Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

このネズミ(の声)がばいきんまんだと気づいた子供は皆無なはず

2024-07-07 | たまにはTVも見る
フリーザでもあるけど、フリーザ
知ってるのはむしろ親世代だな。

6/28にEテレで放送された
「おかあさんといっしょ うたの
リクエストスペシャル にこにこぷん」
を見ました。こちらは再放送で
初回放送は5/6だったけど、
当日は例によって旅に出てたので。
この日もいつもなら仕事ですが、
帰省&日本選手権見るために早退
したので見ることができました。
直前に美容院に行ってて、かなり
待たされたので慌てて帰ったけど、
今日もう一度再放送されたので
そんなに慌てなくてもよかった。

最初はにこにこぷんじゃない歌。
途中からにこにこぷん特集が
始まりました。現役の歌の
お兄さんお姉さんがじゃじゃまる
達の本名などを紹介。ぴっころは
「"ふん"ぼるとペンギン」だけど
ちゃんとお姉さん「フンボルト」
じゃなくて「"ふん"ぼると」
(ふ↑ん↓、ぼ↓る→と→)
って発音してたよ!現役の歌の
お兄さんがにこにこぷん大好き
とか言ってて「あんた年齢的に
リアルタイムで見てないだろ!
ドレミファどーなっつ通り越して
ぐ~チョコランタン世代だろ!」
とテレビに向かってツッコんだ
ものの、後で調べたらお兄さんは
1989年12月生まれということで
普通にドレミファどーなっつ世代
だったわ。何なら1992年まで
にこにこぷんやってたから
はっきり覚えてなくても
2歳の頃見てた可能性高い。
昔からそうだけどお兄さんって
見た目より年食ってる 年長の人
多いよね。昭和だと30代は
おじさん扱いでしたが、今は
30代でもお兄さんと呼べる時代に
なったので堂々としててOK。

オープニングから懐かしいわ…。
あっちむいてぷんしたぽろりと
かしの木おじさんの会話から
「シュビ・ドゥビ・パパヤ」に
入る。ハモってんだなこの歌。
3人の歌は他に定番の「ピクニック
マーチ」、夏場の屋外ロケの
「アイアイアイスクリーム」、
「お星さまに腰かけて」でした。
個人的には「ハヒフホ・カレー」
も捨てがたいが、「もっとごめん」と
こき下ろされてるカレーのない国から
抗議されちゃうから仕方ないね!
春先に右足捻挫した時に心の中で
「ピクニックマーチ」の一節
「左足さんがんばろうね」を
歌いながら歩きましたよ…。

選曲はちょっと異議あり。
ぽろりはいいんですよ、ぽろりは。
今も歌われることがあろう人気曲
「ごめんねピーマン」「風がひいてる
バイオリン」は誰もが納得でしょう。
私もぽろり贔屓だったのもあって
よく覚えてます。ぽろりのテーマ曲は
「ぼくはかいぞく」だけど上記2曲相手
なら押しのけられても全く問題ない。

しかしぴっころはテーマ曲の
「かわいいぴっころちゃん」を流して
ほしかった。そして歌の後にセットで
「どうしてそんなにまあるいの」からの
ドンピョンまでやってほしかった。
これやってこそ真のぴっころの紹介。
「じゃぶじゃぶ・せっせっせ」と
「風といっしょにフラダンス」
だったけど正直記憶にないです…。
ぽろりは「ごめんねピーマン」によって
にこにこぷんを知らない子供達にも
ピーマンが苦手なキャラだと紹介
できてるのに、ぴっころはこの選曲だと
普通の女の子キャラか、洗濯好き=
真面目な働き者のキャラに見えてしまう。
ぴっころの個性はそこじゃないんだよ!
えっ?「まあるいの」はルッキズムを
助長するから令和ではコンプラ違反?
いやいやドンピョンで成敗されてる
から問題ないでしょ。

「じゃぶじゃぶ・せっせっせ」を
ググったらカラオケに入ってて驚いた。
「かわいいぴっころちゃん」が入ってる
のは前から知ってるけど。
何故なら歌ったことあるから。
しかも職場の二次会で。
その後先輩からぴっころ呼ばわりされた。
根っからのぽろり派なんだけどなー。

じゃじゃまるはそんなこだわりない。
彼の場合はソロのオリジナル曲よりも
おさむお兄さんと一緒に踊る
「ヤンチャリカ」「ちょんまげマーチ」
の方が印象に残ってます。
にこにこぷん以前からある歌で全然
じゃじゃまる専用の歌じゃないけど。
流したのは「じゃじゃまる大漁節」と
「菜の花畑で思い出す」だった。

じゃじゃまるは声優さんが歌に
苦手意識があったらしく、他2人
ほどソロ曲がない気がします。
一番歌うまいのぽろりかなあ。
バイオリン弾いたり音楽得意な
設定だから、最初から音痴には
オファーしてないと思うけど。
「風がひいてるバイオリン」でも
切なげに歌ってて表現力ある。
じゃじゃまるは音程よりリズムを
取る方で苦慮している様子で、
「なまムギ なまゴメ なまタマゴ」
の歌手名はぴっころとぽろり。

にこにこぷん当時の歌のお兄さん
お姉さんの歌も流れました。
「ラリルレボット」も
「ドラネコロックンロール」も
懐かしい。後者の映像では
じゃじゃまるとぽろりが
ギター?ベース?を持って
ぴっころは何も持たずに踊って
ました。ドラムじゃないのか。
いやドラムは足が届かんか。
猫の歌ってことで最後は
じゃじゃまるセンターでポーズ。

「ぞうさんのあくび」の体操、
体操のお兄さんの髪型や衣装に
時代を感じるね…。そういや
「ハイ・ポーズ」なかったな。
幼少期「花火がパーン」で
一緒にジャンプしたよね。
うちは一軒家で階下に住人が
いなかったからできました。
エンディング「さよならマーチ」は
「そろそろ門が閉まっちゃうー
ほーら捕まえた」がないバージョン
だった…。時間なかったか…。

ドンピョンが見られなかったのは
残念でしたが、懐かしの映像を
復活させてくれるだけでも
ありがたいものです。
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クオリティの高い子供番組

2020-06-14 | たまにはTVも見る
実際にはTVじゃなくてYouTubeで見たけど
このカテゴリーでまあいっか。

今更ながら最近ハッチポッチステーションの
洋楽パロディ童謡を聴くのにハマってます。
リアルタイムでハッチポッチ見てた頃は
元ネタの洋楽知らなくて(今でもそんなに
知らないけど)面白さが分からなかったのか
記憶にないんですが、大人になって聴いてみると
笑いつつも「よく出来てるなあ~」と感心(笑)。

一番再生回数が多いのは「犬のおまわりさん」。
Queenの「Bohemian Rhapsody」と融合してます。
何年か前にQueenの映画が日本でもヒットした際に
この歌を思い出した人達が視聴したんだと思います。
あんな複雑な元歌からよく作れたなあ…天才か…。
個人的によく口ずさむのは「いっしゅうかん」。
Deep Purple「Smoke on the Water」風なんですが、
「Smoke on the Water, fire in the sky」のところが
「すごーく疲れた、休んでいいんですかい?」に
なってて、休みたい時によく歌う(笑)。
あと「クラリネットをこわしちゃった」の裏声
「そう言われて~も」もそんな心境の時口ずさむ。
「やぎさんゆうびん」とか「おべんとうばこ」とか
体型と年齢の割にグッチさんのダンスが軽快なのも
ツボです。YouTubeでは一部の曲しか見られないので
一度NHKで全部再放送してほしい!

NHKの童謡つながりで、UAの童謡も最近聴いてます。
こちらはリアルタイムで全然見てないのですが
当時の教育テレビの番組「ドレミノテレビ」で
「ううあ」名義で日本や世界の童謡を歌ってた
とのことです。UAの表現力も好きなんですが
童謡のアレンジがまた秀逸で面白いんですよ。
「この発想天才かよ…」と驚きながら聴いてる。
変わった打楽器を使った曲、何だか多国籍っぽい
雰囲気の曲もありますね。どれも新鮮に聴こえます。

ハッチポッチの「いっしゅうかん」もロシア民謡から
離れてますが、こちらの「いっしゅうかん」も
ロシアよりだいぶ南(笑)。でも「もりのくまさん」は
チューバが低音刻んでてジャズのように3連符化してて
かえってアメリカっぽいイメージ増強されてたり。
「椰子の実」と「ひらいたひらいた」が静かで好き。
夢の中に入っていきそうで、寝る前に聴きたくなります。
ここからUAの他の曲も聴き始めまして、「温度」とか
「雲がちぎれる時」とかオリジナル曲もいいんですが
個性と表現力があるのでカバーもいいなあと。
「買物ブギー」とか「Because the Night」とか。

最近はどうだか知りませんが、昔はクオリティの高い
子供番組があったんですね。今聴いても色褪せてないので
また流してもいいのにと思います。
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もう夏なのにエンディングが鍋の歌

2018-05-20 | たまにはTVも見る
居酒屋も夏なのに鍋料理のコース出すところ多いですよね。
鍋料理は居酒屋側としては手間要らずで楽なようですが
私は暑いのに熱いもの食べたくない(笑)。
冬でもあまり居酒屋の鍋料理美味しいと感じたことないけど。
だいたい皆すぐ取り終わらないので煮えすぎる。
コスト削減のためにメインの具がもやしってことも多いし
コンロが場所をとって他の料理の置き場所がなくなるし
米投入して〆の雑炊なんて誰も食べなくて勿体ないだけだし
たまに鍋料理がないコースだとラッキーと感じるほど。
鍋料理は家庭で食うに限ります。取り分けしなくていいし。


NHKの幼児番組関係の記事を時々書いてますが、そういえば
「オトッペ」について一度も書いてないことに気づきました。
仕事のある日は朝8:45に家を出るので、Eテレを付けておいて
「オトッペ」が終わったら出発するという日課。

音から生まれたオトッペという妖精が住む町に迷い込んだ
主人公とオトッペの交流を描く1話3分程度のアニメです。
放送時間は歌などを合わせて合計5分です。
オトッペ達の名前はウィンディ→wind、メタルク→metal、
フレイミー→flameのように基本的に英語由来っぽい。
…火そのものに音なんかあったっけ?

このアニメ、明確なモブキャラがいます。
「ワイワイ」という「にぎやかしのオトッペ」です。
(あ、こやつだけは日本語由来の名前だわ…)
オトッペ達が大勢集まるシーンではワイワイが何匹も配置され、
ここは賑やかな状態なんだよということを表すかのように
「ワイワイ、ワイワイ」とだけ鳴きます。
他のオトッペは会話をしますがワイワイは会話をしません。
ただのエキストラとしての役割しか与えられておらず、
群衆役専用に作られたキャラクターなのです。
時々しか出てきませんが、ワイワイを見るたび、
そんなワイワイの悲哀に涙しつつ出勤しています…。
自分も社会の中ではワイワイみたいなモブキャラに
過ぎないといえばまあそうなんですが…。

「オトッペ」の謎といえばウィンディパパですよね。
出たー!父親の方が早く生まれてるはずなのに「子供の名前+
パパ」が名前になってるムーミンパパなパターン!
あ、ムーミンは種族名だったっけ?つまりウィンディが
なぜか子供なのにパパ達を差し置いて種族名を背負って
名前にしちゃってるムーミンなパターン!?
しかもパパは南風のオトッペなのに子供はただの風の
オトッペで漠然としちゃってるパターン!!
お前本当は何風なんだ?どっち風なんだ??
何が謎なのかといいますと、オトッペは「音」から生まれてる
はずなのに「父親」が別にいるのが謎なのです。
親から生まれてるなら音から生まれてなくね?
音から生まれてるなら親のオトッペなんか存在しなくね?
ああ、育ての親か、養父か。えらく養子を溺愛してる養父だ。

ところでこのアニメって何歳を対象にしてるんでしょう。
小学生は学校に行ってる時間帯なので就学前の幼児が
対象だと思いますが、スマホのアプリを使ってオトッペを
探すみたいなことをやってます。幼児ができるわけないので
当然保護者が代わりにやってあげてるはずですが。

幼児向けだとしたら、「教訓を与えないアニメ」というのは
かなり珍しいですね。各キャラは割と皆好き勝手に生きてますが、
好き勝手をしたことによってバチが当たるような描写はあまり
ないですし、このアニメを見て「○○しなさい」「○○したら
いけませんよ」というメッセージを感じたことがありません。
サイトには「みのまわりの音に耳を傾け、“聴察力”を育む」
とあるので聴察力とやらの育成を目的としているのかも
しれませんが、アプリで遊ばずアニメだけ見ていても
聴察力が育まれる内容とは思えず、アニメだけなら完全に
娯楽でしかないです。普通の幼児向けアニメは何らかの教訓を
与えようとするものがほとんどなので、そこが珍しい。
ただ、後世には残りにくい作品かもしれませんが…。
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安堵&安堵

2017-04-15 | たまにはTVも見る
いやー安堵安堵!何はともあれ安堵!
何が安堵って「いないいないばあっ!」ワンワン続投。

20周年で昔の映像流したり歴代体操メドレー始めたりと
総集編めいた構成になったり、ジャンジャンとかいう
滑舌の悪い茶色い犬のコーナーが始まったり、
ひょっとして今年の春でワンワン卒業でジャンジャンに
代わってしまうんじゃないかと心配してました。
巷でもやっぱり引退説流れてたみたい。
私の中じゃワンワンあっての「いないいないばあっ!」
なので、ワンワンがいなくなったら番組も終了して
別の番組を新しく始めるべきだと思うんですがね。

でも中の人ことチョーさん還暦らしいですね。
体力的に中に入れなくなったら引退なのかなあ…。
それとも別の人が中に入るんでしょうか?
若い人が入ったら得意の昭和ギャグできないぞ?
「飛びます飛びますっ!」とか父母世代どころか
完全に祖父母世代のネタだし(笑)。

歴代体操メドレー、「あれ昔の体操を知らない幼児は
付いて行けるのか?」という疑問があったのですが、
2歳児のママに聞いたところ「毎日同じ体操だと
飽きるようで結構楽しんでる」とのことでした。
意外と変化にも付いて行けるものなんですね~。

…と思いきや。
その2歳児、「おかあさんといっしょ」の新しい歌の
お兄さんにはまだ慣れず、怖がってしまってるらしい。
全く子供視点ではない私からしたら特に違和感は
ないですし、むしろ前のお兄さんが苦手としていた
低音が出せるお兄さんなので「低音のある楽曲を
歌ってもらえそうだな」という期待が大きいのですが、
子供にとっては前のお兄さんの方がいいのかな?
でもいくら評価の高いお兄さんお姉さんであっても
いつかは代替わりしないといけないですからね…。
年齢不問とはいかないので、時々替わらないと
お兄さんお姉さんを目指す人が夢を叶えるチャンスが
なくなっちゃうかなとも思います。
在任中は結婚できないらしいし、長期政権すぎるのも
本人にとって都合の悪いことも生じそうです。

数への執着が変態的なかぞえてんぐがいなくなった代わりに
影への執着が変態的なシルエットはかせなるキャラが
登場しましたが…この番組は変態キャラ必須なのか(笑)。
コメント

「ガラピコぷ~」とジェンダー論(嘘)

2016-05-14 | たまにはTVも見る
Eテレ幼児番組を見続けている私が、「おかあさんといっしょ」で
4月から「ポコポッテイト」に代わりスタートした着ぐるみ劇
「ガラピコぷ~」にブログ内でこれまで言及していないのは
何故かと疑問に感じた方もいるかもしれません(いねーよ)。
それは4月にテレビの調子が悪くてあまり見られなかったからです
(正確にはPCに入ってるテレビ視聴ソフトの調子)。
5月に入って調子が戻ってきて見られるようになってきました。
もし駅伝シーズンにテレビ見られなかったら発狂しちゃうYO!

ということでまともに見られるようになってきたのが最近なので
Wikipediaで情報を補完しつつ分析ツッコミ等々行います。

キャラクターデザインですが、オープニングアニメを見る限り
「3次元より2次元向きなのかな」という印象。アニメの方が可愛い。
無難で一般受けするのは「ポコポッテイト」の方でしょうね、というか
「ポコポッテイト」は「モノランモノラン」の反省から意図的に無難に
していると思われるので…。「キャラが可愛くない!」という貴方、
「モノランモノラン」のこと忘れてるでしょ!記憶外に葬ってるでしょ!
アレに比べたらよっぽど大人しいから!(主に色使いが)

舞台はやはり歴代の「閉鎖的空間」を踏襲し、架空の「しずく星」。
「にこにこぷん」ではかしの木おじさんという物知り長老がいましたが、
今作のホシノキはキャラではなく、代わりにプッチマーゴという
モモンガが住んでいます。「物知り長老」系キャラは、「ポコポッテイト」の
ゾウガメや「ぐ~チョコランタン」のガタラットなど着ぐるみ劇で多く
見られますが、プッチマーゴは(大人ですが)長老というほど年を取っては
いないように見えます。私が見た回(少ないですが)では、知恵や知識を
教える役というよりチョロミーに仕事させたり説教したりしている役という
印象で、「ポコポッテイト」でいうとゾウガメの長老様よりも実はムテ吉の
おばあちゃん(あるいはその真似をしている時のララパ)に近い感じが。
チョロミーにとっては遊びたい時はウザい存在に思えることもありそうな。
ナレーターもプッチマーゴですが、子供向け番組にしては口調が落ち着いて
いるので、全体的に明るさが足りなく感じるかな?と思います。
今回主要キャラがチョロミーしか明るくないので余計そう感じるかも…。
(サブキャラだと関西弁の容貌が胡散臭い商人タコも明るいけど)

「配達業務キャラ」も着ぐるみ劇ではおなじみ。
「にこにこぷん」「ドレミファ・どーなっつ!」ではカモメ、前作
「ポコポッテイト」ではアオアシカツオドリと代々鳥類が郵便配達を行って
きています。今回もアヒルと鳥類ですが、勤務先は「グースー急便」と
いうことで、郵便局ではなさそうです。公共放送が郵便ばかりプッシュ
してるとヤ○○運輸あたりから抗議がくるのかしらん(笑)。
むしろ鳥+民間配達業といえばペリ○ン便を連想するけど。
しかし声担当見ると強い向かい風受けそうで配送業務に向いてるのかどうか…。
あとスキッパーって検索すると「ホテル代踏み倒して逃げる人」って出ますが…。

さてサブキャラが先になりましたが主要キャラはといいますと、
ハリケーンウサギの女の子のチョロミー、大人しいオオカミの男の子ムームー、
しずく星に不時着してデータが飛んだロボットのガラピコの3人です。
「ポコポッテイト」のムテ吉のオカリナ?の時も思ったけど、キャラに
ペンダント付けさせるの好きですねえ。特撮ヒーローものの変身アイテム
みたいに、おもちゃ売って儲けよう的な意図はないと思うけど(笑)。

ロボットが主要キャラになるのは初めてとのことですが、「ブンブンたいむ」の
ごじゃえもんは動物だったんですかね。ゼンマイ付いてるらしいけど。
ただ、「人の気持ちが分からない」キャラは初めてでしょうね(胸のパネルに
割れたハートの絵が表示されてるのはそういう意味なのかな。失恋じゃないYO!)。
昭和の幼児番組にはまず出てこない、現代ならではのキャラに感じます。
「空気読むのが苦手な子もいるけど仲良くしようね」というメッセージ?
「ポコポッテイト」のムテ吉や「ぐ~チョコランタン」のスプーみたいに
歌コーナーに1人で出てくると実質1人主役制なのかなって判断しますが、
タイトルに入ってるガラピコが1人主役ってわけではなさそうです。

歴代人形劇では、女の子キャラといえば「典型的女の子キャラ」が多かったです。
前作の「ポコポッテイト」ではミーニャはファッションモデルを目指し、
マーモットのトッチョは化粧好き。まさか「どうせ女なんか皆おしゃれにしか
興味ないだろ」っておっさんが作ってるのか?と思いきや作者は女性でした。
そろそろ典型的女の子キャラに飽きてきたな…って時にチョロミー登場。
チョロミーは女の子ですが、歴代でいえばじゃじゃまるやムテ吉の流れを汲む
「やんちゃで雑なキャラ」です。ここへ来て女の子のやんちゃキャラ来ました。
やればできるじゃんか!典型的女の子キャラじゃない女の子作れるじゃんか!

ムームーはそんなに珍しさはないんですがね。大まかに言えばぽろりや
メーコブの「弱虫キャラ」系譜なので。ただ、彼らみたいに家が名門である
ことや、やんちゃキャラより勉強ができることなどを鼻に掛けてはいません。
弱虫キャラから自慢を引いて天然を足した、ってところでしょうか。

Wikipediaによると、男の子らしさ、女の子らしさに囚われなくてもいいという
メッセージを投げかけているようです。幼稚園頃の子供って特に囚われやすい
年代だと思うので、男の子らしい男の子キャラや女の子らしい女の子キャラの
方が最初の受けはいいかもしれませんが、このメッセージが子供達に届くか
どうか。もし「女の子が女の子らしくない」今作を見た世代が、「女の子が
女の子らしかった」前作を見ていた世代に比べて囚われない子が多ければ、
それは「ガラピコぷ~」の影響だと言えるのかもしれません。

私はほとんど見てないので知らないのですが、歴代でいうとチョロミーと
ムームーのキャラ設定は「どれみふぁ・どーなっつ!」のみど・ふぁど姉弟に
近いのかな?あれも姉の方がが元気で弟の方が大人しいらしい。
前作が「にこにこぷん」的なやんちゃ男子+可愛さを追求するが怪力の女子+
弱虫男子という設定で、「にこにこぷん」を見てきた親世代を狙ってるような
感じだったので、今度は「どれみふぁ・どーなっつ!」世代狙いとか?
てことは「どれみふぁ」世代ももう親かい!たぶん20代半ばあたりだと
「どれみふぁ」世代だし。私も年を取ったわけだ(笑)。

そういえば番組エンディングの「あしたてんきにな~れ!」ですが
着ぐるみ劇が変わったのに変わらなかったですね!
「モノランモノラン」→「ポコポッテイト」で変わらなかった時に
このブログで打ち切りだったからだなんて推理してましたが、
今回打ち切りではなさそうなのに変えず。もう着ぐるみ劇の交代と
エンディングテーマの交代は関係なくなっちゃったのかな。
エンディングが唯一残る「モノランモノラン」の遺産となったか…。
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