3から3年経ちましたが「おのぼりさん」4です。
今回のメインは昨年末に情報入手した東京国立博物館の特別展
「黄金のアフガニスタン」です。土曜日は18:00まで開館してるので
ここを最後に持ってきて、徒歩圏内の千駄木~日暮里あたりにある
見てみたい庭をその前に。エリア違いますがそういえば皇居周辺を
歩いたことないな…ということで午前中は皇居周辺にしました。
東京メトロ24時間券(600円)を買い、九段下駅で下車。
北の丸公園~皇居東御苑~皇居外苑~日比谷公園のルートで歩きます。
おっさんが犬連れて散歩してて北の丸公園の門にマーキングさせとった。
あんまりマナー悪いとそのうち犬の散歩禁止になっちゃうぞ。
日本武道館を間近で見るのも初めて。ライブがあるらしく歌声が漏れてた。
客が来る時間には早いからリハーサルでもしてたのかな。
池にカメラ向けてる人がいるなと思ったらカモの子供が泳いでました。
何かイベントがあったのか科学技術館の前が混雑。
北詰橋門から皇居東御苑に入ります。月・金曜日は休園ですが、
門の窓口で入園票を貰って無料で入れます。出入りは大手門・平川門・
北桔橋門のいずれかで、入る門と出る門は違っていてもOK。
サミットが近い時期だったので入園の際に手荷物検査がありました。
外国人観光客が多いです。日本ではそれほど名所として有名な感じでは
ないですが、外国人向けには紹介されてるのかもしれません。
ヤクルトスワローズのキャップかぶってた外国人が観光客なのか、
それとも東京の住人なのか気になった(笑)。
天守台に一応上ってみてから二の丸庭園へ。流石に整備されてます。
花菖蒲にはまだ早かったけど、いくつか花が咲いてました。
宮内庁三の丸尚蔵館にも入ってみました。美術に疎い私でも知ってる
上村松園の有名な日本画が無料で見られました。
皇居ランナーの流れに逆らって皇居外苑へ。
ニュース番組なんかでよく映像が出てくる二重橋が見られます。
日比谷公園では、寒い日に凍結するとこれまたニュース番組で
出てくる鶴の噴水とか、バラが見頃だった第一花壇とか、
カメがひなたぼっこしてる心字池などを見て回りました。
心字池は一応庭といえば庭に当たるのかな?何かイベント
やってるなと思って後で調べたら、オクトーバーフェスト
(ドイツのビール祭り)だそうな。5月なのにオクトーバーかい(笑)。
何となく、ゲルマン系の国はビールが好まれててラテン系の国は
ワインが好まれるイメージですね。ワイン用のぶどうの栽培には
地中海側の気候の方が適してるのもあるんだろうけど。
地下鉄で京橋まで移動して、ランチはデンマーク料理。
いろんな種類のデンマーク料理があるわけじゃないですが、
オープンサンドイッチのメニューがあります。3種類あったので、
ローストビーフとポテトと野菜の載ったものを注文。
ポテト系のスープとドリンク(暑かったのでアイスティーで)
が付いたランチセットです。ポテトには欧州料理っぽいハーブが
付いてたかな。オープンサンドイッチはあまり大きくないので
後でお腹が空いてしまいました。満腹になりたい方は
デザートを付けた方がいいのかも(ファストフードみたいに
カウンターで注文するお店だから後から注文しづらいけど)。
地下鉄乗り継いで(大手町駅は乗換に長距離歩くから使いたく
ないんだけど)千駄木駅で下車。池とお社のある須藤公園を
抜けて、旧安田楠雄邸庭園へ。水曜と土曜しか開館していない
ところで、以前通りかかって気になってたので行ってみました。
大正期に建てられた、安田財閥のお屋敷です。
ガイドさんがたっぷり説明してくれるので1時間滞在してました。
応接室やサンルームは洋風ですが、奥の方の部屋や2階は和室。
庭は歩けるわけじゃないし木も茂ってたので全体ははっきりと
分からなかったけど、建物内だけでも照明や欄間などが面白い。
庭の枝垂桜が咲くと、2階からの景色が素晴らしいとか。
手水鉢はちょっと洋風の入ったデザインでしたね。
ここは中に入る際に大きな荷物を預けます(貴重品を入れる
布の袋を渡してくれます)。建物保全のためとのことで、
荷物をぶつけて壁や襖やガラス戸などを壊したりしないため
でしょう。本来は他の文化財建築物でも行った方がいいんだと
思いますが、なかなか人手が足りなくて難しいのかな。
旧安田楠雄邸庭園で「島薗家住宅本日開館」という貼り紙があり、
予定にはなかったのですが時間があったので行ってみました。
公開は第1第3土曜日、11:00~16:00(入館~15:30)とレア。
公開日以外は貸会場として利用できるようです。
外から見ると洋館ですが、奥の方に和室があります。
やはり照明がいくつか凝ってました。小さめの庭は和風ですが、
洋館のところには薔薇が咲いてたり、建物も庭も「和」と「洋」
が共存している感じですね。研究者の邸宅だそうで、書斎の壁は
天井の高さまで全部書棚になってて本がぎっしり。
次の目的地の朝倉彫塑館まで歩きますが、日暮里駅方面に行くところ
道を間違えて西日暮里駅に着いてしまいました(苦笑)。
うっかり谷中の商店街で左折しちゃったけど右折が正しかった。
西日暮里駅前に地図があったので辿りつけましたがかなり遠回り。
朝倉彫塑館は庭も含め撮影禁止でした。大きな彫刻もありますが、
ここはまた彫刻家朝倉文夫のアトリエ兼住宅でして、住宅内部と
庭園も見学できるようになっています。中庭には池がありまして、
池の上に置かれた手水鉢が3隅にあり、その一つには梅の木?から
実が落ちてたような(写真がないので記憶が曖昧)。
蘭の間は天井がガラスになっていて、蘭を育てていたそうです。
今は猫の彫刻が展示されてます。猫好きだったようですね。
彫刻に疎い人でも、個性的な建築を楽しめると思います。
見学には靴下が必要とのことで裸足になりがちな夏場は注意。
外に出たら、「教授に引率されるゼミ学生」的な集団を目撃。
上野方面へ歩いて東京国立博物館。
お目当ての特別展「黄金のアフガニスタン」、会期の真ん中あたり
ですが土曜日ということもあってか混雑してました。
小さい表慶館だから展示品少ないのかなと思ったらそうでもなかった。
入ってすぐのところで変態仮面さんがアフガニスタンの文化財に
ついて紹介する映像流れてましたが、あれ九州国立博物館で
開催した時も流れたのかしらん。それとも東京だけ?
その名のとおり古い時代の黄金でできた文化財などの展示でして、
そのほか戦乱時に流出した文化財も展示されていました。
アレクサンドロス大王東征後のギリシャ人植民都市アイ・ハヌムから
出土したキュベーレ女神円盤に描かれているのは、現トルコの女神、
ギリシャの神、西アジアの神官。どういう信仰を持った人が
作った(作らせた)ものなのか気になりますね。
アフガニスタン北部ティリヤ・テペには1世紀の遊牧民の権力者の
墓があり、埋葬された人物が身にまとった黄金やトルコ石で作られた
きらびやかな装飾品が発掘されています。時代的に大月氏かな?
中国の鏡も埋葬されていたようです。日本では卑弥呼が魏に鏡を
賜るなど外交に関係していますが、埋葬された権力者が中国王朝から
外交により得たものなのか、民間の交易でもたらされたものなのかは
情報がなかったです。髪飾りや首飾りは本当に美しかったです。
1人の男性と5人の女性の装飾品はそれぞれ違っていました。
黄金の冠を付けた女性は王妃ではないかということです。
黄金の冠は奈良県や朝鮮半島でも見つかっており、文化の伝播が指摘
されています。遠い農耕民の島にまで伝わってきたんですね~。
クシャーン朝の遺跡ベグラムでは女性像が巨乳(笑)になってて
インド文化を感じさせました。ギリシャ彫刻では極端な巨乳は
いなくて皆さんバランスの取れた美乳ですが、インドやインドの
影響を受けた地の彫刻等ではまんまる巨乳が多くてよく分かる(笑)。
上野~神田間もJRじゃなくて地下鉄で。
神田のアルミーナでパレスチナ料理をいただきました。
開店間もない早い時間だからか客は私だけでしたが、予約の電話が
入ってました。マンサフとヤンスン茶を注文、2550円のつもりでいたら
お通し(前菜のディップ?)が出てきて後で2950円請求されたので、
お通しが400円だったんでしょう。マンサフは中東料理でヨルダンでも
食べられているようです。インディカ米(タイ米みたいな細長い米)の
上に柔らかいラムとナッツが載っていて、酸味のあるヨーグルト系の
ソースを掛けて食べます。米で結構腹が膨れたので追加注文なし。
というか予算3000円以内で考えてたので空腹だったら家に帰って
カップラーメンでも食べるつもりでいた(笑)。
疲れたなと思ったら、都心屋外だけで午前中6.5km、午後
5.5km歩いてました。これに自宅~駅往復2kmや博物館内、
大手町駅などの乗換入れると15km以上歩いたかもしれません。
そりゃ普段運動不足の人間が15km歩いたら疲れるわけです。
未定ですがおのぼりさん5はまだ行ってない新宿御苑ですかね~。
今回のメインは昨年末に情報入手した東京国立博物館の特別展
「黄金のアフガニスタン」です。土曜日は18:00まで開館してるので
ここを最後に持ってきて、徒歩圏内の千駄木~日暮里あたりにある
見てみたい庭をその前に。エリア違いますがそういえば皇居周辺を
歩いたことないな…ということで午前中は皇居周辺にしました。
東京メトロ24時間券(600円)を買い、九段下駅で下車。
北の丸公園~皇居東御苑~皇居外苑~日比谷公園のルートで歩きます。
おっさんが犬連れて散歩してて北の丸公園の門にマーキングさせとった。
あんまりマナー悪いとそのうち犬の散歩禁止になっちゃうぞ。
日本武道館を間近で見るのも初めて。ライブがあるらしく歌声が漏れてた。
客が来る時間には早いからリハーサルでもしてたのかな。
池にカメラ向けてる人がいるなと思ったらカモの子供が泳いでました。
何かイベントがあったのか科学技術館の前が混雑。
北詰橋門から皇居東御苑に入ります。月・金曜日は休園ですが、
門の窓口で入園票を貰って無料で入れます。出入りは大手門・平川門・
北桔橋門のいずれかで、入る門と出る門は違っていてもOK。
サミットが近い時期だったので入園の際に手荷物検査がありました。
外国人観光客が多いです。日本ではそれほど名所として有名な感じでは
ないですが、外国人向けには紹介されてるのかもしれません。
ヤクルトスワローズのキャップかぶってた外国人が観光客なのか、
それとも東京の住人なのか気になった(笑)。
天守台に一応上ってみてから二の丸庭園へ。流石に整備されてます。
花菖蒲にはまだ早かったけど、いくつか花が咲いてました。
宮内庁三の丸尚蔵館にも入ってみました。美術に疎い私でも知ってる
上村松園の有名な日本画が無料で見られました。
皇居ランナーの流れに逆らって皇居外苑へ。
ニュース番組なんかでよく映像が出てくる二重橋が見られます。
日比谷公園では、寒い日に凍結するとこれまたニュース番組で
出てくる鶴の噴水とか、バラが見頃だった第一花壇とか、
カメがひなたぼっこしてる心字池などを見て回りました。
心字池は一応庭といえば庭に当たるのかな?何かイベント
やってるなと思って後で調べたら、オクトーバーフェスト
(ドイツのビール祭り)だそうな。5月なのにオクトーバーかい(笑)。
何となく、ゲルマン系の国はビールが好まれててラテン系の国は
ワインが好まれるイメージですね。ワイン用のぶどうの栽培には
地中海側の気候の方が適してるのもあるんだろうけど。
地下鉄で京橋まで移動して、ランチはデンマーク料理。
いろんな種類のデンマーク料理があるわけじゃないですが、
オープンサンドイッチのメニューがあります。3種類あったので、
ローストビーフとポテトと野菜の載ったものを注文。
ポテト系のスープとドリンク(暑かったのでアイスティーで)
が付いたランチセットです。ポテトには欧州料理っぽいハーブが
付いてたかな。オープンサンドイッチはあまり大きくないので
後でお腹が空いてしまいました。満腹になりたい方は
デザートを付けた方がいいのかも(ファストフードみたいに
カウンターで注文するお店だから後から注文しづらいけど)。
地下鉄乗り継いで(大手町駅は乗換に長距離歩くから使いたく
ないんだけど)千駄木駅で下車。池とお社のある須藤公園を
抜けて、旧安田楠雄邸庭園へ。水曜と土曜しか開館していない
ところで、以前通りかかって気になってたので行ってみました。
大正期に建てられた、安田財閥のお屋敷です。
ガイドさんがたっぷり説明してくれるので1時間滞在してました。
応接室やサンルームは洋風ですが、奥の方の部屋や2階は和室。
庭は歩けるわけじゃないし木も茂ってたので全体ははっきりと
分からなかったけど、建物内だけでも照明や欄間などが面白い。
庭の枝垂桜が咲くと、2階からの景色が素晴らしいとか。
手水鉢はちょっと洋風の入ったデザインでしたね。
ここは中に入る際に大きな荷物を預けます(貴重品を入れる
布の袋を渡してくれます)。建物保全のためとのことで、
荷物をぶつけて壁や襖やガラス戸などを壊したりしないため
でしょう。本来は他の文化財建築物でも行った方がいいんだと
思いますが、なかなか人手が足りなくて難しいのかな。
旧安田楠雄邸庭園で「島薗家住宅本日開館」という貼り紙があり、
予定にはなかったのですが時間があったので行ってみました。
公開は第1第3土曜日、11:00~16:00(入館~15:30)とレア。
公開日以外は貸会場として利用できるようです。
外から見ると洋館ですが、奥の方に和室があります。
やはり照明がいくつか凝ってました。小さめの庭は和風ですが、
洋館のところには薔薇が咲いてたり、建物も庭も「和」と「洋」
が共存している感じですね。研究者の邸宅だそうで、書斎の壁は
天井の高さまで全部書棚になってて本がぎっしり。
次の目的地の朝倉彫塑館まで歩きますが、日暮里駅方面に行くところ
道を間違えて西日暮里駅に着いてしまいました(苦笑)。
うっかり谷中の商店街で左折しちゃったけど右折が正しかった。
西日暮里駅前に地図があったので辿りつけましたがかなり遠回り。
朝倉彫塑館は庭も含め撮影禁止でした。大きな彫刻もありますが、
ここはまた彫刻家朝倉文夫のアトリエ兼住宅でして、住宅内部と
庭園も見学できるようになっています。中庭には池がありまして、
池の上に置かれた手水鉢が3隅にあり、その一つには梅の木?から
実が落ちてたような(写真がないので記憶が曖昧)。
蘭の間は天井がガラスになっていて、蘭を育てていたそうです。
今は猫の彫刻が展示されてます。猫好きだったようですね。
彫刻に疎い人でも、個性的な建築を楽しめると思います。
見学には靴下が必要とのことで裸足になりがちな夏場は注意。
外に出たら、「教授に引率されるゼミ学生」的な集団を目撃。
上野方面へ歩いて東京国立博物館。
お目当ての特別展「黄金のアフガニスタン」、会期の真ん中あたり
ですが土曜日ということもあってか混雑してました。
小さい表慶館だから展示品少ないのかなと思ったらそうでもなかった。
入ってすぐのところで変態仮面さんがアフガニスタンの文化財に
ついて紹介する映像流れてましたが、あれ九州国立博物館で
開催した時も流れたのかしらん。それとも東京だけ?
その名のとおり古い時代の黄金でできた文化財などの展示でして、
そのほか戦乱時に流出した文化財も展示されていました。
アレクサンドロス大王東征後のギリシャ人植民都市アイ・ハヌムから
出土したキュベーレ女神円盤に描かれているのは、現トルコの女神、
ギリシャの神、西アジアの神官。どういう信仰を持った人が
作った(作らせた)ものなのか気になりますね。
アフガニスタン北部ティリヤ・テペには1世紀の遊牧民の権力者の
墓があり、埋葬された人物が身にまとった黄金やトルコ石で作られた
きらびやかな装飾品が発掘されています。時代的に大月氏かな?
中国の鏡も埋葬されていたようです。日本では卑弥呼が魏に鏡を
賜るなど外交に関係していますが、埋葬された権力者が中国王朝から
外交により得たものなのか、民間の交易でもたらされたものなのかは
情報がなかったです。髪飾りや首飾りは本当に美しかったです。
1人の男性と5人の女性の装飾品はそれぞれ違っていました。
黄金の冠を付けた女性は王妃ではないかということです。
黄金の冠は奈良県や朝鮮半島でも見つかっており、文化の伝播が指摘
されています。遠い農耕民の島にまで伝わってきたんですね~。
クシャーン朝の遺跡ベグラムでは女性像が巨乳(笑)になってて
インド文化を感じさせました。ギリシャ彫刻では極端な巨乳は
いなくて皆さんバランスの取れた美乳ですが、インドやインドの
影響を受けた地の彫刻等ではまんまる巨乳が多くてよく分かる(笑)。
上野~神田間もJRじゃなくて地下鉄で。
神田のアルミーナでパレスチナ料理をいただきました。
開店間もない早い時間だからか客は私だけでしたが、予約の電話が
入ってました。マンサフとヤンスン茶を注文、2550円のつもりでいたら
お通し(前菜のディップ?)が出てきて後で2950円請求されたので、
お通しが400円だったんでしょう。マンサフは中東料理でヨルダンでも
食べられているようです。インディカ米(タイ米みたいな細長い米)の
上に柔らかいラムとナッツが載っていて、酸味のあるヨーグルト系の
ソースを掛けて食べます。米で結構腹が膨れたので追加注文なし。
というか予算3000円以内で考えてたので空腹だったら家に帰って
カップラーメンでも食べるつもりでいた(笑)。
疲れたなと思ったら、都心屋外だけで午前中6.5km、午後
5.5km歩いてました。これに自宅~駅往復2kmや博物館内、
大手町駅などの乗換入れると15km以上歩いたかもしれません。
そりゃ普段運動不足の人間が15km歩いたら疲れるわけです。
未定ですがおのぼりさん5はまだ行ってない新宿御苑ですかね~。