朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

南禅寺、インクライン、桜

2016-04-09 | 京都の文化(春)

一昨日の雨と風に、どうやら京都のソメイヨシノの多くは耐えた模様です。

昨日(4月8日)夕方、出町柳駅前を京都バスで通りがかったとき、高野川の桜越しに見えた風景です。出町デルタの場所取りに近所の学生グループがシートを広げていました、新歓行事でしょうか。  

さて、少し日付を戻って、4月5日哲学の道を歩いた後、南禅寺の桜を見物しました。

三門。

境内を歩くのには拝観料は不要です。

この日は、まさに満開でした。

桜の花に、ヒヨドリが来ていました。ウグイスも鳴き声は聞こえるのですが、姿を見つけることはできません。

ボケ。

鮮やかな色で目立ちます。

カエデの花が小さいですがしっかりと咲いています。咲き終わると、ヘリコプターの羽のような実をつけます。

三門前のパノラマ風景です。

蹴上に向かうと、この「ねじりマンボ」のガードがあります。

この煉瓦作りの建造物は、明治時代に造られ、内部の天井と側壁には煉瓦が斜めに捻るような形状で埋め込まれています。土の圧力を分散させて強度を上げる工夫だったようです。

満開の桜並木に人々が集まっていました。

記念写真、自撮り棒、外国人、外国語が飛び交っています。

道路の向こう側には、疎水工事と同時に造られた水力発電所の建物が見えます。

京都市国際交流会館があります。

気になっていたので、入ってみました。

京都市の外郭団体が運営する公共施設です。

休憩場所として、「穴場」です。

広々としたロビーには喫茶カウンターがあって、テーブルと椅子は無料で清潔なトイレもあります。京都に住む外国人や学生の生活案内のカウンターや掲示板がありました。

※「国際会館」(国立、地下鉄烏丸線終点)と紛らわしい名称です。この会館のwebには「タクシーで来るときには”「蹴上」の国際交流会館と言ってください”と書いてあります。

岡崎の疎水に立つ彫刻が、夕陽に照らされて輝いていました。(つづく)

 

コメント (5)
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