Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

文化施設や観光施設のコロナ対策と個人情報保護

2020-08-29 | 観光計画とか
先日の「美術館はコロナ感染リスクが低いのでは」
という記事に関連して、美術手帖のサイト
各美術館の再開状況と感染防止対策を確かめて
みました(5月の記事なので少し古い)。

マスク着用義務化や検温の実施、入場制限など
ありますが、「連絡先の記入」をさせている
美術館がいくつかあることに気づきました。
氏名・住所・電話番号といった個人情報を
受付で書かせているようです。
これらの個人情報は客やスタッフの誰かが
感染したことが分かったときに連絡を取る
ために収集しているものと推測されます。
調べてみると、美術館だけでなく一部の
観光施設でも同じくコロナ対策を理由に
個人情報を収集し始めているようです。

ただ、気になるのは各施設で個人情報の
管理を適切に行っているかどうか
です。
施設が個人情報を収集する際に何をしなければ
いけないか、個人情報保護委員会が発行する
「個人情報保護ハンドブック」で調べました。

①個人情報の利用目的をできる限り特定し、
 利用目的を公表または本人に通知する。
 ※言わなくても利用目的が明らかなら
  通知不要だが、ここではたぶん必要。

②取得した個人情報は利用目的の範囲内で
 利用し、目的外利用は本人の同意が必要。
 ※コロナの場合は同意なき目的外利用や
  第三者への提供も許されることがある
  ①を怠ってもよいというわけではない。

③取得した個人情報は、利用の必要が
 なくなったらすぐ消去するよう努める。
 ※もし利用目的がコロナ感染者への連絡で
  あれば、潜伏期間2週間+検査に辿り着く
  までの日数+施設に陽性を連絡するまでの
  日数+施設から他利用者へ連絡する日数で
  保持期間はせいぜい2ヶ月でよいのでは。
  半年以内に消去なら開示請求対応も不要。

④取得した個人情報は漏洩等を起こさないよう
 安全管理のため必要かつ適切な措置を講じる。
 業者や委託先にも安全管理を徹底。
 例えば体制整備、個人情報取扱規則に従った
 運用と取扱状況の把握、従業員教育、
 盗難や不正アクセスの防止など。
 ※小規模事業者は緩やかな対応で構わない
  ようだが、上記の例程度は必要かと。

⑤本人の同意なく、取得した個人情報を
 第三者に提供してはならない。
 第三者提供時には提供日と提供相手、
 誰の何の情報であるかを記録して3年保存。

⑥個人情報の取扱いに関する苦情には
 適切・迅速に対応するよう努める。
 苦情申出先も公表するか、問合せがあった
 時にすぐ答えられるようにしておく。

⑦個人情報が漏洩したら「内部報告と被害
 拡大防止」「事実関係の調査と原因究明」
 「影響範囲の特定」「再発防止策の検討・
 実施」「本人への連絡等」「事実関係や
 再発防止策の公表」が必要。

なお、地方自治体の場合はそれぞれ個人情報
保護条例を定め、条例に沿って業務を行って
いるとのことです。住民の個人情報を使った
業務は多岐にわたると思うので①にある
利用目的の本人への通知などはいちいち
行わないでしょうが、漏洩禁止などは
条例で定めているものと思われます。
学術研究機関の学術研究目的だと適用除外に
なったりもしますが、学術研究機関が運営する
施設であっても展示公開は学術研究目的とは
言えないので除外にはならないでしょう。

さて、これらの個人情報保護のための対応を
しなければならないことを全ての施設が
把握し、適切に実施しているかどうか。
利用目的をきちんと客に知らせているか。
一定期間が過ぎた個人情報は適切に廃棄
しているか(シュレッダーにも掛けず
そのままゴミに出すのは勿論アウト)。
名簿を他の客や来訪者に見えるところに
放置したり、カギも掛けずに受付に
置いたまま席を外していないか。

勿論しっかりしてる施設もあるでしょうが、
中には個人情報保護に関する知識が不十分
にもかかわらず、コロナだからと深く考えず
個人情報を収集し、いい加減な取扱いを
している施設もありそうで心配です。
コロナ対策も大事ですが、コロナが理由なら
何をやってもいいわけではありませんし、
「知らない」で通るものでもありません。
もし個人情報を収集するのであれば
第三者に漏れないよう適切に保護すべき
だと思いますし、それができないなら
安易に収集しない方がいいと思います。
(収集していない施設も多くあり、
収集しなければ営業できないという
法律があるわけではありません)

マスク着用と入館時のアルコール消毒さえ
すれば感染リスクがほぼない施設の場合は
むしろ個人情報漏洩リスクの方が高いという
こともあるので、それであれば個人情報を
収集しない方がリスク回避になります。

美術館よりも観光施設の方が気になります。
美術館は研究者とのやり取りなど以前から
利用者の個人情報を収集する機会があった
はずですので、個人情報保護のための対応を
把握して措置を行ってきているところが
多いのではないかと思われます。
しかし、今まで利用客の個人情報をほとんど
扱ってこなかったような観光施設の場合、
個人情報保護という概念があることも
よく分かっておらず適切に管理できていない
という事例もあるかもしれません。

経験上、一番あり得そうなのが
名簿のずさんな管理かなと思います。
寺社に行くと記帳を受け付けていることが
あり、ノートみたいなもの(といっても
和風の冊子体)に住所や氏名を書きます。
観光施設でも行っていることがあり、私も
数年前に同様の記帳をしたことがあります。
宗教施設が宗教活動目的で個人情報を収集
するのは個人情報保護法適用外ですし、
寺社の場合は書きたい人だけ書けばいい
ケースがほとんどなので問題になりません。
しかし、同様の記帳方式で観光施設が客に
個人情報を提供させると問題があります。
前の客が書いた個人情報が次の客に見られる
=第三者への個人情報漏洩になるからです。
名簿を複数の客で共有せず、客単位または
グループごとに記入票を提出させる方式で
あっても、1つのバインダーに綴じて
他の客が紙をめくって見ることができれば
やはり適切に保護されていないと言えます。

以前なら本当に悪意のある客がいなければ
トラブルに繋がりにくかったでしょうが、
コロナが絡むと義憤を暴走させるというか
近頃の「他県ナンバー狩り」問題のように
「自分では正義だと信じ込んで正しくない
行動をする人」がいることに注意です。
例えば、感染者数が多いと見られている
東京都新宿区に住んでいる人(感染者は
新宿区の勤務者が多くて居住者は少ないの
かもしれませんが印象として)が訪問して
もし正直に住所を書いたら、次に来た客が
前の客の住所を見て「新宿区民が観光に
来るなどけしからん」と個人情報を記憶し
ネットに晒すトラブルもあり得るのです。
晒した犯人を探すのは手間が掛かるので
被害者はまず個人情報を犯人に漏洩した
施設に苦情を言うでしょう。
最悪施設を訴えることも考えられますし、
施設が個人情報を漏洩したという失態は
犯人がネットに晒した時点で社会に知られ
対応を迫られたりマイナスイメージを
持たれたりしますので、個人情報を
適切に取り扱えないのに収集するのは
施設側にもリスクがあると思います。
(連絡するにしても電話でしょうけど
住所の収集は意味あるんでしょうか…
客以外でも従業員も晒そうと思えば
晒せるし、リスクしかないような…
それとも施設も他県狩りやるの?)

「個人情報を書かなきゃ施設入場を断る」
と言われたら、個人情報がずさんに管理
されているのを分かっていても客側も
個人情報の提供を拒否しづらいものです。
そうすると、客は自衛策として偽名など
不正確な情報を書くようになります。
連絡先が正しくないと、いざ必要が生じて
連絡しようという時に連絡が取れません。
つまり個人情報の利用目的を果たせなく
なり、収集する意味がなくなります。

もしコロナを機に安易に個人情報収集を
始めてしまった施設があったら、その
個人情報がないと本当に支障があるのか、
自分たちは個人情報を漏洩させることなく
適切に管理できるのかを一度再考すべき
だと思いますが、それでも必要があると
判断して個人情報を収集するのであれば、
客に対して個人情報を適切に管理している
ことを示した方が客側も安心できますし、
施設側も正しい連絡先を入手できて
お互いにとってよいと思うのです。

施設が客の個人情報を収集しなくても
感染情報を客側が取りに行ける仕組みが
できればいいと思うんですがねえ…。
施設が感染情報を公表してしまえば
手っ取り早いですが、全対象施設が
公表すると感染者の行動歴が丸分かりで
特定されやすくなる問題がありますかね。
とりあえずはCOCOA導入くらいですが、
これも不具合があるとか感染者が登録
しないとかしたくてもできなかったとか
問題が報告されてますし、ガラケーだと
そもそも利用不可なのでどうなんでしょう。
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安全な旅行を性悪説から考えた 宿泊施設&食事編

2020-08-22 | 観光計画とか
コロナの飛沫感染を防ぎながら旅行する方法、
後編です。本記事では性悪説に立って
「他の観光客は同行者とツバを飛ばして騒ぐ」
という前提でできるだけ安全な旅行を考えます。
マスクだけで予防できるなら院内感染なんか
起きないわけで、いかにツバを飛ばしてくる
人達を避けるかが感染予防のカギとなります。
観光地&移動手段編に続いて宿泊施設&食事編。

「他人がツバを飛ばしてこない宿泊施設」とは
どこでしょう。キャンペーンで補助があると
温泉や大浴場のある旅館に泊まりたくなるのが
心情かと思いますが、私なら逆に避けますね。
入浴する時、普通はマスクを着けません。
しかし温泉を行き来する時、きっと宿泊客は
温泉にワクワクしながら移動途中や脱衣場で
同行者とお喋りしてツバを飛ばすことでしょう。
宿泊施設側は浴場や脱衣場の消毒はできますが
客のお喋りを止めることはできないのです。
自分は部屋の浴室を使ったとしても、入浴しに
移動する客とエレベーターで鉢合ってツバを
飛ばされたら感染させられるかもしれないので、
エレベーターなど狭くて密になる場所を通らずに
済む構造の宿でない限り、そもそも共同で使う
温泉や大浴場がない宿の方が安全だと思います。

全客共同の食事会場も、やはり料理を食べながら
お喋りする客を止めることはできないでしょう。
「全室部屋に温泉が付いていて部屋食」みたいな
旅館なら他の客と共同で使う施設が少ないので、
ツバを飛ばされる場は限られますね。
一番安全なのは他の客に会わない一棟貸しの宿。
ヴィラタイプの宿も共同施設を使わなければ安全。
ドミトリーのゲストハウスや雑魚寝の山小屋は
他の客と接するので注意が必要だと思います。

それか「浮かれて喋る客が来ないようなホテル」。
家族やカップルが観光で泊まるのに全く向いてない
味気ないビジネスホテルであれば、ツバを飛ばして
喋る客と鉢合う回数は少ないと思います。
ビジネス客は観光客よりマスク率高いでしょうしね。
(夜酔っ払って帰ってくるとマスク率下がるかな…)
あと不人気の宿の方が他の客と会いにくいです。
こういうビジホで朝食を食堂で取るのと、素泊まりで
コンビニで朝食を買うのとどちらがリスクが低いかは
ケースバイケースですかね。本当に観光客がいないか
1人客ばかりのホテルで食堂でのお喋りが少なければ、
外装フィルムにウイルスが付着してるかもしれない
コンビニご飯より安全なこともあるでしょう。
最近バイキング形式やめてるホテル多いですしね。

意外にカプセルホテルも仕切りさえちゃんとあれば
リスクは低いかもしれません。カプセルホテルって
他の客の睡眠の妨げになるのでお喋り禁止なんですよ。
一人で泊まる客も多いのであまりツバが飛びません。
シャワー室やトイレが共用なので接触感染しないよう
手はその都度石鹸で洗った方がよさそうですが。
(施設も必要な場所に消毒液を用意してほしいところ)
でも換気がよくなかったりすると、派手に咳をする
感染者がマスクしないで寝てたら危ないですかね…。

人の少ない閑散期の平日に旅行するとか、
チェックインやチェックアウトを他の客が少ない
時間帯にしてフロントで鉢合わないようにするとか、
観光地で泊まらずに敢えて観光客の少なそうな町で
泊まるというのもリスクを減らす策かも。
休日に人気の温泉宿でも閑散期の平日なら
そんなに他の客に会わずに済むかもしれません。

食事はどうしてもマスクを外すので、お喋りが
とても多い居酒屋などは避けた方がよさそうです。
お酒入ると声が大きくなって飛ぶツバも増えるし、
下戸の人なら敢えて居酒屋選ぶ理由ないです。
居酒屋でも全部完全個室で、かつ前の客が出た後に
ちゃんと消毒と換気がされてるならまだいいかな。
ファミレスもお喋りが多いですが、旅先でわざわざ
食事先にファミレス選ぶ人も少ないのでまあ。
私旅先で何度か入ったことあるけど(笑)。
ショーやライブのあるお店、バイキング形式のお店は
飛沫感染や接触感染が起きやすいって聞きますね。
狭くて換気が不十分そうな店も避けたいところ。
パンやナンが出てくるお店では石鹸で手を洗えるかも
気になるポイントです。できれば和食や麺類など
手づかみしなくて済む料理を選ぶといいのかな。

行列ができるような混雑店の利用を避けるとともに
他の客が少ない空いてる時間帯を狙うのも手かも。
立ち食い蕎麦は食券出すだけで店員との会話も
最小限ですし、客は食べたら喋らずにすぐ帰るので
間隔さえ開ければリスクが少ないように思いました。
私の旅行みたいに屋外のベンチでカロリーメイト
かじるのはめっちゃ安全だぞ!手が汚れてても
袋持って食べられるし!そんな旅行嫌か(笑)。

ツバを飛ばす人が少なそうな場所を選ぶことと
人の少ない日程や時間帯を狙って訪れること、
完全ではないですがこれでリスクを減らせそうです。

「温泉入らなきゃ旅行じゃない!」って人には
勧められないですが、私は安いビジホ泊まりでも
問題ないし混雑した場所元々好きじゃないし
一人旅なのでこういう旅行でも構わないです。
構わないから旅行したい(笑)。
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安全な旅行を性悪説から考えた 観光地&移動手段編

2020-08-15 | 観光計画とか
巷ではGoToトラベルキャンペーンとかいうの
やってるらしいですね。
私は旅行するにしても旅行代理店使わないで
直接予約しちゃう派だからあまり関係ないけど。
パックツアーに収まるような旅しないし…。

どうコロナを防ぎながら旅行するか
旅行好きがちょっと考えてみました。
長くなったので前編後編に分けます。
(旅行レポ記事書けなくてネタないから
2回に分けるっていうのもある)

接触感染については手をこまめに洗ったり
消毒したりして対策するんでしょうね。
かばんのファスナーや財布、携帯電話など
手がよく触れるところも消毒したいところ。
私も普段の買い物では、店を出る時に
備え付けのアルコール消毒液を手だけでなく
かばんのファスナーにも付けるようにしてます。
消毒液がない場所もあるので携帯用消毒液を
持ってるとよさそうだけど売り切れてるかな?

で、問題は飛沫感染の方ですね。
旅行先には他の観光客もいるでしょうが、
「観光客は、旅先の開放感からマスクを外し、
同行者とツバを飛ばして騒ぐものであり、
観光業者はそれを制止することができない」

という前提で行動した方がいいと思います。
つまり性善説ではなく性悪説に立ちます。

自分は変えられても他人は変えられない。
いくら自分がマスクをして手を洗っても、
いくら観光施設や宿泊施設がこまめに
手の触れるところを消毒してくれても、
無配慮な他人がそばにやって来たら
感染させられるかもしれないのです。
マスクは自分がウイルスを飛ばすのを防げても
ウイルスを吸うのを完全には防げないですし。
「他の観光客全員が飛沫エチケットを守る
善良な人達」と信用するのは甘いでしょう。

そうすると、「他人がツバを飛ばしてこない
ところを選んで旅行する」
ことが最善となります。
観光先だったら屋外でそこまで人気ではない
散策コースや神社であれば密にならないですし、
屋内なら元々大声で喋るのがマナー違反の美術館が
よさそうです。客層を考えても、美術鑑賞が趣味の
人達はいわゆる「民度の高い」人達がほとんどで
きちんとマスクを着けて入館しそうですし、
騒ぎたいだけの集団は興味なくて来ないでしょう。
博物館は展示内容によります。子供がやって来て
声出して喜ぶようなところだとツバが飛んでそう。
小さい子供はあまりマスクしませんしね。
夜の街は勿論のこと、はしゃぐために行くような
娯楽施設なんかも、特に屋内や密集するような
ところは避けた方がよさそうです。

交通手段はマイカーやレンタカーが安全でしょうが、
サンライズみたいな寝台列車の個室内も安全そう。
新幹線や特急は指定席にすると近くにツバを飛ばす
乗客がいた時に逃げられないので、空いた時間帯の
自由席で移動し、周囲にマスクをした静かな客しか
いないような座席を選ぶのがよさそうです。
マスクをしてる客でもよくお喋りしている場合は
そのうちマスクを外して弁当やおやつを食べながら
喋ることが考えられるので、1人客の方が安全です。
2列席と3列席が空いてたら2列席がいいですね。
2列席は隣に座ってくるのが1人客の可能性が
高いですが(たまに通路挟んで同行者と喋る客も
いますが)、3列席は2人客が隣に座ってきて
お喋りしてツバ飛ばすかもしれませんので。
航空機は全指定席なので悩ましいですね…。
直前に周囲の乗客が少ない座席を指定するとか?
タイミング遅いと端の席残ってないかもしれんが。

夜行バスは微妙なところで、会話がマナー違反
なのでお喋りでツバが飛ぶことは少ないのですが、
隣の乗客が「寝る時に息苦しい」とマスクを外して
寝てる間に咳されるなんてこともありそうです。
安すぎるバスだと夜中でも喋るマナー違反の客が
乗ってくることがあるようで(そういう客だと
マスクの着用も期待できません)、高めのバスの
方が客層が良くてお喋りがない傾向らしいです。
路線バスは窓が開いてたら窓側に座って窓に顔を
向けたいところだけど、最近窓開かないバスも
あるからなあ…。窓側の席空いてるとも限らないし。
もっとも指定席ではないので、ヤバそうな乗客を
見かけたら距離を取れば多少対策になるでしょう。
前も後ろも乗客全員ヤバかったら詰むけど(笑)。

危ないと感じるのは観光列車ですかね。
ほぼ全員観光客なので同行者とお喋りするでしょう。
列車内で食事が出てくるやつだと余計マスク率低下。
定期観光バスやツアーバスも似たような感じです。
乗客にマスク着用を義務付けたらましかもしれない
ですが、長時間の乗車になりがちなのが心配。
以前バスツアーに参加した時、弁当が配られて
バス車内で昼食を摂ったことがありましたが、
あれはコロナ流行中には良くないですね。
バスは列車よりさらに狭くて密なので、
食事しながら喋る客がいるとリスク激増です。
バスを降りて食堂で昼食を摂る方がましですが、
そこでもやはり食べながら喋る客がいるでしょう
から、よっぽどお行儀のいい客ばかりでない限り
団体ツアーそのものが厳しいかな…。

なお、ここまで書いてきましたが「一人旅か
未感染の同行者と旅行」が前提になります…。
自分たち以外の周囲の観光客が非感染者でも
一緒に旅行する同行者が感染者だったら
結局高確率で感染させられるはずです。
マイカーやレンタカーなんかは密なので
同乗者が感染してたら逆効果になりますね。

後半は宿泊施設&食事編です。
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歯科チェンジ

2020-08-08 | 日常or掲載計画
若い頃からずっと通ってた歯科ですが、
思うところがあり別の歯科に変えました。

・現住地に転居する前から通ってて
 前の居住地の方面にある歯科なので
 電車で通院しないといけない。
 コロナが終息してないのに、余計に
 電車に乗る回数増やしたくない。
・遠方なので仕事のある平日に行けず
 土曜日にしか通院できないので
 予約が埋まってて間隔が空きすぎて
 なかなか治療が終わらない。
 時間掛かりすぎたらそのうち軽度の
 虫歯も進行して重度になりそう。

という地理的な理由もあり、

・1本虫歯が相当進行してるとか言われて
 ほとんど削られてしまったけど
 (神経抜かれると寿命が縮むらしいから
 そのうちダメになって抜歯かなあ…)
 虫歯の痛みがなかったので本当に
 進行してたのか後で疑念を抱き始めた。
 ウソだったらこれ以上軽症の歯を
 犠牲にされたくないし、本当だったら
 逆に定期的に歯科検診受けてたのに
 酷くなるまで見落とし続けてたことに
 なるので、それもそれで大丈夫なのかと。
・効果が怪しげor効果があるとしても歯科が
 やることなのかという自由診療(?)を
 やり始めたっぽい。経営厳しいの?
 厳しいから余計に削ったんじゃないよね?
・勤務医や歯科衛生士が時々入れ替わるが
 腕の悪い人に当たることがある。

と信用しにくくなってきたのもあり。

職場に近く、遅い時間も開いている歯科を
探します。ネットのクチコミも確認して
悪くなさそうな2ヶ所をピックアップ。
お試しできる方法ないかな…と考えたところ
自治体によっては歯科検診制度があって
無料か安くで検診を受けられることを知ります。
調べたら住んでる自治体(=職場の自治体)
でもやってたので早速応募しました。
自治体の検診全然利用したことなかった。
納税してるんだからサービス活用しないとね。

申請後2週間くらいで書類が届きました。
ピックアップしたうちの1ヶ所が対象機関
だったので、そこにさっそく電話。
平日夜なら10日ほど先が空いてるとの
ことだったので予約しました。
今まで平気で1ヶ月待たされてたから
10日待ちくらいなら早いね!

さて検診当日。
職場で歯磨きするのだけは面倒ですが、
土曜日にわざわざ身支度して出掛けるのに
比べたら仕事帰りに通えるのは便利ですね。
自転車置けるスペースもありました。
院内は新しくはないですが清潔そうです。
保険証と書類を受付で提出します。
歯科医師は院長先生お一人みたいです。
つまり勤務医がコロコロ入れ替わって
当たり外れが発生することはなく、
院長先生が当たりか外れかが全て。
当たりなら将来もずっと当たり確定。

早速歯を診てもらいました。
ん…?「CR(処置歯)」は聞こえるけど
「Cいくつ」って言葉が聞こえない…?
えっ…私、虫歯ないの…?
結果。着色汚れはあるけど削らなければ
いけない虫歯はないとのことでした。
院長先生の話によると、虫歯になっていく
かもしれない歯はあるそうですが、
痛みなどの異常もないのに全部慌てて
削り尽くしてたらキリがないので、
当面はしっかり歯を磨いて定期的に検診を
受けて経過観察していけばいいそうです。
ただ、もう1本残った親知らずについては
進行はしてないものの虫歯になりかけてる
可能性があり、肉に埋もれて削れないので
今後放置か抜くかの二択だそうです…。
痛くないうちはそのままでもよいとのこと。

歯肉出血は数か所。歯周ポケットはなし。
顎がガクっとするけど顎関節症までは
行かないのでこちらも異常なしの診断。
歯科で言われたのは初めてですが、
頬や舌に歯の跡が付いてることから
歯を噛みしめる癖を指摘されました。
確かに親曰く子供の頃から寝てる時に
歯ぎしりしてるらしいから正解。

丁寧に説明してくれる先生で、また無闇に
削ればいいという考えではなかったので
クチコミどおり好印象を持ちました。
歯石があるので(虫歯治療中ずっと放置
されてたから…)クリーニングを勧められ
ましたが、検診には含まれず日を改める
ことになるので予約をしました。
約10日後に1回目のクリーニング。
「クリーニングだけでも2回に分けるの…?」
と最初思ったけど、時間を掛けて結構丁寧に
やってくれました。これ一度にやったら
口開ける時間長すぎて顎痛くなるわこりゃ
(汚れが少ない場合は1回で済むらしい)。
歯石を水で削ってる間、口の近くに掃除機
みたいな吸い込む機械がセットされましたが、
新型コロナで飛沫感染が言われてますので
飛沫を吸い込むための機械でしょうか。
何だか新しそうでしたし。
虫歯ではないからか2回目は1ヶ月後。
半年後に検診とクリーニングのはがきが
届くとのことでした。

こちらを掛かりつけに決めました。
よさそうな歯科で安心した反面、
「もっと早く変えとけば」という後悔も…。
ほぼ削られた歯がもし軽症だったら、
変えてたら削られずに済んだかもしれないし
無駄に治療費取られなかったかもしれないし。
前通ってた歯科にはキャンセルの連絡しました。

人気出て予約取りづらくなると嫌だから
職場の人には今回通い始めた歯科勧めたくない(笑)。
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旅先の土産発送方法

2020-08-01 | 観光計画とか
以前岡山旅行中に買った土産を駅に置き忘れる
というやらかしをしました。
帰路に着く直前の駅や空港で買う場合は
あまり置き忘れるリスクがありませんが、
帰りに土産を買えるお店や時間がない時は
早めに買うことになるのでまた置き忘れを
してしまうかもしれません。
自分の記憶力はもう信用しない(笑)。

土産を買った店から発送するのが
一番確実ですが、さてどこに発送するか。
自宅に発送すると、指定時間に自宅で待機
してないといけません。しかし旅行当日の
夜は帰りが遅いし、翌日以降は大抵仕事で
残業が発生すると指定時間に帰れません。
その先の休日まで待ってると土産を配るのが
1週間遅れることになるので難しいです。
物によっちゃ賞味期限過ぎちゃうし。
コンビニ受取も調べたけど手続き面倒そう。

で、ヤマトの宅急便センター受取サービス
使えばいいじゃんという結論に達しました。
送り状の所定欄にチェックして、宅急便
センターの郵便番号・所在地・名称を
お届け先に書けば事前登録とかしなくても
OKっぽい(所在地とかは現地で慌てないよう
控えてから旅に出たほうがよさそう)。

宅急便センターが近所にないとダメですが、
調べたら自転車で行ける距離にありました。
8:00から営業してるので、少し早く自宅を
出発して受け取ってそのまま出勤すれば
職場にお土産を配ることもできます。
送料が少し安くなるのも嬉しい。

まあ考えてはみたものの当面利用するような
旅行の予定はないですが…。
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