Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

たぶん初スイス

2022-08-28 | 走る若人が好き
今週末の陸上関係記事です。

三浦選手が出場したダイヤモンドリーグ
(DL)ローザンヌ大会3000mSCの
動画を土曜日に見ました。
日本時間夜中で見られなかったので
4位の結果知ってから朝に視聴。
エルバカリ選手独走すぎっすよ…。
三浦選手はどちらかというと後方に
いまして、ラスト1周で2位集団が3人で
三浦選手は「これで4位になったの?」
って思うほど距離が離れてましたが、
ラストスパートが強烈だったらしく、
映ったらいつの間にやら順位上げて
ました。海外でも通用しますね!

8:13.06でセカンドベスト、
以前より上がった世界陸上参加標準を
今のうちに切れたのは有利ですし、
何とチューリッヒでのDL決勝出場権も
ゲット。目下大活躍中のやり投げ
北口選手がすでに出場権を獲得して
ますが、長距離では初の快挙とか。
インカレと日程かぶるけどDL決勝
出てほしいですね。インカレは正直
3000mSCなら遊んでも勝てるレベル
だけど、大きな国際大会でのレースで
得るものは相当なものだと思うので。
今度は日本に帰らないで現地スイスか
5000mレースに出場予定のイタリア
辺りで滞在できませんかねえ…。

今回結果が出て、世界陸上は一時的な
不調だったと分かってそこは安堵。
やっぱり三浦選手には期待しかない…。
三浦選手が活躍してる間は死ねないし
死んだら成仏できんわ(←重い)。
来年のブダペスト世界陸上の
3000mSCは日本時間で予選が
8/19土曜18:35、決勝が8/23水曜4:42
のようです。予選は普通に見るとして
決勝見るために早起きさせてくれ。


北海道マラソンは地上波中継がなく
ネットのライブ配信で観戦。
世界陸上終わってから全然テレビ
つけてないんだけど…たぶん今後も
出雲駅伝まで見る予定ないね…。
ホコリかぶると拭くの面倒だし
仕舞っちゃおうかなと考えてるほど。
CMの時に「権利の都合上、お伝え
できません」と中断されてました。
スポンサーはネットでもいっぱい
CMを流してほしい気がしますが
いろいろあるんですね。
ゲストのプロ野球斎藤氏からの質問
コーナーは期待してなかったけど、
ドリンクの成分のトレンドとか
意外にまともなこと聞いてた。

ムセンビ選手はペースメーカーじゃ
なくてレースとして参加してたのか。
半分過ぎて飛び出して、結局そのまま
逃げ切って優勝してました。
その後ニャイロ選手が追走したり、
30kmの給水でNTT西日本の小松選手が
飛び出したり、と思ったらCM明けに
西鉄山口選手が小松選手を抜いたり。
山口選手は96回箱根の学連で2区を
走った農大OBとのことです。
40km辺りでは山口選手、東洋柏選手、
カネボウ青木選手、トヨタ松本選手の
4人の日本人集団になってまして、
その後ニャイロ選手を逆転。
何と学生の柏選手がスパートし、
青木選手を振り切って、初マラソン
ながら日本人トップで完走!
上位4人がMGC出場権獲得しました。
東洋は清野選手も日本人5位。
やっぱ長期的にマラソン見据えるなら
東洋はいい選択肢だね…。

全体的に日本人集団の情報が少ない
中継だったな…。MGC出場権掛かった
レースだったし、顔見て即分かる
有名選手ばかりではなかったので、
中継で誰がいるか読み上げてくれると
嬉しかったんだけど…。
女子もそんなに情報豊富じゃなくて、
密度が薄くて増田さんの小ネタ以外
何やってたっけって印象の放送。
タダ見させてもらってるので
あまり文句は言えませんが。
コメント

県庁所在地宇都宮なのに県名は栃木

2022-08-20 | ちょっと外出
アルバムブログで全都道府県のうち1県だけ
本日時点で記事がない県があります。
それは栃木県です。
修学旅行で行ったことがあるので未踏では
ありませんが(改札出ずに小山駅で
乗り換えるだけなら2年前にしてる)
大人になってからは一度も行ってないので、
写真がなく記事もないという状況。
ということで昨年の11月、何十年ぶりかに
栃木県へ行ってきました。

本当は土曜日の方が天気がよかったの
ですが、祭りでバスが迂回して通常運行
しないので日曜日にしました。
結局夜に雨が降っちゃいました。
内陸は早朝冷えるからか、田畑や広場の
地面から水蒸気が立ち上がってました。
冷えるからかっていうか冷えてた。

宇都宮駅から烏山線へ。宝積寺駅が
駅舎だけ妙にかっこいいと思ったら
隈研吾設計、ホームが古くて落差が…。
何故ローカル線に乗るかというと
乗り潰しではなく(終点まで行かない)
龍門の滝目的。駅名もズバリ滝駅。
滝見たの久しぶりだったかも。
朝8時台でも人がちらほら。
駅から徒歩で余裕だし、階段はあるけど
登山じゃないから行きやすい滝かと。
滝の向こうが道路と線路で時折車が
横切ります。増水してなければ川を
渡って中洲からも見られます。
寺があったが時間がなく寄らず。
付近の雑木林が紅葉。

宇都宮駅周辺餃子屋多いね!
バスで栃木県中央公園。
園内紅葉が見頃で午前中はまだ晴れてた
ので老若男女のカメラマン多数。
市内で他にあまりこういう場所ないのか
結構賑わってました。
日本庭園は池泉庭。ぐるっと回った。
紅葉以外では山茶花も咲いてました。
ロックガーデンにも寄ったけど
石に安山岩とか名前が貼ってあって
鑑賞用というより学習展示用。
石の隙間にはいくつか小さい花。
隣の博物館はイベントやるみたいで
駐車場満車。博物館側から出られた。

宇都宮のバスってあまり車間距離
取らないんですかねえ。
プロの技なのかせっかちなのか。
渋滞もないのに7分遅れで鹿沼市内に
到着、掬翠園を見に行きました。
バスが遅れたので急いで向かうも
庭自体は小さく見所もそんなにない
のですぐ見終わりました。
建物はお茶会やってて入ってない。
観光物産館で土産のはとむぎサブレ
買うほど結局時間が余った。

バスに1時間乗って山方面へ。
途中紅葉の岩山や晩秋の渓流見えた。
地図で見ると、直線距離だけなら
日光の中禅寺湖が近いんですね。
わたらせ渓谷鉄道も意外と近くて、
日光市営バスでわたらせ渓谷鉄道の
終点間藤駅から日光駅へ行く路線も
(記事執筆時点で)あるみたい。
日光観光でこのルート使うのも
面白そう!当分行く機会ないけど。
古峯神社に行く前にまず巴屋で昼食、
にらそば。前払いで割とすぐ出てきた。
にらが練り込まれてるんじゃなくて
蕎麦に刻みにらが混じってる。
こんにゃくサービス付き。ちなみに
もう一つの店ではにらそば1100円。

古峯神社の祭神はヤマトタケルですが
その使いとされる天狗信仰の神社との
ことで、社殿の屋根に天狗発見。
昔は神仏習合。中には祈祷場のほか、
絶やさず燃やし続けてる火の釜も。
古峯園はかなり広く、バスが来るまで
1時間近く掛けてゆっくり回った。
山地なので平地より紅葉の時期が早く
葉が散ってる木が多かったですが、
フウの木などまだ黄色に色づいてる
木もありました。落ちたカエデの
葉が池の底に沈んでました。
庭全体がもう秋も終わりって色合い。
新しい庭だと思うけど、峯の滝が
割と本格的に感じました。
茶室翠滴付近もフォトスポットかも。
曇りの天気も山々に雲が掛かって
なかなか神秘的です。
平地より寒いから重ね着。
帰りは年季入ったバスでした。
運転手さんがお喋り。

新鹿沼駅から東武で移動ですが、
普通列車がしばらく来ないので
短距離だけど新鹿沼で特急券購入。
後から来た人は満席って言われてた。
1人だから取れたのか、短距離だから
取れたのか(日光からの観光客が
多いんだとしたら後者は違うか)。
栃木駅で降りて横山郷土館へ。
麻問屋と銀行を営んでいた豪商の
石蔵と仕事場と邸宅。文化財です。
最終受付ギリギリに到着、
日没近くの上に雨雲が出てきて
暗くなりかけてたので、先に庭を
見ることを勧められました。
何とか撮影可能な明るさでしたが
(実際は写真より暗かった)、
建物から以外灯りがないので
もっと日没の早い12月になると
夕方に庭見るのきつそう。
白い山茶花の大きな木が印象に
残りました。屋内の大広間などは
庭から覗く形。琵琶などの和楽器が
何種類も置いてある部屋もあった。
洋館風離れ座敷も覗けます。
庭から戻って横山家所蔵品の展示を
見学。麻蔵や文庫蔵では江戸時代の
雛人形や花嫁衣装、レトロなレコード
再生機など。銀行の仕事場にも入れる。
テレビ番組で開けた金庫やそこに
入ってた当時の銭、帳簿などを展示。
金庫は数字でなくイロハのダイヤル。
明治初期は栃木県の県庁所在地
栃木だったのか!
だから県名が栃木なのか!
逆に最初から宇都宮だったら
宇都宮県になってた?
43県中唯一の5文字県じゃん!
出る頃には真っ暗。駅まで帰る途中、
蔵の街の夜景を楽しみます。
川面に移る灯りと蔵の白壁。

佐野ラーメンを求めて佐野駅で
降りたら駅前でイルミネーション。
さのまる10周年らしい。
光るさのまるも紛れ込んでる。
さのまるラッピングバスも走ってるし
駅前の待合室みたいなところに
さのまる自販機もあるし、駅構内にも
ポスターあるし、さのまるだらけ。
佐野厄除け大師方面のラーメン屋
(思ったより遠かった…)に
行ったところ、参拝客がいっぱい
寄ったのか今日は売り切れと。
駅近くのグリルこみやに入店。
もう予定の電車に間に合う時間じゃ
なかったので、ゆっくり食べるかと
ミニラーメン&生姜焼肉ライス
1000円。ラーメンあるならライスで
追い炭水化物する必要ないけど
肉を食いたくて堪らなかった。
冷奴と漬物も付いてきた。
ラーメンは醤油で正統派かな。
比較的歩行距離少なかったけど
ダブル炭水化物でも意外に余裕で
完食できるもんだね…。
観光客向けの店だと、さのまるが
刀代わりにしてる芋フライを
出してるところもあるっぽい。
店を出たら雨。早朝より寒く感じる。
東武線で帰ったら春日部駅の
発車ベルが「オラはにんきもの」。
サトーココノカドーは常設じゃなくて
普通にイトーヨーカドーだった。

やっと栃木県訪問できました。
今回は平地が多かったですが、
日光方面や那須方面もそのうち
行きたいですね。修学旅行で行った
日光は優先順位後の方になってて
プラン全然考えてないけど。
写真ブログでこの旅の記事が
更新されるのは秋になる予定。


《写真ブログ記事》
栃木県・那須烏山 龍門の滝
栃木県・宇都宮 栃木県中央公園
栃木県・鹿沼 掬翠園
栃木県・鹿沼 古峯神社
栃木県・栃木 横山郷土館
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石見出雲一人旅 5日目

2022-08-13 | 旅に出た
島根旅行の最終日です。
昼食不透明なので朝食バイキング
山盛り。旅行中結構歩いた割に
4日目5日目で朝食食いすぎたからか
筋肉と化したからなのか全然体重が
減らなかったですね(笑)。

朝はまず立久恵峡へ。
行きは立久恵峡バス停で降りないと
車線が分かれてて川まで下りるのが
大変そう。滞在約40分で向こう岸
歩く時間がないので(向こう岸じゃ
岩肌見えないし)、不老橋を渡らず
手前側の川沿いの遊歩道を
小枝で蜘蛛の巣払いながら進む。
見晴らしがいいのは旅館御所覧場の
あるところ。紅葉はまだ早いし
朝日で白んで少し見づらいけど
いい景観ですね。浮嵐橋まで行って
少し時間があったので向こう岸に
見えた五百羅漢だけ見に行って
(寺まで上るのは断念)
わかあゆの里入口バス停から帰る。

下朝山バス停で降りて勝定寺。
50円を箱に入れて庭を見る。
入口の石組がメインと思いきや
奥に池がありました。
白砂もあるけど出雲流ではなく、
石組はともかく他は柵もしてないし
そこまで古くないような?
下朝山バス停は本数がないので
築山新町バス停まで約2.5km30分弱
歩いて出雲市駅行きのバスに乗る。
出雲市駅で駅弁今売ってないとの
ことで昼食のパンを買いました。
Wチョコ何とかとかいうのと
クルミやライ麦の入ったパンと
紅茶メロンパン。

揖屋駅でジョウビタキ見ながら
パン早食いして東出雲コミュニティ
バス上意東線で乗光寺へ。
大銀杏は樹齢五百年。庭は外から
見えないのでチャイム鳴らして拝観。
住職に庭を説明いただきました。
網戸を閉めてるのはカメムシが入って
くるから。撮影OK。江戸末期の
枯滝の庭で出雲流ではありません。
刈込は業者や住職自らが手入れ
しているものの大変と仰ってました。
本当は植物は石の添え物なので
もっと刈りたいけど加減が分からず
悩ましいそうです。花芽も刈るので
刈込から花は咲かないそうですが、
花としてはこの時期咲くツワブキや
夏の百日紅があります。
もっと広かったが左側が土砂崩れで
なくなり復元する資金もないと。
手水鉢は後世のもの。猪に荒らされて
花が咲かなくなったとか、穴熊が
軒下で冬眠するとか動物多そう。
拝観料は言われなかったので最後に
賽銭箱に志納。帰りはタクシーを呼び
揖屋駅まで10分2000円。揖屋駅には
レンタサイクルもあったけど、
乗光寺に行こうとすると山方面だから
たぶん上り坂が辛いと思います。
石見神楽ラッピング車両来た。

また出雲方面に戻って宍道駅から
八雲本陣。木幡山荘に行けなかった
(予約しようとしたら草がすごくて
無理と言われた)ので、列車の時間
まで1時間ゆっくり滞在できます。
時間がなかったり余ったりの旅。
土間は見上げると梁だけでなく
天井窓があったりとなかなか。
虎の襖絵もかっこいいがその上の
欄間の花籠を描いた木彫りも細かい。
ここから見える庭は出雲流?
松江藩家老の旧邸の一部を移築した
部屋のそばにも庭があり、ツワブキや
椿の花があるので蜂が飛び交う。
古いランプの展示、青が綺麗。
大正天皇行啓用に新築した上段の間
「飛雲閣」は本当に高くなってる。
テーブルと椅子も展示してあります。
前は旅館だったのか、扉に風呂場と
書かれた風呂場などがあった。
屏風なども含め思ったより豪華な
お屋敷。古い出雲瓦と屋根に石。

またJRで移動、直江駅から駅伝コース
3.5km歩いて原鹿の旧豪農屋敷へ。
雲州平田駅からレンタサイクルが一番
楽なのかな。覗かなかったけど
軽食セルフ自販機の店発見。
第2中継所から3区走り始めは平坦
だったけど向かい風が吹いてきた。
直江交差点曲がってからも平坦だけど
高い生垣の民家に風の強さを察する。
小さい橋のアップダウンは大したこと
ないし、最後若干上ってた気もするが
はっきりと分からんレベル。平坦だと
45分弱意外と普通に歩けるもんだ。
旧豪農屋敷ですが、展示の準備中で
屋内は見づらかったものの、目当ての
庭を見るには支障なかったです。
明治中期の地主豪農屋敷。出雲流の
敷石飛石、2階から見るといいね!
ここ以外で上から見られるところ
なかったから新鮮。1階から見る庭も
いい感じ。予想よりいい庭でした。
滞在時間短かったのが残念。
灯籠の穴に夕日が差し込む。

2km約25分歩いて小原バス停に到着、
帰りは出雲空港から空路。
この日は空港バスだけSuica不可。
しまねっこの住まう空港に早めに
到着して土産選びと夕食
旅行中島根牛を食べてないので
島根和牛鉄鍋チャンポン1280円に
大社飛魚野焼き(かまぼこ)5切
400円。牛肉美味しいけど大量に
食べると脂がもたれそう。
地元産野菜ってもやしとネギ?
他の具はメンマとゆで卵だけ
だったが。かまぼこはさっぱり味。
店員てんやわんや、帰る頃には行列。
デジカメで写真1枚の容量設定が
大きめになっていたようで、ここで
SDカードが満杯になりました。
何とか最後までもってよかった。
SDカードの替え持参してなかったし
観光先で切れたら頭抱えてた。
電池の方は5日とも1個でもった。
ディズプレイでは青がうまく
出ない仕様みたいです。
消毒で荒れかけた指で固めの
ダイヤル回すのがきつい。
福岡行きも伊丹行きも同じような
時間帯だから混雑、ほぼ満席で
コロナどこへやら。行きに乗った
ANAでは荷物用の袋を普通に配布
してましたが、帰りのJALでは
なかったです。クラスJだけ配布?

コロナが猛威を奮ってから空路で
旅行ができず(直前に感染した時の
航空券キャンセル手数料が陸路より
高額だしね…)、2020年冬を最後に
あまり遠くの県に足を伸ばせて
ませんでしたが、やっと行けました。
ただ、コロナが収まるまでは
直前予約せざるを得ないので、
空路はまだしばらく無理かな…。
当面は東北・中部・関西あたりの
関東から新幹線で行ける地方を
回ることになりそうです。
しかし島根県は庭園多くていいね!
松江の方にも庭園がいっぱいある
らしいのでそのうち行きたいです。


《写真ブログ記事》
島根県・出雲 立久恵峡
島根県・出雲 勝定寺
島根県・松江 乗光寺
島根県・松江 八雲本陣(木幡家住宅)
島根県・出雲 原鹿の旧豪農屋敷
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石見出雲一人旅 4日目

2022-08-06 | 旅に出た
この日は一畑電車で出雲観光です。
昼飯がまともに食えない日なので
朝食バイキングでがっつり食う。
特に蛋白質と野菜ですね。
一畑電車の電鉄出雲市駅で「古代出雲
歴博入場券&フリーチケット」購入。
観光地らしい窓に向いたテーブル付き
座席があります。高校生は普通の
ロングシートに座って住み分け。
川跡で乗り換えた車両では、車内に
シジミ持ったしまねっこがぶら下がる。
反対側にはしまねっこラッピング車両。
観光地とはいえ平日早朝だし観光客は
少なかった。出雲ドーム見えた!

駅伝コースに興奮しながら出雲大社。
鹿の灯籠見つけたけど、出雲大社でも
春日灯籠ってあるんでしょうか?
参道それたところにウサギの像多数、
松ぼっくり持った子可愛い。

本殿の裏側にも本殿方向向いてるのいた。
たぶん前回はなかった。でも前回訪問が
2009年とかなり前だから結構忘れてて、
初めてみたいに新鮮な気持ちで
キョロキョロしてました。
前回は修復だか遷宮だかで本殿が
見えなかったので初めて見たかな。
千家家側の神楽殿の注連縄見てから
反対側の出雲教北島氏庭園へ。
亀の尾の滝がある池で自由に入れた。
島の祠に祀るのはスクナヒコナ、
大社の摂社や末社にはなくこちらに
だけあるらしい。神話上も
知恵があって大国主に協力的な割に
帰っちゃったり不思議な神様だよなあ。
神職さんが朝のお掃除中。
出雲大社に戻ったら笛と太鼓の音。
ガラスが反射してよく見えなかった
けど神楽殿で鳴らしてたみたいです。
商用と思われたか本格機材で撮影してた
人が警備員に捕まってた…。

真名井の清水にちょっと寄ってから
出雲駅伝の出雲大社左折前の道を通り
(上り坂だった)古代出雲歴史博物館へ。
女性スタッフの制服が勾玉ペンダントに
古代風の腰紐で可愛い。
常設だけでも3ヶ所展示室があって、
うちシアターは上映見てる時間ないから
パスしたけど、1ヶ所目だけでも40分
掛かってしまう…。最後駆け足で
全体では所要1時間ちょっと。
複数の専門家に本殿が高かった時代の
模型を作ってもらってました。
いつまで高くて何故やめたんだろう。
一時期尼子氏が仏教色の強い三重塔
などを立てたのは後に撤去されたと。
神様が縁を結び間違えた浮世絵の
説明文に「逆ギレする神様」(笑)。
鳴らせないが土鈴の「意外によい音?」
も気になる。鼓や琴は古墳時代から
日本にあったのか…意外と古いな。
圧巻は青銅器の剣がずらりと並び
国宝の銅鐸が集まる展示。
復元見る感じだと当時は金色か。
東アジアの青銅器もちょっとあった。
豪族の装飾品も印象的。馬に乗った像
作ってレプリカ装着させて手が込んでる。
模型や人形見て思ったけど、当時の男性
ヒゲ生えてたんじゃないかなあ。
現代みたいに綺麗に剃れるヒゲそり
あるとは思えないしいちいち抜くか?
でも模型の森が時代考証完全無視の
戦後植林スギじゃなくて広葉樹なのは
地味にポイント高い。

手銭記念館はちょっと道迷った。
日差しが暑くなってきます。
手銭家が江戸時代に酒造を営んでいた
頃の酒蔵で、蒔絵の漆工芸や地元の
焼物などを展示しています。明治期の
緑釉ティーセットが可愛い。
現在も居住してますが庭も見学可能。
手入れ中だったので粘って滞在しては
ないです。玄関側は出雲流庭園ではない。
反対側は手入れ中で見られなかったけど
出雲流要素あったかもしれません。
帰りも道間違って突き当たり引き返して
電車出発ギリギリに駅到着。

飯食ってる暇ないと思って浜山公園
北口駅を降りてからカロリーメイト
歩き食いしたが結果的には時間あった。
食後日傘差しながら出雲文化伝承館。
茶室独楽庵の庭(松江藩江戸屋敷に
あったものを資料をもとに茶室と復元)
は手入れ中の上にスズメバチが飛んでて
危なくてゆっくりしてられなかったし、
松籟亭はお茶せず見学は不可だったし、
出雲流庭園も建物の中からの鑑賞で
回遊するわけじゃなかったので
30分もあれば余裕。
敷地内の蕎麦食べる時間もあったが
夕食同じ店で蕎麦予定してたから…。
平日でも待たされてたみたい。
お昼時で誰もいない屋敷で庭園見て
汗乾かしてのんびりしてたけど
ここへ来てカメムシ何匹か飛んでくる。
カメムシとスズメバチは勘弁してくれ。
庭園は出雲流だけど何か新しい気が
すると思ったら、江戸期でなく明治期に
江角家が作った屋敷と庭をここへ移築
したと。出雲ドーム見ながら駅に帰る。

旅伏駅(「たぶせ」と読む)から
出雲駅伝4区コースを横断して
(ピンと来ないけど翌年テレビで見て
ここ行ったって気づくんだろうな)
20分弱、電話確認してた康国寺。
庭は左側に広い貯水池(錦鏡池といい
借景扱い)、正面には白砂と飛石の
出雲流。松平不昧に仕えた出雲流庭師の
沢玄丹の作。松より飛石に注目しがち
という意味では出雲流は石の庭。
縁側左側から見るとブルーシートが
気になるけど右側からなら問題なし。
飛石を鑑賞するために座して見るべし。
カメムシ踏まないように縁側を歩く。
黒猫が訪問。雲で日差しが弱まると
また違う雰囲気ですね。

川沿い歩いてたらキツネらしき動物発見。
最後の坂で時間が掛かり25分歩いて
平田本陣記念館。企画展見なきゃ無料。
トイレ和式しかないのか…。
出雲流庭園はガラス越しに見られます。
大きい窓だから見る角度によっては
ガラスがないように見えるかも。
低く平たくした刈込に飛び石が覗き、
刈込は上から見ると雲形で面白い。
左側の築山に見えるのも刈込。
みんな企画展に行って誰も庭園を
見にこないので独占してました。

4区コースを逆に歩いて20分、
隣の木綿街道交流館で受付して
本石橋邸を見学しました。
見学前に個人情報書かされますが
前の客の個人情報丸見えなので
裏返しに伏せときました。
私邸らしく案内時以外は閉めてる
そうで、ガイドが30分ほど案内。
逆に勝手に見に行けないので、
ガイドが別の客を案内してると
待たされる可能性があるかも。
個人情報覗いた限り(笑)見学する
客はそんなに多くなさそうだけど。
庭は出雲流ではないです。逆光に
なったから午前中の方がいいかな。
石の一つ一つを名前付きで記録。
撮影可だけど途中から聞いたので
あまり写真撮ってない。
松江藩が宍道湖を埋め立て開拓した
際に土壌の塩分を抜くために綿花を
栽培し(これ+大根島の高麗人参+
4割→6割への年貢増で借金返済)、
石橋家はそれで栄えたそうな。
商人は藩から華美な着物や抹茶を
禁じられ、茶室は煎茶用に竈がなく
板が敷かれていて、武家をもてなす
際は仮設用のを用意したと。
奥座敷は藩主の御成座敷で藩と
関わりがあったものの、親交のあった
国学者を匿い、その縁か古事記がある。
山桃や千鳥の釘隠。建物は改築がある。
食器などを使った平田一式飾りは本来は
歌舞伎などの一場面を表していたと
(雲州平田駅にしまねっこの飾り有)。
窓の格子も独特のがあるが窓の外側を
掃除できないので取り入れる家は減少。
雲州平田駅の目の前は3区コース。

出雲市街地近くに戻ってまだ庭めぐり。
出雲中央図書館の重森完途の庭。
外の通路から覗くのは図書館閉館時
でも大丈夫かと。市民以外でも館内
出禁じゃなさそうなので入りましたが、
撮影はNGです。館内からの方が
庭の全体がよく見えます。
やっぱり重森家は青石好きねえ。
でも阿波青石などを新たに調達した
わけでなく、島根県立中央病院に
あった石を再利用したとか。
青石に朱色の夕日が差す。
2区コースを逆行し第1中継所のJAへ。
駐車場に入っていってると思うので
「ここから入ってここから出る?」
とか妄想しながら内心はしゃいでた。

羽根屋本店で出雲蕎麦。
そば茶美味しくておかわりしようと
テーブルのポットから注いだら
そっちは麦茶だった(笑)。
昼400kcalで空腹なので天ぷら割子
3段1700円。天ぷらはわかさぎ2匹、
おくら、海老、かぼちゃを確認。
根菜のはんぺんとえび練り物も
入ってたかな。1段目から順に薬味と
だしを掛け、次の段を食べる時は
余っただしを注ぐ。最後はそば湯。
一人客OKだし、観光客に人気の店
だけど夜はそんな待たされないし、
メニューの金額も昼と同じっぽくて
手の出ない値段じゃないし、
前日ここで丼もの食べて2日連続
通ってもよかったと思いました。

この日は博物館展示室内を除き
結局19km歩いた。旅行中最長。
旅行前時々テレワークしてたのに
よくそんなに歩けたもんだ…。
ちなみに歩行距離は出雲大社周辺や
午後の庭めぐりで主に稼いでるけど
夕方の2区コース探索もダメ押し。


《写真ブログ記事》
島根県・出雲 北島国造館
島根県・出雲 古代出雲歴史博物館
島根県・出雲 手銭記念館
島根県・出雲 出雲文化伝承館
島根県・出雲 康国寺
島根県・出雲 平田本陣記念館
島根県・出雲 本石橋邸(木綿街道交流館)
島根県・出雲 出雲中央図書館
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