ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

デリーからバンコク、プノンペンへ

2014年11月14日 | インド MenEngage

 

デリーからのフライトは、夜中のタイ航空。

↓ニューデリー空港で、インド最後のスターバックス

帰路に読んだのは、PRINCESS。

Jean Sassonの出世作で、サウジアラビアのお姫様の小さい頃から40歳代くらいまでの話を、彼女に代わって書いてる本。おもしろくて一気読んじゃった。金持ちってやることが違うのである。子どもの2歳の誕生日会にはパリからチャーター機でサーカス団を招聘したとか、スイス銀行にあずけてる息子の名義の口座にあった6百万ドルをおろしたとか(それも80年代の話)、自家用ジェットでとびまわってて、なんともゴージャス。でも、もちろん、だからって幸せなわけではなくって、女性に対する抑圧の体験がつぎつぎと出てくる。

また寄ったタイでは、ホテルに女性省のお偉い人を送って(インドからいっしょに移動してきた)、そのあと、日本から北京プラス20の地域会合に出張できている若い活動家と会ってお話して、5年ぶりくらいにKOSEのエステに行って(値段がとってもあがってたのは気のせい?)、今回わざわざタイに寄った最大の目的は子どもの本の買い出し。伊勢丹の紀伊国屋で、予定通り子どものためのドリルをごっそり・・・・・あとちょうど1か月で日本に戻るから、今の時点でそんなに買ってもって思ったんだけれど、インドで自分にたくさん本を買ったんだから、子どもにも買ってあげないと不公平かなと思ったのだ。

プノンペンの自宅に戻ってきて、下の子はまたケンクリニックでお世話になってたんだけれど、どうやらだいぶんよくなってるみたい。子どもって、ほんとに病気になるから(今回は学校から登校を拒否されたのでちょっと大変だったのかな)、働く親は大変だなあと、あらためて思うのである。

上の子はすでに早朝から学生たちとココンにいってて、彼がいない家はとてもしずか。私の代わりに学生を引率して行ってくれてる先生によると、ほたる(だと思われる・・・・)を自然公園でみたそうで、いい体験をしている様子。

わたしは、早朝からバスでココン。下の子と一緒にいる時間があまりないから、下の子と二人で移動しようかなとおもったり迷っているのである。

 

 

 

 

 

 

 

 


デリーでもっと買い物

2014年11月13日 | インド MenEngage

 

今朝の新聞には、頼もしい記事が。

会議最終日、みんなで食べるランチにもあきてきたので、会場を抜け出して、KHAMMARKETとやらに行ってみる・・・

↓街の真ん中でみた光景、写真とっていいよって許可をもらったのである

↓歩いて10分といわれたんだけれど、TUKで向かう

デリーはとにかく空気がきたなくって、20年前くらいのロンドンみたい・・・・くもっててあまり視界が良くない。

↓ついたのは観光客とか金持ちが来るらしいKHAMマーケット

確かに、買うものはない・・・・本屋にはいって、面白そうな本をみつけたので、まあ満足☆

↓おなかすいてきた・・・、たまたま出会ったサツマイモ売り

30ルピー、とってもおいしい

 

マサラをかけるそうな

 

 

KHAMマーケットから、やっぱりもう一回スターバックスと昨日の本屋に行きたくて、地下鉄にのる。

会議はぶっちするのである。

午後はひとつ短いセッションがあるけれど、そのあとは閉会式でステートメントを読むだけなので(とかいったら怒られそう・・・)、まあ、あとでネットで内容を確認しよう。

↓たまたま乗車したのは女性専用車・・・

どこにも女性専用って書いてないんだけれど、隣の車両は男性ばかり。

↓昨日おすすめされて買って読み始めたデリーの赤線地帯の本

ジャーナリストが赤線地帯に住み込んで書いた本を読んで初めて知ったのだけれど、スターバックスのあるすぐ横の駅の周辺に、赤線地帯があるそうな。

でも、このルポを読んでると、赤線地帯っていうのではなくって、問屋街の2-3階が買春宿になってるそうで、なんとも不思議な感じ。行ってみたいけれど、観光にいくところでもないし、本で読んで気分だけ感じるのである。

↓昨日買ってた本の山、どうやって持って帰ろう・・・・

おみやげ、何も買わなかったけれど、本ばかり買ったのである。家族には、明日バンコクでいろいろ買うのである。

↓カンボジアに帰国直前、さらに買い足した本

Jean Sassonの本、ずいぶん前に話題になったときに一冊買ったけど読んでなかった・・・・と思い出すのである。どうやら、新作がでたみたいで、表紙の写真が印象的なので買ってみてちらっと読んだら、なんとも面白かったので、本屋で手に入った本をごそっと買ったのである。本でも洋服でも、気に行ったらまとめ買い。だって次いつそういう素敵な出会いがあるかわからないし、日本から運ぶのは重いし、今回タイではすでに買いたい本があるから、インドで買っておけば預け荷物にして気楽に移動できるのだ。とはいっても、荷物がとても旅行鞄にはいらないので、本屋でヒモをもらって、部屋で荷物を必死にまとめるのである。やっぱり余分のカバンを持ってきたらよかった・・そういえばネパールのカトマンズでもスリランカのコロンボでも英語圏なのでいい本がたくさんあって、大量の本を買ったなあと思い出すのであった。

 

インド、空気は悪かったけれど、会議はとってもStimulatingだったし、全体的にたのしかったな。

算数ドリルの質の高さには感動したので、また将来、子どもを連れてきて、ぜひぜひドリル買いたいな。

 


インドの地下鉄

2014年11月13日 | インド MenEngage

 

会議は超面白いんだけれど、せっかく久しぶりにインドに来ているのに、ずーっと会議場にいるのも退屈なので、スターバックスを見学にいってみる。ネットでみると、どうやらホテルから歩いて1キロくらいのところみたい。

で、てくてく歩きだすと・・地下鉄の駅発見!

そういえばシャトルバスで見て、気になってたのだ。前回来たのは99年だか2000年で、地下鉄なんてなかったぞ?

↓HIGHCOURTの前にある駅への入り口、とても質素

↓がらーんとしてる地下

コンなんとかCOURTっていうスターバックスがあるところにいきたいってしか覚えてなくって、ホテルからまっすぐ歩けばいいと思ったので、メモも何も持ってなかった私。駅員さんに聞くと、とっても親切に乗り換えの方法までおしてくれる。

↓料金は10ルピー、20円くらい??

↓目指してたなんとかCOURT発見、でもここが超巨大だった・・・・

スターバックスが見つからなくって、絵本とかをかざってる本屋が目に入ったので入ってみると、小学校の教科書とかを売ってる店で、さっそくいろいろと買い込む。「スターバックスどこ?」って聞くと、英語が通じなくて、店員さんが5人くらいで相談して、SUBWAYか?(地下鉄とサンドイッチ屋さんがあってまたややこしい)、いやちがう、スターバックスなんだ、って言ってて、何とかわかってくれて、「あっちに5分歩いていけばいい」とのこと。

↓てくてく歩いてるとまた本屋を発見、はいってみる

この本屋、おいてる本もいいんだけれど、かなり高齢の店員さんが本にくわしくて、あれもこれもって買ってしまったのである・・・・

↓このあと、まだ進められて買った・・・・総額約100ドル

助かったのは、子ども用の算数とか英語のドリルが安価で手に入ったこと。300-600円くらいで、いろんなのがある。算数のドリルはとっても質が高くて、幼稚園向きとはいえ、うちの子にはむつかしすぎる・・・・さすがインド、むつかしいこと教えてる。算数というよりも、まさに論理的思考を教え込むっていうかんじで、英語で考えさせていく方法。ただ、英語ではなくて日本語で指導したいわたしとしては、ちょっと残念だけれど、簡単なものだけを購入したのである。

↓持てないくらい本をかかえてスターバックスに向かう

なんともぼろーい外見の建物に、おしゃれなスターバックス。

1階はいいけれど、2階は天井が低くていまいち・・・・・コーヒー一杯が250円くらいなので、インド的には高くないのかな、常に人がはいってきてコーヒー買ったりしてる。

ふつうのコーヒーは3種類あって(Today's Coffeeっていうのはない)、一番STRONGなのっていうことでSMTRAを注文したら、おいしくて感動して、2杯飲んだのである。

↓丁寧にいれてくれてるのを見て感動☆

ホテルへの帰路は、暗くなってたし、スターバックスでさらにコップとか買い物までしてしまって荷物だけでも大変になってたので、TUKで移動することに。TUKに乗ってみたら、地下鉄で移動するよりも歩いたほうが早かったということがわかったんだけれど、地下鉄もTUKものれたので、ちょっとうれしかったのである。

 

 

 

 


特徴のないわたしのふつうのプレゼン

2014年11月12日 | インド MenEngage

 

MenEngage会議、インドで避妊手術で10名以上の女性がなくなって、インドの活動家たちはそっちにかかりっきり・・・・それにしてもひどい話で、デリー以外の場所では、避妊は女性ばかりがやらされてて男性はやってないそうな。避妊すればIncentiveがでる制度だそうで、多くの女性がやってるそう。それにしても、4時間ほどで80人以上の手術をしたとか、40人に対して同じ器具を使ったとか(消毒なし)、新聞報道がどこまで本当かわからないけれど、なんとも許せない話。

そんな中、わたしは会議3日目に発表することになっていたので、はりきって会場に向かう・・・・・

↓常に混雑していた会場の外、活動家たちの情報交換の場所

Sexualitiesのセッションで発表するパネルは、私を入れて3人で(ほかはたいてい5人だったので、わたしは超ラッキーに少人数のパネル)、名前から男性2人にはさまれての発表かなと想像してたんだけれど、左側にすわったのは、っとてもチャーミングな南米から参加のGayMan、右側に座ったのは、「私の母はセックスワーカーで、わたしもセックスワーカーでありトランスジェンダーです」と自己紹介した女性。

そうなのだ、わたしはあんまり特徴のない人間なのだ・・・・・・発表タイトルは、Traditon vs Modernity? Dynamics of sexualities in modern Cambodia、もうちょっとひねったほうがよかったかしらん。いつものことながら、クエスチョンマークのタイトルが好きなのだ。

↓会議最終日にはステートメントも出すそうで、メッセージボードも設置

たまたま、ブラジルの発表者と、偶然に、まったく同じ質問項目で男性の意識調査の結果を紹介したわたし。調査の目的はそれぞれ違うし、調査手法も項目も全然違うんだけれど、まったく同じだった質問事項は、「自分の息子がホモセクシャルだったら恥に思う」、対象者は成人男性。

カンボジアの2012年の調査では68%の男性が「賛成」と回答(PYDが委託してDomreiが実施、Good Men Campaign Baseline 調査)。南米での同じ質問調査では、メキシコが30%、チリが48%、ブラジルが20% (Promodoブラジルが実施、調査報告書は現在英語に翻訳中)。

今回の会議を通じて、SPACEっていう単語がキーワードだったんだけれど、いまちよくわからないままだった。参加者が世界各国から来てて(南アの人が圧倒的に多くて、よく発言してたけど、インド人も負けてなかった)、異なる文化と異なる英語の言い回しを使っていたので(ありとあらゆる宗教やSexual/Gender identities)、SPACEってなにを意味しているのか、共通理解を得るのがちょっとむつかしいのかもしれない。Positive Social Change のためのSPACEなのかな、って思うんだけれど、もしかしたら全然違うかもしれない。わたしは、カンボジアでの将来を語るには、Potentialsという単語をいつも使うので、SPACEっていうのはいまいち漠然としていて、つかいにくい単語だなあ。

他方、Gender IdentiyやSexual Identity をVisible にしてくために努力しよう、っていうメッセージはわたし的にはわかりやすかった。でも、会議の目的の、男性を参画させていこう、っていうのからはちょっとずれていて、Intersectionaliry視点、つまり、「男性」という場合にすべてのMENを含めよう、その場合に男性の多様性に対してSensitiveであろう、っていう基本的な視点をきっちりしようとしてたのかな。

いずれにしても、とってもStimulatingな会議だった。熱い活動家たちと一緒になって話して、たくさんのプレゼンを見て、勉強になったし、世界のいろんなところで、いろんな取組が進んでいることも励みになったかな。カンボジアに戻って、今回の経験を役立てよう☆

 

 

 

 

 

 


2nd MenEngage Global Symposium 2014

2014年11月12日 | インド MenEngage

 

 

2nd MenEngage Global Symposium 2014

参加者は1000人を超えたそうで、わたしが把握してた200人(93か国)というのは海外から事前予約して参加する人の数だった。

わたしがとまってるホテルでは、圧倒的に多いのがアフリカからの男性。ホテルからバスで移動なので、だいたいの参加者は顔見知りになるのだ(ただ、あとになって、多くの人は実はタクシーで移動していることを知る・・・わたしもそうなるんだけれど)

↓会場はデリーのHABITAT CENTER

会議の議題は、ジェンダー平等のためにどう男性を参画させていくか。というわけで、男性たちに働きかけている男性たちの参加が圧倒的で、普段女性ばかりに囲まれている人間としては、どこを見ても男性っていうだけで新鮮で、まわりをきょろきょろしてしまうのである。

さらに参加者の4分の1くらいはアフリカの人たちで、多様性がほんとにほんとに新鮮。日本人は、招待客の中ではわたしだけで、参加者にもいないのかもしれない。デリーの新聞社の特派員とかみにきてくれたらいいのに。現地新聞ではちゃんとカバーされてたぞ(インドもあいかわらずジェンダー平等とはほど遠い悲惨なかんじ・・・)。

↓全体会議、UNWOMEN代表や、ジェンダー分野の偉い人たちが次々スピーチ

勉強になるのは、国際機関のトップも活動家たちも、スピーチがとても上手なこと。統計を上手に使ってるし、うだうだ長く説明しなくて要約でポイントを絞るし、さすがこれまで何百回とスピーチしてきたんだろうなあと思うのである。

前回ケープタウンであった、PromudoのGaryとも再会して、彼のスピーチにも圧倒された。統計によると、男性が女性と同じように家事をするようになるまで、自然にまかせていると、あと240年はかかるそう。いろんな統計があるもんだ。いずれにしても、この過去10年か20年くらいのスパンでは、男性が家事やリプロに対する態度はほとんどかわってないそう。

↓仲良しの活動家たち、ドミニカから飛んできた友達との再会はうれしい

↓個別セッションはこんなかんじ、どこも満員

Militalizationと平和・ジェンダー・男性の参画っていうセッションに参加してみた。レバノンで子どもたちがテレビゲームで遊ぶことを通じて戦争を身近に感じて、Dominance とPowerを学び、学校もちゃんとないし就職の機会もないから軍隊にはいって、ますます悪のサイクルを強めていく・・・・とか、紛争解決のための政府との協議テーブルにいた反政府グループの代表16人中15人が女性だった(さらにその女性は、協議を円滑にすすめるようにジェンダーとかごちゃごちゃ言わないように黙るように指示されたとか)。

きっとものすごくおカネがかかってる、今回の国際会議。世界中から人を招聘していて、アフリカとラテンアメリカだけでなくって、フィージーからの友達とも再会して、「わたしもがんばらなきゃ!!t」って熱い会話にはいりながら、感じたのである。活動家は、どうやって社会を改善していくかに情熱をかけているので、ほんとにいろんなことに次々チャレンジしていて、励みになるのだ。

熱い活動家たちとの再会や新しい出会い。個人的には、とてもとても勉強になって、わたしのエンパワーメントに直結したのである。

 

 


今回会議のプレスリリース

2014年11月11日 | インド MenEngage

 

 

 

10 November 2014
FOR IMMEDIATE RELEASE


2ND MENENGAGE GLOBAL SYMPOSIUM: “GENDER EQUALITY CAN ONLY BE ACHIEVED IF MEN AND BOYS ARE FULLY INVOLVED IN THE PROCESS" (DELHI PRESS CONFERENCE ON NOVEMBER 11TH AT THE FOREIGN CORRESPONDENTS CLUB)

New Delhi, 10 January, 2014: Global efforts to attain gender equality will remain unfulfilled unless men and boys become more fully engaged in the process, is one of the key messages emerging from a major international conference being held in New Delhi this week. 

The Symposium is timely, as it concerns a number of issues that have recently been making headlines all over the world. The World Health Organization states that one in three women throughout the world will experience physical and/or sexual violence by a partner or sexual violence by a non-partner. Women also face significant pay disparities between genders, which frequently leave women trapped in poverty.

Dr. Abhijit Das, Director, Centre for Health and Social Justice (CHSJ), the host country partner, summed up the aspiration of the 2nd Global Symposium. 

“Today, more than ever before there is both an urgency as well as an imperative for men to not just engage quietly when a crisis occurs but all the time, as publicly and as collectively as possible to bring about a critical shift in the public perception of men.

“The time has come for a more caring male persona to assert itself, and for a global movement to emerge which will mainstream men’s role in gender issues through specific planning and policy initiatives.”

Over 1000 eminent researchers, practitioners, advocates, activists and representatives from governments and donors from more than 90 countries are taking part in the 2nd MenEngage Global Symposium, which aims to explore how changing notions of masculinity can encourage greater involvement by men and boys in pursuit of gender equality, to the benefit of women and girls, and men and boys themselves.

“Gender has for far too long been defined as a ‘women’s issue’ and expressed in ways that suggest that for women to experience gains and improvements in gender related indicators, - whether that’s in health or equality or employment rights - somehow men must lose theirs,” said Dean Peacock, Director of Sonke Gender Justice, founding member and co-chair of the MenEngage alliance of 600 organisations.

“If we are to achieve true gender equality, if we want to accelerate the pace of change, then we have to involve men. Engaging men and boys is an important strategy in advancing women’s rights and empowerment, resulting in more gender equitable societies which benefit the interests of women and girls and men and boys.”

Delegates at the Symposium are generally in agreement that the years of research and practical field work have provided ample evidence of which interventions work. The challenge now is to take these initiatives to scale, in a global movement for change.

“Over the past 20 years we have learned a lot about ways to effectively engage men and boys to redefine notions of masculinity and connect them up to ways of ending violence and promoting equality that are very effective, “ said Andrew Levack, Promundo’s Deputy Director, U S Programs.

“In order to create broader social change we have to move this from individualised interventions to broader social movements and global movements about ways men can fully realise their potential in making the world a better place.”

A range of thematic tracks will be examined during the four day meeting, including gender violence; sexuality and identity; social justice, peace building and inclusion; the role that gender plays in employment and poverty; and how changing notions of masculinity inform relationships, emotions and care-giving.

“The symposium also calls attention to gender inequalities among men, such as on the basis of race, class, age or sexual orientation and gender identity (gay, bisexual, transgender or queer)” adds Joni van de Sand, Co-Coordinator of the MenEngage Global Alliance. “What we (aim to) do is address the patriarchal power and privileges that some men have over others – and stimulate men to step up, for a world that is equal and just – for everyone.” 

“Women account for 45% of the world’s workplace and those in work, on average earn between 10-30% less than men,” said Gary Barker, International Director of Promundo, and Co-chair of the MenEngage Alliance.

“We cannot reduce or eliminate women’s poverty without involving men. Unless we can get men to support women’s full entry into the workplace by taking on their fair share of care work within the family, we are not going to achieve the illusory 50% share in terms of economic empowerment that women deserve.”

Governments can also play their part in improving women’s economic equality by introducing or increasing paid paternity leave, subsidised child care close to the workplace and incentives to encourage men to make greater contributions to their households.

The Symposium is expected to result in the release of a ‘Delhi Call to Action’, which will provide a roadmap to address the persisting gaps in addressing men's roles in ensuring gender equality. It comes five years after the First Global Symposium, which was held in Rio de Janeiro in 2009.


インドへの長い道のり・・・

2014年11月11日 | インド MenEngage

 

今回のインドは、首都デリーで国際会議発表のための出張。本来は、イベントも含めて5日間の国際会議なんだけれど、ポルトガル休暇とココン出張の隙間に押し込んだ今回の出張、初日のイベントはスキップして、観光時間もまったくなしの、短い滞在で行くしかなかったのだ。

といっても、インドは1999年に1か月滞在したことがある国。カルカッタからぐるーっとまわって、いろんなところで世界遺産をみて(そもそもアンコールワットの原型をみたかった)、あまりにも食べ物がおいしくって1か月で5キロ太った経験がある楽しい国・・・・・ーでもいたるところで痴漢にばかりあって鉄道移動からバス移動、さらには結局フライトで移動しないといけないって悲惨な経験をしているので(とにかくインドは広い・・・・・)、今回は観光はなし、まあできたら自分の発表のあとに、Coffee を飲むためとマグカップとタンブラーを買いにスターバックスに行きたいくらいかなって気分。

インドまでは、Bangkok航空にまずのって、タイ航空に乗り換えての移動。昨日もいたソバナプム空港のスターバックスで、またしてもコーヒーを飲んでるのである。

今回の課題は、ニューデリーの空港でArrivalビザがとれるかどうか。ポルトガルでインドのVISAをとるために時間をさかれるのはいやだったので、ネットでみるとかなり危険そうだけれど、アライバルビザに挑戦しようと思ったのだ。

↓ビザ申請カウンター、とっても要領は悪いけれど無事ゲット

インド人、行列にはならばない・・・から、外交官専用のところにいってさっさとイミグレ通過、さらにはなんで大量に人が待たされてるのかわからない出口らしいところでは行列をのりこえてかきわけて、さっさと外に出たのである。誰も文句言わないところは、すごい。

ところが、迎えに来てるはずの車がいない・・・時間はすでに夜中の11時半(カンボジア時間は朝1時、でもポルトガル時間ではすでに朝の9時ごろ)

出張前に、空港からの移動が自費ならカンボジアでお金を両替する必要があったので、会議主催者に空港送迎があるかどうか確認して、あるってことをちゃんとメールで連絡もらってたんだけれどなあ・・・・。ま、ここはインド、そういうこともあるよなあって割り切るのである。

空港でうろうろしてると、やさしいインド人男性たち、いろんな人が助けてくれて、でも、前回の経験から、「信じちゃ痛い目にあうかも」とかなり疑心暗鬼。ホテルに電話してもらたら、送迎はキャンセルになってるといわれるし(1回目)、ホテルが電気の関係で閉鎖になって宿泊客はみんな断ったといわれるし(2回目の電話)、予約なんてはいってないけれど部屋はあるといわれるし(3回目)、同じホテルに電話してるのに、全然対応が違うのである。それに、いろいろ助けてくれた人たちは、たぶん全員がタクシーの客引きだったと思われる・・・・・ホテルまで電話してくれたり、やさしすぎるよなあ。

で、結局、まあこの際、おカネのことはいいから、とりあえずホテルに行くことにしようと思って、でも、空港からの距離も場所もわかんないホテルなので(さらにガイドブックなんて持ってないからインドのことわかんない)、とりあえずタクシーにのったのはいいけれど、「そういえば夜中にブダペストでTAXIにのって殺害された人がいたよなあ・・」と思い出し、恐ろしくなったのである。夜中の移動はいかん、空港のすぐそばにあるノボテルとかにとまったらよかった、と、こういうときに自分の適当さをうらむのである。ほんと、結局なにもなくてよかったけれど、夜中にTAXIにのったのは間違いだった。

30分ほどでホテルに無事到着して、ほーーーーっとしたところ、予約バウチャーを見せた受付では、「予約なんてはいってない」とのこと。前評判では参加登録者だけでも200人の国際会議が宿泊先にしてるので、ながーい宿泊者リストがあったので、わたしの名前・・・をさがしたけれど、ない!!!(ちなみにカンボジアからのひとたちの名前もなかったからホテルはいくつかに分かれたのだろうなあ)。

VISA申請のために、ホテルの予約バウチャーももらってて、「これ、このホテルのロゴ、このホテルの予約、サインも2つもある」って受付で言ったのだけれど、「そうかな?」って顔をする受付の人・・・えーん。さすがインド!!

↓でも無事部屋に案内してもらってほっとするのである

↓古そうだけれど、広い部屋だし、明日は会議ぶっちして寝てたい・・・・

会議主催者にせっかくおみやげ持ってきたんだけれど、このいい加減さ、なんとかしてよ!!!って、明日持ってくお土産をにらむのである。

さてさて、もう数時間後に、ホテルで朝食をたべてシャトルバスにのって会場に移動して、会議の最初のセッションに参加したいので、寝てる場合じゃないかな。

子どもをつれてこなかったことを残念に思ってたんだけれど(なんせ今回は男性ばかりが参加の会議だし、何人かは子連れ出張で一緒になった人たちとの再会のはず)、インド到着直後数時間になんともインドらしいハチャメチャを経験したので、結局はつれてこなくてよかった~って思ったのである。インド出張、「海外旅行保険を買ってください」っていう最後の最後の依頼に対応できなくって保険なしできちゃったんだけれど、大丈夫かなあ。なんだか明日から心配だなあ。