Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

食の異文化体験(1) レバノン料理

2010-11-21 | ちょっと外出
昔から地図帳を眺めるのが好きで、アジア史専攻で、
ワールドミュージックを好んで聴く私が、
世界各国の料理を食べたいと考えるのはひょっとしたら
必然だったのかもしれません(笑)。

京都でも各国料理を食べてますが、関東でも各国料理の店が
あるので、何かのついでに食べに行ってみようと思い始めました。
各国料理店は2人以上で行った方がいいのかもしれませんが、
用事のついでで寄る感じだと1人で行くことになるのかな。

早速、新宿のシンドバッドでレバノン料理を食べました。
西口のアイランドタワーというところのビルの一つに
「スパイスロード」という店がいくつか集まってるところに
入ってます。スパイスロードの入口は1ヶ所で、そこの受付の
兄ちゃんに行きたい店を告げると案内してもらえる。
精算はテーブルでしましたが、レジは受付にあるようでした。
ちょっと薄暗くてテーブルに小さいキャンドル、天井に空の絵。

コース料理は2人からだけど、1人客でも全く食べるものが
ないというわけではないです。とりあえず量が分からないので
前菜3品盛り合わせセットを注文。足りなければ追加しようかなと。
ピタパン(切れ目の入ったナンみたいなもの)に前菜を挟んで
食べます(タブーリはそのまま食べちゃったけど)。
タブーリ(サラダ)はさっぱり、ホンムス(ひよこ豆と白ごまの
ペースト)は濃厚、ババガヌージは茄子のこってり感と
ピーマンのさっぱり感が同居した不思議な味。
全部こってり系だと辛いけど、さっぱり系があって良かった。

本当はクスクスを追加したかったのですが、ピタパン6切れで
炭水化物はもういいかなって感じで、また串焼き肉も一人で
食べ切れなさそうだったので、ヤフネット(ラムと野菜の
シチュー)を追加。タジン鍋の蓋が付いてきてアツアツ。
ピタパンを食べた時点では満腹に近いかなという感じでしたが
トマトソースの酸味でまた食欲が湧いてきて気持ちよく完食。

ほとんど辛くなく(辛いものを注文しなかっただけのようで
辛いメニューもあるようですが)、脂っこすぎたり変な香りが
することもなく、日本人でも美味しく食べられる味でした♪
子供連れの客(勿論日本人)もいたくらいです。
胃と財布が許せばもっといろんなものを食べたかったですねえ~。
コメント

岩手旅 3日目

2010-11-16 | 旅に出た
最終日。一ノ関を起点に平泉観光です。
中尊寺で一時小雨が降ってたみたいだけど
杉木立を歩いてたので気にならなかった。
帰りに車を返す直前に雨が降ってきましたねえ。

まずは中尊寺です。境内広いね!紅葉すると綺麗そう。
時間をたっぷり取ってあるのでゆっくり坂を上っていく。
朝一番に行ったのでツアー客にはほとんど巻き込まれなかった。
ここにも中国人ツアーがいた。最近どこに行っても多いね。
弁慶堂の前に弁慶の顔ハメ看板があったのでまたもやトライ(爆)。
おみくじマシンがあって妹がやったけど、壊れていておみくじが
出てこない(笑)。売店の人に直してもらってた。
有名な金色堂や本堂だけでなく、いろんなお堂がある。
金色堂と讃衡蔵(=宝物館)だけ有料。中に入って見てきましたよー。
本当に黄金色です金色堂。しかし都から遠く離れた地で
これだけのものを造れるほどの力があったんだから凄いよなー。

お次は毛越寺。庭好きとしては平安時代の庭園というのに
興味がありまして、楽しみにしていたところです。
大きな池をぐるっと一回り。曲水の宴に使われる川もあった。
池には島があったり(島には石が組まれてたり)小石の州浜が
あったり(丸い石は仙洞御所ほど大きさを揃えてはなかったけど)。
ツアーのガイドさんが説明してたのでちょっと盗み聞き(爆)。

達谷窟は工事中のようで足場が組まれてました。
ここは前の2つのお寺とは違いあまり観光客がいなかったです
(レンタカーのカーナビでも出てこなかったし…)。
岩肌にお堂を造ったのも凄いが岩面大仏もよく彫ったなあ。
弁天堂はカップルでお参りすると縁切りになるらしいので注意!

お昼は道の駅厳美渓でお餅を食べました。
餅定食は3種類の餅(あんこ以外は選べる)+雑煮で合計餅11個!
私は何とか完食しましたが妹とオカンは残してた。
(大食い呼ばわりされたけど妹は直前にチョコ1箱空けてたし…)
この辺り餅文化だそうです。観光地の食堂で昼食となると
どうしても普通のうどん(しかも量と質の割に高い)みたいな
ワンパターンになりがちなので、餅にしてよかった。

ラストは厳美渓です。前日夜に雨が降っていましたが
特に立ち入り禁止とかにはなっていなくて散策できました。
かっこう団子のところが一番人だかりになってた(笑)。
オカンが猊鼻渓と厳美渓を覚えられないでいましたが、こちらは
猊鼻渓と違って流れが急すぎて舟下りなんぞ不可です。
でもこちらにはこちらの良さがあります。木がまばらに生えていて
大きな天然の盆栽みたいになってた岩もありました。
ここも紅葉の見頃はもう少し先だった。下りていった階段の手すりに
スズメバチが止まっててビビったけど瀕死でほとんど動かず。

予定より1時間早く一ノ関駅に着いてしまい、1本前の新幹線も
指定席が満席だったので喫茶店で時間を潰した(爆)。
帰りの新幹線ではみんな疲れて寝てました。
オカン病み上がりだったけど意外に元気で、「これだけ
歩けるなら友達ともまた旅行に行ける」と自信を付けた様子。
しかし岩手は広いNE!まだまだ行きたいところが何ヶ所もある。
八幡平や浄土ヶ浜もいずれ行ってみたいですね。
コメント

岩手旅 2日目

2010-11-13 | 旅に出た
宿でゆっくりしたいけど天気が下り坂なので9時に出発。
最後の川下りで雨に降られないことを祈りつつ移動。

まずは宿の近くにある釜淵の滝を見に行った。
公園の駐車場に車を停めて10分ほど散策路を歩くと
意外に大きな滝がありました。周辺は少しだけ紅葉。
釜をひっくり返したような形だから釜淵の滝なんですかね?
滝って気分が爽やかになっていいね!しかも朝だから尚更。

高速に乗ってお次はえさし藤原の郷に行ってきた。
入口のゆるキャラ着ぐるみと記念撮影(笑)。
牛若丸の顔ハメ看板があったのでやってみた(爆)。
弓矢体験してきたけど、コツが分かるまで全然飛ばなかったね…。
建物は大河ドラマにも毎年使われるらしい(平安時代モノに限らず)。
歴史好きとしてはもうちょっとゆっくりしたかったかも。
スタンプラリーがあって、全部答えて全問正解したら
売店で江刺りんご(旅行中に貰っても…結局帰宅してから食べた)と
お菓子とNHKグッズを貰った。どーもくんのシールがあった!
蔵まちのスタンプラリーには行かなかったので、Wチャンスの
どーも弁慶ぬいぐるみ(だけじゃないけど)には応募せず。

そして猊鼻渓へ移動、まずはその辺のレストランで昼食。
学校の学食なら数分で出てきそうな簡単なそばを注文してるのに
なかなか出てこない…。順番飛ばされるし…。
えさし藤原の郷で食べてきた方がよかったと後悔。

寒がりのオトン以外は舟下りに行きました。
例年だと紅葉の見頃らしいけど今年は遅くて紅葉し始め程度。
船頭さんはよく喋る。帰りは美声で追分を披露。
曇ってて写真はうまく撮れなかったけど、絶景でした!
少し紅葉した木に彩られた高く聳える立派な岩に圧倒される。
妹は魚のエサを買って魚や鴨と戯れて折角の景色を見ない(爆)。
岸に上がって運玉投げやってきたけど遠くて全然ダメ(笑)。
男性や投擲の得意な女性なら狙えるかもしれませんが、
文化系の女には川の向こうの穴に入れるのは距離的に厳しい。
何とか雨に降られずに帰ってこられた!

この日は一ノ関のホテルを予約。前日が素敵な温泉宿なので
下手に微妙な和風旅館を取ってしまうと前日と比べて虚しく
なるかな~?と思って、敢えて洋風シティホテルで。
夕食はホテルで取ったけど、天ぷらが油っこすぎた…。
天ぷらは元々油っこいものかもしれないけど、それでもくどい。
ちなみに百年茶という健康茶が出されて、「微妙な味~」と
言いつつ翌日オカンと妹が土産に買ってた(何故)。
私はしょっちゅう健康茶飲んでるんでこういう味慣れてるけど。
コメント

7区(?)にいたゆるキャラはちゃちゃもと言うらしい

2010-11-08 | 走る若人が好き
岩手旅行記の途中ですが昨日の全日本駅伝ネタ。
最近更新頻度が低いせいで駅伝記事の濃度が高くなってる(爆)。

優勝は早稲田大でした。
1区では矢澤選手が出遅れて序盤は東洋大が首位。
早稲田大は8区の平賀選手が強いので東洋大としては5~7区で
リードしたいところでしたが、逆に差を付けられて
8区に渡る頃には勝負あり。2位は駅伝巧者の駒澤大でした。
昨日は涼しかったためか区間新続出、優勝タイムも新記録とか。

8区はむしろシード争いの方が盛り上がってまして、
後方にいた日大と東海大が爆走ごぼう抜きで逆転シードでした。
ベンジャミン選手と村澤選手は他の選手と格が違いすぎて
抜かれていく選手はどうすることもできなかった感じ
(それでも2人とも万全ではなかったようですが)。
まあでもああいう爆走は見てる側は痺れますね。

箱根は「本命東洋大、対抗早稲田大、両方ポカしたら駒澤大」と
見てましたが、東洋大の柏原選手がまだ本調子ではないので
山上りをしてもいつものように区間新とは行かない気がします
(痛快なのであの山上り結構好きなんですけどね)。
例年より遅いか、あるいは平地を走るかは分かりませんが、
そんなわけで東洋大と早稲田大が横一線かなと思っています。
駒澤大は繋ぎ区間で最も安定感があるし毎年山で失敗しないので、
エース区間を凌げたら割って入るかも。とにかく3強ですね。

中央大に随分とユニークな走りをしていた選手がいたので
彼をまた箱根でも見てみたい(笑)。
コメント

岩手旅 1日目

2010-11-03 | 旅に出た
先日、岩手に行って参りました。一人旅でなく家族旅行です。
オトンがバスが嫌でレンタカーで移動したいというのと
オカンが病み上がりでハイキングする体力がないので
あまり辺鄙な場所には行かずメジャーどころを攻めました。
内陸南部の遠野~花巻~平泉といった辺りです。

今回「トレン太くん」を利用しました(レンタカー代に関しては
決して安くないけど、乗車券と特急券の割引があるので)。
レンタカー付ツアーがあれば安く行けたんだろうけど、盛岡発着は
あったものの遠野や一ノ関発着の商品が見つからなかった。
台風が接近してましたが、運よくほとんど雨に降られなかったです。

まずは東北新幹線と在来線で遠野駅まで移動。
オトンがレンタカーの手続きをしている間、私・妹・オカンは
遠野駅前の「水木しげる妖怪画の顔ハメ看板」で遊んでた…(笑)。

↑顔を出すオカン。3人ともいい大人なのに(爆)。
穴の部分にはちゃんと扉が付いていて使う穴だけ扉を開ける。

宿の夕食時間の都合上、遠野の滞在時間は短かったです。
最低限ということで伝承園とカッパ淵だけ行きました。
伝承園の古民家にオトンとオカンは懐かしんでいる感じ。
一方で私は「悪虫退散」の旗を見つけて写真撮ってた(爆)。
伝承園に車を置いたままラムネを飲みつつ続いてカッパ淵へ。
常堅寺にはカッパ狛犬がいました(笑)。頭に皿がある。
何となく池みたいなのを想像してましたが小川です。やっぱり
明るい川より木陰の綺麗な小川の方が妖怪も棲みやすい?(笑)

花巻まではオカンが大好きな道の駅に立ち寄りました。
旅行初日なのですぐ傷むものや要冷蔵のものは買えませんが
椎茸とかニンニクとか買ってたような。
ススキの広がる川沿いや渓流など車窓も面白かった。
地方の道路は信号も少なく速度制限も緩く渋滞もしないので
同じ距離でも都会より早く移動できていいですねー。

本日の宿は花巻・台温泉の「炭屋 台の湯」。
ネットのクチコミ評価が高かったのでここにしました。
元々置屋とのことで建物は不思議な作り、同じ階で段差があったり
(京都の元置屋もそんな作りのところがあったな~)。
ロビーも廊下も全て畳でスリッパ要らず、レトロな感じでした。
食事も白金豚(豚の臭みがなくて上品な味)や松茸の土瓶蒸しなど
美味しい上に、変にこってりさせてないので残さず食べられる。
温泉は硫黄質ですかね。翌朝含め3回入った。
スタッフも周辺の観光地のことを教えてくれたり満足でした。
何度も行くには遠いけど機会があればまた行きたいかも。
コメント