Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

道東一人旅 4日目

2011-07-30 | 旅に出た
チェックアウトしてロビーにいたら予約してた知床ガイドさんが迎えにきた。
もう1人予約してた人はキャンセルしたとのことで、私1人。
7月まではクマの活動が活発なため、安全上の理由で認定ガイドなしで
知床五湖の2~5湖を見に行けないことになっているので、事前に申込み
(でも8月を過ぎてもクマが出ることもあるので、慣れていない観光客は
個人的にはガイド付きで散策した方が安全なんじゃないかなと思います)。

知床五湖に近づくと普通~に鹿がいます。子育ての時期とのことで小鹿も。
まずは一人で1湖の高架木道を散策。電気柵があるのでクマに襲われる
心配はないとのこと(駐車場の方に出てこられると分からないけど…)。
でも鹿しかいません(ササの湿原になってるけど、このササは通常クマの
食料にはならないらしい)。1湖には睡蓮が咲いてました。

戻って長靴に履き替え2~5湖への散策開始。
最初にクマの対処法ビデオを見せられ、許可証をガイドから貰って出発します。
外来植物対策で散策路に入る前にブラシで靴の土を落とす。
入ってしばらくすると、クマに荒らされた水芭蕉(根が好物らしい)やタモギタケ
(黄色いキノコ)が。「昨日はなかったので近い時間にクマが来てる」とのこと…。
湖では借りた双眼鏡でバードウォッチングも。森林もいいけど湖の景色もいいNE!
アカゲラの丸い穴の巣や食事跡を見たり、木のウロの中に入ってみたり。

しかし…2湖を回る途中でガイドさんがクマを発見!

♪あるぅ日~ 森の中~ くまさんに~ 出会った~

って暢気に歌ってる場合じゃないのであります。
襲われたら大変なのでクマを見つけたら引き返さなければならないルールです。
というわけですぐに引き返しました…。全部回れず残念。

車でウトロに帰る途中、またしてもクマさんに出会いました(笑)。

道端にいました。近くにいた鹿が緊張状態でじっとしてた。
少し行くと道端にキタキツネが座っていました。

これでシカもクマもキツネも見たことに。運がいいんだか悪いんだか(笑)。

ウトロ温泉バスターミナルから女満別空港行きのバスで原生花園に行くことに
しました(運賃2000円)。バス停は原生花園駅の前にあります。
濤沸湖沿いの車道を東に数百m往復した後(ハマヒルガオやクロユリも咲いてたかな)
駅そばの原生花園を歩く。エゾスカシユリやエゾキスゲ、ハマフウロ、ハマナス、
エゾカワラナデシコなどが咲いてて(浜辺の方にはたくさんのフキ系の花も)、
ちょうど今が花の見頃の時期といった感じ。うちのオカンが花大好きなので
ここ来たら楽しいだろうなあ。浜辺は鳴き砂とのことだが私の靴では鳴らず。
網走行きの電車には私しか乗らなかったので車やバスツアーの観光客が多いのかも。

帰りは網走からバスに乗り、女満別空港から空路で羽田空港へ。
エアドゥ機だったけどベアドゥの紙コップ可愛い。

ちなみに中身は期間限定ハスカップティーです。
東京湾の夜景を見せるために機内のライトを暗くする粋な計らいあり。
羽田から東京タワーって見えるのね。何度も乗ってて初めて知った。

いや~夕暮れの釧路湿原良かったです!知床も食事含めて良かったです。
摩周湖の霧と知床のクマ通せんぼは残念でしたが、何度行っても
運が悪ければダメなので考えてません(爆)。そこは潔く諦め。
北海道は大体回ったので、来年の夏休みは別の地方にしようかなと思います。
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道東一人旅 3日目

2011-07-24 | 旅に出た
快速しれとこ号、名前は立派だが当然1両編成(笑)。
10分前には窓側の席が全部埋まってたけど、釧路湿原駅でツアーが
降りたので席を移動(バスじゃなくて電車で行くのか…)。
塘路駅過ぎで左右に沼があるけど、それ以外は湿原の風景はやっぱり左側の
方がよく見えるかな。ただノロッコ号と違って速度があるから写真は撮りづらい
(と言ってもノロッコ号乗ったことないからどんなもんなのか知らないけど)。
ノロッコ号は塘路駅までだけど、塘路駅の次の駅くらいまでは景色がいいと思う。
知床斜里の直前だと山が見える右側の方が景色がいいかな?
北海道の鉄道旅は車窓が楽しい。湿原の風景、沼も森も小川も萌え~♪(?)
道北にはさっくる駅があるけどこっちでは「さっつる駅」発見。

斜里周辺で畑一面に咲いてた白い花はジャガイモかな?

知床斜里駅(トイレ新しかった)でアザラシの剥製を触りつつ
すぐ隣のバスターミナルへ。券を買ったら運賃が1600円と値上がりしてた
上、出発時間が11:37から11:30とやや早まってた。危ない危ない。
オシンコシンの滝は途中下車しなくても車窓から見えた。
ウトロ手前で亀みたいな岩が見えたけど本当にカメ岩というらしい。

ウトロ温泉バスターミナルに着き、まず栗ジャガイモ料理のボンズホームで昼食。
グラタンと迷ったがツナマヨネーズ焼きにした。ジャガイモがまろやか~。
ジャガイモが良かったのでもう少しマヨネーズが少なくてもよかったくらい。
ガイドブックとかは読まないのですが人気店のようですね。

小型船の勧誘を無視して知床遊覧船の14:30出発の券を買いに行く。
大きな遊覧船にしたのは船酔いが酷いから(実際、遊覧船では酔わなかった)。
時間があったのでそばにあるオロンコ岩に上ってみました。
階段が微妙に斜めなのか大きな荷物を抱えてると不安定(私の耳の調子が
悪かったのもあるっぽい)だったので途中で一時的に置いていった(爆)。
でも階段がずっとある分、利尻島のペシ岬より楽かなと思います。
頂上では山並みが見えたほか、フキか何かの花が咲いてました。
まだ時間があったので、道の駅の隣にある知床世界遺産センターに行ってみた。
この日は日差しが強くて強くて…日焼け止めを塗り直しました。

遊覧船乗り場に行くと観光バスだらけ、意外に行列。
2階は混んでたので1階の進行方向右(往路の知床半島側)に座りました。
撮影してみると照明や自販機のランプが窓に映りこんで興ざめだったので、
帰りはデッキに出て崖や滝や山並みの雄大な景色を堪能。山はまだ雪が
少し残ってる。往路復路どちらかは外に出た方がいいですね。
風を切って寒いのでパーカーを着たけど、旅行中で着たのはこの時だけ。
それだけ道東にしては気温が高かったです。日中20度以上の日ばかり
(それでも関東よりは10度近く涼しいけど)。

宿までは上り坂で疲れた(やはり地図ではこんな上り坂とは分からなかったなあ)。
バストイレ付の割と新しい部屋にグレードアップされてました。
部屋にストーブと扇風機はあるが冷房がないのが道東らしい(笑)。
晩御飯は毛ガニや鹿肉がめっちゃ美味~!!ポイントで安くで泊まってるのに
ご馳走食っていいんだろうか(爆)。ツアー添乗員の常宿になってて温泉で遭遇。
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道東一人旅 2日目

2011-07-19 | 旅に出た
この日はピリカ号で阿寒湖などを巡る日です。釧路駅8:00発…早い。
予約制で、当日バス待合所でお金を払って乗ります。
バスガイドさんは所謂アニメ声でした。

まずは釧路湿原の北斗展望台。この時期まだマシな方みたいだけど、
もやが掛かっていて釧路湿原の展望は微妙。思ってたより遠いし…。
ハマナスの花壇もある。やはり移動中は早起きで眠くてウトウト(爆)。

摩周湖第1展望台に着いたが…ハイ真っ白でございます。

↑霧の摩周湖
出発直前に少し水面が見えたくらい。

硫黄山は降りる前から硫黄の臭いが。硫黄の蒸気に温泉が湧き出て、
岩は黄色い。この辺りは背の低いハイマツが多いですね~。
その次は屈斜路湖の砂湯。砂を掘るとお湯が出てきます。
阿寒湖までの道はほとんど眠ってた(勿体ねえなあ…)。

阿寒湖ではまずポロンノでアイヌ料理を食べました。

アイヌ料理は食べたことがないので今回計画して行きました!
チェップオハウのセットと免疫力を高めるカバノアナタケ茶(他にも胃に効く
シケレベ茶や二日酔いに効くセタエント茶などもあって迷った)を注文して1000円。
ご飯のアマムはキビ風味で豆とかも入ってて美味しい。メフン(鮭のワタの塩漬け)
は食べる前は苦手かなと思ったが意外にご飯が進みました。チェップオハウ
(鮭や野菜のスープ)はシンプルな味付けでした。体にやさしそう。

食事の後は湖畔沿いを歩く。マリモで売ってる観光地ですねえ。
「まりも○○」みたいなネーミングがいろんなところに使われてる。
例の全国区アダルト系キャラの看板もあったが、そういや奴の本拠地だったな(笑)。
エコミュージアムでマリモを見ました。そばの散策路に入ろうかと思ったが
クマが出たらしく、私以外に誰もいなかったのでやめておいた。

湿原を見足りないので、ツアー終了後に釧路駅17:15発の摩周行きに乗車。
進行方向左側の方が景色がいいですね。釧路湿原駅を降りて段を駆け上った
(地図では高低が分からず「こんな上るの?」と驚いたが、冷静に考えれば
見晴らしのよい展望台に行くんだから上って当たり前なのである)。
車道に抜け右に曲がってしばらく行くと木の階段みたいなのがあるけど
こっちは展望広場の方で、細岡展望台はもう少し先を右に入ります。
湿原は霧のない夕暮れ、広い!!まさに絶景!!
日本にもこんなところあるのか!というくらい一面が草木の色。
蛇行する川の水面が夕陽に光るのが特に綺麗。見物客は他に数組でした。
18:09に釧路行き電車が来るので18:00で慌てて走って駅に帰る
(都会と違って電車1本逃したらかなり悲惨なので結構必死)。
下車から乗車までが30分ちょっとしかなく時間の余裕がなかったけど、
本当にいい景色だったので見に行ってよかったです。

夕食は釧路の洋食屋さんで阿寒豚の生姜焼きをがっつり食べました
(北見も名寄もだったが日曜開いてる店って少ないな…)。
バスもホテルの部屋も冷房付いてたんだけど、釧路の人にとっては
20度超えると真夏なんだろうか…?

釧路の幸町公園にて。何故に「う」?
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道東一人旅 1日目

2011-07-17 | 旅に出た
何度目だよって感じですが(出張含め7度目です)今年も北海道に
旅行しました。一昨年の道北、昨年の函館に続き今年は道東です。
ざっくり言えば根室→釧路→知床→網走あたりを移動。
主に観光したのは釧路と知床ですが。

羽田空港から新千歳経由で中標津空港に入りました。
新千歳行きの便、前の席の赤ちゃんがいい子で、降りるとき以外
泣かなかった。大抵ギャーギャー泣くんだけどねえ。
中標津行きの飛行機はプロペラ機。あまり時間がなくて弁当買って
飛行機で食べるも、飛行時間が少なくて慌てて食べた。
窓からはオンネトーや雌阿寒岳が見えました。

降りて券売機で根室行きの空港バスの券(東梅まで1730円)を買って
乗り込むも、乗客は私だけ。北海道らしい丘陵の景色満載だったけど
早起きだったもんで眠気が…。東梅バス停で降りて海に下り橋を渡ると
春国岱の入り口が。干潟を散策できるところです(一応根室市内)。
水ちょっと涸れてね?松枯れてね?と思わんでもないが、干潟の珍しい景色も。
木道の橋を渡りキタキツネコースの方に入ると鳥が多くて鳴き声が賑やか。
アカエゾマツコースの松林に入ると松の下がコケで自然の盆栽のよう。
その帰りにガサっと音がしたかと思ったら目の前に野生の鹿が!

この日一番のビックリ。本当に至近距離です。
やたら人馴れしてたから餌やった人間がいたんだろうな…。
キタキツネコースは草が生い茂ってたからやめて、橋を戻って展望台の方へ。
干潟が緩やかな川のようで水面が午後の日差しにキラキラしてる。
展望台の先はハマナスコースだけど、遠くにちらほら咲いてる程度でした。
この日は30度近くまで上がって暑く、日差しが痛かった…(関東ほど暑くはないけど)。
散策時間1時間半では不可能じゃないけど最低限という感じで余裕がなかったです。

バスはねむろ号の釧路行き(予約制、乗車時に2190円)。バス停は春国岱とは
反対車線の方です(根室方面じゃなくて厚床方面)。やや長距離だがトイレ休憩なし。
右に牛、左に馬が放牧されてたり湿原があったりしたけど、やはり寝てしまった(爆)。
釧路の繁華街近くの十字街バス停で降りたら厳島神社の祭りをしてました。
ちくぜんに入店。飲まないのでいつもは居酒屋には入らないけど鯨ユッケ目当てで
行ってみました。鯨美味しい~(鯨自体は2回目)。炭火焼のシシャモ(1皿3匹)と
メークイン注文、あとお通しとサワーを頼んで2600円くらいだったかな。
ホテルは悩んだ末に駅前のルートインにしました(釧路は条件がいいホテルが多いので
どこにするか逆に迷った)。大浴場の脱衣場にコインランドリーがあるので
何日もの旅行の場合洗濯ができて便利。無料インターネットも利用した。

この辺りのバスなんだけど…道がまっすぐで他の車が少ないからって
ハンドルから両手を離すのやめてくれ(爆)。
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夏休み中でございます

2011-07-14 | 日常or掲載計画
この間まで旅行してて筋肉痛です。
旅行中に更新された選手のツイッター閲覧巡りも終わり
(接点なさそうな選手同士で意外な親交があったりするなあ…)
あまりやることがなく結構暇であります。
数日中に旅行記をアップし始めるかと思います。

近所の小学校で水泳の授業やっててプールがうるさいので
あまり遅くまで寝てられず意外に規則正しい生活(笑)。
暑がりのオカンが冷房付けずに耐えてるのに驚いてる。
オトンにきつく禁止されてるのかもしれんが(爆)。

夏休みはあと4日間あるけど予定は髪切りに行くことだけ。
でもこの無駄なぐうたらが好きなのである(爆)。
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