Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

はるかな尾瀬 2日目

2013-10-26 | 旅に出た
駅伝ネタでぶった切れてましたが尾瀬レポ続きです。

個人的には5時起きでいいかなと思ってましたが
相部屋メンバーが皆早起きで4時半起き(爆)。
朝食(5時半)前に湿原を見に行ったら霧が出ていて
ちょっと幻想的でした。ハイキング出発時刻の6時
過ぎにはだいぶ霧は晴れてました。

この日は晴れ。紫外線は強いけどやっぱり雨より楽。

前日はペットボトル3本リュックに入れてましたが
うち2本は飲み切ったのでこの日は多少軽かったはず。
でも体力ない人間なので飲み物は現地調達にした方が
よかったなーと思います。空ペットボトルに水入れて。
山小屋の水もありますし、道中で湧き水汲める所も
何ヶ所かあったようですし。ちなみに高いですが
山小屋で飲食物を売っているところもあります。
あと朝晩冷えると聞いて持って行った冬用パジャマも
無駄な荷物だった。山小屋にちゃんと毛布あったので
ハイキングの格好のまま寝ちゃったし。
おやつも結果的に持って行きすぎだったなー。
荷物が重かったので肩がかなり凝りました。
まあバランス崩して転倒しなかっただけましだが。

尾瀬ヶ原の端にある見晴から尾瀬沼のほとりの沼尻までは
アップダウンがあり、木道のない山道も含みます。
今回のルートの中で一番ハードな場所かと。
なのでストックを使って歩いている方もいました。
私は使い方を誤って前後の人を刺しそうなので(爆)
レンタルしませんでしたが。でも狭い木道で持つなら
右手1本だけにした方がマナーがいいかなと思いました。
木道は右側通行ですが、左手に持つと反対側から来る人に
ぶつかりそうになることがあるんですよね。

ハードといっても急坂が続くわけではないです。
あの百草園の心臓破りの坂より急な坂には2日間で一度も
遭遇しなかったですね(笑)。いや、あれ以上の勾配も
あったけど掴まりながらゆっくり上り下りする岩場の坂
なので心臓の負担がないだけか。ゆるやかな坂が続く感じ。
ハードというのは休憩場所がないので喉が渇く点と
木道でないところでは岩や石がゴロゴロしてて歩きにくい
(しかも前日の雨で濡れて滑りやすい)点ですかね。
勿論本格的な登山に比べたら序の口レベルでしょうが、
尾瀬は平坦な木道だけと甘く見てたらショックかも?
ちなみに上りより下りの方が滑りやすくてイヤ。
でも早朝の森の中ってことで空気はうまい。
見上げると面白い形の木の葉があったりして面白い。

沼尻に到着すると尾瀬沼が見えます。尾瀬ヶ原にも
小さい沼はありますが全然大きさが違う(笑)。
山道では余裕がなかったけどここからは撮影本格再開。
さらに大江湿原の方に歩いていきます(尾瀬沼沿いは
基本的に木道があるけど一部ないところもあった)。
大江湿原のニッコウキスゲも満開でした!
辺り一面黄色い花だらけの楽園状態、写真撮りまくり。
いやー、尾瀬ヶ原でも尾瀬沼でもニッコウキスゲを
見られてラッキー!(通常尾瀬沼の方が遅いらしい)
仕事の都合でこの日に申し込んだんだけど正解だった。
そして9時台なのに昼食(笑)。早すぎ。

沼山峠バス停までまたアップダウン(主に上り)が
ありましたが、木道あるし上りも緩やかだし問題なし。
お昼前に全員完歩!またシャトルバスに乗って
福島県の御池というところまで移動してツアーバスへ。
その後付近の入浴施設で汗を流して(たぶんアルザ尾瀬の郷。
時間があったから洗髪も。ここで前日の半袖に着替え直す)
何故か尾瀬から遠い栃木県で土産を買って終了。

普段運動しない奴が2日間でハーフマラソン並の距離を
歩いたので、流石に帰った次の日筋肉痛になった(爆)。
若いと1日目の筋肉痛が翌日すぐ出て2日目歩くのに
支障が出たかもしれないので、実はある程度の年齢に
なってからの参加で正解だったのかも?
(筋肉痛にならないくらい普段鍛えろよって話ですが)
でも年を取りすぎると今度は歩く体力なくなっちゃうので
一度は行きたかった尾瀬に今行っておいてよかったです。

あとバスツアーも1年に1回くらいはいいかなと思いました。
基本はやっぱり自分で計画立てて自分のペースを乱されず
気ままに自分の行きたい所に行って静かに風景などを楽しめる
一人旅ですが、一人だと交通機関がなくて行きづらい場所、
安全上の理由(熊出没の森とか)で一人歩きが推奨されない
場所もありますので、そういう場所に行きたくなった時は
バスツアーを有効活用してもいいのかな、と考え直しました。
ただ、登山に方向転換することはなさそうです(登頂成功や
歩き通した達成感ではなく、美しい景色が目当てなので)。
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結果発表であんまりタメがなかった

2013-10-19 | 走る若人が好き
箱根駅伝の予選会がありました。
今年は日テレ地上波で生中継。BS契約してないので
いつもはネットで結果を見てハイライト番組を見るだけ
でしたが、やっぱりスポーツ番組は生中継ですねー。

最近の下級生選手に疎くなったので、どちらかというと
「早川君お久しぶりいいいいい!」とゲストに注目して
しまってましたが(笑)。折り返し地点で仲間の走りを
確認するなど予選会経験者ならではの経験談が聞けたり、
適当な直感や根性主義ではない理系らしさが垣間見られる
コメントだったり、話し方も分かりやすくてよかった。
たぶん本戦でゲストに東海OB呼ぶなら同期の村澤選手なので
本戦でゲストになることはないのでしょうが、ラジオで
ゲストに呼ばれたらテレビの音声消してラジオ聴きたい
ですね~(ただ正月は実家滞在だから無理かも…)。

さて、今回は90回目の記念大会ということで3枠増やして
23校出場、しかも学連選抜やらない(全面廃止は免れて
91回目は復活とのこと)のでいつもより4校分増枠。
例年の枠(学連選抜シード入りのない年で予選9位まで)
だと予選当落争いが激しく、伝統校が落選するなど波乱も
あるのですが、今回は枠が多く、しかも通過ラインの予選
13位校と14位校の実力差がありましたので、予選通過校の
顔ぶれは大方の予想どおりで波乱なしでした。
心なしか、結果発表の「タメ」も少ない気がしました。

ただ、「中身」の通過順位や個人成績は意外なところも。
トップ通過はてっきり留学生+日本人エースの2枚看板に
エース以外の層も薄くない山梨学院大だと思ってましたが、
東京農業大でした。どちらかというと地味なチームですが
上位に選手が入ってこそのトップ通過です。
3位の東海大も走った選手の半分が大学駅伝未経験の1年生と
考えれば健闘かも。以前は大エース頼みで層が薄い傾向
でしたが、集団走したとはいえ全員個人2桁順位で走れるって
いい方に変わったなあ、と。

前回の本戦の5区で棄権した城西大や中央大は下位通過で、
増枠がない年だと落選している順位でした。増枠で落選の
心配がほぼないからわざとスローで走ってるというわけでも
なさそうだし、まだ悪い流れを引き摺ってるんでしょうか?
常連校なのでちょっと気になりますね。
そんなチームのために少しでも貯金を作ろうと頑張ったのか
序盤留学生に付いていった城西大の村山選手が日本人個人
トップでした。出雲駅伝では駒澤大の双子のお兄ちゃんが
活躍してましたが、2週連続村山兄弟奮闘です。
そういや大東文化大の双子の市田兄弟も仲良く走ってた。
双子でも東洋大の設楽兄弟は見分けが付きますが、
市田兄弟はまだ見分け方が分からない(爆)。
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夏の陽気だと駅伝シーズン開幕って気がしない

2013-10-14 | 走る若人が好き
駅伝=秋冬ってイメージがどうしても強いんでねえ。
10月なのに暑すぎ。また台風来たら暑くなるのかな?
そんなわけで旅行レポの途中ですが出雲駅伝。

好きな選手が卒業して実業団入りしたためトラックシーズンでは
ほとんど学生に注目していませんでしたが、やはり東洋大vs駒澤大の
2強に、箱根は山上りに強みがある日体大が絡むという構図の模様。

レースは1区で駒澤大と東洋大の差が大きく付きまして、そのまま
駒澤大が逃げ切りました。東洋大は悪い流れに呑まれたのか、調子が
いまいちの選手がいたのか(実績の割に区間成績良くない選手はいた)
追い上げられず。駒澤大は1区に安定感のある中村選手を持ってきて
3区村山選手、アンカーにエースの窪田選手と手堅かったですねー。
そして大学駅伝未経験の1年生もちゃんと繋ぎ区間で試してる。
3位日体大は主力の本田選手が走れてたら2位争い面白かったかも。

しかし上野工業高(現・伊賀白鳳高)→駒澤大の選手って成功例しか
知らんぞ。信頼と実績のルート(笑)。全国級エースが出るとほぼ
必ず駒澤大行くっていうのはありますが、高校時代にエースでも
大学で伸び悩む選手もいますので、よっぽど相性がいいのかな。
まあ比較的エースを潰さない大学かなと思いますが。
最近だと卒業後も調子落ちないですね。

全日本駅伝は駒澤得意中の得意なので今季三冠狙いでしょうね。
全日本は今回不出場の外国人選手のいる大学が出てくるのが要注意
かもしれませんが、やっぱり層の厚い大学が有利かな。
箱根で優勝するには山で日体大服部選手に勝つまでは難しくても
あまり離されないようにする必要がありますが、誰が上るのかな?

ところで好きな選手が実業団入りして改めて分かったけど、
(関東の)大学を卒業すると途端にメディア露出が減るな…。
在住地域以外の実業団に属するマラソン未移行選手だと、

・日本選手権(その種目の放送のない年あり&ある程度実績が必要)
・世界陸上or五輪のトラック種目(トップ選手じゃないと絶対無理)
・国際千葉駅伝(これも枠が少なすぎる上最近は学生選手頼りの傾向)
・ニューイヤー駅伝本戦(普通の選手が出られそうなのこれくらいか)
・都道府県駅伝(激戦県だと学生含めた他の有力選手に枠取られる)

のどれかに出ないと本当にテレビで見る機会ない…。
企業も広報目的で実業団チームを抱えてるなら、レース結果をサイトに
載せるだけでなくレースの動画をネットで流すとか、選手のコメントを
詳しく載せる(大学だと学生新聞がよくやってますね。最近はSNSや
ブログで選手本人が直に発言してることもあるけど)とかしてくれると
ありがたいんですが…。ネットならそんなに大金掛かりませんよね?
一般社員じゃなくて選手自らが手がけるのでもいいので。
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はるかな尾瀬 1日目

2013-10-06 | 旅に出た
今年の夏の旅行先は尾瀬でございました。
最初オカンとの旅行予定が、オカンの都合が合わなくなり、
次に山形方面を考えましたがいいスケジュールが組めず、
結局バスツアーを申し込んで尾瀬に行くことにしました。

いつもは気楽な一人旅ですが、ハイキングということで
途中でもし大怪我をした時に一人だと救助を呼んでくれる
人がいませんので、安全面を考慮してバスツアーに。
折角なので弾丸日帰りではなく、ちょっと体力は要りますが
尾瀬ヶ原も尾瀬沼も両方楽しめる山小屋宿泊で。
先日高尾山に行ったのは実は本番前の体力試しでもあります
(直前だと筋肉痛が治らないと困るので数週間前で)。

夕方までに山小屋に到着するよう逆算しますので
ツアーの集合時間も結構早くて眠かった(爆)。
バスの中、特にスムーズな高速道路では寝てました。
トイレは2時間~2時間半おきに行けるようにされてます。
途中の高速PAのトイレで、平地仕様の半袖シャツから
ハイキング用の長袖シャツにお着替え。
山道は酔うのでできれば寝てやり過ごしたいのですが、
昼食の時間になってしまったのでやむなし。
弁当で「食べると酔いそう」と判断したおかずは残した。

今回は群馬県側から入って福島県側から出るルートです。
群馬県の戸倉から先はマイカー規制がありますので
シャトルバスに乗り換えて鳩待峠まで。
鳩待峠に着いた頃には集合時間から4時間経ってました。
雨が時々ぱらぱらと降る天気でしたが、このくらいの方が
日差しが強くなくて歩きやすいとのことでした(湿原に出ると
木や建物の日陰がないところが多いですからね…)。
7月の尾瀬は雨の日が多いみたいです。

準備運動をして鳩待峠を出発。
車から降りてすぐ尾瀬の湿原が広がってるわけではなく、
ここから1時間ほど森林を歩く必要があります。
鳩待峠からスタートすると下り。最初は木道ではなく
石のごろごろした道を下るので足元に注意しながら進む。
木道も雨で濡れてるので滑らないよう気を付けます。

山の鼻というポイントに着くと雨が降ってきましたので
上下セパレート式の登山用雨具に着替えます。
この雨具や大きなリュック(雨用カバー付き)、それと
登山用ズボン(濡れると重くなる綿製しか持ってないので)
はレンタルしました。レンタルも安くはないですが買うと
もっと高いし、今後使うか分からないから勿体ないなと。
ただ、レンタルだとおしゃれなコーディネートは
難しいので、気にする方は買い揃えた方がいいかな。
シャツはスポーツ用品店の登山コーナーで買いました。
子供用のを(笑)。だって大人用より安いしサイズ合うし。
ちなみに手袋も10歳用(笑)。手が小さいのでピッタリ。
大人用だといつも指先余るのでピッタリって新鮮ですな。
あといつもの帽子に100円ショップで売ってるクリップ
付きの紐を付けて湿原の中に飛ばされないように。
スパッツやサポーターは着用してないです。

山の鼻からちょっと歩くとすぐ尾瀬ヶ原湿原です。
雨でしたが、雨具着てれば問題ないくらいの雨でした。
少々の雨はしょうがないですが、雷がなくてよかったですね。
あれ落ちてきたら広い湿原では逃げ場所がないですから。
湿原はとにかく広いですねー。都会だったら「あと何kmだよ…」
ってイヤになりますが、湿原なので歩ける歩ける。
トレッキングシューズなので足が疲れにくいというのも。
年配の参加者も結構いましたが皆さん元気でした。

湿原は沼が多いです。沼の中をよく見るとヒツジ草の花が
咲いてたり。蓮の花は朝咲きますが、こちらは昼に咲く花。

ニッコウキスゲのシーズンですが、他にもヒオウギアヤメや
ワタスゲ(ちょっと似たサギスゲも)、コバイケイソウ
(今年は当たり年らしい)なんかも咲いていました。
1ヶ所ニッコウキスゲが多く咲いてるところがあって、
ツアーは基本的に1時間に1回程度の休憩を除けばあまり
立ち止まらずひたすら歩くのですが(だから写真撮ったら
慌てて小走りして追いついてた)ここでは撮影タイムあり。
見頃で綺麗でしたね~。この時期を選んでよかった。
魚のいる小川や沼もありました。どっから来たのかな?

見晴にある山小屋に着く頃には晴れ間も少し見えてきた。
石鹸やクレンジング剤は使えませんが、お風呂があるので
軽く汗を流す程度はできます。トイレは水洗で快適です。
尾瀬の道中のトイレも水洗で、一般的な観光地のトイレに
比べて格段に清潔でしたね。勿論チップも払いましたよ
(チップのために何日も前から100円玉貯めてました。
逆に大金はどうせ使わないので持って来なかったです)。
食事は夕朝食+昼食のおにぎりを持たせてくれます。

夜は山小屋の近くの湿原で蛍鑑賞も。
小さい蛍でしたが結構いました。飛ぶとよく分かる。
街灯がない場所ならではの夏の楽しみです。
晴れてたら星も綺麗に見えたそうですが曇りでした。

相部屋(勿論男女別)はちょっと狭いですが、山小屋と
しては広い方みたいですね。何度も相部屋を経験している
人の中には、睡眠導入剤を飲んでぐっすり寝る人も。
私はそんなもの持ってないので眠れなかった(爆)。
9時消灯で翌日5時起き…流石山小屋。
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