Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

今までどうでもよかったけどトランプ嫌いになった

2019-06-30 | 走る若人が好き
今週末は陸上日本選手権でした。
初日の5000mは初めから見るの諦めてたので
3日目4日目の1500mと3000m障害中心の記事です。

サニブラウン選手の9秒台日本記録更新やリレーで
話題の100m人気で会場が満員だったとか。
また福岡という都会で開催したのも大きいですね。
交通が不便な県だと話題でも集客が難しいので。
その100mはサニブラウン選手が圧勝。
向かい風で10秒02なら、追い風なら高確率で
9秒台出せそうですね。強くなったなあ。
リレーでどこに入るのかが気になります。
200mも優勝し、ハードルを除く男子100m~800mは
いずれもハーフの選手が優勝となったそうな。

時系列順でまず3日目。
1500m予選、15:10からネット配信見てたけど
棒高跳映して1組微塵も映らない(笑)。
1500m映す気なしかと諦め「3障始まる前にトイレに
行かねば」と席を立とうとしたら2組だけ映した。
これは2組の松枝選手を優勝大本命とみなして
1組は映す必要なしと判断したんでしょうかね?
いや1組も前回覇者とか元覇者とかいるんだけど…。
何が言いたいかというと1組も見たかった(笑)。

で、ここ数年3000m障害が一番好きな種目なので
(塩尻選手はじめ好きな選手ばかりというのも)
ワクワクしながら3000m障害決勝待ってたら
NHKはトランプ大統領の記者会見を延々と…。
一方で陸連のネット配信は延長せず予定どおり
NHKの放送開始予定時刻である16:00で終了。
つまり3000m障害が見られない事態に。

…もうブチギレですよ。楽しみにしてたのに。
しかもTwitterの速報見てたら塩尻選手が
先頭を引っ張って早々に独走するいつもの
展開じゃなくて、序盤に阪口選手が飛び出して
高校新記録を打ち立てた三浦選手(洛南高校の
先輩後輩か)が付く珍しい展開になってるしさ
(あ、飛び出し自体は珍しくないか…)。
まあ結果は塩尻選手優勝だろうけど…と思ってたら
阪口選手が勝って結果まで珍しくなってるしさ。
2位打越選手、3位青木選手でたぶん予想3連単
誰一人当たらなかったんじゃないかという波乱。

塩尻選手は予選で世界陸上標準突破するタイムで
走ってたので優勝したら世界陸上内定でしたが、
ラスト1周で転倒してしまったようですね…。
生で見てたらギャーとか悲鳴上げたかもしれん。
今後9/15までに阪口選手が8:29.00を切ると
世界陸上の選考で最優先になるけど(次戦は7月の
ユニバーシアードだろうけど何度か機会ありそう)
塩尻選手もIAAFランキング日本人上位っていう
選考条件があるので選ばれる可能性はあるかと。
このランキング、東京五輪でも重要になってきます。
3000m障害の東京五輪参加標準記録は日本人には
厳しいタイムですが、参加標準を切れなくても
ランキングの方の選考条件で東京五輪の出場を
果たせる可能性があるそうです(ランキングでも
厳しい種目も多いけど3000m障害は可能性あり)。
ランキングの順位を上げるには、タイムだけでなく
日本選手権のような大会での成績も大事になります。
たぶん今回、日本選手権優勝+自己ベスト大幅更新で
阪口選手の順位が以前より上がるんだと思いますが、
ランキング争いも1年後に向け気になるところです。

あーーー見たかったーーー!!クソがっ!!
ちなみに無事に放送orライブ中継されてた場合の
記事タイトルは「こーせーさんアゴヒゲ生えてる」
になったと思われます(?)。

続いて4日目。
1500m決勝、こちらも連覇中の館澤選手が最近
あまり調子が良くなく新王者が出そうな予感。
しかしトランプ大統領が北朝鮮の金委員長と会う
というニュースが入りまたも中継に暗雲が…。
16:00前にNHKを見てみるも、とてもじゃないけど
日本選手権の中継なんてやりそうもない状況。
今度こそ陸連が機転を働かせてネットでのライブ
中継を延長してくれることだけを期待しつつ
16:00まで待ちました。そしたら延長してくれた!
よし!やるじゃん陸連!融通きくじゃん陸連!
NHKなんて最初からいらんかったんや!

結果は戸田選手が3年ぶりの優勝。
今回は学生ではなく実業団が上位を占めました。
終わってみれば3:39.44と40秒切りの好タイム。
予選もどちらの組も速めのタイムだったので
2日連続揃えられる体力も必要でしたか。
ここ数年は学生中心の種目でしたが、やっぱり
実業団のスピードのある選手がガチで挑んで
くると学生より強いんだなあ…と思いました。
あと位置取りの作戦とか走力以外の部分も
実業団の選手の方が一枚上手って感じがした。

とにかくNHKに翻弄された観戦でした。
えっとね…NHKは最初から日本選手権の中継に
手を出さないでほしかったです。
NHKが初めから放送さえしなければ陸連がネットで
ライブ中継してくれるのでそっち見ればいいし。
BS契約してない身としては5000mが毎年BS放送なのも
ネットで見られず困ってるので(ああでも上野選手が
いた頃に比べたらそんなに困ってないかもしれない…
いまだにロス続いてるよ…)、NHKが手を引いて
全部ネットで観戦できるようにしてくれた方が嬉しい。
まあ本当にテレビやめたら新規ファンを獲得しづらく
なっちゃうから競技普及的によろしくないけど(笑)。

いっそ生観戦に行けば確実に見られるんですがね。
でも来年は大阪長居か…来年も遠いな…。
もし行くなら勿論3000m障害の決勝の日ですが。
今度は最後まで転倒なしでお願いしたく候。
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奄美一人旅 4日目

2019-06-23 | 旅に出た
最終日も普通に雨でした。
奄美は天気予報で曇りって言っても雨降りますね。
曇りと言われたら「ああ雨か」と解釈していいくらい。
都会より人口少ない離島の予報なんかやる気ないのか
こっちじゃ台風レベルじゃないと雨と認めないのか
天気予報が全然当てにならないです。
チェックアウトしようとしたら連絡通路の入口の廊下が
雨で濡れてて足滑らせて尻餅(笑)。尾てい骨イテー!
通路に雨入らないように壁作る金なかったんだろうか。

この日は午前中に金作原探検ツアーを予約してました。
9:00にホテルロビーで待てば迎えに来ると前日電話で
聞いてました。ロビーで声を掛けられ古いワゴンに乗る。
客は他に女性ペア2組と小さい子供のいる家族でした。
山地に入る前に公衆トイレに寄りました。途中白い桜
(山から咲くらしく今年は開花遅い)のところで停車。
奄美は空港周辺くらいにしか広い平地がなく(その辺で
サトウキビ畑がある)山がちな地域が多いので斜面に
たんかん畑を作るんだそう。紅葉してる木はハゼで、
12月が暖かかったので今紅葉してるらしい。
奄美の照葉樹林はスダシイが多く、光を求めて上に枝を
伸ばし下の枝は落ちるのでブロッコリー状になるとか。
最後未舗装路を通って散策路入口へ到着。往復2kmらしい。
ラン類が盗掘に遭うとのことで散策路入口に柵。

山は平地以上に雨が激しかったです…。
照葉樹林を構成する常緑広葉樹+シダ植物+ヒカゲヘゴの、
普通の温帯とも熱帯とも少し違う雰囲気の素敵な森。
蛙が鳴いたり、ガイドさんがイモリを見つけたり。
ハブは変温動物なので冬の寒い日中は姿を見せないけど
梅雨時は散策路に出てくることがあるらしい。
与論島と沖永良部島にハブがいないのは珊瑚礁の島で
いったん沈んだから説。ハブのいる奄美や徳之島は
固有植物も多く、ハブがいるがために山へ入る人もなく
自然が守られたと。マムシグサも奄美固有のがある。
材木にもなる常緑樹のイジュは梅雨を告げる白い花を
付けるが上向きなので見えず、ツバキ科ってことで
花が落ちてくると分かるとか。
ヒカゲヘゴは日陰を好むのではなく下が日陰になる。
鱗みたいなのは葉の落ちた痕。去年の台風で結構
倒木があり日陰が減り明るくなったので植物の変化が
これからありそうだということです。
木の上にシダ類が生えてることがありますがこれは
寄生ではないらしく、雨が多く湿度が高いので
水分を取って木の上でも生きられるそうです。
マングースの罠やアマミノクロウサギの爪跡(ずんぐり体型で
俊敏さはないが爪が頑丈なので傾斜を上れるらしい)も紹介。

散策路はアップダウンもなく尻餅ダメ―ジあっても歩けました。
逆に体が温まらないのでもっと防寒すればよかった。
大きめの傘は貸してくれたけどレインコートはなかったです。
雨降ってなければなあ…。木を見上げると眼鏡やカメラが
水滴だらけになるし、服も濡れるわ泥跳ねるわ。
散策路入口に戻って鳥の写真と鳴き声をタブレットで見せて
くれたけど服や鞄が濡れるー。国立公園内で容易に作れないん
だと思いますが屋根のあるあずまやがないんですよね。
他の客はホテルに帰りましたが私はチェックアウト後なので
市街地で降ろしてもらいました。最後に精算、3500円。

市街地は山よりは小雨だが天気が回復する気配なし。
予定してた店は満席、あまり時間もなかったので待たされない
料理にするかとそば処夢やできつね蕎麦800円。
最初に蕎麦の実と山芋の刻んだのを和えた美味しい小鉢が。
山で冷えて手がかじかむので熱いお茶で温めます。
温かい十割蕎麦に厚いお揚げとネギ、ネバネバ昆布、刻んだ
山芋がトッピングされてました。比較的新しいお店らしいです。
奄美や沖縄には蕎麦文化がないため蕎麦屋は少ない模様。

雨で外にいても仕方ないので1本早いバスで奄美博物館見学。
降車バス停が乗車と違う位置(角曲がる前)でちょっと迷う。
博物館は1階に舟の復元、2階に歴史系展示、3階に自然系展示。
3階にはアマミノクロウサギやルリカケスの触れる複製があった。
確かにアマミノクロウサギの爪は固いですね!
これなら斜面引っ掻いて上れそう。触って理解。
ハブや海亀や昆虫の標本、蛙の紹介、木々のジオラマも。
2階には製糖や女性によるノロ祭祀の模型がありました。
三線は棹の部分の細さなどでタイプが分かれるらしい。
ソテツ焼酎なんてのもあんのか。他に農具なども展示。
外に民家の移築復元もあります。母屋は入れるのかな。
やはり母屋と台所の2棟を渡り廊下で繋いでる。
移築元が台風の風が強い地域だとかで倉庫は高倉じゃない。

バス車内からホテルウエストコート奄美の入口に
トヨタと日清の陸上部歓迎の貼り紙があるのを目ざとく発見!
(車内から慌てて撮ったので画質粗いです)

選手その辺いるのかな?(いやストーカーしないけどさ)
気温高くても雨多いし合宿地に適してるか知りませんが。
夏場避暑地で合宿するのは分かるけど冬に南へ行くの何でだろ。
愛知も東京も雪降らないのに。関節故障持ち選手のため?
日清は実質廃部みたいな発表しておいて合宿というのがよく
分かりませんが(完全残留の2人だけじゃ合宿って規模じゃ
ないよね)、内定出して取り消す状況になったのを見ると
計画的な実質廃部には思えないので、合宿が決まってから
実質廃部が決まったという可能性もありますが…。
ウエストコートは最初宿泊候補に挙がってたのですが
満室で断念しました。でも同じホテルじゃなくてよかったかな?
選手にストーカーしかねないからじゃないよ(笑)。
経験上、合宿や遠征の運動部と同じホテルに泊まると
コインランドリーが混んで何時間も待たされるからです。
ああでもウエストコートだったら尻餅付かなかったか(笑)。

港町待合所で空港行きバスに乗り換え。
いかつい運転手のおっちゃんリラックマ好きなのか…。
たまにいますよね、キャラクターなんか全然好きそうに
見えない男性でリラックマが好きな人。私の周りだけ?
用安海岸を見るためばしゃ山バス停で下車。
雨は乗車中本降りでしたが降りる頃に小雨になりました。
奄美の海は与論島に比べると同じ悪天候でもそこまで
綺麗な色じゃないかな…。晴れると違うんだろうけど。
頭の方が紺色の鳥が岩場に留まってました。奄美固有種の
ルリカケスに似た配色だったけど海辺にもいるのかな?
寒いので浜辺は程々にして土産屋で土産購入。
バスが来る頃には雨がやんだけどもう遅いよ…。

奄美空港から鹿児島への便は遅延なしで早く着いたらしい。
鹿児島空港の山形屋で黒豚カツ丼1260円。
普通の黒豚とんかつはどこの店でもかなり高いので…。
ご飯が男性量なのでボリュームある。羽田行きも5分早く到着。
羽田に着いたらダウンジャケット着るも電車も暖房効いてて
暑かった(笑)。品川でようやく真冬の空気に触れる。

とりあえず南西諸島の冬は本州よりは気温が高いけど
基本的に雨降りというのは学習しました。
ただハブと雷のリスクは冬の方が低いし、台風みたいに大雨に
なることは少ない感じですし、九州以北は冬に敢えて行く
メリットがないし(建築&博物館&純粋な参拝オンリーの
地域あれば行ってもいいけどそんなとこあったっけ)、
雨降っても冬に旅行するなら南の島なのかな。
山は雨降りでも落葉樹少なくて景色はそんなに問題ない
(場所によってはハイキングレベルが上がるか?)
一方で、海は雨だと景色が厳しくなりがちなので、
海メインの旅行にしなきゃいいのかな。


《写真ブログ記事》
鹿児島県・奄美 金作原原生林
鹿児島県・奄美 奄美博物館/用安海岸
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奄美一人旅 3日目

2019-06-15 | 旅に出た
ホテルの朝食バイキングは有料だからか割と品数豊富。
シークァーサージュースと青汁を続けて飲む奴。
コンベアトースター初めて見ました。
バス乗ったらまた雨が降ってきました。毎日雨です
梅雨も酷そうだしそりゃコインランドリー店多いわ…。
奄美の山は照葉樹林主体で、時々ソテツなどの南国っぽい
木が生えてます。ブロッコリーみたいな形状の照葉樹林
かっこいい。針葉樹は少ないです。関東在住ですが
こっちの山はただのスギ花粉発生装置ですからね…。

マングローブパークに到着。目的はカヌー。
運動苦手なのであまりこういうのしないのですが、
マングローブは水辺からでないと根の部分などがよく
見えないのでチャレンジしてみることにしました。
グラウンドゴルフやセグウェイ体験もやってるらしい。
料金はバスのフリーパス1割引で1800円。
展示室ではムックに心臓マッサージするガチャピンの
ポスターの方が気になってしまった(笑)。
園内には緋寒桜や、上を魚が泳ぐ「川のトンネル」が。
カヌー乗り場では先に団体が9:30頃開始してた。

荷物をロッカーに入れ、水没しても金銭的&精神的ダメージの
少ない使い捨てカメラだけ紐を通し肩に掛けました。
サンダルも置いてたけど干潮時に干潟に上陸する用らしい。
冬だけど連休中だからか意外に客がいました。
ライフジャケットを着てレインコートを借り、パドル
(漕ぐ道具。長さで男女別、女性用は220cmだった)を持ち、
2人用と1人用のカヌーに分かれます。漕ぎ方は最初に
教わるけど「習うより慣れろ」です。乗った順が最後の方
だったので前に追い付くのに必死。油断してると流されて
変な向きになるのであまり写真撮ってる暇なかったです。
結果論だけど水没しなかったので普通のデジカメの方が
よかったな。現像不要だしズームできるし手ぶれ補正効くし。

ずっと1人で漕いでると手が疲れてきます。特に潮の流れに
逆行するのは体力いる(流れに沿う場合は逆に止まるのが
大変)。一方で2人乗りは息が合わないと難しそう。
他の店だと思いますが手漕ぎボートに客を乗せてるのを
見ましたので、体力のない人はそっちの方が楽だと思います。
汽水に根を張るマングローブの木々が素敵。
満潮から少しずつ引いてくる時間帯。川幅の広いところは
余裕が多少ありますが、川幅が狭くなる渋滞箇所などで
何度か他のカヌーや木にぶつかってしまいました。
川幅が狭くてヒルギのトンネルみたいになってるところも
通る。トンネル内で休憩、カメラ持ってる人は写真撮影、
ガイドが腰まで水に浸かり「今日は寒い」といいながら
レクチャー開始。話の内容はメヒルギのように塩を濾過
できる木とオヒルギのように濾過できず1つの葉に溜める
(黄色くなる)木があること、しじみが大きいことなど。
木の種がちょうど流れてきた。潮の流れが強くて木を
掴むのに必死だったのであまり頭に入ってない(汗)。

乗り場に帰ってカヌーから降りる。同じ姿勢だったので
(変に動くと落ちそうになる)腕以外も疲れました…。
雨は体験中幸い降らなかったですが、漕ぐ時の水しぶきが
少し脚に掛かったので汚れてもいい服の方がいいです。
乗り場付近でキツツキみたいに木をつつく鳥発見。
オーストンオオアカゲラかな?

メジロが飛ぶ階段を150段上り展望台でマングローブを
見下ろします。さらに潮が引いて干潟増えてる。
ずっと外にいると寒い。真上からでは水面の様子が
分かりにくいのでカヌーやってよかったです。

蛙の鳴く池の前を通って入口の建物へ戻り、併設の
レストランで食事。地場産まぐろ丼がなかったので
ラーメン650円→カヌー券提示で5%引。
船乗る前に消化あまりよくないかなとも思ったけど、
朝食べ過ぎて揚げ物系の定食はキツかったので…。
豚骨+薩摩地鶏だしの白湯スープらしい(豚骨好き)。
ところでこの日は前日名瀬のスーパーで買った地元の
「くび木茶」を飲んでますが(500mlで200円近くする)
いろんな健康茶飲んでる私でも変な味に感じました…。
しかも後で調べたら血圧下げる作用があるみたいで、
午後ちょっと調子悪かったのはたぶんこれで低血圧に
なったからだと思う(普段最高血圧100行かないし…)。
バス乗る頃に少し晴れ間も見えてこの日は結局その後
雨降らず。前日か翌日晴れの方が嬉しかったけど…。

バスで古仁屋まで。同じ島内でも端の方です。
途中たんかん畑やアマミノクロウサギの絵の動物
飛び出し注意の看板。長いトンネルいくつかあるなあ。
古仁屋港の海はあまり緑色ではなかったです。
せとうち海の駅で乗船券買って水中観光船せとに乗ります。
こちらのバスのフリーパス1割引があり2250円。
クロマグロモニュメント(養殖日本一らしい。ここの
レストランではマグロ出してた)の近くの乗船場に
5分前集合とのこと。乗船時間35分。
お客さんは他に子連れ含めて10人くらいだったかな。
珊瑚礁ポイントまではデッキで海岸線などの景色を眺め、
ガラス窓の展望室に下りてからは徐行運転なので
普通の体調なら酔わないです。珊瑚やイソギンチャクが
豊かな海の底で、鮮やかな色や縞模様の魚などが泳ぎます。
群れになったのや長い魚、こっちをじっと見つめるフグ、
流れてくる小さいクラゲ、青いヒトデ(海の駅前でも
魚と一緒に飼ってた)などなど。
最初右側が魚多かったので基本右見てたけど、左右の窓の
どっち見ればいいか迷った。最後にクマノミ見つけた。
ちなみに乗船中に震度4の地震来てたらしいが全然気づかず。
バスの待ち時間に海の駅近くの公園プラプラしてたけど
屋根付きでカバー掛けてあったのまさか土俵?

帰りのバスで小学生「はじめてのばす」を目撃。
降車ボタン押すのに興奮し、運賃の払い方は
運転手に教えてもらってた。誰しも通る道だろうか。
名瀬に戻り夕食。島歌の聴ける店に行きたかったのですが、
地元のフリーペーパー見たら島歌の聴ける店は基本予約制。
満席なら普通の店行こうと開店18:00過ぎに電話したが出ない。
直接行ってみたら一人なら大丈夫と。というわけで吟亭
3000円おまかせコース。その後団体ツアーも来ました。
飲物はパッションジュース400円。マグロ刺身、たくあん、
はんだま(つるむらさき系のネバネバ系葉野菜のごま和え。
鉄分ポリフェノール豊富)、みそ(つけあげ=さつま揚げに
近いらしいの+豚肉?+ピーナッツ?+鰹節+粒味噌)、
トビ貝(サザエよりは柔らかい。噛むといい味出る)、
焼き海老、もずく酢、黒豚骨と島野菜の炊き合わせ
(昆布人参大根ブロッコリー厚揚げ、骨は食べられないが
豚肉柔らかくて美味しい)、油ソーメン(椎茸や小魚入り。
唄に聴き入ってるとのびる~)、あおさと豆腐の汁
(これも唄に聴き入ってると冷める~)、ご飯。

19:00頃から島唄ライブが始まりました。
いつも唄ってる女将が今日は喉の調子が悪くてお休みで、
東京から帰ってきたお孫さんが三線や島太鼓ちぢんに
合わせて唄いました。歌手活動してるだけあってお上手。
ペアを組んでるのは中高生くらいの女の子でした。
しっとりした唄あり、明るい唄ありの約1時間。
地元の人(今日は少なかった)が歌えるよう歌詞カードを
配ったり、お囃子を客に教えて歌わせたり、最後はみんなで
踊ったり、聴かせるだけじゃなく一緒に楽しめるように
なってます。一人客でも大丈夫。終わる頃入ってきた
おっちゃんが指笛を鳴らし、ライブが終わったら三線弾いて
唄い出した(笑)。お孫さんと同じところで習ってるとか。
郷土料理も島唄も堪能できる一石二鳥なお店でした。
コース制なので一人客でも郷土料理食べられるのも好都合。
黒糖焼酎も何種類もありました。特に唄始まるまで店員さん
料理出すのに忙しそうなので電話出るの無理だわ…。
唄が終わると帰る客がいるので少し落ち着きそうですが。
隣の姉さんに話し掛けられ20:30くらいまで喋ってました。
与論民俗村に続きまたも学生に間違われる。


《写真ブログ記事》
鹿児島県・奄美 黒潮の森マングローブパーク
鹿児島県・瀬戸内 水中観光船せと
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奄美一人旅 2日目

2019-06-08 | 旅に出た
8時間半寝て7:00に起きたら外が暗かった。
日の入りが遅い代わりに日の出も遅かったのでした。
観光するには日の入り遅い方が嬉しいけど。

朝食はおかずは最初から出してきて、白米、もずく、
海苔、漬け物、お茶がセルフ。もずく名産ですもんね。
食後にフロントでレンタサイクルの予約(お店の営業が
8:00~とのことで8:20頃を希望)と大きい荷物の預かり、
空港への送迎(空港から近いので13:00頃)をお願いしました。
4時間持つなら電動でとお願いしたら普通の自転車が来た。
フロントではなく部屋に直接店の人が自転車持って来て
その場で支払い。宿で借りて返すプランで1300円でした。
お店で直接借りて返すと安いこともあるようです。
使い終わったら部屋の前に置いてくれればよいと。
昨日見た白猫も一緒に顔見せ(笑)。旅行中一番雨降って
ほしくなかった時間帯なのに雨がぱらついてきた…。
レインウェア持ってくればよかった。眼鏡が濡れるので
見にくいけど裸眼。チェックアウトして8:30頃出発。

天気が悪化するかもしれないので近場から回ることに。
折り畳み傘を籠に少しだけ広げてリュックが濡れにくいように
します。バス道より海沿い走ってもアップダウンが多い。
上り坂は無理せず自転車から降りて押してました。
雨だと地図を頻繁に広げられないので「左手に海、右手に高台
=バス道を見ながら、海への道があれば寄る」の原則で進んだ
けど、時々番号付きの標識があったし迷子にはならず。
出発から20分ほどで品覇海岸、雨でもエメラルド色の海。
でも雨なので5分で出発。西側なので夕日が見えるらしいけど
朝だし雨だし関係ない。メーラビビーチは急坂敬遠してパス。
品覇海岸から約15分で宇勝海岸あたりに。岩場の隙間に小さな
砂浜という景色も。海いいなあ、でも雨なんだよなあ…。
岩場に「星空ポイント指定席」とかいう看板あったけど
やっぱり朝だし雨だし関係ない。当然他に観光客はいない。
素敵な海岸独占です。雨だけど(笑)。

琉球風の謎の家から20分ほどでトゥマイビーチ。
ここの砂浜と岩場のバランスが一番好きだったかな。
ミカンが落ちてたのが謎だが。5分後に黒花海岸という浜辺に寄って、
この辺からは海沿い平坦だったので追い風に乗り快調に飛ばし
さらに10分後に皆田海岸到着。皆田離という岩島が見える。
泳いで渡れるらしい。散策路を歩くと砂浜が見えました。
海に突き出た岩が亀とか横たわった恐竜に見える。
よく見ると岩の隙間に草や花。雨ほぼ止んだのでちょっと滞在。
皆田海岸の多目的トイレ入ったら意外に綺麗でしたね。
この先は前日見た大金久海岸になるので引き返します。
帰りも海に近い道を行き(最初北からの向かい風)
時間が少し余ったのでさっきのトゥマイビーチで海をまた堪能。
ヨロン島ビレッジのところから左折してバス道から茶花方面へ。
途中坂に疲れ猫を撮りつつ11:30頃に市街へ戻りました。
せっかく上り坂を上ったのにユンヌ楽園台風で荒れて休業中。
まだ雨降ってなかったので12:00過ぎまでウドノスビーチで
のんびり海を見て時間潰し。後で距離測ってみたら
結局寄り道含め往復15kmくらいサイクリングしてた。

昼は前日バスの運転手にも紹介してもらった泰斗寿司
もずくそばの天ぷら蕎麦750円。出前もやってるみたい。
麺は確かに粘りがあるかも。具は海老と白身魚の天ぷら、
ワカメとなるととネギ。店を出ると本降りの雨だったので
レンタサイクル店に直接自転車返して宿まで徒歩で帰る。
そして宿に空港まで送ってもらいました。与論島にも
マラソン大会があるそうですが、アップダウンがあるので
下見するや否や棄権する人がいるとか聞きました。
空港の土産屋覗いたけど沖縄と似たものが多いような。
早めに保安検査場通ったらまだ前の便の客が待ってて
狭い待合室が混んでた。奄美行きも15分遅延でした。
季節的なものなのか年中遅延が常態化してるのか知らないけど、
2日連続だと偶然じゃないように思えます。
リカバーしやすいよう余裕のあるスケジュール組めばいいのに。
今度は前乗り、乗客4人だけで何故か皆後ろ寄りの席。
乗務員も1人なので流れる音声に合わせて非常用設備の案内。
短時間だからか飲物の代わりに飴と黒糖を配ってました。

奄美空港に着き土盛海岸とあやまる岬に行きたいと
タクシーの運転手に話したら、サービスで3080円で
両方寄って空港から往復してくれることになりました。
「雨だから見るのに時間掛からないだろう」と。
まず乗車8分であやまる岬、展望台だけ。岬自体は展望台の下。
近くの駐車場でタクシーが待ってくれました。風が強くて
傘が役に立たない。与論島では見なかった茶色い岩礁の広がる
海岸を見下ろします。ソテツか何かを植えた森も見えた。
雨なので5分もしないですぐ引き返します。4分後に土盛海岸。
「天気も悪いし他に客いないだろ」と運転手が話してたら
観光客らしき女性が一人靴の砂を水で流してた。
岩場が見える砂浜だけど与論島の海岸と同じく雨でも
エメラルド色。晴れてると深いところがもっと綺麗らしい。
雨を凌げる木があまりないんだよなあ。私も靴を洗って
滞在6分ほどでまた乗車。運転手さん曰く、沖縄より奄美の方が
自然が多くて好きという人もいるとか。海岸が好きならと
ばしゃ山を勧められたけど、すでに翌々日に予定済み。
滞在時間が短かったので空港往復30分でした。

バスの3日間フリーパス買ってバスで名瀬市街地へ。
案内表示が間違ってるとかで運転手が客に行き先を確認して
回る。車窓見てるとピンクの緋寒桜が咲いてると思ったら
紅葉してる木もあり、まるで春と秋が一度に来てるみたい。
干潟っぽくなってる海岸も見える。途中雨が酷くなるも
降りる頃には小雨に。気温15度くらいだろうけど
奄美比ではかなり寒い日なんだろうな。
郷土料理の鶏飯を食べに鳥しんへ。
お通しはもずく酢(4食連続もずくで水溶性食物繊維たっぷり!)
とピーナッツ入りゴーヤチャンプルー(少し味濃いめ)。
飲物はこちらも名産のたんかんジュース400円にしました。
目当ての鶏飯は1000円。具は鶏ささみ、錦糸卵、刻み海苔、
わけぎ、パパイヤの漬け物、椎茸、レモンの皮を細かく
したもの(さっぱり効果)少々。ご飯を茶碗によそい具を載せ、
鶏ガラのスープでお茶漬けのように数回に分け食べます。
スープ入れすぎるよりは適量にして最後スープだけ飲む方がいい。
蛋白質と野菜もうちょい欲しくて焼鳥110円、ししとう焼150円。
計1970円だったかな。18時近くなり客が増えてきた。
山羊汁や鶏の動脈、ヤコウガイの刺身、ハリセンボンの唐揚げ
などもありました。変わったの食べてもよかったな。

ホテルの部屋は綺麗で空気清浄機付き。
大浴場が時間制だし古そうなので部屋で入浴するも、
バスタブが大きいのかなかなかお湯が貯まらず
(そしてなかなか排水が終わらない)。
女性限定シャンプー貸出あるけど備え付けのも悪くないです。
歯ブラシの毛が細かったので持ち帰りました。
コインランドリー洗剤なし洗濯300円、乾燥10分100円は高い…。
でも30分100円だと長時間占拠する奴がいるから高いくらいが
いいのかも。各4台あるから待ち時間なかったです。
南国の旅行は冬でも肌が乾燥しないのがいいですね!


《写真ブログ記事》
鹿児島県・与論 品覇海岸~宇勝海岸周辺
鹿児島県・与論 トゥマイビーチ
鹿児島県・与論 皆田海岸
鹿児島県・奄美 あやまる岬/土盛海岸
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奄美一人旅 1日目

2019-06-02 | 旅に出た
今年の冬は奄美方面に行ってきました。
行き先は奄美群島のうち奄美大島&与論島です。
沖永良部島は以前行ったし、徳之島は公共交通機関で
行ける観光地が少ないように感じたのでパス。
徳之島は陸上選手の冬の合宿地ですがね(笑)。
最初に与論島、2日目午後から奄美大島です。

「何故冬に南へ?」というと単に暖かいからです。
冬は泳ぐのに不適と言われそうですが泳がないし、
夏は暑いし何より台風で欠航になったら困るし、
どうせ泳がないなら冬に避寒しに行くのもいいかなと
(ちなみに旅行中に関東では雪が降ったらしい)。
九州以北は冬に旅行しても寒いだけですからねえ…。
雪国北国じゃなければ真夏のような命の危険はないですが、
落葉してるので庭園も自然景観も景色が寂しいんですよ。
折角行くなら葉の付いてる春~秋がいいものです
(ちなみに奄美は常緑の照葉樹林主体で落葉樹が少ない)。
それでもお寺の特別拝観狙って毎冬京都に行ってましたが
行きすぎて見たいお寺がだんだんなくなってきた(笑)。

4:10起床で出発。最近早起きが普通になってきました。
早起き辛いけど通勤ラッシュの電車の中で潰される方が
ずっと辛いし、早く現地に着けば観光時間も増えるし。
電車で座って移動、羽田空港には7時過ぎに到着。
関東は真冬なのでダウンジャケットなどを着こんでますが、
現地では着なくなるのでこれらを入れる用の袋も持参。
大人になって気温差がここまで激しい旅行は初めてです。
ダウンジャケットのように軽ければ持ち運び可能ですが、
重いコートだと空港のコインロッカーに預けた方が楽かも。

羽田~鹿児島はスカイマークなので鹿児島~離島より安い。
ネスレとのコラボなのかキットカット配ってたので貰った。
機内から富士山。名古屋過ぎた辺りから曇ったので寝てた。
着陸前に雲の上に赤い火山。窓の端に雪の結晶らしきもの。
鹿児島空港で某大学野球部の歓迎式典やってました。
陸上部だったら食いついてたと思いますが(笑)。
10:00過ぎに早い昼食。空港内は価格設定が高めの店が
多いですね。大空食堂でAランチ1030円。ちょっとした
ご当地セットで、鰹のたたき(3切れだが意外にでかい)、
豚骨(歯が痛かったが骨までやわらかで助かる)、
さつま揚げ(あつあつ)にご飯と味噌汁(ワカメと油揚げの
オーソドックスなのかと思ったらキノコと人参が底に)。
与論島行きは視界不良の場合鹿児島空港に引き返すかもと
アナウンス。引き返されたらどうなんの?翌日のに乗るの?
与論島行けなくなるけど宿のキャンセル料取られるの?
鹿児島で別にまた宿取らなきゃいけなくなるの?
翌日の与論→奄美の航空券無駄になるの?
鹿児島→奄美の航空券買い直さなきゃいけなくなるの?
…結局無事出発できましたが時間が遅れました。
プロペラ機は後ろから乗り降り。シマ博のパンフレットが
入ってたり乗務員が観光マップ配ったりと島の観光に協力的。
オフシーズンだからか前も隣も客がいなくて快適。
プロペラ機は何となく前側座席の方が乗り心地いい気がする。

事前のリサーチ不足だったのですが、実は奄美や沖縄などの
南西諸島は冬、特に1~2月に天気が結構悪くなるそうです。
この日も曇りでしたが、機内から与論島を見下ろすと
その割には海が青かったのでちょっと安堵。到着約25分遅れ。
宿泊するのはこの宿。迎えが来てたので車に乗ります。
チェックインし、ダウンジャケットなどの荷物を部屋に置いて
茶花市街へ歩きます。道沿いにはハイビスカスや
ブーゲンビリアなどが咲き南国の植生、冬でも寂しくない。
ハイビスカスは年中咲いてるらしいです。
パパイヤっぽいのも見たな。島の猫はあまり逃げない。
20度超えてるらしく歩くと半袖でもいいくらい暖かかったです。
ギリシャ風の白い壁のギャラリーの前を通りウドノスビーチへ。
浜辺に昼顔の花。ちょうど日が差し込んで海がエメラルド色に!

役場前からバスに乗ったら酔っ払った爺ちゃんが乗り込むのに
何分も掛かった上に塩辛か何か積み込んでて臭う(笑)。
でも誰もイライラせず寛容。島内お客さん顔馴染みみたいです。
アナウンスが流れないので運転手さんに行き先を告げる。
女性客が民俗村の行き方を教えてくれたしみんな親切な島。
ですが民俗村には直行せず前浜海岸まで別の道を下る(汗)。
海岸近くにお墓があったけど沖縄式ではなかったです。
与論島は海岸近くのお墓が多かったけど、小さい島だから
塩が飛んできて農地に適さない海辺に墓を立てたのかな?
海岸では風車が回ってる。やや風強め。岩の島が浮かんでた。
その後赤崎鍾乳洞行ったら今日は営業終了だと。
まあ冬の平日は客少ないだろうしね(笑)。
近くでメーメー聞こえるので覗いたらヤギが繋がれてました。

与論民俗村は営業してました。家族経営で畑に伝統的な民家を
建てたらしい。お父ちゃんがちょっと早口ながらガイド。
春に穂を付ける大きなススキで茅葺きを作るとか(耐用年数も
普通の藁より長いらしい)、揺り籠とか、吊るした食料用の
籠の上にハリセンボンを付けてネズミ避けにするとか、
葉で作った虫かごとか、台風対策で台所など用途別の正方形の
家を何軒も建て防風林で囲むとか、元々は島内には沖縄風の
住居があったけど(村内にある住居には屋根にシーサー)
沖縄がアメリカに占領されてから必要な瓦などが沖縄から
入手できず廃れたとか、薩摩と沖縄の酒では壺が違うとか、
三線に使う黒檀は成長が遅いとか、牛が回してサトウキビを
搾る砂糖車とか、貝の化石とか、バナナと糸芭蕉(この植物
から芭蕉布を作る。芭蕉布織りなどの体験教室も開催してる)
が似てるのとか。見学後お茶をくれ、かりんとうや
黒糖(普通のとヨモギ味)もつまめました。
ご家族が食べてた美味しい安納芋までいただきました!
亀仙人↓


16:30にもなると涼しくなってきました。
赤崎海岸の砂浜(灯台の崖の下)を歩いて散策。
藪の中の道を抜けると砂浜が現れるっていいね!
与論島はハブの心配しなくていいから安心して歩ける。
翌日行った他の海岸もそうでしたが、海側に岩場もあるので
景色に変化があり飽きません。砂よりも珊瑚のかけらが
敷き詰められてるとこをシャラシャラ鳴らして歩く方が楽。
岩の間の海水を覗いてみたら小魚が泳いでた。
鳥取の漂着ゴミはハングルだったけどこっちは中国語。
シーマンズビーチを車道から見下ろすと、ウィンドサーフィンの
帆が行き交ってました。冬は北風が強いのでシーズンらしい。
大金久海岸でまた浜辺に下ります。ここの沖に現れる百合が浜が
与論島の最も人気の観光スポットだそうですが、冬には
見られないんだとか。珊瑚礁に囲まれた島ですが、サンゴ礁の
外の沖合は波が高そう。曇りでも海の色はエメラルドグリーン
だったのでしばらく眺める。そのうち暗くなって灯台が点滅。

結局バス降りて乗るまで合計6kmくらい歩いてたみたい。
百合が浜入口からバスに乗ったら(バス停以外でも手を挙げれば
乗れるらしいけど)行きと同じ運転手で、他に客がいないから
喋ってた。島の人口も牛も5000ほどいること、坂が多いので
自転車で回るには体力がいること、食べ物などは沖縄に近い
ことなど情報ゲット。茶花市街へ戻り夕食の前に売店で
さんぴん茶と「きびどら」というお菓子を買いました。
茶花の町、猫いっぱいいる!猫好きには嬉しいな。

夕食は女性でも入りやすそうなお店に入りました。
黒糖焼酎の島有泉(珊瑚礁から湧き出る地下水で造ったらしい)
で作ったサワーを飲んでみたところ、焼酎の香りが強く出てました。
もずくの天ぷらは柔らかすぎてどの辺がもずくか分からん(笑)。
いや、この柔らかさがもずくの特徴か?
刺身はシイラやシビ(キハダマグロ)などで変な味の魚はなかった。
私が頼みやすいメニューが少なかったので普通の居酒屋の方が
よかったのかな?離島で輸送費掛かるからか意外に価格設定高め。
帰り道、全然街灯がなく真っ暗!海沿いの広い道ですらそう。
小さい島だから治安は気にしてないけど足元見えなくてコケそうに
なったし、道どこで曲がるか分かりにくくて迷子になりそう。
晴れてたら星がよく見えたんだろうな。

宿はシャワーブース(浴槽ない。シャンプー男性用だったな)の
排水が悪いのとパジャマがないのと隣の部屋のいびきが聞こえるのが
気になりましたが、他はおおむね満足。ヴィラタイプなのが新鮮。
コインランドリーは洗剤無料で洗濯200円、お金入れて電源入れる
タイプで普通の洗濯機なので所要時間が短いです。乾燥200円。
離れにあるので夜中も使用可能、というか夜中フロントに人いない。
そもそも冬で客が少ないので他に誰も使っておらず順番待ちなし。
スタッフ共用なのでアイロン台まである。南西諸島は小さい宿でも
意外にコインランドリー置いてるところが多い印象です。
マリンスポーツする観光客が多いので需要があるんでしょうね。
テレビ付けて鹿児島の天気予報見たけど桜島の風向までやるのか…。
北海道の寒波のニュースやってたが与論島には寒波来ないので薄着。
テレビを消して窓を開けたら波の音。コテージでしばし風に吹かれる。
これぞ南国の夜の過ごし方。


《写真ブログ記事》
鹿児島県・与論 与論民俗村
鹿児島県・与論 赤崎海岸~大金久海岸
鹿児島県・与論 ウドノスビーチ~茶花海岸
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