Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

おのぼりさん4

2016-05-28 | ちょっと外出
3から3年経ちましたが「おのぼりさん」4です。
今回のメインは昨年末に情報入手した東京国立博物館の特別展
「黄金のアフガニスタン」です。土曜日は18:00まで開館してるので
ここを最後に持ってきて、徒歩圏内の千駄木~日暮里あたりにある
見てみたい庭をその前に。エリア違いますがそういえば皇居周辺を
歩いたことないな…ということで午前中は皇居周辺にしました。

東京メトロ24時間券(600円)を買い、九段下駅で下車。
北の丸公園~皇居東御苑~皇居外苑~日比谷公園のルートで歩きます。
おっさんが犬連れて散歩してて北の丸公園の門にマーキングさせとった。
あんまりマナー悪いとそのうち犬の散歩禁止になっちゃうぞ。
日本武道館を間近で見るのも初めて。ライブがあるらしく歌声が漏れてた。
客が来る時間には早いからリハーサルでもしてたのかな。
池にカメラ向けてる人がいるなと思ったらカモの子供が泳いでました。
何かイベントがあったのか科学技術館の前が混雑。

北詰橋門から皇居東御苑に入ります。月・金曜日は休園ですが、
門の窓口で入園票を貰って無料で入れます。出入りは大手門・平川門・
北桔橋門のいずれかで、入る門と出る門は違っていてもOK。
サミットが近い時期だったので入園の際に手荷物検査がありました。
外国人観光客が多いです。日本ではそれほど名所として有名な感じでは
ないですが、外国人向けには紹介されてるのかもしれません。
ヤクルトスワローズのキャップかぶってた外国人が観光客なのか、
それとも東京の住人なのか気になった(笑)。
天守台に一応上ってみてから二の丸庭園へ。流石に整備されてます。
花菖蒲にはまだ早かったけど、いくつか花が咲いてました。
宮内庁三の丸尚蔵館にも入ってみました。美術に疎い私でも知ってる
上村松園の有名な日本画が無料で見られました。

皇居ランナーの流れに逆らって皇居外苑へ。
ニュース番組なんかでよく映像が出てくる二重橋が見られます。
日比谷公園では、寒い日に凍結するとこれまたニュース番組で
出てくる鶴の噴水とか、バラが見頃だった第一花壇とか、
カメがひなたぼっこしてる心字池などを見て回りました。
心字池は一応庭といえば庭に当たるのかな?何かイベント
やってるなと思って後で調べたら、オクトーバーフェスト
(ドイツのビール祭り)だそうな。5月なのにオクトーバーかい(笑)。
何となく、ゲルマン系の国はビールが好まれててラテン系の国は
ワインが好まれるイメージですね。ワイン用のぶどうの栽培には
地中海側の気候の方が適してるのもあるんだろうけど。

地下鉄で京橋まで移動して、ランチはデンマーク料理
いろんな種類のデンマーク料理があるわけじゃないですが、
オープンサンドイッチのメニューがあります。3種類あったので、
ローストビーフとポテトと野菜の載ったものを注文。
ポテト系のスープとドリンク(暑かったのでアイスティーで)
が付いたランチセットです。ポテトには欧州料理っぽいハーブが
付いてたかな。オープンサンドイッチはあまり大きくないので
後でお腹が空いてしまいました。満腹になりたい方は
デザートを付けた方がいいのかも(ファストフードみたいに
カウンターで注文するお店だから後から注文しづらいけど)。

地下鉄乗り継いで(大手町駅は乗換に長距離歩くから使いたく
ないんだけど)千駄木駅で下車。池とお社のある須藤公園を
抜けて、旧安田楠雄邸庭園へ。水曜と土曜しか開館していない
ところで、以前通りかかって気になってたので行ってみました。
大正期に建てられた、安田財閥のお屋敷です。
ガイドさんがたっぷり説明してくれるので1時間滞在してました。
応接室やサンルームは洋風ですが、奥の方の部屋や2階は和室。
庭は歩けるわけじゃないし木も茂ってたので全体ははっきりと
分からなかったけど、建物内だけでも照明や欄間などが面白い。
庭の枝垂桜が咲くと、2階からの景色が素晴らしいとか。
手水鉢はちょっと洋風の入ったデザインでしたね。
ここは中に入る際に大きな荷物を預けます(貴重品を入れる
布の袋を渡してくれます)。建物保全のためとのことで、
荷物をぶつけて壁や襖やガラス戸などを壊したりしないため
でしょう。本来は他の文化財建築物でも行った方がいいんだと
思いますが、なかなか人手が足りなくて難しいのかな。

旧安田楠雄邸庭園で「島薗家住宅本日開館」という貼り紙があり、
予定にはなかったのですが時間があったので行ってみました。
公開は第1第3土曜日、11:00~16:00(入館~15:30)とレア。
公開日以外は貸会場として利用できるようです。
外から見ると洋館ですが、奥の方に和室があります。
やはり照明がいくつか凝ってました。小さめの庭は和風ですが、
洋館のところには薔薇が咲いてたり、建物も庭も「和」と「洋」
が共存している感じですね。研究者の邸宅だそうで、書斎の壁は
天井の高さまで全部書棚になってて本がぎっしり。

次の目的地の朝倉彫塑館まで歩きますが、日暮里駅方面に行くところ
道を間違えて西日暮里駅に着いてしまいました(苦笑)。
うっかり谷中の商店街で左折しちゃったけど右折が正しかった。
西日暮里駅前に地図があったので辿りつけましたがかなり遠回り。
朝倉彫塑館は庭も含め撮影禁止でした。大きな彫刻もありますが、
ここはまた彫刻家朝倉文夫のアトリエ兼住宅でして、住宅内部と
庭園も見学できるようになっています。中庭には池がありまして、
池の上に置かれた手水鉢が3隅にあり、その一つには梅の木?から
実が落ちてたような(写真がないので記憶が曖昧)。
蘭の間は天井がガラスになっていて、蘭を育てていたそうです。
今は猫の彫刻が展示されてます。猫好きだったようですね。
彫刻に疎い人でも、個性的な建築を楽しめると思います。
見学には靴下が必要とのことで裸足になりがちな夏場は注意。
外に出たら、「教授に引率されるゼミ学生」的な集団を目撃。

上野方面へ歩いて東京国立博物館。
お目当ての特別展「黄金のアフガニスタン」、会期の真ん中あたり
ですが土曜日ということもあってか混雑してました。
小さい表慶館だから展示品少ないのかなと思ったらそうでもなかった。
入ってすぐのところで変態仮面さんがアフガニスタンの文化財に
ついて紹介する映像流れてましたが、あれ九州国立博物館で
開催した時も流れたのかしらん。それとも東京だけ?
その名のとおり古い時代の黄金でできた文化財などの展示でして、
そのほか戦乱時に流出した文化財も展示されていました。
アレクサンドロス大王東征後のギリシャ人植民都市アイ・ハヌムから
出土したキュベーレ女神円盤に描かれているのは、現トルコの女神、
ギリシャの神、西アジアの神官。どういう信仰を持った人が
作った(作らせた)ものなのか気になりますね。
アフガニスタン北部ティリヤ・テペには1世紀の遊牧民の権力者の
墓があり、埋葬された人物が身にまとった黄金やトルコ石で作られた
きらびやかな装飾品が発掘されています。時代的に大月氏かな?
中国の鏡も埋葬されていたようです。日本では卑弥呼が魏に鏡を
賜るなど外交に関係していますが、埋葬された権力者が中国王朝から
外交により得たものなのか、民間の交易でもたらされたものなのかは
情報がなかったです。髪飾りや首飾りは本当に美しかったです。
1人の男性と5人の女性の装飾品はそれぞれ違っていました。
黄金の冠を付けた女性は王妃ではないかということです。
黄金の冠は奈良県や朝鮮半島でも見つかっており、文化の伝播が指摘
されています。遠い農耕民の島にまで伝わってきたんですね~。
クシャーン朝の遺跡ベグラムでは女性像が巨乳(笑)になってて
インド文化を感じさせました。ギリシャ彫刻では極端な巨乳は
いなくて皆さんバランスの取れた美乳ですが、インドやインドの
影響を受けた地の彫刻等ではまんまる巨乳が多くてよく分かる(笑)。

上野~神田間もJRじゃなくて地下鉄で。
神田のアルミーナでパレスチナ料理をいただきました。
開店間もない早い時間だからか客は私だけでしたが、予約の電話が
入ってました。マンサフとヤンスン茶を注文、2550円のつもりでいたら
お通し(前菜のディップ?)が出てきて後で2950円請求されたので、
お通しが400円だったんでしょう。マンサフは中東料理でヨルダンでも
食べられているようです。インディカ米(タイ米みたいな細長い米)の
上に柔らかいラムとナッツが載っていて、酸味のあるヨーグルト系の
ソースを掛けて食べます。米で結構腹が膨れたので追加注文なし。
というか予算3000円以内で考えてたので空腹だったら家に帰って
カップラーメンでも食べるつもりでいた(笑)。

疲れたなと思ったら、都心屋外だけで午前中6.5km、午後
5.5km歩いてました。これに自宅~駅往復2kmや博物館内、
大手町駅などの乗換入れると15km以上歩いたかもしれません。
そりゃ普段運動不足の人間が15km歩いたら疲れるわけです。
未定ですがおのぼりさん5はまだ行ってない新宿御苑ですかね~。
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二兎を追うもの何兎を得る?

2016-05-22 | 走る若人が好き
「ネットのどこかに関東インカレの展望載ってないかなー」と
開催前に探しましたが、今年あまりないですね。
昔はもっと見かけたはずですが、減った理由を考えました。

素人が展望や予想などをネットで発信する主な手段として
①SNS②ブログ③掲示板が考えられますが、このうち①のSNSは
あまり向きません。字数の多い記事の発信に不向きというのも
ありますが、選手本人も利用しているというのも不向きな理由です。
本人の目に触れる可能性が②よりも高いので、「俺の予想順位低すぎ」
と選手本人の機嫌を損ねてしまう可能性もアップしてしまい、心理的に
書きづらいというわけです。選手との距離が近いので、ダメ出しなしで
純粋な応援を届けたい時なんかにはSNSは適してるんですけどね。
ブログや掲示板に応援書いたって本人滅多に見やしません。

③掲示板に展望を投稿しようという場合、まずそういう話の流れに
なっていないのに空気を読まずに投稿すると嫌われます。
自分の好きなタイミングでは発信しにくいでしょう。
自分だけの発信の場ではないので長文も嫌われやすいと思います。
そもそも陸上関係の掲示板って今廃れちゃってるところが多いような…。
陸上に関しては、SNSさえチェックしてれば各種情報やレース速報、
写真や動画、選手によっては本人のコメントが流れ込んできますし、
ファンどうしの交流もできますので、荒らしがいるかもしれない
掲示板にわざわざ出向く必要がなくなったんでしょうねえ。

なので展望を載せるには自分の②ブログに載せるのが適してます。
しかし一般的に平成生まれの若い人はSNS派でブログをあまりやらず、
ブログをやってるのは昭和生まれが多い感じがします(統計取って
ないけど)。昭和生まれの多くは今や社会人で仕事が忙しいので、
年末休みに箱根駅伝の展望くらいは書けても、関東インカレの展望を
情報集めて書き上げる余裕なんてないのかもしれません。


ならお前が展望記事書けばいいだろ、と言われそうですが、
あいにく選手のトラックの成績に疎くなってしまったので無理(汗)。
代わりに開催日程変更後の5000mと10000mの掛けもちについて
調べて書いてみることにします。

箱根駅伝は見るけど関東インカレ知らんよって人はWikipedia参照。
箱根ランナーが出てくる種目は基本的に、1500m、5000m、10000m、
ハーフマラソン、3000m障害(3000mSC)です(稀に800mに出る選手も)。
長距離オンリーの大学は長距離以外の種目で点数が稼げないので、
駅伝強豪校でも1部に上がれず2部という大学はいくつかあります。

関東インカレは2014年までは2週にわたって開催されていました。
5月中旬の土日に1日目と2日目を開催し、翌週の土日に3日目と4日目を
開催するというパターンが多かったです。国立競技場が使えなくなったのも
あってか、2015年からは4日連続で開催されるようになりました。
以前は5000mと10000mは約1週間空いていた(1日目と4日目など、違う週に
開催していた)ので両方で入賞する選手も少なくなかったのですが、
今は最大で中2日しか空かず最初の10000mの疲労から回復するには期間が
短いので、両方に出場して特に後の5000mで入賞するのはなかなか難しく
なってきているのではないかと予想されます。

10000m出場後に5000mで入賞する選手が本当に減ったのか調べました。
インカレ開催直後で公式サイトが重く他サイトの引用データを一部
使っていますので、データの誤りがあったらごめんなさい。

5000m入賞者に占める10000m出場者数
※( )内選手名敬称略、10000mの成績は問わず

2016年 1部2人(ワンブィ、口町)
      2部4人(一色、デレセ、セルナルド、加藤)
2015年 1部1人(松枝)
      2部4人(潰滝、戸田、金森、デレセ)
---------------------------------------------
2014年 1部5人(キトニー、横手、村山紘、服部兄弟)
      2部3人(潰滝、及川、浅岡)
2013年 1部5人(オムワンバ、キトニー、服部翔、大六野、矢野)
      2部5人(モゼ、岡本、ゲブラシラシェ、潰滝、市田孝)
2012年 1部5人(オムワンバ、服部翔、横手、早川、菊地)
      2部1人(藤井)
2011年 1部4人(矢澤、設楽啓、ベンジャミン、早川)
      2部4人(オンサリゴ、マイナ、撹上、モゼ)


2部は2014年→2015年の激減はありません。駒澤の選手が少ないのは、
選手層が厚く元々あまり掛けもちをさせてないからです。
今の青学も強い選手が沢山いるので掛けもちが少ないです。
2012年に1人だけだったのは、留学生が10000mにモゼ選手1人しか
出なかった(5000mでは28位に)のが一因かな。

1部では2014年まで4~5人いましたが、2015年で1人に減っています。
今年も2人しかいません。早稲田が2人入賞していますが、早稲田の
長距離は他の種目も掛けもちがおらず、1種目に集中して臨んでいます。
2015年の少なさに関しては山梨学院と日大の留学生が各2人いて、
いずれも「10000mと5000mの掛けもち」を行わなかったのもありますが。
「両方出場はしたけど疲労が取れず5000mでは撃沈してしまう」という
選手が多いからかといいますと、そもそも今年の1部では掛けもちが6人
だけであり、入賞だけでも5人いる2014年以前からは減っていると考え
られるので、早稲田に限らず最初から掛けもちを避けているというのが
大きな理由と思われます。なお、今年の1部掛けもち6人中、両方入賞2人、
10000mだけ入賞1人、5000mだけ入賞0人、両方圏外3人です。

2部だと、特に長距離特化校では1部昇格も目指さず得点も気にせず
個人戦として選手に臨ませている大学も少なくないでしょうし、
弱小校も1部より多く混じっていますので、実力者が掛けもちをして
実力どおりに入賞することが多いのかもしれません。
一方で1部では、優勝を目指したり残留争いをしたりでいかに得点を
稼ぐかを各校気にしますので、10000mを走って疲れてしまった選手に
鞭打って5000mを走らせるよりも、疲れていない選手を走らせる方が
得点の可能性が高く有利と判断されていると考えられます。
勿論、力が図抜けている留学生は掛けもちしても余裕で上位に
なるので別です。折角稼げるのに1種目だけじゃ勿体ないです。
「5000mに絞れば入賞できるかもしれないが、10000mを走った後だと
5000mの入賞は困難」というレベルの選手であれば、今の日程では
掛けもちはインカレの得点戦略上得策ではないですね。
他に出場できる選手がいない弱小校だと仕方のない面もありますが、
そうでなければ掛けもちをやめてその分もう1人出場させた方が
選手のモチベーションや実戦経験値のアップに繋がるかもしれません。

結果しか見てなくて内容知らないのであまり感想も書けないのですが、
長距離は山梨学院が活躍してますね。最終的にまずまずだったところ、
意外に頑張ったところ、評判ほどではなかったところなど様々ですが、
トラックシーズンの試合はどのくらい重視して調整してきてるかは
大学によって違います(特に2部)ので、単純な評価は難しいです。
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「ガラピコぷ~」とジェンダー論(嘘)

2016-05-14 | たまにはTVも見る
Eテレ幼児番組を見続けている私が、「おかあさんといっしょ」で
4月から「ポコポッテイト」に代わりスタートした着ぐるみ劇
「ガラピコぷ~」にブログ内でこれまで言及していないのは
何故かと疑問に感じた方もいるかもしれません(いねーよ)。
それは4月にテレビの調子が悪くてあまり見られなかったからです
(正確にはPCに入ってるテレビ視聴ソフトの調子)。
5月に入って調子が戻ってきて見られるようになってきました。
もし駅伝シーズンにテレビ見られなかったら発狂しちゃうYO!

ということでまともに見られるようになってきたのが最近なので
Wikipediaで情報を補完しつつ分析ツッコミ等々行います。

キャラクターデザインですが、オープニングアニメを見る限り
「3次元より2次元向きなのかな」という印象。アニメの方が可愛い。
無難で一般受けするのは「ポコポッテイト」の方でしょうね、というか
「ポコポッテイト」は「モノランモノラン」の反省から意図的に無難に
していると思われるので…。「キャラが可愛くない!」という貴方、
「モノランモノラン」のこと忘れてるでしょ!記憶外に葬ってるでしょ!
アレに比べたらよっぽど大人しいから!(主に色使いが)

舞台はやはり歴代の「閉鎖的空間」を踏襲し、架空の「しずく星」。
「にこにこぷん」ではかしの木おじさんという物知り長老がいましたが、
今作のホシノキはキャラではなく、代わりにプッチマーゴという
モモンガが住んでいます。「物知り長老」系キャラは、「ポコポッテイト」の
ゾウガメや「ぐ~チョコランタン」のガタラットなど着ぐるみ劇で多く
見られますが、プッチマーゴは(大人ですが)長老というほど年を取っては
いないように見えます。私が見た回(少ないですが)では、知恵や知識を
教える役というよりチョロミーに仕事させたり説教したりしている役という
印象で、「ポコポッテイト」でいうとゾウガメの長老様よりも実はムテ吉の
おばあちゃん(あるいはその真似をしている時のララパ)に近い感じが。
チョロミーにとっては遊びたい時はウザい存在に思えることもありそうな。
ナレーターもプッチマーゴですが、子供向け番組にしては口調が落ち着いて
いるので、全体的に明るさが足りなく感じるかな?と思います。
今回主要キャラがチョロミーしか明るくないので余計そう感じるかも…。
(サブキャラだと関西弁の容貌が胡散臭い商人タコも明るいけど)

「配達業務キャラ」も着ぐるみ劇ではおなじみ。
「にこにこぷん」「ドレミファ・どーなっつ!」ではカモメ、前作
「ポコポッテイト」ではアオアシカツオドリと代々鳥類が郵便配達を行って
きています。今回もアヒルと鳥類ですが、勤務先は「グースー急便」と
いうことで、郵便局ではなさそうです。公共放送が郵便ばかりプッシュ
してるとヤ○○運輸あたりから抗議がくるのかしらん(笑)。
むしろ鳥+民間配達業といえばペリ○ン便を連想するけど。
しかし声担当見ると強い向かい風受けそうで配送業務に向いてるのかどうか…。
あとスキッパーって検索すると「ホテル代踏み倒して逃げる人」って出ますが…。

さてサブキャラが先になりましたが主要キャラはといいますと、
ハリケーンウサギの女の子のチョロミー、大人しいオオカミの男の子ムームー、
しずく星に不時着してデータが飛んだロボットのガラピコの3人です。
「ポコポッテイト」のムテ吉のオカリナ?の時も思ったけど、キャラに
ペンダント付けさせるの好きですねえ。特撮ヒーローものの変身アイテム
みたいに、おもちゃ売って儲けよう的な意図はないと思うけど(笑)。

ロボットが主要キャラになるのは初めてとのことですが、「ブンブンたいむ」の
ごじゃえもんは動物だったんですかね。ゼンマイ付いてるらしいけど。
ただ、「人の気持ちが分からない」キャラは初めてでしょうね(胸のパネルに
割れたハートの絵が表示されてるのはそういう意味なのかな。失恋じゃないYO!)。
昭和の幼児番組にはまず出てこない、現代ならではのキャラに感じます。
「空気読むのが苦手な子もいるけど仲良くしようね」というメッセージ?
「ポコポッテイト」のムテ吉や「ぐ~チョコランタン」のスプーみたいに
歌コーナーに1人で出てくると実質1人主役制なのかなって判断しますが、
タイトルに入ってるガラピコが1人主役ってわけではなさそうです。

歴代人形劇では、女の子キャラといえば「典型的女の子キャラ」が多かったです。
前作の「ポコポッテイト」ではミーニャはファッションモデルを目指し、
マーモットのトッチョは化粧好き。まさか「どうせ女なんか皆おしゃれにしか
興味ないだろ」っておっさんが作ってるのか?と思いきや作者は女性でした。
そろそろ典型的女の子キャラに飽きてきたな…って時にチョロミー登場。
チョロミーは女の子ですが、歴代でいえばじゃじゃまるやムテ吉の流れを汲む
「やんちゃで雑なキャラ」です。ここへ来て女の子のやんちゃキャラ来ました。
やればできるじゃんか!典型的女の子キャラじゃない女の子作れるじゃんか!

ムームーはそんなに珍しさはないんですがね。大まかに言えばぽろりや
メーコブの「弱虫キャラ」系譜なので。ただ、彼らみたいに家が名門である
ことや、やんちゃキャラより勉強ができることなどを鼻に掛けてはいません。
弱虫キャラから自慢を引いて天然を足した、ってところでしょうか。

Wikipediaによると、男の子らしさ、女の子らしさに囚われなくてもいいという
メッセージを投げかけているようです。幼稚園頃の子供って特に囚われやすい
年代だと思うので、男の子らしい男の子キャラや女の子らしい女の子キャラの
方が最初の受けはいいかもしれませんが、このメッセージが子供達に届くか
どうか。もし「女の子が女の子らしくない」今作を見た世代が、「女の子が
女の子らしかった」前作を見ていた世代に比べて囚われない子が多ければ、
それは「ガラピコぷ~」の影響だと言えるのかもしれません。

私はほとんど見てないので知らないのですが、歴代でいうとチョロミーと
ムームーのキャラ設定は「どれみふぁ・どーなっつ!」のみど・ふぁど姉弟に
近いのかな?あれも姉の方がが元気で弟の方が大人しいらしい。
前作が「にこにこぷん」的なやんちゃ男子+可愛さを追求するが怪力の女子+
弱虫男子という設定で、「にこにこぷん」を見てきた親世代を狙ってるような
感じだったので、今度は「どれみふぁ・どーなっつ!」世代狙いとか?
てことは「どれみふぁ」世代ももう親かい!たぶん20代半ばあたりだと
「どれみふぁ」世代だし。私も年を取ったわけだ(笑)。

そういえば番組エンディングの「あしたてんきにな~れ!」ですが
着ぐるみ劇が変わったのに変わらなかったですね!
「モノランモノラン」→「ポコポッテイト」で変わらなかった時に
このブログで打ち切りだったからだなんて推理してましたが、
今回打ち切りではなさそうなのに変えず。もう着ぐるみ劇の交代と
エンディングテーマの交代は関係なくなっちゃったのかな。
エンディングが唯一残る「モノランモノラン」の遺産となったか…。
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これで足りるCa

2016-05-07 | 日常or掲載計画
去年自分の食事を分析したところ、

・カルシウムがあと140mgほど欲しい
・野菜がちょっと足りない
・ビタミンCの摂取量がギリギリ

という課題が見つかりましたが、解決法が分かりました。

→水菜を生で食べる

まず葉物野菜の100gあたりのカルシウム含有量を見てみましょう。
あまり葉物野菜にカルシウムが入っているイメージがないかも
しれませんが、実は意外に豊富に含まれています。

モロヘイヤ 260mg
水菜 210mg
小松菜 150mg
つるむらさき 150mg
ちんげん菜 120mg
春菊 120mg
ほうれん草 69mg
※牛乳 110mg

ただ、牛乳のカルシウム吸収率は大体野菜の倍だそうです。
そうすると牛乳の方がすぐ飲めて手頃だ、となりそうですが、
「全体的に蛋白質は足りてるが野菜が足りない」問題のほか、
「カルシウムとリンのバランス」という問題が出てきます。
私は他の食事も含めたトータルのリンの量が割と多めでして
(加工食品に多いと聞きますが玄米にも意外に多いですね)、
カルシウムを摂っていてもリンが多すぎると骨密度の低下を
引き起こすそうです。なのでなるべくリンが少ない方がいい。

葉物野菜の100gあたりのリン含有量はこんな感じです。
モロヘイヤ以外は牛乳よりリン含有量が少ないですね。
( )はカルシウム比です。

モロヘイヤ 110mg (42.3%)
水菜 64mg (30.5%)
小松菜 46mg (30.7%)
つるむらさき 28mg (18.7%)
ちんげん菜 27mg (22.5%)
春菊 44mg (36.7%)
ほうれん草 43mg (62.3%)
※牛乳 93mg (84.5%)

あと父が乳糖不耐症でして、乳製品に頼りすぎる食生活は
体質的に避けた方がいいかなと…。今のところ私には症状
出てないですし、ヨーグルトは毎日少し食べてますが。

で、なぜ水菜を食べようという結論になったかというと、
カルシウムが多いのもありますが、生で食べると
ビタミンCも100gあたり55mg含まれているんです
(茹でちゃうとビタミンCが流出するので減る)。
他の葉物野菜はあく抜きに茹でるものが多いですが、
生で食べられる方が手間いらずで手軽に食べられるし。
そんなに高価ではなく、年中手に入るのもメリット。

水菜は1日1株、約170gで十分なようです。
カルシウム357mg、ビタミンC93.5mgが摂取できます。

ちなみに卵の殻マジで一度試してみたけどジャリジャリで
食えたもんじゃなかった(笑)。酸に溶けるというのもすぐ
溶けるんじゃなくて長時間経たないと溶けないらしい。

※栄養学をまともに勉強して書いた記事ではありません。
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