Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

関西一人旅2024 2日目

2024-07-28 | 旅に出た
2日目は初めての吉野方面です。
使える近鉄フリーパスなかった。

朝食は自分比ではそんなに取ってない。
最初にご飯があって最後にパンがある
のでみんなご飯取っていきました。
パンよりご飯食べてもらう方が
ホテル的にコスパいいから考えたね!
ひじきとおからの胡麻和え?みたい
なのが割と美味しかったかな。

近鉄乗って気になった。
最近の男子高校生って鞄にマスコット
とかいっぱい付ける子多い?
それとも奈良県一部地域だけ?
女子高校生は昔からそうだけど。
手作りっぽいの付けてる部員がいて
彼女が作ったのかと思いきや
他の部員も同じの付けてた。
下市口駅からバスに乗ったら登山客が
多く、日帰りか宿泊か聞かれてた。
日帰り客多いと臨時便出すんだろうか。
バス降りたら飛び出し坊やおった。

拝観予約してた願行寺に到着。
町のサイトでは8:00からとあるけど
実際は9:00からのようです。
右側の寺務所のインターホン鳴らしたら
本堂の方に来てほしいと言われました。
本堂の下で待ってたけど誰も来ないので
入ってみると、本堂右奥の廊下から庭。
翌々日に草の手入れ予定だとか。
室町末期の庭、洞窟石組は確かに古い
庭にしかないかもしれません。
看板には「玉石敷の低い平坦地を水面に
見立てた枯山水的な取扱い方に、室町
時代に京都を中心として活躍した一流派
のものと考えられ室町末期(永禄年間)
を下らないものと推定されている」と。
浄土真宗の寺の古庭園は珍しいらしく、
奥中央の石は阿弥陀如来で、庭の奥は
彼岸、手前は此岸で荒波が横たわるのを
小石を敷き詰めて表し(静かな細かい砂
じゃない。那智黒石って言ったかな?)、
彼岸へ渡る舟を表す平らな石も。
彼岸側には滝石もあるそうな。
葉の小さいモミジは昔は11月上旬に
紅葉していたものの、今は温暖化で
12月半ばまで見られ、正月は落ち葉で
地面が赤く、ドウダンツツジや裏山の
紅葉も合わせて綺麗だとか。
以前からある木はこのモミジとドウダン
ツツジで、モミジの後ろの開山堂?
(蓮如上人を祀る)はモミジより後から
建てたものだそうです。奥の塀は老朽化
したため最近建て替えたもの。
座敷の上段の間は本願寺の高僧のためで、
勿論ここから庭を眺められます。
時代が違うので上がらせてもらえた。
寺子屋としても使ってたそうです。
江戸時代の歴代代官による「勝手に木を
切るな」の立札を展示、全部名前が違う。
最後の代官は天誅組に殺されたらしい。
この辺り薬草が取れるという話の流れで
森野旧薬園が出てきました。
一度行ったところです。懐かしい。
本堂の仏間には天女の欄間が。
ちなみに庭見てる途中で地震があった。
和歌山県で震度2でこの辺は震度1。

下今市駅まで向かう途中、やま十
昼食の柿の葉寿司を買いました。
吉野の土産物屋にもあるかもしれんが
売り切れてると困るので。
8個入り980円を購入。
鯖鮭4個ずつではなく鯖だけです。
連泊で荷物ないので普通にリュックに
入るね。川を渡ったら川岸が青石。
この辺から紀伊青石、阿波青石と
地質的に続いてるんだろうか?
三波川変成帯?

吉野駅からタクシー9分1760円、
まずは如意輪寺へ。
駅にタクシーいなくて電話しようと
思ったところにちょうど来てくれた。
自力でここまで上るの辛いからね。
吉野にはGWの時期モチツツジという
ネチャネチャするツツジが咲くらしい。
後醍醐天皇の勅願寺です。後醍醐天皇
御霊殿のそばの池に金魚。
二河白道庭園は現代的なもの。
此岸と彼岸の間に赤い火の河と激流の
水の河があり、釈迦如来に背中を押され
ながら間を貫く白道を進み阿弥陀如来の
いる彼岸へ向かうみたいなストーリー。
それぞれの河には赤と青の石と玉が
敷かれてる。宝物館には仏像のほか、
楠正行が辞世の句を刻んだ本堂扉や
正行の短刀、桜井の別れから四條畷の
戦死までを描いた絵などを展示。
仰向けになって見る天井仏画も。
多宝塔や斜面に建つ報国殿まで
見に行きました。後醍醐天皇御陵の
方までは見に行ってないです。
山門から出てハイキングコース
みたいな道でメインルート方面に出る。
木陰の下りで余裕と最初思ってたら
最後上りだった。

桜本坊前のベンチで柿の葉寿司の昼食。
8個とも鯖だけど美味しいから飽きない。
柿の葉の香りがいいですね。
桜本坊を通って竹林院前バス停へ。
1本早い奥千本行きバス(11:35)に
乗れました。先払い400円。後の方に
乗ると100円玉不足で釣り銭のないよう
出せと言われがち。そのうち500円に
値上げして釣り銭問題解消しそう。

奥千本口バス停からいきなり急坂きつい。
桜本坊前と違ってこっちのトイレには
洋式ある。山上った方がちゃんとしてる。
金峯神社まではコンクリート上り坂で
日差しもあるからダメージでかい。
その後は木陰が増え土の山道が多くなる
から同じ上りでもまだ体力的には楽。
山道で引き返してた人いたけど、最初の
急坂が一番きついからあれ越えられた
人は(時間があるなら)大丈夫。
普通のスニーカーでも歩けました。
足元注意(特に西行庵付近は崖沿いの
細い道もあるので、観桜期じゃなくても
一方通行の方がいい気がする)だけど
前も見てないと毛虫が糸垂らして落下。
上りだと思ってたら途中からどんどん
下る。逆に帰りどれだけ上らされる
のかと戦々恐々。

西行庵に到着。ヤマツツジ?と
青もみじに囲まれた素朴な庵。
最低限のものしか持たなかったに
しても狭い庵です。
どんな暮らししてたんだろうなあ。
あずまやでは弁当食う人達。
帰りの道は植林中で意外に開けた
ところが多く、危なくないところでは
日傘差してました。上りでもそんなに
険しくなかったと思います。
バスの時間(13:05)まで神社前の
休憩所で一休み。この一休み覗いたら
ざっくり往復1時間。
バスでまた竹林院前に引き返します。
時間と体力ないので歩いて下ることは
しません。途中の展望台は桜の時期
じゃないとそんなに見所ないかなと。

バス降りたら近くの竹林院群芳園へ。
旅館だけど泊まらない観光客も
拝観料払って庭園に入れます。
大和三名園の一つ、池泉庭園。
室町末期に竹林院住職が造った庭を、
秀吉の吉野山観桜の際に千利休か
細川幽斎が手を加えたと伝わる。
蓬莱石組は桃山時代の作風、
二重集団二重護岸の石組などは
室町時代の遺構が残ると。
池のほとりの桜の支柱を池に立てる。
各島に小さな木が生えてて盆栽みたい。
この島は七五三の配置だとか。
帰りは裏山上って下る。

ここからケーブルカー駅方面に道を
下っていったけど、距離も傾斜もある
のでこれ上り続けるの絶対キツいな。
竹林院周辺は人が少なかったけど
もっと下にはいました。竹林院まで
上って来られずギブアップしたのか、
一時的にどこかの飲食店や土産店に
吸い込まれてたか。そういえば
吉野って外国人あまり多くないな。

ところでGWは実は冬以外では
吉野の交通が最も不便な時期です!

①路線バスではGWは観桜期(もう
 咲いてないけど)に当たるので、
 上千本への直通バスが中止となり、
 ケーブルカー駅から竹林院までの
 バスがない。
②桜の開花時期に運行される
 如意輪寺へのシャトルバスは終了。
③一方でロープウェイはGWは
 観桜期ではなく通常期扱いなので、
 始発が観桜期よりも遅い。

金が惜しくなければ私みたいに
タクシーで上るのが楽です。
惜しければGWは避けて、
普通に①のバスが走ってる時期に
訪れた方がいいです。
ウォーキング目的なら別だけど。

吉水神社は門入って左側に桃山期の
庭があります。分かりやすい亀島。
左側に須弥山、蓬莱島、亀島、
右側に鶴島、舟石の蓬莱式庭園。
吉野山観桜時に秀吉の本陣宿坊となり、
秀吉自ら基本設計をしたと伝わる。
元は修験道の寺院だったのが後醍醐
天皇の南朝皇居となり、そのため
明治の神仏分離令で廃仏毀釈を免れ
神社にされたそうです。
書院にも入ってみた。撮影可。
鎌倉時代の建築なので現存する書院造
としては最古らしい。義経と静御前が
別れた地でもあるそうです。
後醍醐天皇の間は勿論上段が設けられ、
四季の花を描いた黄金の床の間が豪華。
ただし障壁画は秀吉が花見の時に修繕・
滞在した時に狩野永徳が描いたもので、
後醍醐天皇の時代はこうじゃなかった。
天井は格子じゃないんですね。
襖絵や屏風絵は狩野派、一つは傷んでる
けど狩野永徳で、秀吉が花見で使った
のをここに置いていったとか。
そのほか、後醍醐天皇直筆の書、花見の
際に秀吉から賜わった壺、義経着用と
伝わる鎧、弁慶使用と伝わる七つ道具の
一つ武装槍、一休の墨書などを展示。

金峯山寺は蔵王堂がでかい。
特別開帳でかなりお高いから中には
入らず外観だけにしました。
ロープウェイまでの道には土産屋や
飲食店が並びます。ソフトクリーム
200円など割と良心的な店もあれば、
観光客価格にしてもぼったくりすぎ
だろって店もある。
だが客も坂を上りながら店を比較する
元気がないので、食べたくなった時に
見つけた店に入ってる感じ。
町家っぽい建物もある。山伏おった。

ケーブルカーで帰るつもりだったけど
七曲りの下り坂歩いても1.3kmで大して
時間掛からないので450円浮かせた。
皆もケーブルカー使わずにこっち来る
と思ったら、坂を下るんじゃなくて
駐車場があるようです。
時々あるショートカット階段は危なく
なさそうなら使った。所要15分弱。
駅前で実家のお土産買って発送。
近鉄行ったばかりで30分待ち。
青の交響曲(シンフォニーと読ませる)
という特急が停車しててドア開ける
タイミングでクラシック音楽鳴った。
内部覗いたらヨーロピアンスタイル。
勿論私は特急じゃないのに乗る。
急いでないしどうせ寝ちゃうし。
爆睡しすぎて橿原神宮駅で下車
しないと大阪に連れて行かれるが。

大和西大寺駅改札内の焼肉ライク
夕食。目当てのセットがなく悩んだ挙句
ライククワトロセット1600円。
バラカルビ、匠カルビ、ハラミ、豚タン。
久々に焼肉食ったがやっぱハラミうまい。
匠カルビはスジあるからバラカルビの
方が食べやすいまである。タレ塩辛い。
前日は各国料理だし柿の葉寿司以外
現地の名物食ってない。なお翌日
以降もおおむねそんな感じの模様。

ホテルでは連泊だと掃除されないので
バスタブの汚れたお湯を見ないように
しながら入浴しました…。
そして10000m日本選手権をテレビ観戦。
女子と男子の合間に洗濯に行ったら
エレベーター1台しかないからなかなか
来なくて「男子始まっちゃうじゃん!」
とイライラ。幸い洗濯機は1台空いてた。
レース後にサブチャンネル延長、
洗濯終わってそうなのに取りに行けん。
コメント

関西一人旅2024 1日目

2024-07-20 | 旅に出た
GWは関西に行ってきました。
主に特別公開の寺院や施設目当て。
連休前の平日に仕事休んでスタート。

例によって始発に乗って新幹線内で
ウトウト。京都の朝は寒かった。
一日の寒暖差でかいやつ。
叡電に乗ったら二ノ瀬駅の手前に
もみじトンネルがあり徐行運転。
晴れてるので新緑が鮮やか。
二ノ瀬は山あいで空気が綺麗、
ただし街中より寒い。

最初は10:00に予約してた白龍園。
事前予約制で時間帯は10:00、11:00、
12:00、13:00から選択でした。
向かいの河鹿荘で受付、入園料1600円。
江戸末期の杉皮葺の建物で囲炉裏がある。
叡電の本数少ないから仕方ないけど早く
着きすぎた。この時間帯3組だけ。
紅葉時期に比べると予約取りやすい。
名前の由来は白髭大神と八大龍王を祀る
祠があるため(この祠だけは撮影禁止)。
会社の創業者が山を一から開発し、
かつて信仰されていた山の祭神を復活
させたとのことです。苔は植えたものでは
なく自然のものなので踏まないでと。
柵がないから景観がいいね。
いつも5月ってこんなに苔がいきいき
してたっけ?それともここの苔だけ特別?
あずまやがいくつもあり、屋根の中央だけ
網代天井にしてたり凝ってました。
カンアオイの葉をかたどった窓のある
彩雲亭、その隣の最も大きな鶯亭、
小川の石垣の上に土台が組まれた龍吟亭、
苔の中の飛石を渡って入る清風亭、
階段を上り小高いところにある福寿亭。
モリアオガエルの卵が入口のカキツバタの
咲く池とメインの池の上に産み付けられ、
祠の近くではカエルの鳴き声がよく響く。
この時期に咲いてる花はシャガのほか、
終わりかけだったけど薄桃色のツツジ。
歩いてたら体が温まってきた。
帰りは二ノ瀬駅に入る道が分かりづらい。

11:30開店を待ち出町柳のイスラエル料理
ファラフェル・ガーデンへ。3回目かな?
2階の道路側カウンター席に案内された。
その後から数組来ました。
ファラフェルサンドとフムスサンドの
2ピタチョイス1700円を注文。
両方ヒヨコ豆。流石に前より値上がり。
2つ頼むより多少安いが具が若干少ない
そうだけど十分な量だった。
ケバブサンドみたいにピタに具を挟む
だけならそんなに時間掛からないかなと
思ったがちょっと待った。
ヒヨコ豆とスパイスが中東らしいね。
スパイス強くてヒヨコ豆が押されてるが。
それぞれサラダも入っててヘルシー。
会計時に、レジに会ったゴマのお菓子の
ミニハルワ150円も買いました。
後で食べたらゴマのキャラメルって感じ。

祇園四条駅で降り正伝永源院の特別公開。
建仁寺塔頭の正伝院と永源庵が統合した
お寺です。織田有楽斎の墓がお出迎え。
永源庵の方は細川家菩提寺とのことで
細川元首相の襖絵もありました。
禅寺ということで庭の池は心字池で、
杜若と睡蓮が咲いてた。手前は白砂。
有楽斎ということで犬山にあるものと
同じように造った如庵が庭の一角にある。
実は元々は正伝院にあったのが犬山に
移築されたそうです。
中国人男性2人が袴姿+帯刀で現る。

建仁寺塔頭の西来院も特別公開。
門入ってすぐの場所でコーヒー売ってて
(どうやって車を入れたんだろう)
みんな飲んでた。寺の内部って普通は
飲食禁止なので珍しいイベント。
コーヒー買うと拝観料割引。中国人
はじめ外国人が多かったけど、特別公開
情報どうやって入手するのかな?
入口の苔と石の庭のほか、竹の坪庭
(インスタ映えしそうな花を敷き詰めた
水鉢などがあった)と、奥には砂と苔に
よる曲線的な枯山水庭(椿咲いてた)。
2028年の開山750年遠忌を前に本堂と
庭園の改修をしたとのことで比較的
新しく、綺麗に整備されてました。
龍の天井画と獅子の金屏風画は中国人
女性アーティストによるもの。
仏壇以外は撮影可。蘭の寺とのこと
ですが、蘭の季節じゃないので水鉢
以外に蘭の花は見かけなかったような。
人が多くて子供も駆け回ってたりして
あまり落ち着かなかった…。
なおこの日祇園近くで水道管が破裂し
10m水が吹き上がったらしい。
12:30頃建仁寺の近くだからちょうど
その辺にいたはずだが気づかなかった。

京阪と近鉄で一気に大和郡山に移動、
近鉄郡山駅から町家物語館(旧川本家
住宅)へ行きました。入館無料。
大正期の3階建て町家建築で何と遊郭。
だから裏通りにあるのか。
出格子窓で外からは見えにくい。
まあ見えてほしくないよね。
そして下の階ほど格子の目が細かい。
遊郭廃業後は下宿を営んだらしい。
雛飾りは段飾りではなく寝殿造り風で
五人囃子が入りきれず一人外に追放。
2階や3階にはお仕事用の部屋が
並んでましたが、用途が用途だけに
最低限の造りと広さ…。
日のあまり差し込まない中庭、
シュロチクがかっこいい。
その奥に座敷と奥庭。
座敷から見る中庭がよかった。
遊客名簿も展示、記録されるのか…。

時間が少し余ったので近くにある
箱本館紺屋にも寄りました。
入るだけなら無料。
金魚の町ということで金魚を飼ってて、
金魚柄の帯や壺(金魚鉢?)も展示。
藍染め体験もできるとのこと。

近鉄には戻らずJR郡山駅へ。
次の目的地は海住山寺でした。
しかし奈良線が人身事故で運転見合わせ。
私の乗る加茂行きは動いたけど、ダイヤ
乱れの影響で7分遅れで加茂駅到着。
加茂駅のタクシーは事前予約できず、
駅にいる車に乗ってくれとのことだった
けど、西口降りてみたらタクシーいない。
東口かよと思って回ってみたがやっぱり
いない。もう一度タクシー会社に電話
したら時間掛かると言われた。
16:00過ぎてもまだ来ない。
駅から寺まで10分以上掛かるので
これでは16:30閉門に間に合わない。
結局タクシーキャンセルして諦め。
路線バスで帰れる平日に組んだのに
無駄足、これならこの日は京都回る日に
したら連休の最中の混雑避けられたのに。

奈良駅から春日大社方面のバスに
乗ろうとするも、外国語の表示が目立ち
日本語が目に入らず行き先が分からん。
もはや日本人より外国人観光客向け。
まあ時間余ってるから急がないけど。
鹿がいっぱいいる原っぱや
夕日が逆光になる浮見堂を経由して
夜も開いてる瑜伽山園地へ。
「ゆうがやま」と読む。
大阪の財閥山口家が近代の文化人達と
交流したという庭園遺構を復元、
令和2年から公開してるそうな。
柵を引いて入るが外国人観光客が
分からなくて立往生してたので
入ってみせた。つい最近の復元なので
全体的に新しく、植物の成長あるいは
味わいみたいなのはこれからだと思う。
一番上の方は庭をちょっと見下ろせる
程度で特に何かあるわけじゃないので、
池と茶室とあずまや周辺を見れば
十分だと思います。

スリランカ料理のラサ・ボジュンに入店。
スリランカ音楽じゃなくてラテン
ミュージックが流れてたような?
ポークのコットゥ1200円を注文。
ロティの入った炒め物。
小さく刻んだロティは見た目ポーク色
だけど食べてみると肉じゃない(当然)。
キャベツ、ネギ、人参、ハーブらしき
葉っぱ、微量の卵を確認、キュウリ添え。
そのままでも十分スパイシーだけど
シャバシャバなカレーグレービー付き。
掛けるともうちょい辛くなるというか
味が濃くなり、ロティ入ってるのに
ライス欲しくなる。味が濃いので
一人で食べきるよりシェア向きかな。
十分満腹だけど別腹デザートに
ワタラッパン450円を追加しました。
RAIONKUNガラス食器にて提供された。

ヤシの樹液から作った黒糖、ココナッツ
ミルク、卵、カシューナッツで作った
焼きプリンに似たお菓子。ココナッツの
粒がまぶされ、食感は確かにプリン。
黒糖がプリンにおけるカラメルの役割を
果たしてるのかな?ヤシの黒糖は
普通の黒糖と何が違うかと問われると
ココナッツが強くて分かりにくいが。
欧米系外国人観光客が2組いて
「日本に来てスリランカ料理食うのか」
と少し驚いたけど、まあ奈良に来て
スリランカ料理食ってる(しかも偶然
流れ着いたんじゃなくて当初から予定)
私も人のこと言えないね…。
ただ店員は日本語より英語の方が
通じやすそうなので外国人でも問題ない。
黄昏の猿沢池のほとりを通って
近鉄奈良駅へ。

GWは昨年の鹿児島旅行に引き続き
2年連続東横インに宿泊。
たぶん値上がりが少ないからだな。
アパとか休日料金全然違うもんな。
どこに行っても壁が薄いのが難点だが。
コインランドリーの洗剤30円は
フロントではなく自販機で買う。
ちなみにこの日は待ち時間なし。
連泊だと清掃しないやつだった…。
コメント

このネズミ(の声)がばいきんまんだと気づいた子供は皆無なはず

2024-07-07 | たまにはTVも見る
フリーザでもあるけど、フリーザ
知ってるのはむしろ親世代だな。

6/28にEテレで放送された
「おかあさんといっしょ うたの
リクエストスペシャル にこにこぷん」
を見ました。こちらは再放送で
初回放送は5/6だったけど、
当日は例によって旅に出てたので。
この日もいつもなら仕事ですが、
帰省&日本選手権見るために早退
したので見ることができました。
直前に美容院に行ってて、かなり
待たされたので慌てて帰ったけど、
今日もう一度再放送されたので
そんなに慌てなくてもよかった。

最初はにこにこぷんじゃない歌。
途中からにこにこぷん特集が
始まりました。現役の歌の
お兄さんお姉さんがじゃじゃまる
達の本名などを紹介。ぴっころは
「"ふん"ぼるとペンギン」だけど
ちゃんとお姉さん「フンボルト」
じゃなくて「"ふん"ぼると」
(ふ↑ん↓、ぼ↓る→と→)
って発音してたよ!現役の歌の
お兄さんがにこにこぷん大好き
とか言ってて「あんた年齢的に
リアルタイムで見てないだろ!
ドレミファどーなっつ通り越して
ぐ~チョコランタン世代だろ!」
とテレビに向かってツッコんだ
ものの、後で調べたらお兄さんは
1989年12月生まれということで
普通にドレミファどーなっつ世代
だったわ。何なら1992年まで
にこにこぷんやってたから
はっきり覚えてなくても
2歳の頃見てた可能性高い。
昔からそうだけどお兄さんって
見た目より年食ってる 年長の人
多いよね。昭和だと30代は
おじさん扱いでしたが、今は
30代でもお兄さんと呼べる時代に
なったので堂々としててOK。

オープニングから懐かしいわ…。
あっちむいてぷんしたぽろりと
かしの木おじさんの会話から
「シュビ・ドゥビ・パパヤ」に
入る。ハモってんだなこの歌。
3人の歌は他に定番の「ピクニック
マーチ」、夏場の屋外ロケの
「アイアイアイスクリーム」、
「お星さまに腰かけて」でした。
個人的には「ハヒフホ・カレー」
も捨てがたいが、「もっとごめん」と
こき下ろされてるカレーのない国から
抗議されちゃうから仕方ないね!
春先に右足捻挫した時に心の中で
「ピクニックマーチ」の一節
「左足さんがんばろうね」を
歌いながら歩きましたよ…。

選曲はちょっと異議あり。
ぽろりはいいんですよ、ぽろりは。
今も歌われることがあろう人気曲
「ごめんねピーマン」「風がひいてる
バイオリン」は誰もが納得でしょう。
私もぽろり贔屓だったのもあって
よく覚えてます。ぽろりのテーマ曲は
「ぼくはかいぞく」だけど上記2曲相手
なら押しのけられても全く問題ない。

しかしぴっころはテーマ曲の
「かわいいぴっころちゃん」を流して
ほしかった。そして歌の後にセットで
「どうしてそんなにまあるいの」からの
ドンピョンまでやってほしかった。
これやってこそ真のぴっころの紹介。
「じゃぶじゃぶ・せっせっせ」と
「風といっしょにフラダンス」
だったけど正直記憶にないです…。
ぽろりは「ごめんねピーマン」によって
にこにこぷんを知らない子供達にも
ピーマンが苦手なキャラだと紹介
できてるのに、ぴっころはこの選曲だと
普通の女の子キャラか、洗濯好き=
真面目な働き者のキャラに見えてしまう。
ぴっころの個性はそこじゃないんだよ!
えっ?「まあるいの」はルッキズムを
助長するから令和ではコンプラ違反?
いやいやドンピョンで成敗されてる
から問題ないでしょ。

「じゃぶじゃぶ・せっせっせ」を
ググったらカラオケに入ってて驚いた。
「かわいいぴっころちゃん」が入ってる
のは前から知ってるけど。
何故なら歌ったことあるから。
しかも職場の二次会で。
その後先輩からぴっころ呼ばわりされた。
根っからのぽろり派なんだけどなー。

じゃじゃまるはそんなこだわりない。
彼の場合はソロのオリジナル曲よりも
おさむお兄さんと一緒に踊る
「ヤンチャリカ」「ちょんまげマーチ」
の方が印象に残ってます。
にこにこぷん以前からある歌で全然
じゃじゃまる専用の歌じゃないけど。
流したのは「じゃじゃまる大漁節」と
「菜の花畑で思い出す」だった。

じゃじゃまるは声優さんが歌に
苦手意識があったらしく、他2人
ほどソロ曲がない気がします。
一番歌うまいのぽろりかなあ。
バイオリン弾いたり音楽得意な
設定だから、最初から音痴には
オファーしてないと思うけど。
「風がひいてるバイオリン」でも
切なげに歌ってて表現力ある。
じゃじゃまるは音程よりリズムを
取る方で苦慮している様子で、
「なまムギ なまゴメ なまタマゴ」
の歌手名はぴっころとぽろり。

にこにこぷん当時の歌のお兄さん
お姉さんの歌も流れました。
「ラリルレボット」も
「ドラネコロックンロール」も
懐かしい。後者の映像では
じゃじゃまるとぽろりが
ギター?ベース?を持って
ぴっころは何も持たずに踊って
ました。ドラムじゃないのか。
いやドラムは足が届かんか。
猫の歌ってことで最後は
じゃじゃまるセンターでポーズ。

「ぞうさんのあくび」の体操、
体操のお兄さんの髪型や衣装に
時代を感じるね…。そういや
「ハイ・ポーズ」なかったな。
幼少期「花火がパーン」で
一緒にジャンプしたよね。
うちは一軒家で階下に住人が
いなかったからできました。
エンディング「さよならマーチ」は
「そろそろ門が閉まっちゃうー
ほーら捕まえた」がないバージョン
だった…。時間なかったか…。

ドンピョンが見られなかったのは
残念でしたが、懐かしの映像を
復活させてくれるだけでも
ありがたいものです。
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