Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

秋田一人旅 1日目

2018-10-27 | 旅に出た
白神山地に行きたくて7月に秋田方面を旅行しました。
秋田には角館~八幡平獅子ヶ鼻湿原の過去2回行ってるので
3回目です。以前青森の津軽地方に行った時に弘前に寄らずに
通過してたので、1日弘前にも寄ることにしました。
自然散策2日、庭園めぐり2日の3泊4日。
この期間、南東北以南は内陸含め35度以上の猛暑だったので
北東北にしておいてよかったです(それでも30度近くまで
上がったので外を歩いてるとかなり暑かったですが)。

5:15起きで出発。行きは羽田から大館能代空港まで空路です。
窓側だったので先に搭乗できましたが、窓側というか壁側で
あまり景色が見えなかったので寝てました…。
降り立ったら関東より気温が低くてそれだけで嬉しくなった!
小雨が降ってたので散策はちょっと心配になりましたが。

森吉山に行くので、空港から阿仁スキー場まで行く
森吉山周遊乗合タクシーAコースを事前予約しました。
Aコースはパンフレットに予約先としてタクシー会社の
電話番号が数社載ってまして電話する前に迷いましたが、
到着ロビーに名前を持って迎えに来たのは結局電話した先とは
別のタクシー会社だったので迷う必要なかったです。
1人乗りだと空港から森吉山まで3200円(当時)。約50分
40km以上タクシー乗って普通ならこんな額じゃ済みませんが
(検索したら13510円と出た)自治体の補助で運営してるとか。
乗合だから複数利用者がいたら相乗りになることもあるのかな。
「森吉山観光パス」という秋田内陸縦貫鉄道乗り放題+
森吉山周遊乗合タクシー往復+森吉山阿仁ゴンドラ往復で
4800円という1日フリーパスもあったのですが、これは
タクシーがBコース(阿仁合駅~スキー場)に限られるので
空港や鷹ノ巣駅からのAコースでは利用できないそうです。

ゴンドラが発着する森吉山阿仁スキー場に到着。
小雨は上がりましたが山の方を見ると霧…。
大きな秋田犬がいました。1歳でもでかいね!
お疲れ気味なのか大人しかった。「手袋を取られるので注意」と
貼り紙があったので物をちらつかせると飛び付くのかも?
ゴンドラの往復料金は乗合タクシーで来たので1600円に
割引されました(本当は割引券をタクシーで貰うらしい)。
まずは他に客がいないレストランで生姜焼き食って腹ごしらえ。
平日で天気も悪いので客が少ない…。
ゴンドラは意外と乗車時間が長くて片道約20分掛かりました。
12:10頃に山頂駅を降りたら駅の中まで漂ってくる濃霧…。
ホワイトボードには気温17度、風速6m、視界70mとありましたが
一番霧の濃かったスタート時にはもっと視界が悪かったような。

登山じゃなくて花目当てで来てますし時間も体力もないので、
森吉避難小屋と阿仁避難小屋までにして山頂には行きませんでした。
最初はまた雨が降るかもと思ってレインウェアを上下着てましたが
歩いてると暑くなってきて雨も降らなかったので上は脱いで半袖で。
ぬかるみが酷かったので下は履いたままでしたが泥だらけ。
ゴンドラ山頂駅からは展望台を通る道と通らない道がありますが
霧が酷くて通る方の道しか見えなかったのでそっちに進みました
(帰りは通らない方の道で山頂駅まで帰ってきました)。
当然展望なんかできない(笑)。霧に曝されたからか髪だけ濡れてた。
山頂駅付近は花がなかったですが、10分ほど歩いてると道端に
ニッコウキスゲなどが。大量ってわけじゃないけど種類が多い。
山が見えないので花だけ楽しむ。あとホシガラスもいました。
石森を過ぎ阿仁避難小屋に行く途中に湿原が2ヶ所!やっぱ湿原ええわ。
小屋は工事中。少し時間があったので10~15分ほどさらに上って
みましたが、湿原なかったし山頂までは行かないので引き返しました。
石森という地点に戻り今度は分かれ道を森吉避難小屋まで。
神社の奥に冠岩という大きな岩がありました。
途中湿原があって、こちらにはチングルマなどが生えてました。
帰ってくる団体客と小屋の工事作業員以外に人を見なかったです。
秋田県は熊出没注意県なので「濃霧で視界が悪い中いきなり熊が出たら
ヤバいな…」と手を叩いたりアイルランド民謡歌ったり(笑)しながら
音を立ててましたが幸い遭遇せず。15:00頃ゴンドラ乗車。

帰りはこれまた予約済みの森吉山周遊乗合タクシーBコースの
タクシーで阿仁合駅へ。ゴンドラ駅の建物内で待ってたら
運転手が(時間前でしたが)探しに来ました。
この辺はマタギがいるので熊も人を警戒してるとか、
大きい熊に追われて小さい熊が人里に下りてくるとか聞いた。
阿仁合駅はリニューアルして綺麗でした。
秋田内陸縦貫鉄道は車内秋田犬の写真だらけ、シートも秋田犬柄。
秋田犬田んぼアートが2ヶ所あってアナウンスで知らせてくれた。
いせどうくんとかいうゆるキャラの田んぼアートは教えてくれない(笑)。
鷹巣駅で内陸線の駅員に切符を渡しさらに向こうのJRの駅員から
切符を買おうとしたが時間がなく整理券だけ貰って車内精算。
JR奥羽本線の車内は冷房ガンガン効いてて寒かった…。
ヨソモノには涼しい気温でも地元にとっては暑い北国あるある。

弘前駅は改札近くにりんごオブジェがあったり、駅前の彫刻も
りんごの風とかいうタイトルだったり、ポストにりんご乗ってたり。
駅前でねぷたの制作やってましたね(開催半月前だった)。
津軽居酒屋わいわいで夕食。金曜だからか客多かった。
弘前育ち王林の林檎酒ソーダ450円(甘くて飲みやすい)と
郷土料理セット2000円を注文。けの汁、人参の鱈子和えの代わりに
みず水物、身欠き鰊と葱の味噌和え(味が濃くてご飯が進みそう)、
帆立といかのメンチ、長もやしの炒り、帆立の貝味噌焼、地魚の刺身。
特に帆立貝系2品が好み。隣の席のおっさんが郷土料理セットに
興味持ったみたいで聞かれました。会計時に出し損ねましたがこの店
協賛店で津軽フリーパスの割引があった…。たぶんお通し250円。

この日の宿泊先は東横イン。ルートインもあったけど翌日泊まるし
それと朝食時間開始15分の差が決め手となりました。
6:45開始だとバスに間に合わないけど6:30だと間に合うので。
ぬかるみで靴が湿ってたのでこういう日こそ消臭剤があったら…。
コインランドリーは洗剤30円別売の洗濯200円、乾燥30分100円。
世界ネコ歩き見てたけど猫が捕まえたネズミ実際に食べる場面
初めて見たかも。今の時代日常じゃ見ないし。


《写真ブログ記事》
秋田県・北秋田 森吉山
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「何かかわいいんですよね塩尻さん」←わかる

2018-10-13 | 走る若人が好き
箱根駅伝の予選会でした。

・コーヒーカップ?ティーカップ?の底に手を添えお上品に持つ
・チームメイトに「ごゆっくり、ごゆっくり」と声を掛ける
・後輩から「何かかわいいんですよね塩尻さん」と言われる
・ゲストの栃木先輩から「ゆるキャラ」呼ばわり
・ペットボトルの水を飲む時も両手で持つ
・栃木先輩からのコメントが聞こえず首をかしげる
・↑これらが噂になってるのを知り栃木先輩のせいにするも
 栃木先輩からそういうところがかわいいと返される

今日だけでもこれだけ出てきた塩尻選手の「かわいさ」(笑)。
それでいて7割の調子で1:01:22、日本人トップという。
公認コースのハーフで日本人学生歴代5位(勿論現役トップ)とか。
トラックも専門の3000mSC以外でも5000mも10000mも日本人の
他の選手を寄せ付けませんが、ハーフでもこのタイム。
やっぱりスーパーエースって言ったら塩尻選手だわ…。
強いし魅力もあるし、卒業したら学生長距離の楽しみが減りそう。
あ、出雲でワクワクしなかったの塩尻選手がいなかったから?
全日本はどの区間走るんだろう?大エースが1人だけいる時に
どこに置くかっていうのが今年は読めないです。
新1区じゃ短すぎると思うけど8区も毎年走ってないし…2区?

今年からコースが20km→ハーフに変更になりました。
20kmレース他にあまりないのでハーフの方が分かりやすいね。
涼しかったのもあって全体的にタイムがよかったですが、
中でも駒澤は10人平均63分切り&10人個人30位以内のハイレベル!
20km時代でも平均63分切り相当は過去になかったそうです。
2位に7分差という圧倒的すぎるタイムで通過しました。
箱根本戦でもかなりいいところまで行くんじゃないでしょうか?
近年失敗することの多い選手起用や区間配置さえ上手くいけば、
青学東洋の次くらい狙えると思うんですが。

95回記念の出場枠増がありましたが、通過校自体は順当な感じ。
前回の出場校+アクシデントで出場を逃した明治が突破。
山梨学院の通過順位が低いのが来年以降気がかりですが…。
序盤の通過タイムが遅く連続出場記録ストップが危ぶまれた
上武ですが、終盤帳尻を合わせ最後の1枠に滑り込みました。
ここは本当に予選会に合わせてくるなあ…。

次点に来たのは常連校ではなく麗澤大!
じわじわ伸びてきてますね。まだボーダーとはタイム差が
ありますが、次に初出場を果たすのはここなんでしょうか?
次点だと今度は麗澤大の監督が学連チームの監督を務めるのかな?
学連は落選校の選手が箱根を経験できることが主に言われますが
監督が箱根に参加できるのもチームにとっていい経験になるので、
選手じゃなくてむしろ監督の方に学連チーム出場制限を設けて
多くの監督に経験してもらった方がいいと思ってるくらい。
青学の原監督だって最初は学連チームの監督からですしね
(しかも4位まで躍進させて早くも片鱗見せてた)。

神大も難なく通過できたので、箱根本戦の日テレのゲストに
OBの鈴木選手が呼ばれそうですね!
青学は田村選手と下田選手のどっちが呼ばれるんだろう。
青学の選手は神野選手も一色選手もみんなトーク上手いので
どっちが呼ばれてもこなせそうですね。
区間賞だった下田選手の方が呼びやすいかな。
青学強すぎるから両方呼んじゃってもいいけど(笑)。
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凹雲駅伝

2018-10-08 | 走る若人が好き
出雲駅伝の記事です。
スタート地点、超長身の法政坂東選手が前列で、
その隣の隣が比較的長身の東海西川選手で、
間に挟まれた広経大の選手と身長差がありすぎて
前から見たら凹の形になってました…。
坂東選手は涼しい気候の方が得意っぽい?

優勝はやはり青学でした。
東海は阪口選手など主力の離脱が多いですし
東洋は例年あまり出雲に本気出してこないので
青学かなと思ってはいましたが、とはいえ前半区間は
東洋も強そうなので、もし東洋が今年はこの大会に
コンディションを整えていて前半で大差が付いたら、
青学も後半型というわけじゃないので東洋がそのまま
逃げ切る展開も予想されました。

蓋を開けてみたら、東洋先行ではなく1区2区と
青学が区間賞で青学の方が逃げ切り体制に。
5区6区で東洋が詰めてきましたが貯金が効きましたね。
拓殖が健闘!3区区間賞デレセ主将の爆走も大きいですが
他の選手も奮闘してこそ3区で2位に上がれたし
4区以降もあまり落ちず4位にとどまれたと言えます。
立命館も7位で関東食いに成功!
個人ではエース区間で相澤選手に食らいついた
城西1区の荻久保選手がよかったですね。

全日本も引き続き青学が強そうです。
東洋は今回のメンバーがほぼベストメンバーですが、
青学は林選手や小野田選手も投入でき上積みが大きいので。
全日本で課題になっている1区出遅れも今度から1区が
最短区間なのでそこまで出遅れないと思いますし、
一番の鬼門とはいえ大丈夫なんじゃないでしょうか。
三冠の可能性が高くなってきたと思います。
脅かすとしたらやはり東洋で、今度は絶好調で逃げ切りに
成功したりなんかすると青学が焦って自滅することも
あるかも?シード権が8位までになるらしいので、
優勝争いよりシード争いが盛り上がる予感。


この夏は長距離でもパワハラ問題が取り上げられました。
前々任地でもあったと聞いていたので驚きはなかった
ですが、ハラスメントで選手を追い詰めるような
指導方法はいい加減絶滅してほしいです…。
殺伐としたチームではなく、練習が終われば楽しそうな
雰囲気の青学が学生長距離のトップに君臨してると
いうのは個人的には好ましいと思ってます。
特段青学固定のファンってわけじゃないですが
要所では青学が優勝してほしい気持ちがどこかにあります。


ところで私の中でちょっとした危機(?)がありまして…
以前ならエントリー発表日あたりからワクワクしてたのが、
今年の出雲は前日になっても今一つ気持ちが盛り上がらず。
その上、今の好きな学生選手が4年生に偏ってまして
知ってる現役学生選手の名前も年々減少傾向、
1年生の名前とか本当にほとんど知らない有様…。

好きな選手が少なかったから盛り上がらなかったのなら、
今後は実業団の応援に移行していきそうです。
それか83回箱根の後くらいから10年以上追っかけてきて
飽きが来てるのか、あるいは私自身年を取ったので
若い頃のように何かに熱中する気力を失ってるのか。
調べたら「受動的な趣味は長続きしにくい」なんて説も
見ました。確かに自分ではマラソンしないので受動的か…。
他の大会でもこんな調子だったらそれなのかもしれません。
特に昨今は選手のロード志向が強すぎて春夏のトラック
シーズンが正直盛り上がらないので、年中楽しめた昔より
熱が冷めやすい流れになってるかなと思います。
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