Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

ガーナの東、ベナンの西、ブルキナファソの南

2017-10-28 | ちょっと外出
夏の話ですが4月以来のアフリカ料理です。
今回は赤坂にあるトーゴ料理のエコロロニョン
アフリカのどこにあるかというとタイトルのとおり西アフリカです。
西アフリカの料理はフフを食べるなど共通点があるようです。
4月のお店もエグシスープがあったのでナイジェリアあたりの
料理かと思います。トーゴの隣の隣がナイジェリア。

溜池山王駅で下りるも、予定外の出口から出てしまったので
少し迷ってしまいました(適当に勘で歩いてみたら方向は
合ってたようですが見落として通過したっぽい)。
月曜日の夜から外食する人は少ないからか、客は私だけ。

4月に食べたフフがキャッサバのフフだったので今度は
ヤム芋のフフを食べてみたいなと思ってました。
トーゴ料理のスープ、フフなどの主食類とも何種類かあり、
どのスープにどの主食が合うかは店員に聞いてみてくれと
メニューに書いてあったので、フフに合うのはどのスープか
聞いてみました。そしたらアジデシ(ラム肉のピーナッツ
チリソース)とのことでしたのでそれに。2350円。
激辛だと無理なので辛いか聞いたら「ノー辛い」と。
4月のお店より日本語は通じるようです。

待っている間、そばにあったトーゴについての本を読んでました。
曜日で名前が決まるから同じ名前だらけとか(モンゴルでも
曜日に因んだ名前あるけど、何か他の語と組み合わせるような)、
一対一の喧嘩はよくあるけど集団で一人をいじめないとか、
マラリアが普通すぎて風邪感覚とか、ゴミ問題があるとか。

4月のお店と違って、フフは1人でも食べられる大きさ。
あとフィンガーボウルが出てこなかったので手掴みではなさげ。
「手掴みだったら半袖の季節に行った方がいいな…」と
夏に行ってみたのですが、結局フォークで食べました。
フフはやっぱり餅に近いけど餅ほどネバネバしない。
何も付けずに食べると芋なだけに薄~い里芋味がするかも?
スープの方はラム肉や茄子やしし唐入りで美味しかったです。
4月のお店で食べたエグシスープでも羊肉(マトン)が入ってましたが、
今回は骨なしで食べやすかったです。しし唐は一瞬青唐辛子かと
思ってビビった(笑)。後からチリソースが来てお好みで入れられ
ましたが、辛いの好きじゃなければ入れない方が楽しめるかな。

西アフリカ料理や北アフリカ料理は何度か食べましたので、
今度は東アフリカ料理も食べてみたいですね
(南アフリカ料理は日本にはほとんどないような)。
コメント

雨が上がった大学、降り出した大学

2017-10-14 | 走る若人が好き
箱根駅伝の予選会が開催されました。
小雨で気温が低く、応援している人には寒かったかも
しれませんが選手にとってはとても走りやすい気候でした。
タイムも全体的に例年よりよかったです。

通過確実と言われていた帝京と大東が1位2位通過。
中央が2年ぶりに箱根路に帰ってきますね!
もう舟津キャプテンの号泣は悲痛すぎて見たくないなと
思ってたので通過して嬉しいです。去年失速してしまった
選手もきっちり走って、山梨学院を上回る3位通過。
去年は間に合いませんでしたが、今年になって成果が出始め
ましたね~。やっぱり藤原監督に替わってよかったと思います。
伝統校が上昇傾向となればスカウトもまた良くなってくる
でしょうし、先行きが明るくなってきたと思います。

昨年同じく予選落ちした城西も無事通過して復帰。
東京国際が10位に滑り込み。かつてトラック種目で日本代表にも
なった渡邊選手が30歳で箱根に挑戦してるのが話題ですね。
(日清戸田選手がゲストだったのは渡邊選手の同僚だったから?)
チーム内10位以内で走ってるので本戦も走りそうなのかな。
実業団に就職したら引退まで実業団という道に限定するのでは
なく、高卒実業団選手がベテランになって大学に入学する道が
あってもいいと思います。ただ、アフリカ出身の物凄く強い
実業団選手を「超即戦力留学生」扱いで連れてくるような
大学が出てくると微妙な気持ちになりそうだけど(汗)。

一方でお馴染みの大学が出場を逃すことに。
明治はエース坂口選手欠場でタイムを大きく稼げる選手が
いなくなった上に三輪選手途中棄権で暗雲が漂い始め、
それでも途中までは10位キープしていましたが最後失速し
予選落ちしてしまいました。4年生の主力も全員欠場だったとか。
常連校でもアクシデントが重なると厳しいですね…。
全日本駅伝の出場権がありますので悔しさをぶつけてほしいです。
自主性重視のチームだけに、選手達のモチベーションが
下がり続けるとこのまま低迷していくおそれがありますので、
強いリーダーシップを取れる選手が出てくることが望まれますね。

創価も予選落ちですがここは設定タイムを見誤ったのかも。
序盤、妙に後ろの方を集団で走ってるなと思ったんですよね。
今季特に凋落傾向は感じられませんでしたし、集団走が
大崩れといった感じでもなかったので、設定タイムを
遅くしてしまった結果、涼しい気候でもっと速く走った
他校に作戦負けしたんじゃないかなと。知らんけど。

日大は…敗因を留学生に求めるような監督の発言聞いてると
監督含めて留学生に依存しすぎという印象が…。
留学生抜きでも通過できるチーム作りができないとなあ…。
今季前半の戦いを見ると、ここはアクシデント続出とか
作戦ミスじゃなくて、普通に戦力が落ちてしまった感じが…。
すみません、ちょっと光明が見えません…。
再来年95回大会はインカレ枠で出場確実という話を聞きましたが、
逆に危機感がなくなってチーム内の改革が遅れないといいですが…。

上武は初出場から10年連続予選突破だそうです。
大抵の大学はどこかで予選落ちするかシードを取って予選会に
出なくなるので、10年連続というのは記録になるとか。
監督替わっても予選会の戦いを熟知してますねえ~。
まあ上武としては早くシードを取って卒業したいとは思うけど。
全日本駅伝の予選出場でちょっと注目してた筑波は
24位→21位→22位→24位ときて19位で昨年より順位アップ。
まだまだ遠いけど国立大チームの出場もいつか見てみたいなあ。
あと今度こそ東大近藤選手が学連で走ってほしい。

学連チームですが、選手の出場回数を制限するよりも
むしろ監督の出場回数を制限した方がいいんじゃないかなと
思った次第。選手の出場回数を制限しすぎると強い選手を
選べず弱体化して全く戦いにならなくなるおそれがあるので
(学連廃止を望む勢力としてはそれが狙いという説も?)
あまり厳しくやりすぎない方がいいと思います。
一方、監督は箱根の経験がないか少ない人が務めた方が
面白いと思うんですよね。何度も箱根に出ていてその年
たまたま予選落ちした監督が学連の監督をやることに
なっても、中には「自分のチームじゃないのに面倒臭え…」
とやる気が出ないこともあるんじゃないかと思います。
それよりも箱根の経験がない監督が務めた方が「この貴重な
経験を今後のチーム運営に役立てよう」と頑張るので、
選手だけでなく若手指導者の育成にも資するのでは?
思えば原監督の箱根監督デビューは学連選抜でした
(そして今でもあの年が学連選抜最高成績)。
監督は卒業しないので1回きりにしちゃうとそのうち対象者が
いなくなっちゃうかな?そしたら「何年に1回可」みたいに
長く箱根から離れてる監督も対象に入れるとか。


さて、出場校も決まったので来年の箱根駅伝の日テレ中継
ゲストの予想でも。正月時点の予想では

・往路:一色選手(青学)前回優勝校エース
     大塚選手(駒澤)5区山上り区間賞
・復路:秋山選手(日体)6区山下り区間賞&MVP
     服部(弾)選手(東洋)前回2位校エースで7区も経験

でした(本当は高校が同じで仲良しの一色選手と服部選手が
同日に出演してくれたら嬉しい)。バランスのいい布陣だと
自負してますが、ここは東海OBどこかに入れるべきですかねー。
今年はまだ箱根の優勝は難しいような気がしてますが、
もし全日本も獲って2冠になったら入れますよねきっと。
東海OBの父親の瀬古さんに東海の情報収集してもらうのでも
よさそうだけど(笑)、もし誰か東海OBを呼ぶのであれば
前回7区で区間賞だった石橋選手が最有力だと思います
(もっと前に卒業した大物OBは全員お呼ばれ済みなので…)。
4区も経験してるので往路復路どちらも可ですね。そうなると
一色選手は絶対確定だと思いますが上記のうち誰を外すか。
駒澤の「連続ゲスト出場記録」更新なるかも気になるところ。
(10/27追記:どうやら日体大が不祥事起こしてるようなので
往路一色選手&大塚選手、復路服部選手&石橋選手になる予感)
コメント

原監督痩せた???

2017-10-09 | 走る若人が好き
痩せた?痩せたよね??絶対痩せたよね???

というわけで学生三大駅伝開幕戦の出雲駅伝。
青学は学生駅伝2年連続三冠で今年も狙ってたかと
思いますが、東海に阻まれる形になりました。

東海はエントリーメンバー全員5000m13分台、
6人平均13分45秒と他校を圧倒するスピード軍団。
そして三上選手以外の5人の2年生達は高校で活躍した
エリート軍団でもありますね(その中で部内競争を
勝ち抜いた非エリートの三上選手スゲーってなりますが)。
1区阪口選手は想定内でしたが、鬼塚選手を4区にして
エース区間3区に松尾選手という意外な区間配置。
「鬼塚選手の体調いまいちなのかな?それとも作戦?
エース区間初めての阪口選手や松尾選手は他校のエースに
対して耐えられるのかな?」なんて思いながら観戦して
ましたが、阪口選手が青学などのライバル校を突き放して
見事区間賞。これが効きましたね。青学もここで30秒以上
離されてしまったのは誤算だったのではないでしょうか。

復活の2区田村選手が区間新で猛追、3区下田選手のところで
追い抜きましたが、1区の差が大きく5秒差しか付けられず。
青学(というか東海以外ほとんど?)が前半型オーダー、
東海が後半型オーダーだったので、結局4区で東海が逆転。
東海と同レベルの選手を4~6区に残しておける大学は
他になく、いずれも東海が区間賞を獲得しました。
10kmまでの距離における層の厚さはぶっちぎりですね。
鬼塚選手や關選手を使わなくても前半トップ争いができますし、
繋ぎ区間にすら13分50秒切りのスピードランナー置けますし。
現体制で優勝未経験で勝負強さがどうかな?と思ってましたが、
経験とか関係ないほど力の差がありましたかね。

青学の5区神林選手のところで、下りで前との差を縮めて
上りで差が広がるという実況を聞いて、「そういえば
九州学院のエースだった高校時代も駅伝でもっぱら下り区間を
担当してて、エース区間であっても上り区間だと西田選手に
任せてたなあ…」と思い出しました。
大学入ってもなかなか得手不得手は変わらないんですかね。
箱根でも平坦または下り気味の区間になるんでしょうか。
山下りは小野田選手がいるから空席ないけど。

実況の金さんが1区時点で体感温度30度と言ってましたが、
10月とは思えない暑さにやられる選手が続出しました。
特に1区は集団から遅れまいと無理する選手が多いためか
中継所でフラフラになる選手が何人も見られました。
岐阜経済大が棄権になったけど、あれもっと早くストップ
掛けて救助すべきだったと思う…立ち上がれなかったじゃん…。
中継ではまともに触れられてませんでしたが、
法政も4区途中で棄権したとのこと。
距離の短い出雲で2校も棄権するのは異常かも。
3年前は台風が来たし、最近10月っていっても夏だなあ…。
そして悪天候時の日体大の強さよ…。3位に入ってきました。
箱根優勝した時も強風と高温で棄権続出の悪コンディション
でしたが、そういう時って日体大強いですよね~。

順大は1区出遅れで厳しいかなと思いましたが、遅れた状況でも
ごぼう抜き区間賞を獲れる3区塩尻選手はやっぱり本物の
エースですね!4位という結果は下馬評よりよかったのでは。
神大は記録会を見てるともっと上位に来ると思ってましたが、
涼しいトラックの記録会と本番の暑いロードレースだと
違うんでしょうかね。それかピークが1週間前に来ちゃったか。
あと中央学院は完全前半型の実験的オーダーだった(笑)。
東洋は山本選手完全にエースですね。距離が長くても強いので
他の駅伝でも大活躍しそうです。1年生に駅伝の経験をさせる
こともできましたし、箱根に向けて徐々に調子を上げていく
チームなので、4年生が戻ってきたら今季も東洋強そう。

全日本駅伝の展望ですが、このまま東海が簡単に2冠とは
ならないと思います。選手はたくさんいるので区間が増えるのは
問題ないですが、距離が伸びる、特に20km近い8区の存在ですね。
おそらく東海の8区には松尾選手か今回走らなかった川端選手
あたりが来ると予想されます(過去数年の傾向見たら4年生の起用が
多いようなので川端選手が有力かな?夏に海外遠征していた2年生の
スピード型選手は長い距離の準備ができていないので8区はないかと)
が、青学が長い距離に強い下田選手を起用してきて、あまり差のない
ところで直接対決になると東海には分が悪くなってしまいます。
そのため東海側としては7区までに2分は貯金が欲しい。
青学の田村選手がすでに復活している中で、7区までに2分以上の
差を付けて逃げられるか。勢いからすると不可能ではないですが、
そんなに簡単にはいかないと思います。原監督が全日本では
自信を持っていそうなのも、7区までで射程圏内に留まれば
8区で逆転できると読んでいるからじゃないでしょうかね。

そして6位までのシード争いも入れ替わりが出そうですね。
前回のシードは青学、早稲田、山梨学院、駒澤、中央学院、東洋
でしたが、東海がシードを獲ったらどこか1校外れますし、
神大がエース鈴木健選手復活でシードを獲ったらさらにもう1校
外れます。青学や東洋は大丈夫なんじゃないかなと思いますが、
これまでシード常連だった大学もうかうかできない状況です。
原監督が東海との2強と明言しましたが、単に「東海強いね」って
意味じゃなくて「こっちは万全じゃなかったのに全然脅かせなかった
他の大学は警戒しなくてもよさそう」って意味に聞こえました。
出雲でいまいちだった大学にも奮起してもらいたいですね
(まあ出雲は本気出さない大学もあるけどさ…)。

余談だけど東海のユニフォームはスカイブルーの方がよかった…。
他に箱根出場校で水色系がないので判別しやすかったんですよ
(それ以外の大学だと筑波とか星槎道都大とかも水色だけど)。
今の色だとパっと見で順大や神大と紛らわしい…。
かっこよければいいけどスカイブルーの方がかっこよかったと思うし

----------
10/27追記。

全日本駅伝の優勝争いについて追記。
東海の川端選手は高島平で20kmを走ったようなので、
3週間後に20km弱のアンカーはないのかなと思いました。
箱根駅伝予選会回りの大学だと中3週間で20km走りますし、
それでもシードを獲った大学も過去にありますが、
万全を期するなら4週間は欲しいかな?鉄人タイプじゃ
なければ敢えて短い間隔にする理由は考えにくいです。
そうすると出雲以降記録会に出ていない松尾選手を
アンカーに起用する可能性が高いでしょうか?

青学は下田選手アンカーで間違いないと思います。
下田選手は長い距離が得意なので8区で一番活きますし、
一方で東海は8区で下田選手以上の選手を持ってくる
ことはできないと思いますので(好不調や展開の関係で
結果的に区間タイムで上回る可能性はゼロじゃない
けど)、8区に置かなきゃどこに置くのさ?って感じ。
まさか優勝捨てて今後の育成のための区間配置なんて
しないでしょうし(笑)、アンカーで決まりでしょう。
また出雲3区と同じ下田選手vs松尾選手になると予想。
今度は東洋山本選手は追ってこないかなと思うので
もし東海が前にいたら下田選手は一人で追う必要あり。

ただ、下田選手アンカーで優勝を勝ち取るには、
7区までに東海に大逃げされないことが前提になります。
東海は塩澤選手が記録会で好タイムを出すなど勢いが
あるので、青学がまた1区で出遅れたりしてしまうと
2分差以上を付けられて逃げ切られるかもしれません。
1区で踏ん張れば2区でおそらく田村選手が流れを
作りますので、1区がカギになりそうです。
コメント