Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

屋久島一人旅 2日目

2016-07-30 | 旅に出た
ホテルの朝食開始時間は7:00だけど若干フライング(笑)。
奄美の鶏飯がありました。宿泊代後払いなので時間に余裕を持って
チェックアウトしましたがフロント空いてました。
大浴場も誰もいなかったし連休入らないと客少ないのかな?と
思いきや、沖永良部島はWikipediaによると第一次産業がしっかり
してるので観光客の誘致は盛んではないらしいです。
花の多さや洞窟などポテンシャルはありそうな島だと思うけど。

フーチャ海岸に行く予定でしたが、果たして短い滞在時間でフーチャに
辿り着けるのか?潮吹いてくれるのか?ということで前日タクシーの
運転手さんに教えてもらった笠石海浜公園にエラブユリを見に行きました。
喜美留バス停付近のバスが左折するT字路(例によってバス停見当たらない)
で降りて徒歩5分くらい。エラブユリ畑が見えてきて一面真っ白です。
風下に行くとユリの芳香に包まれます。写真だけじゃなくて香りも持ち帰り
たいくらい。公園にもユリの花壇(こちらは白だけでなく黄色やオレンジや
ピンク系も)があったり、展望台などから海岸が見えたり(ウジジ浜周辺
っぽい感じの岩とか岸壁とか)、30分くらいで見て回るにはちょうどいい。
バスの運転手さんによると白いユリが自生で他の色は品種改良らしいです。

冷房の効いたバスで空港まで。観光客丸出しなので日本一のガジュマルで
降りると運転手さんに思われてた(笑)。道の途中でフーチャ0.9kmという
標識があったので、フーチャを見たいときは運転手さんに頼んだら
国頭バス停ではなくて一番近いところで降ろしてもらえそうですね。
沖永良部島空港、自販機にさんぴん茶にシークヮーサージュースと沖縄風。
島民が都会に行く用事がある時は鹿児島より沖縄の方が近いのでそっちに
行くらしいです。機内の窓からはトカラ列島?の島がいくつか見えたかも。

鹿児島空港でとんこつラーメン食べてからバスで高速船ターミナルへ。
船で屋久島に向かいます。鹿児島から飛行機も飛んでるのですが、時間が
微妙に合わなかったのとGW中でチケットが高かったのとで船を選びました。
バスで異臭がすると思ったら後ろの席の女が爪にシンナー付けてやがる…。
種子島行きの船も出てて乗船場は人でいっぱい。屋久島行きの船もほぼ満員。
でも事前にネット予約して往復料金を支払い済みなので確実に乗れます。
席は通路側しかなく(当日先着順で席が決まるのかな)1階も2階も酔いには
変わりないというので2階にしました。桜島を左に見ながら進みます。
思ったより揺れないしほとんど寝てたので心配した船酔いはなし。
テレビ付いてる。クジラにぶつからないようにとかで5分遅れの到着。

下船後、屋久島交通の定期観光バスである屋久島ゆうらんバスCコースに
乗るつもりがバス停にバスが見つからず焦る。実はバス停(車道)ではなく
駐車場の奥に停まってた。予習してないと分かりにくい場所なので図示。
しかも手前に別の観光バスが停まっててますます分かりにくかったです。

※2016年4月時点

予約時に「運行1週間前に予約10人以下だと運休もある」と聞いていて、
1週間前に電話確認したら運行とのことでしたが、結局参加者は5人。
翌々日にBコースにも乗るのでセット割引後の料金を最初にお支払い。
Bコース3,000円+Cコース2,500円=5,500円のところ4,500円になります。
私みたいに利用日が連続してなくても割引OKです。

最初屋久島観光センターという土産物屋に寄ってくれたので、行ってる
暇がなかったトイレに行けたし翌日の屋久島交通バス1日乗車券も買えました。
正式名は「屋久島ゆったり満喫乗車券」で利用期間は1~4日間から選べます。
荒川登山バスや他社バスでは使えませんがあとは島内全域で利用可。
お店側で利用日を乗車券に記入するため、私みたいに翌日以降に利用する
場合は利用日を正確に伝える必要がありそうです。車内では売っていない
ようなので事前に買いたい券ですが、利用日未定だと買えないかも?
海沿いの県道はスイスイ走るので酔わないですが、山に入るとクネクネ。
途中車窓から竜神の滝。こっちの滝もいいが本番はもっと先。
路線バスで行くと海沿いのバス停から相当上って行かないといけないかと。

千尋の滝は「ちひろ」ではなく「せんぴろ」と読みます。初見じゃ読めねー。
2つの展望台どちらからもやや離れてますが、大きな岩から落ちる滝は
水量多いし落差もあるし迫力あります。前日は雨で水量多すぎだったらしく
(あと天気が悪いと霧で見えないとか)逆に少ない日もあるらしいですが
この日はちょうどいい水量でした。左側は一見ダムのような人工物に見えますが
自然の一枚岩、ただ木が生えてきてるので何十年もすると覆われるかも、
とのこと。後に行った展望台からは海側も見渡せました。
杉が有名な島ですが、山麓に広がる照葉樹林もいいですね~。

バスはいわさきホテルに寄って他のお客さんを下ろしてから、私の泊まる
ホテルの隣の系列ホテルの駐車場まで送ってくれました(送り先は海沿いの
県道沿いかつ尾之間地区~宮之浦地区内に限定されてるようです)。
一人で泊まれてコインランドリーがある宿というと限られますが、3日目の
予定から安房付近に泊まると便利だったのでecohotel SORAを予約しました。
玄関で靴脱ぐ式。部屋はベッド(というか台になってるところに布団)も
机も床も木、全体的にナチュラル。歯ブラシはロビーにあって、札を
掛けないと連泊中浴室も掃除してくれない(部屋の掃除とシーツの交換は
しなくていいけど、バスタブの掃除とタオルの交換はしてほしい…)
スタイルですが素泊まりで安いですし、民宿はハズレもあるらしいので。
コインランドリーは洗濯50分200円、乾燥15分100円、22時まで。
風呂のお湯が若干温度調整しづらいけどあとは概ね満足。

向かいのスーパーたなかやで明日の朝食と、ハイキングの行動食用に
奄美黒糖の生姜糖(素早く糖分補給できるしチャック付いてるし)を購入。
花が沢山売ってましたが、屋久島は沖永良部島と違ってあまり花が咲いて
いないように見えましたし、自宅であまり栽培もしないんでしょうか。
離島だからか、パンは長期保存可能なアルコール製剤の入ったものが
売られていました。賞味期限が数日じゃなくてもっと長かったです。
夕食は予定してた海鮮料理の店が6組くらい待つ混雑だったので、安房方面に
歩いて新しくオープンしたと見られるキッチン和が屋に入りました。
屋久島風うどん800円(昼の900円のラーメンがここまでで一番高いんかい)
にはワカメ、さばぶり、飛び魚のつきあげが載ってる。飛び魚うまい!
野菜が足りないのでさっきのスーパーでトマト買って丸かじり。
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屋久島一人旅 1日目

2016-07-23 | 旅に出た
初鹿児島県の3泊4日旅です。
以前から行きたかった屋久島旅行を計画&決行しました。
4時半起きでしたが出発時には明るくなってきました。

タイトル屋久島ですが屋久島だけだと2泊3日になってしまうので
もう1ヶ所プラス1日で回れる離島を入れることにしました。
普通なら隣の種子島を入れるところですが今一つ興味が湧かず、
奄美大島~沖縄の間にある離島から1つ選ぼう!と思って
「徳之島は奄美旅行時に寄ればいいな。与論島は沖縄旅行時で。
よし、真ん中の沖永良部島にするか」という極めて軽いノリで
沖永良部島に決めたという(笑)。地理的にはほぼ沖縄ですね。
「さては屋久島の近くの口永良部島と間違えたんだろ」と
絶対言われそうですが流石に噴火した島には行かん。

鹿児島までスカイマーク使ったのもありますが、羽田~鹿児島
より鹿児島~沖永良部のチケット代の方が高かったです(笑)。
雲ばかりだし眠いので飛行中はほとんど寝てました。
鹿児島空港で一旦検査場外に出て山形屋(本当は「やまかたや」
なんだけど知らないとつい「やまがたや」と読んでしまう)の
固焼きそば700円。早く来たが大盛りで食うのに時間掛かる。
5分遅れで沖永良部行きのプロペラ機が出発。機内は1列3席で
狭く、乗務員も1人。キウイジュース珍しいですね。
やはり寝てましたがプロペラ機って結構うるさいですね。
前に利尻~新千歳でも乗ってるけどこんな音してたっけ。

沖永良部島に到着です。エラブユリのほかにも道端に花が多く
(本州ではあまり見ない花も)「花の島」って感じでしたね。
あと暑いのもあって風が心地よく感じた島でもありました。
2ヶ月後、本州でユリの咲く季節になってこの島のことを
ふと思い出して懐かしくなったりもしました。
バスに乗ってて「この花壇が島一番だった」って話を聞いたので
集落で競ってるんでしょうか?車内で1,200円のバス一日乗車券購入。
運転手さんがフレンドリーですな。もう一人観光の女性がいましたが
他のお客さんは地元の方で方言が全く分からない(汗)。
女一人旅が珍しいのか客の御婦人によく声を掛けられたなー。
いまだに学生に間違えられるとは思いもしなかったが。

和泊で下車して、近くのタクシー営業所でタクシーに乗り換え。
運転手さんが「沖縄のだけど」と黒飴をくれました(笑)。
笠石海浜公園でエラブユリが満開との情報をここで入手。
ワンジョビーチまでは1,050円、10分掛からなかったかな。
南国らしく海がエメラルド色。沖ではゴーって鳴るほど波が高いけど
砂浜では勢いがなくなります。もう海開き済みらしい。
坂を上って畦布バス停を探すも見つからない。自由乗降可らしいので
道端で手を上げようかと待っていると、1本向こう側の道にバスが
行ってしまいました。何とか乗れたが焦ったー。

知名でバスを乗り換えて、徳時バス停から坂を上って昇竜洞。
珍しい花が咲いてたり猫が沢山いたり(警戒されてたけど)。
入口は出口からさらに数百m坂を上ります(受付に行くまでに石段
下るけど)。受付付近から流れてくるのは沖縄風の音楽。
客は私以外見かけなかったです。入口出口の石のつららと亜熱帯植物の
蔓のコラボがいいっすね。意外と規模が大きな鍾乳洞で公開部分は
600mです(非公開部分も合わせると全長は何kmもある)。
夢の国、音楽堂、クリスマスツリー辺りが見所。白銀色のキラキラした
鍾乳石もあって綺麗でしたね。マリンスポーツしないなら島一番の
観光スポットかも(バス停から結構歩くけど)。鍾乳洞としては本州ほど
古くはないらしいけど、それでも数百万年とか言ってたかな。
赤青緑と色が変わっていくライトで照らしている場所もありました。

電話でタクシー呼ぼうとしたら断られたので(当てにできんな…)、
バスも1時間来ないし昇竜洞から歩いて海まで行ってみました。
道が真っ直ぐでないので結構距離あった。途中ヤギ発見!
私が確認した飛び出し坊や最南端最西端はこの付近。ビーチロックという
看板があったので行ってみたらなかなか面白い岩浜。「炭酸カルシウムの
セメント作用により海浜堆積物が固まってできた板状の石灰質の砂礫岩」
だそうな。穴が空いた石や貝殻も。石並べてLOVEって書いたの誰だ(笑)。
下りでしたが徳時バス停付近からビーチロックまで約2km、徒歩30分くらい
歩いています(その前に昇竜洞から歩いてるのでもっと歩いでますが)。
でも帰り長い上り坂が待ってるのですぐ引き返す。行きと同じ道だと
バスに間に合うか分からない時間だったので道なりに約1km、10~15分ほど
坂を上ったら突き当たりに徳時バス停の隣の大津勘バス停。
無事バス停に着いてよかったけど初日から脚消耗させてどうすんだ(笑)。
でも島の村落の風景を見て歩くことができたので後悔はしてないです。
沖永良部島というと観光名所よりまずここを思い出すことがあります。

知名に戻りフローラルホテルにチェックインするやいなやレンタサイクルで
片道3kmちょい走ってウジジ浜。岩の下の方が浸食で削れてキノコみたいに
なってます。ここにもエラブユリ花壇があり岩と一緒に撮影もできました。
少し手前の海岸にも浜辺の花がいろいろ咲いてたり。途中にホームセンター
があったので翌日の飲物を買いました。行きは追い風、帰りは向かい風。

夕食はホテル別館の洋風食堂でオムライスを食べたのですが、この下の階に
地元料理の居酒屋があったらしい。昼食も夕食も700円だしタクシー1回
使わなかったし航空券代以外は安く付く旅だなあ(笑)。
部屋は古くやや狭いがこんなもんか。 アダルトのパンフ堂々と表に置くな(笑)
大浴場は蓋を外さなきゃいけない上に何か浮いてて綺麗じゃなかったし、
シャワーも勢い微妙で温度調整が難しかったです。別館に有料の大浴場が
あるらしいのでそっちの方が綺麗なんじゃないかな(入ってないけど)。
コインランドリーが洗濯乾燥機なのは操作が一度で済んで楽。
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京都一人旅2016冬 3日目

2016-07-09 | 旅に出た
この日の朝食もホテルの部屋で納豆食べてからコメダで。
もう一つの名物行くか、とミニシロノワール頼んだら
バレンタイン前でチョコ化してクロノワールになっとった。

お昼は七条駅近くの浅川亭で。浅川ベジランチ900円、メインは
自家製生麩カツ(味噌だれ付き)を選びました。野菜のポタージュは
色的にかぼちゃと思いきや玉ねぎの味。主食は黒米、小さなおかず
2品は蒟蒻とさやいんげんの煮物、大根に味噌だれを掛け柚子を添えた
ものでした。麹納豆はダブル発酵食品ですな。デザートは人参ゼリー。
サラダに掛けるドレッシングは甘酒味と玉ねぎ味があって、珍しいので
甘酒味を掛けてみたけど、サラダのシソが強いのでちょっと掛けても
あまり甘酒の風味分からん(笑)。この辺りは観光客向けの値段設定の
高い店もあるようですが、ここは地元客向けのようで良心的なお値段。
優しい味ですし、この付近でランチ考えてる人にお勧め。

修学旅行以来の三十三間堂。巨像+1000体の金色の千手観音がずらり。
それを守るかのような風神雷神や、神将ら二十八部衆像も国宝だらけ。
葡萄とかドクロとか意外なものも持ってるらしいですが、パッと見
では手が多すぎて分からん(笑)。お坊さん読経中。境内には庭園って
ほどのものはないですが、外の池の回りに梅の花が咲いてました。

近くの豊国神社にお参り。沢山吊られてる絵馬っぽいのしゃもじ?
と思いきや、ひょうたん型の板。秀吉だからひょうたんというわけです。
隣の方広寺の、大坂の陣の原因となった方広寺鐘銘事件の鐘も見て
きました。親切に「国家安康」「君臣豊楽」の文字を囲ってる。

「京の冬の旅」特別拝観ラストは東福寺塔頭の即宗院。
龍吟院の近く、西郷隆盛ゆかりの寺です。庭を歩き回れるのかな?と
思ってたら、室内ガラス窓越か玄関からしか見られないようになって
いました。撮影禁止じゃないだけまだましですけどね…。
苔にちらほら植え込みや石があるタイプの庭です。心字池もあったし
どうせなら歩き回りたかったですね。平安後期の山荘跡地由来の
室町後期の公家寝殿造系の庭で、戦後荒廃したのを復元したとのこと。
冬だったので、境内には赤や黄の千両が多かったです。
時間があったので久々に東福寺方丈庭園を見てきました。こういう
落葉樹や花に頼らない庭は一年中楽しめますね。やはり昭和随一の
名庭の一つだと思います。落葉してるので通天橋が見やすかった。

京都駅前に戻り、ハトヤ瑞鳳閣のレストラン栄寿庵で「ちょっと一服」。
お菓子付きばかり選ぶといつも同じ場所になるな(笑)。
お菓子は宇治金時味の金つばだったけど、抹茶を出すのに宇治金時味
じゃなくてもいいような。タダ食いしに来たのにホテルマンに丁寧に
接客され申し訳ない(笑)。酷いあしらわれ方でもやだけどさ。

家族が大して土産を喜んで食べなくなったので(高野山土産の
胡麻豆腐も私が指摘するまで賞味期限ギリギリまで放置された)、
駅ビル1階で和菓子が数個だけ入った小袋みたいなのを買いました。
あまりたくさん買いたくない時にこういうのは便利ですね。

今回、撮影禁止の寺院が多かったのが残念でした。通常公開寺院を
ほぼ行き尽くして特別公開ばかり巡るとそうなってしまうものなのかも
しれませんが、もう少し緩和して庭だけOKにしてくれるとありがたいです。
あんまり酷いと毎冬恒例の京都旅行を他府県に変えちゃうぞ(笑)。
逆に今回食事はどこも満足でしたね。まだ他に気になるお店もあります。
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京都一人旅2016冬 2日目

2016-07-02 | 旅に出た
睡眠9時間ですっきり。蛋白質が不足しそうな食事予定だったので、
コンビニで納豆3パック入り買って2~3日目にホテルで食べてました。
ただ割り箸をうっかり1膳しか貰わなかったので洗って使い回し(笑)。
その納豆を食べてから1階のコメダ珈琲店で朝食。シナモンティー490円
(シナモンスティック刺さってたがあまりシナモン効いてなかった)に
モーニングを付けました。ゆで卵とトーストに60円小倉あん追加。
小倉トーストうまいNE。あんぱんがあるから小豆とパンが合わんわけ
ないが。コメダ初めてだったんですが、ファストフード型ではなく
ファミレス型で席で注文して後払いなんですね。滞在15~20分と
スピーディーに朝食摂れるけど、注文取りに来るの早い(笑)。

バス1日乗車券を買ってるので四条烏丸からバスに乗り「京の冬の旅」
特別拝観の続きです。午前中は相国寺3ヶ所。相国寺はいずれも庭園
撮影可でよかったです。ここもダメなら今回壊滅的で悲惨すぎました…。
10時開門を待ちまずは長得院、岸連山の虎などの襖絵を見学。
入口からコケびっしりです。梅が咲き始めてました。周りに他にも
庭がありそうな塔頭寺院見かけたけど、いつか公開しないかな。

相国寺法堂の鳴き龍、拝観者が多く賑やかすぎて手を叩いても分からず。
以前行った時はさほど賑やかでなかったので叩くと鳴ったんですが。
前回は法堂と開山塔の庭園(今回は開山塔の公開なし)を見ましたが
裏方丈庭園は修復中とのことで見られなかったので今回初めてです。
石で水流を表す細長い枯山水のいい庭でした。坪庭もあります。
方丈にはやはり襖絵があります。他の特別拝観は大抵20分くらいの
所要時間が多いです(ガイドの話を全て聞いてるともっと掛かるかも
しれませんが、私はマイペースに見学するのであまりまともに聞いて
いません)が、ここはやや広いので30分見た方がいい感じ。

お次の養源院も入口にコケが。金色の目の毘沙門天を祀っています。
坪庭のほか、池のある庭(書院とともに近衛家の桜の御所から移築とか)
もありましたが、江戸時代のものというガラス窓越しから見る感じ。
古いガラス窓はうっかり割ったら修復不可能だから怖いNE!
荷物を当てないように気を付けないといけません(そういうお寺は
靴を靴袋に入れて持ち歩かせず下駄箱に入れさせた方がいいと思う)。

烏丸通を渡ったところにある同志社大学学食のアマークドパラディ
寒梅館でランチ。券売機が奥にあるんですね。勝手が分からずモグリ
バレバレ(笑)。夜が低カロリーかもしれないのでがっつり行こうと
鶏肉の味噌焼きデミグラスソースの日替りランチ(ライスで)。
ミニサラダ付きで550円、学食としては安くないかもしれないけど、
普通のレストランより安いですね。また3ヶ所特別拝観スタンプが
溜まったので、食後に別腹で(笑)いつもの京菓子資料館で
「ちょっと一服」利用。いつもの小豆の和菓子は「雲龍」というらしい。
有料で抹茶をいただく場合は3種類から選べるようです。
そしていつも通り買い物せずに出る(笑)。

特別拝観ではないですが、裏道を堀川寺之内方面に西進して妙蓮寺。
あまり観光ガイドブックには載ってないかと思いますが、ここにも
お庭があります。秋から春まで咲くという御会式桜が咲いていました。
この日は多い方だったようですが、他に外国人含め3人拝観してました。
案内の方が親切で、春夏秋冬の襖絵を見せてくださったり、お茶を
出してくださったり。沙羅双樹があるとか、木蓮が満開になると花が
いっぱいとか、季節のお花目当てで来る人もいるそうです。
お話をたくさん聞かせてくださるので、所要時間最低30分は見たいところ。
十六羅漢石庭の石は15しかなく、あと1つは見る人の心の中ということで。
大きな石は秀吉が寄進した、後陽成帝を表す石らしいです。
近年復元された庭だそうです(確かに塀側に等間隔に並んだ木は現代風)。
内側の庭も含め自由にサンダルで下りられると聞きましたが、時間が
なかったので下りませんでした。なお長谷川等伯の襖絵は拝観料プラス
300円で、見学には予約が必要とのことです。

噂には聞いてましたが、大徳寺はやはり芳春院も本坊も撮影禁止。
芳春院には中根金作の枯山水の本堂南庭(花岸庭)と、呑湖閣(金閣・
銀閣・西本願寺飛雲閣と合わせ京の四閣とか。打月橋もカーブが素敵)
の隣の石組の山から水が飽雲池に落ちる池泉庭があります。池に糸が
張ってあったのを除けばいずれも良かったかなと思います。
本坊は唐門前の前庭(南庭、砂の波模様描くの大変そう。南禅寺や
金地院の庭と形式が似てる?)と、小堀遠州作と言われる東庭
(個人的にはそんなに好みじゃないですが…)がありました。
芳春院も本坊も写真撮れなくても1回は見たいと思ってましたので、
まあ1回見られてよかったですかね。

龍谷ミュージアムの優待券をゲットしたので、仏像を見に行きました。
平常展「仏教の思想と文化―インドから日本へ―」を開催してました。
ガンダーラの仏像綺麗ですね。地獄特集、邪淫者専用の「女追っ掛けては
針の木に刺さる地獄」は笑った。やましい目的で女に酒飲ませた僧侶用の
地獄なんかもあって、昔もそんな奴いたんだなーと(笑)。
西本願寺障壁画復元プロジェクトの上演も見ました。トルファンの
極彩色の石窟復元画像を通路の左右と天井に貼り付けたコーナーも。

堀川御池でバス降りて烏丸御池方面に歩き、ゴマクロサロンで夕食。
山田製油のゴマ&自然食のカフェです。別にマクロビに凝ってるわけじゃ
ないですが、京都は自然食カフェが多いので食べに行ってみようかなと。
まっ!白カレーセット、濃厚なごまドレッシングの掛かったサラダと
有機紅茶(ミルクは豆乳、使わなかったけど砂糖はオーガニック)と
ミニデザート(豆乳ホイップクリームの載ったバナナとナッツの
ミニパウンドケーキ)付き。動物性材料と小麦粉不使用のルーには
白練りごまとアーモンドが使われています。スパイスが効いてるので
ゴマの味は感じるか感じないか程度ですが、後から来るまろやかさは
ゴマ特有かな。白いルーに対してご飯は黒ごまと黒豆入りで黒いです。
辛党の人がルーに入れるごまラー油もありましたが使っていません。

満腹になったので運動しようとホテルまで歩きます…が、烏丸御池から
烏丸松原まで、烏丸通を歩くと信号にことごとく引っ掛かることが判明。
ホテル近くのコンビニに入るまで全信号で止まったぞ(笑)。
もっとゆっくり歩けと言ってるのか、それとも走れと言ってるのか。
そして信号無視車の大阪ナンバー率高っ!
テレビがつまらなかったので納豆食べてとっとと寝る。
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