日本の男女共同参画局が実施した家庭内暴力に関する調査によると、家庭内暴力の被害を受けた経験のある女性は33%、配偶者から性的な暴力を受けた女性は14%。
↓朝のお散歩、6時ごろには混雑しているノロドム通りを渡る
家庭内暴力の統計を比較すると、カンボジアの統計が25%であることと比較すると、日本のほうがはるかに高い。まあ、調査手法が違うから、簡単に比較できないとはいっても。
↓久しぶりにリバーサイドの魚生へ飲茶を食べに出かける
↓家庭菜園?が整備されてて、なんともたのもしいリバーサイド
日本の調査で、カンボジアと比較して面白い共通する結果は、家庭内暴力を受けたあと、だれかに相談したかという項目。女性は41%が誰にも言ってなくって、これはいつもとても高い割合なので問題視されるのだけれど、実は男性は76%が誰にも言ってない。
↓わたしはチマキが大好物☆
↓新メニュー?こってり味がなかなかいいかんじ
家庭内暴力は、プライベートな領域の問題なので、なかなか正確な統計はとれない。この前会った専門家は、「わたしが英語を話せるのは、暴力的な父親から逃れようとして母がメキシコから国境を越えてアメリカに逃げたから。あの時逃げなかったら、母はすでに死んでたと思う。」という自分の経験を共有してくれた。彼女の母親と彼女の家庭内暴力の経験なんて、統計にはあがってこないもの。
↓家庭内暴力は、子どもの成長にも深刻な影響を及ぼす問題
アイスクリームを買ってあげなかったら子どもが泣きわめくのは、母による家庭内暴力?
暴力としつけの境界線も、これまた難しい問題なのだ。「ぜったいなにがあってもたたいちゃだめ」って思って子どもと接してても、ついつい手が出てしまうことも・・・・あるよなあ・・・・絶対的な権力をもっている親が、子どもに対してその権力をしつけという名前で乱用してはいかんと理解してはいるのだけれど、親も一人の人間、なかなかむつかしいなあ。