バスが混雑で遅れたり
乗れなかったりしたら悲惨なのでやめました。
横から見るのと上から見るのは違うかもしれないけど。
雨降りだったけど引き潮の時間帯だったので歩いてる人結構いた。
帰りの高速船、やや前寄り選んだらエンジンうるさい席だった…。

お土産が濡れないようホテルに置いてからすぐ近くの玉藻公園。
夕方なので終わってたけどここも観光客向けに舟出してるみたい。
非公開の披雲閣は大正期再建で、再建とともに内苑も整備。
裏に回ったら軒が藤棚になってました。
建物の横の方ではソテツがいっぱい。栗林公園にもありましたが
高松藩はソテツ好きなんでしょうか(笑)。
櫓を見た後、鞘橋を渡って最後に天守閣跡の展望デッキへ上る。
お堀は海水で、海水魚も生息してるみたいですね。
松ぼっくりを拾ったので「収集ぼっくす」に投げ入れたった。
何でも「松ぼっくりツリー」を作るらしい。

天勝で夕食。予約が入ってるので18:30までならと言われ、
本当は店名からしたら天ぷら頼むべきだったのかもしれないけど
前日脂質過多で胃が万全ではなかったのでお造り御膳1620円を
注文。出てくるのが遅かったら早食いか…と思ってたらすぐ来た。
刺身のほか、ご飯、汁物、漬物、煮物、茶碗蒸し、デザート。
店内の真ん中の大きな生簀を囲むようにテーブルが配置されてます。
言われたとおり長居せず18:00過ぎに帰りました
(いや早食いしないでちゃんと美味しくいただきましたけど)。
そしてすぐホテルに帰って19:00前に入浴、コインランドリーも確保。
20:00に乾燥まで終了。早め早めに動けると夜に余裕があっていい。


《写真ブログ記事》
香川県・小豆島 寒霞渓
香川県・小豆島 二十四の瞳映画村
香川県・小豆島 小豆島オリーブ公園
香川県・高松 玉藻公園(高松城跡)
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香川一人旅 3日目

2019-08-10 | 旅に出た
この日は前半徳島県で後半高松入りです。
丸亀のホテルをチェックアウトし、特急しまんとに乗って
大歩危駅まで移動します。岡山から来る特急南風と
高松から来る特急しまんとが連結されてました。
しまんとの方を選んだからかもしれないけど
連休中でも自由席窓側に座れました。
こんな揺れるのに和式トイレはきついだろ…使うのやめ。

四国遍路を世界遺産にという運動をしてるようですが、
もし大勢の外国人観光客が遊び気分で回るようになったら
キャパが足りない気がします(でも車でも1週間以上
掛かるから短期滞在の外国人はあまり参加しないか…
そしたらインバウンドの経済効果もあまりないような)。
大歩危駅で反対側からアンパンマン列車。
バスは登山客含め結構混んでました。最寄駅の大歩危
ですら山あいの峡谷にあって交通の便がよくないのに
祖谷は本当に辺鄙なところに集落ありますねえ。
そりゃ秘境扱いで当然ですわい。

祖谷に来たからには渡ってみました、かずら橋。
隣の橋から様子を見てから列に並びました。
蔓植物つながり?で近くの木に絡み付いてた藤の花が見頃。
足元に隙間があり、大人は全身が落ちるほどではないけど
幼児は保護者なしでは渡るの禁止。連休中なので渋滞、
右側歩いてたけど私の前の子供で止まってたので
恐る恐る左側へ移動。捕まってるかずらが横に揺れるので
足元よりもこっちの方がちぎれないか怖かったです。
100%かずら製じゃなくて基礎はワイヤーだけど。
外国人観光客も挑戦してました。渡るまで5分掛かった。
かずらは3年に一度交換してて、材料のサルナシは
現在高知県から採ってるらしいです。
琵琶の滝は橋を渡った先の散策路を左に行きすぐ横。
河原にも下りてかずら橋を見上げました。
祖谷川は阿波青石の宝庫!どの岩も石も青くて綺麗。
キセキレイも飛んできた。

かずら橋夢舞台の観光案内所で確認したところ
夢舞台バス停は連休中休止で、行きで下車した
かずら橋バス停から同時刻に発車とのことでした。
やまざとで冷やし祖谷蕎麦600円。
でこまわしは夢舞台の方が300円と安かったので
戻って食べた(橋近くのトイレより夢舞台の方が
洋式が揃ってるので戻りたかったのもある)。
蕎麦団子(最初何か分からなかった)、豆腐、
じゃがいも、蒟蒻の味噌田楽の4つの具を
お団子みたいに串刺しにした食べ物です。
10分前にバス停まで上ってきたら早くも10人ほどの
行列。待ってる間も全国のナンバーの車が続々往来。
関東方面は徳島行きのフェリー使って来たんだろうか。
バスのルートの途中、峡谷をワイヤーで滑って渡る
アトラクションをやってるのを見かけました。
ジップラインって言うそうですね。

大歩危峡でバスを降りて遊覧船に乗ろうとしたけど
出航は何時になるか分からない、20~30分おきとのこと。
バスの到着が遅れてた上、鯉のぼりの下の乗船場に
行列できてたし予定の特急に乗り遅れそうなのでやめた。
駅方面に歩きながら大歩危峡を見る。途中少し降りられる
階段を発見。道の駅大歩危に展望台と下に降りられる階段が
あったので歩いてみました。こっちはかずら橋の辺りと
違って白っぽい石でした(表面は風化して灰色だけど
割ると違うらしい)。大歩危は吉野川、祖谷川も吉野川の
支流ですが、吉野川本流は高知県から流れてくるのに対して
祖谷川は剣山が水源なので岩石も違うのでしょうか。
そういえば高知県の庭園の石は特に青くなかったような。
大歩危の岩石は砂質片岩という固い変成岩で四国山脈隆起で
深い谷ができたと道の駅に貼り紙がありました。
妖怪屋敷や石の博物館もあったけど行ってないです。
歩いて大歩危駅に向かう途中、観光列車「千年ものがたり」と
アンパンマン列車が通過していきました(阿波池田駅でも
徳島行きのアンパンマン列車を見かけたけど何台あるんだろ)。
駅に着いたら観光列車が終点で停まってた。車両の左右で
色が違うみたい。普通の特急と違っておしゃれ。

香川県に戻る特急の右側に座ったら車窓から小歩危。
今度は岡山行きの特急南風なので丸亀で乗り換えて
(多度津乗換でもよかったみたい)高松駅へ。
試運転用のピンク列車が気になりました。
琴電に乗り換え栗林公園駅下車、15時から夕方まで
栗林公園の庭園をたっぷり楽しみます。
そこまで1ヶ所でじっとせず一通り回ったら2時間20分!
広い!名勝庭園としては面積日本最大だとか。
こんなに歩いたことないので納得。写真も約300枚。
24ある特別名勝(大名庭園6、寺院庭園13、その他5)の
一つということです。何でここが「大名庭園縛り」の
日本三名園に入ってないのか不思議でなりません。
兼六園に行ったことないけど少なくとも偕楽園よりは
上だと思います。どういう事情で除外したんでしょう?
有名大名じゃないから?地理的に後楽園に近いから?
と思ってWikipediaで調べたら明治43年時点ですでに
「栗林公園の方が上やんけ」とツッコまれてた(笑)。
外国人は偏見なく評価するのかミシュラン3つ星らしく
四国まで庭を鑑賞しに来た西洋系の外国人多数。

まずは展示。讃岐民芸館は民具より古民家のような
建物の造りが気になってしまった(笑)。
商工奨励館の中庭にも小さい庭。マップを見たところ
南庭の方が立派そうなので「デザートは最後」の精神で
北庭を先に見学。こっちは時間がないと省略する人が
いるのか空いてました。人がいないことはないけど
広すぎて密度が低い。芙蓉沼と群鴨池をぐるり。
続いて南庭、大まかに西湖→涵翠池(ソテツが大規模)
→南湖→北湖の順で回った。桶樋滝は人工の滝で
閉園時間は止めてるらしい。旧日暮亭は藤棚が見頃。
栗林とは言うものの松が中心で1000本あるとか。
池に舟も出してるようで見かけました。
陸地では見えない景色が楽しめそうです。
陸地だけで2時間以上掛かってるのに舟に乗ったら
3時間コースだが(笑)。小普陀に室町式の石組の築山。
茶室の建物も敷地内にいくつかあります。
一番のビュースポットだという飛来峰から南湖を見る
ところがちょっと混雑してました。小松亭近くに
高くなってるところがあり、松なのにまるで低木の
刈込のように見下ろせてちょっと新鮮。
掬月亭には池に面した州浜のところに砂を敷いて
石を配置した枯山水。でも一番好きなのは池に浮かぶ
天女嶋の石組ですね。楓の島とツツジの島もある。

何が凄いって、日本庭園の形式も構成要素も
全部揃ってる
んですよ。日本庭園のデパートです。
全体としては池泉回遊式であるものの、室町風の
石組もあり、枯山水もあり、茶室の露地もある。
(北庭は大正期に改修したらしいのである意味
近代庭園も備えてるとまで言える?)
池、島、州浜、小川、滝、築山、芝生、林があり、
紫雲山が借景になっている。
人工の景物としては橋、飛石、敷石、石畳、竹垣、
灯籠、蹲踞、塔があり、茶室やあずまやも建っている。
最も多い松や目立つ蘇鉄、お馴染みの竹、梅、桜、
藤棚、躑躅、菖蒲、蓮、萩、もみじ、椿や苔のほか、
広いだけに植えられている草木の種類も豊富です。
要素を個々に評価したら日本一は他所の庭にあるかも
しれないけど、本当に何でもあるんです。
日本庭園を学びに1ヶ所行くとしたらここでしょう。
殿様は何度訪れても飽きなかっただろうな。
寺社の宗教庭園を除く大規模な庭園の中では
美術性の桂離宮、網羅性の栗林公園という感想。
本当に三名園から外れてるのが不思議。

瓦町方面に歩いて藤塚バルで夕食。
オリーブ牛プランチャ(鉄板焼)799円とタコの
アヒージョバゲット付599円(ホタテは切らしてた)、
アイスティーサワー399円。レモンティーのサワーは
飲み会でも飲んだことないかもしれません。
メニューのチョイスを誤りまして、オリーブ牛が
脂身多めなのにアヒージョというオリーブオイル料理
頼んだもんだから完全に脂質オーバー(笑)。
せっかく栗林公園で歩きまくったのに太るぞこりゃ。
瓦町駅から琴電に乗車。Suica使えて便利ですね。

JRクレメントイン高松に宿泊。新しくて綺麗!
安くて評価いまいちのホテルと迷ったけどこっちで
よかったです。机が広くて便利だし、布団がデュべ
スタイルなのもパジャマが上下分離なのも高評価。
混雑具合をテレビで確認して空いてるうちに大浴場へ。
脱衣場にコインランドリーがあるから入浴中・
ドライヤー中に洗濯できます。連休中なので混雑を
心配したけど19時過ぎで早かったからか空いてた
(乾燥を取りに行った時は洗濯機が使われてた)。
洗剤自動投入で洗濯300円、乾燥30分100円。
エレベーターはカードをかざさないと動かないけど
他の客が乗ってる時もかざさないと停まる階のボタンが
押せません。防犯上は万全だろうけどちょっと面倒。


《写真ブログ記事》
徳島県・三好 かずら橋
徳島県・三好 大歩危峡
香川県・高松 栗林公園
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香川一人旅 2日目

2019-08-03 | 旅に出た
この日から香川県の観光開始です。
寝てる間に降ってた雨は上がったけど北風が強く気温が低い。
丸亀駅前にアンモナイトのオブジェがありました。
ホームで列車来る時に流れてたのは瀬戸の花嫁。
「あれ?サンライズ瀬戸って高松じゃなくて琴平行くの?」
と不思議に思ってたら休日は延長運転するそうな。
多度津からの列車で座ったらトイレの前だったけど
スマホに夢中の女性客がドア開けるボタンにもたれて
トイレずっと開けっ放し。臭うから勘弁してー。

琴平駅から歩いて金刀比羅宮。
周りみんな参拝客なので地図見なくても付いていけばOK。
町中には少し前に終わった「こんぴら歌舞伎」のポスター。
地方ですが有名な役者さんが出演するんですね。
数日じゃなくて2週間くらい上演するのか。
高灯籠や琴電の駅前を通り石段の参道へ。犬連れもいた。
駅から大門まで約20分。石段の奥行きがあまりない上に
雨で路面が濡れて靴が滑って、疲れるより怖いの方が上回る。
785段あるし本殿直前まで手すりもないし高齢者にはきつそう。
御厩に馬が2頭飼われてました。本宮までは駅から40分弱。
右手の展望台からは瀬戸大橋が見えました。
「讃岐富士はどういう成り立ちで火山でもないのに円錐型に
なってるんだろう?」と後で調べたら、山を構成する岩石の
特徴から斜面の侵食が全方位割と均等に行われたそうです。
讃岐富士はビュートで屋島がメサという侵食地形だとか。

時間があったので帰りに表書院に寄りました。
丸山応挙の襖絵などがあります。動物園なんかない時代、
虎は日本にはいなかったので大陸からの絵画を見て
描いたのか、それとも猫を参考に描いたのか。
丸山応挙じゃないけど銭を向きを変えながら並べた銭細工の
鶏も面白かったです。斜面にサツキの刈込などを配した
池泉庭も含めて撮影禁止。前庭では蹴鞠をやるとか。
拝観料800円と高いためか、あれだけ神社の参拝客が
いるのにほとんど見学者がいなかった。静けさを求めるなら
いいかも。日本美術が好きそうな外国人が来てた。
帰りはウグイスの声を聞きながら森の中の道を下ったけど
遠回りで距離がある分階段の奥行きが狭くなかったし
滑りやすくもなかったので歩きやすく感じました。
下向道の標識を確認しながら歩けば迷わないです。
店の買い物や賑わいを求めるなら表参道行くべきだが。
神苑の円い鏡池で小鳥がこっち向かって飛んできた。
表書院から20分弱で平地に下りきる。燕が多いなー。
早めに琴平駅着いたら観光列車「千年ものがたり」が
停まりました。電光掲示板のフォントが筆文字。

予定より早い列車に乗り善通寺駅下車、
こがね製麺所でセルフうどんを体験。
温玉ぶっかけ冷1玉、トッピングにタルタルちくわ
(タルタルソースが中に入ってる)、とり天で580円。
まずうどんを注文、うどんが出てきたらお盆に載せて
小皿を取って好きなトッピングを選びレジへ。
学食と似たシステムですね。ファストフード並にファスト。
讃岐うどんの麺はコシがあります。

善通寺は弘法大師誕生の地だとか。だから四国八十八ヶ所は
真言宗が多いのか。五重塔特別拝観やってたけど入らず。
大楠あったがここに限らず愛媛や香川に楠多かったような?
西側の境内に気づかずうっかり帰るとこだった。
薬師堂は中に入れました。庭があるわけではない(寺務所前に
ちょっとあったけど)のでそんなに長居せず。
八十八ヶ所ってことは水曜どうでしょうも訪れたのか…。
堀の中に祠が立ってて通路もないのに1円玉がいっぱい。
たぶん堀の外から投げ込んでるんだと思います。
失敗すると堀の水中に落ちますが。

昼食が短時間だったのもあり予定より1時間早い列車に乗車、
讃岐塩屋駅から歩いて中津万象園でお庭見学です。
丸亀駅レンタサイクルの割引があるらしい。
向かう途中に橋を渡ったら海の向こうに島(たぶん広島)。
丸亀藩主の京極家の別邸の江戸期池泉回遊式大名庭園を
中根金作が修復。確かに橋とかは最近っぽい感じがした。
京極家は近江の出身なので池は琵琶湖のイメージ、
島の名前も近江八景由来。ツヅジや睡蓮、黄菖蒲が咲いてた。
「ホルトノキ」という木の語源、平賀源内がポルトガルの木
つまりオリーブと間違ったからだそうな(笑)。
飛石とか途中で切れた橋のように池に突き出した長い石とか
風雲たけし城を思い出したがアラフォーがバレるな(笑)。
1時間ほど掛けて池の島も含めておおむね回りました。
パンフレットの松コース1100m51kcalよりも寄り道したから
もうちょいカロリー消費してるな。連休の割には人が少ない。
石投げ地蔵尊って何かと思ったら願い事を石に書いて
投げるらしいです。地蔵尊にはぶつけるなと注意書き。
でっかい大傘松は樹齢600年だとか。茶室や東屋も多数。
園内で飼ってるのか職員がカルガモに餌やってました。
陶器館にはペルシャなどの陶器やガンダーラの仏像。
青釉器のコバルトブルーが綺麗!別の建物でうちわの展示も。
絵画館は別料金だったので入りませんでした。
庭観賞してる時に仏壇屋のハイトーンボイス街宣車が
うるさかった…。なかなか通り過ぎないし。

ここからはSuicaが使えて便利でした。
庭があると聞いて宇多津駅から八十八ヶ所の一つ郷照寺。
車で移動してるお遍路さんなのか他県ナンバーの車が
何台も出入りします。バイクや自転車で回ってる人も。
高台にあるので瀬戸大橋がよく見えます。八十八ヶ所唯一らしい。
厄除大師堂は正面のお参りする辺りの天井に彫刻。
本坊裏にある庭も通路から見られます(庭の中には立入禁止
なので一周はできません)。もっと小さいと勝手に思ってたら
意外に広かった。香川の庭は青石ではないようです。
お寺の裏で犬飼ってるの発見。ここの鐘は伝説があったため
戦時中に徴収されなかったらしいです。

続いて坂出駅へ。駅前にキリンが左後ろ足上げてるオブジェ。
駅近くの香風園の庭へ行ってみました。明治末期の旧家の
別邸で、市が最近復元・整備したそうです。
池泉回遊式で植木は松が中心。無料なので近所の人の
憩いの場になっていて、子供が鯉に餌やってます。
建物は翠松閣と時雨亭がありますが時雨亭は茶室ですかね。
ベンチに座ってたら眠くなってきました。
日が落ちてきて気温が下がったので寝たら風邪引くが。

夕食に予定してた和食店が予約でいっぱいと言われ、
17時台だったけど開店が多くなる18時まで待ちたくない、
突撃して何度も断られるのは面倒、調べてない店に行って
ぼったくられる地雷も踏みたくない、居酒屋はお通しいらん、
うどんは昼食べた…ということで、ぼったくりの心配のない
イオンに入ってる和食ファミレスで普通の夕食。
「注文の品がまだ来ない」「30分たってもまだ来ない」
(流石に間違えてネギラーメンは来なかったが)だったので
フードコートのお好み焼きの方がよかったかな。

西日本なので18:40でもまだ日没直前。
夜にならないうちに丸亀城見てきた。高いところにあるなあ。
門が開いてたけど夜になって入る人いるのか?
お堀には鯉のぼり。ホテルに帰ると流石に客がいました。


《写真ブログ記事》
香川県・琴平 金刀比羅宮
香川県・善通寺 善通寺
香川県・丸亀 中津万象園
香川県・宇多津 郷照寺
香川県・坂出 香風園
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