朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

国際会議 のIT利用

2010-06-21 | もろもろの事
会議場には、無線LAN(Wi-Fiとも言います、英語的にはこちらが通じる)を設備してあり、大きなスクリーンにプロジェクタでPCの画面を映写します。



 参加者はノートPC(laptopとも)を持参してきていて、自分が持参する資料は全て電子化してPCに収めてきます。会場で配布される議事次第(agenda)、資料類は、主催者が指定するサーバーに入っているので無線LANでアクセスして自分でダウンロードしてきます。

 学会の論文集のように大きなファイルは、DVDやCDで配布されます。



 議長や書記が、討議項目をスクリーンに映写していきます。修正があれば、すぐその場で書き換えることもできます。

 講演者の資料も、「パワーポイント」というマイクロソフト社のプレゼンソフトで表示しながら発言します。

 この写真は、質問をしている中国代表の女性です。



 会議途中の作業ペーパーも、電子ファイルとして簡単に配布できます。議事録案、決議案なども、電子ファイルで配布してその場で討論し、修正を加えていくことができます。
 完成して合意された文書は、ほとんどの場合、会議終了と同時に配布可能となりました。

 一つの場所に集まって会合を開かなくても、審議メンバーを決めて、討議内容、期間を設定すれば、メンバー間で電子メールで通信して意見を調整することができます。時に、電話会議を開いて懸案事項を論議すれば時間の節約になります。

 こういう分野の作業効率は非常に効率的になりました。
コメント
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