朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

日本最大級の濃さを誇る温泉

2011-08-18 | 国内各地の風物
温泉法での溶解成分基準値の30倍もの濃い温泉がある日帰り温浴に入ってきました。



サントリー「南アルプス天然水」の取水地、山梨県北杜市白州にある「尾白の湯」です。南アルプスの山並みに向かって田んぼの中の一本道を走って行きました。



まだ新しい大きな建物です。



かなり広い浴槽や洗い場、サウナ、寝転び湯などがあり、最大の売り物は、露天風呂の「赤湯」。

38度程度で、ゆっくりと長くつかっていられます。口に含んでみると、海水に近い塩辛さでした。温泉成分の濃度は、1kgの温泉水に30グラムの溶存物質が含まれているとの分析書が掲示されていました。温泉基準値の30倍とのこと。

調べてみると、海水の塩分濃度は3.5%程度なので、水1kgに塩35グラムとなりほぼ同程度ですね。


大地震の原因でもある巨大プレートがぶつかり合って日本列島が形成されたのですが、中央部にその境目ができていて、フォッサマグナ(中央地溝帯)と呼ばれています。その割れ目から湧き出してきた温泉です。

10倍に井戸水で薄めた湯船もあります。

南アルプスの眺めもあって最高の露天風呂でした。



これは、白州尾白川天然水。無料で飲み放題、ロビーに鎮座しています。この辺りの山は白い花崗岩で形成されていて、軟水が湧き出してきます。



湯上がりには

「塩アイス」、この温泉のミネラルを精製して作った塩を加味したアイスです。ほんの少しだけ塩味がして、甘いミルクの味を強めていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする