朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

十割そば

2009-01-29 | 食べること、レストランなど
偶然の成り行きから、ご近所のそば屋さんに入りました。
 いつも日本芸能史受講の後は外で食事です。この日は、とあるビストロを訪ねたのですが、予約なしでいいったので満席でした
 やむなく、別の店で軽く食べ物とお酒を少々と思い、適当にここに入りました。
 伝統的なそば屋のつくりでなく、そして2階です。変だなとは思ったのですが。
 午後6時半くらいでしたが、他にお客はいません。
 でも、まあいいかと。
 まずはお酒を頼むのですが、よく「そば屋のあて」といいますから「なにか、お酒のつまみになるものはありますか」と聞きました。
 そんな客はあまりいないのか、店主はあわててメニューを見せてくれましたが、居酒屋的なつまみはなし。
 一方でメニューの清酒は「越寒梅」「雪中梅」「久保田」と銘酒がそろっています。
 ひとこと二言、質問して、「そばさしみ」と「茄子でんがく」(メニューになし)をお願いしました。(てんぷら蕎麦のそば抜き、も最初は頼んだけれどカロリーオーバーと思い取り消し)

 お酒も清酒を注文。(すべて、あの銘酒がなんと1合700円)
 いや~~、大正解でした。
 まず、突き出しに、無料サービスの「蜂の子」と「いなご」。...珍味。(写真)
 お酒も大変に結構。

 その後に、十割そばを頼みました。
 これまた、Very Good。
 注文してから、練って、切ってくれていました。(切るのは機械で)
 きりっと歯切れよく、香り高いおそばを頂きました。
 ほかに客もいないので、そのあと、店主といろいろ話をしました。
 長野で昨年までそば屋をしていたが、事情があって京都に帰ってきた。
 むこうでの素材、お酒などそのままに取り寄せて、つい最近、ここで仕事を始めたとのことでした。おいしかった、ほんと。
 応援してあげたい。



 これは、そばさし。


コメント (2)
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