Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

秋田岩手一人旅 3日目

2012-09-30 | 旅に出た
この日は八幡平登頂です。
路線バスだと到着が12時近くになり午前中時間の無駄になるので
山頂入口(県境のところ)までタクシー頼むつもりでいたけど、
何と宿で送ってもらえることになりました!ラッキー!

8時半に宿を出発。9時前に着いたら霧でやや肌寒い。
平日だからかバスが来る時間じゃないからか思ったより人少ない。
最初の分かれ道で左のメガネ沼ルート(ガマ沼の方が多数派)
を選択。いくつかの沼はまだ一部凍っていて白かった。
石畳を上ってるうちに霧は少しずつ晴れてきて気温も上昇。
割とあっさりと山頂へ(登山家には物足りないらしい)。
霧は晴れても遠くの雲は晴れてないので山並みは見えず。

続いてガマ沼と八幡沼の方へ。霧を風が運んでいく。
八幡沼周辺の湿原は花が咲いてます。標高が高いので7月でも水芭蕉が。
沼の北側を進んだけど「源太分れ」という地点で南側にも回ったら
食虫植物のモウセンゴケが生えてました(小さいけど赤いから分かる)。
野鳥だけでなく蛙の声も。この辺は木道で比較的歩きやすいです。
体力や時間のない人は源太分れまでにして八幡沼一周して帰ると
ちょうどいいんじゃないかなと思います。山頂往復だけだとちょっと
あっさりしすぎてるので八幡沼一周も付けたいですね。

私が今回選んだのはこのサイトの「黒谷地湿原コース」。
山頂→黒谷地湿原の下りコースです(登山家は上りを選ぶらしい)。
見晴らしのいい源太森辺りまでは木道途切れることもあるがまあ何とか。
サイトの地図にはないのですが、安比岳方面と道が分かれる辺りから
ゴツゴツした石だらけの道になります。登山靴を履いた慣れた人は
スイスイ進むけど、普通のスニーカーのド素人にはちと辛い。
景色も単調、日差しが強いが日陰がない、すっかりテンション急降下。
「後ろ髪あるし大丈夫だろー」と首の後ろに日焼け止め塗ってなかった
ので、日差しでそこだけ真っ黒に焼けてしまった(爆)。
足場が悪いのでとにかく捻挫しないように慎重に歩いてた。
何とか黒谷地湿原に着き、そこからは木道が多く景色も良くなった。
山頂入口から歩き始めてから約2時間半で黒谷地湿原のバス停に到着。
昼食のカロリーメイト食べて1時間ほどのんびりバス待ち。

バスに乗って御在所で下車、運賃300円(これまた電光表示がいい加減)。
ここのトイレは水も紙もあるし比較的綺麗。次は御在所沼の散策です。
散策路に入ろうとしたところカップルが引き返してきました。
「まあ女の子のその靴じゃ散策無理でしょ」と心で笑ってたら(爆)
スニーカーの私も引き返したくなるような大きな水溜まりとぬかるみ。
他にまともな道があるのかもしれないけど、えっここ進むの?
しかも八幡平と違って案内看板がなく道が分かりづらい。
草ボーボー、蜘蛛の糸、ほとんど人が通らないことが分かります。
木段が川状態で靴がまた汚れる。「これ本当に沼に着くの?」と
不安になりながら湿地の森を抜けしばらくすると五色沼と御在所沼が。
五色沼は赤沼とも呼ばれるけど夏は青い沼に変わる(だから五色)。
青い沼見てとりあえず来た甲斐があったと思いました…。
まあでも青森十二湖の青池の方が綺麗ですけど。
帰りはそのまま沼の東側に進んだけど、こちらは歩きやすかったです。
ただアスピーテラインに出てからバス停に戻るまで上り坂で疲れます
(マイカーなら最初から東側の入り口~沼を往復した方がよさそう)。
道が酷くてのんびり散策する気になれずさっさと終わらせたので
バス停で撮った写真を見返しながら1時間弱バス待ち。

盛岡駅で時間があったので、盛岡に寄ったから冷麺食べとくかと
海鮮冷麺を食べた。一応この日合計7~8km歩いてて疲れたので
新幹線では爆睡(前々日と前日もそれなりに歩いてます)。
八幡平登山という目的は果たせました。まあ初心者でも登れる
山なので、今後もっと急な山を登るならちゃんと装備をした方が
いいんでしょうね。「登山目的」という方向性に変える予定は
ないけど、行ってみたい観光向きの山もいくつかあるので。
天気も悪くならなくてよかったです(日焼けしちゃったけど)。
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秋田岩手一人旅 2日目

2012-09-22 | 旅に出た
前日眠かったのでちゃんと9時間睡眠取って9時前に出発。
角館のメインの武家屋敷までは駅から結構距離あります。
武家屋敷通りは意外に道路広い。着いてみたら観光客がいたので
皆駅から歩かないだけのようです(確かに高齢者には遠い)。

最初石黒家に入る。ここは屋内にも入れます。
木目を波紋に見立て亀を彫った欄間や、雪国なので軒の奥に作った
縁側を見ました。庭は苔の庭。可愛い風鈴が吊るされてるのを発見。
解体新書の展示もあって、女子高生が解剖絵に怖がってた。
次に入った青柳家は紫陽花をはじめ花が多かった。滅茶苦茶凝った
庭ではないけど、庭は花や木だけでなく池や石も使った箇所も。
蔵の入り口の頭蓋骨は何の小動物だろう?幕末写真展も見てきた。
他の武家屋敷は外観だけ。河原田家かな?石と苔の庭があるところも
ありましたね。秋田ということでお昼は稲庭うどん。

在来線が走ってない時間帯だったので新幹線で田沢湖駅まで。
まずは日本一深い田沢湖。青い水面と白い砂浜はまるで海ですね。
暑いので海水浴ならぬ湖水浴の家族連れも。そしてスワン多し(笑)。
田沢湖までは晴れてたのにバスに乗ったら途中で大雨。
玉川温泉より少し先、大場谷地湿原にバスが停まりました。
車窓からしか見られなかったけど大沼よりずっと花が多かったので、
知ってたらここを散策したかったなあ。ん~めっちゃ心残り。
1日目早起きして先に田沢湖を見に行き、角館でも見て回るところを
絞れば、ここの湿原に寄る時間もあったと思います…残念。

バスはバス停アナウンスもなければ電光表示もいい加減(爆)。
慌てて大沼前でボタンを押す。地元の人は分かるかもしれないけど
これ地元住民以外の観光客や温泉湯治客には不親切だと思います。
田沢湖に行くバスもそんな感じだったから、たまたま運転手個人が
うっかりさんだったわけじゃなくて、この地域そんなもんなのかな。
雨が降ってたのでビジターセンターでレインコートに着替えてたら
その間に小雨になったので帽子だけで大沼散策に出発。
花は終わりかけ。散策路の奥の方はほとんど人が通らないのか
蜘蛛の巣に掛かった…(爆)。森も標高高いからか北国っぽい木。
雨上がり、山から立ち込める蒸気が日の光で白く光ってるのが幻想的!
温泉が湧く後生掛自然研究路も行ってみた。大沼が天国なら後生掛は地獄。
硫黄の臭いが漂っていて、温泉ぶくぶく煙シューシューもくもく。
勿論触ったら大火傷です。川に見えるのもお湯らしい。
でもそんな中でも生きてる草が集まっててある意味庭っぽい?

大沼や後生掛に近いこちらの宿に宿泊。
ホテルの夕食はじゅんさいなど地元食材が出てきました。
女湯の脱衣場に洗濯機と洗剤はあったけど(無料で使える)
乾燥機がない(爆)。部屋の扇風機を洗濯物に向けて一晩掛けっぱなし
してたら朝何とか乾いたけど、扇風機の音で眠りの質は浅かった…。
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秋田岩手一人旅 1日目

2012-09-09 | 旅に出た
最初「八幡平に登りたい!」と岩手県中心に組み始めた
スケジュールが、「1日目小岩井農場だと一人旅にはあまり
向かないかな」とか「八幡平に朝到着するには田沢湖経由で
秋田側に泊まるのが一番」とか修正していくうちに
結果的に秋田県の滞在時間の方が多くなっちゃった旅です。
岩手も秋田もまだ行きたいところがあるので(岩手の平泉は
すでに行ったので、特に秋田に多い)いずれまた行きますが。

1日目は回る観光地の数が少ないので比較的遅い出発。
でも前日(いや当日か)深夜残業だったので新幹線で爆睡。
仙台で雨降ってて心配したけど、この日は散策中雨降りませんでした。
初心者向けコースとはいえ一応登山なので大荷物は抱えまいと
リュック一つの旅だったので、かさばる傘を敢えて入れず(爆)
代わりにレインコートを入れました。山が寒い時に着れば
防寒にもなるしね(でもフリーサイズだから、洗濯バサミで
持ち上げないと裾引き摺るんだよね…それでもデパートの
普通の服以上に高い女性用レインコートは買う気にならず)。
ちなみに服は毎日洗濯で着替えを持たず、お菓子も飴だけ。

田沢湖駅で新幹線で在来線に乗り換えたら冷房ガンガン効いてた。
関東の感覚だと十分涼しかったのでパーカーを羽織ったけど、
東北の人はやはり関東の人に比べて暑がりなんだろうか?
釧路でも同じようなことがあったけど、釧路ならまあ解る。

無人駅の神代駅で下車、この日の目的地の抱返り渓谷へ。
歩くには遠いので、事前に調べた地元のタクシーを呼びました。
すぐ来てくれて片道約10分1350円(主要ホームと反対側のホームの
発着だともう少し安くなるらしい)。神社の前で降りて散策出発。
時間があったのでのんびり歩いてたら皆さん結構早足。
皆さんのお目当ては回顧の滝。私が到着してしばらくしたら人が
急にいなくなったので、一人で静かに堪能していました。
滝は目で楽しむのもいいけど、敢えて目を閉じて耳と鼻と皮膚
(湿った冷たい空気ね)で楽しむのもいいですね。
渓谷なので青緑色の川も流れてるんだけど、木が茂ってあまり
見えないもんだから、時々面白い形をしてる岩肌の方ばかり
見てた(爆)。揺れる吊り橋(積雪3mまでOKらしい)含め橋が
いくつかあったけど、橋の上で崖に咲く花とか撮ってると目眩が。
滝から先は通行止めだけど、タクシーの運転手さん曰くその手前も
冬になると雪で荒れてしまうので春になると整備するらしい。

神代駅に帰って(切符券売機などなし)電車に乗ったら、整理券が
出て来なかったので車掌から切符を買いました…。
角館駅に着いたけど、土曜日というのに全然観光客の姿がない。
皆さん車で直接メインの名所に向かって駅は利用しないんだろうか?
夕食にご当地B級グルメの神代カレーを食べてみたけど個人的には
ちょっと微妙…。この日は駅前のホテルに宿泊。
コインランドリーは洗濯100円だったり洗剤30円だったり割と良心的。
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東南アジア&アフリカ進出

2012-09-01 | ちょっと外出
食べ物の話だけど(爆)。

先日、神田神保町のマカンでシンガポール料理を食べました。
東南アジアの料理は個人的にやや苦手なのですが、シンガポールは
華僑が多い国ということで中華の要素があるのか食べやすかったです!
屋台風チキンライス&ワンタンスープのランチを注文。
辛いタレと言われたのをうっかり必要以上にご飯にこぼしちゃったけど
そこまで激辛じゃなかった。食後にオレンジ数切れが出てきた。

また別の日の話。
夕食には腹が減らないのでまず一人カラオケで時間潰し。
北斗の拳熱唱(しかも高音部分)してる時にドリンク持ってこられると
気まずいったらもうッ(笑)。ベルばら(アニメタルじゃなくて
オリジナル版)を完全裏声で乙女に歌ってる時ならよかったのに。
「みかんのうた」歌ってた時に流れた映像がギリシャ彫刻だったけど
ミスマッチすぎ。みかんか愛媛の映像はないのか?(ないか)

前回の一人カラオケは「暗い・長い・あまり知られてない」歌ばかり
歌いましたが、今回はアニソンメインで友人の持ち歌も歌う(爆)。
一人カラオケはいろんな使い道(歌い道?)がありますな。
あああーーーしまったーーー!!!と後になって悔やんだのが、
「ルパン三世愛のテーマ」を歌い忘れたこと。
オトナなしっとり系の歌で、自分の世界に入って(?)人前で歌うと
ドン引きされかねないので(逆にドン引き通り越してネタになるくらい
ねっと~り歌えればいいのか?)これも一人カラオケ向きですね。

あと採点もやってみた。これも一人カラオケの方がやりやすいね。
十八番(マジ)でチャレンジしてみたが高いのか低いのか分からん。


それからアフリカ料理食べに行ったけど…塩辛かった…。
各国料理を食べに行く時、「辛い」についてはどこの国でもある程度
覚悟して挑戦してますが(激辛は無理だけど)、「塩辛い」が
来たのは盲点というか油断して伏兵に討たれた感じ。
アフリカ料理全体がそうなのか、たまたまその店が塩辛かっただけか
知りませんが(以前食べたモロッコ料理は塩辛くなかったけど、
イスラム圏は食文化も中東の影響がありそうなので、「モロッコ=
代表的なアフリカ料理」とは言えないような)。
オリジナルカクテルとルイボスティーは美味しかったです。
アフリカ音楽がBGMで流れてましたが、アフリカ音楽を演奏する
ベーシストって楽しいだろうなーと思いました。
打楽器は言うまでもないですが、エレキベースも目立ちますね。
単調に刻んでるだけじゃなくて面白い動きしたりするし。
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