ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

女性が地方から都会へ移住するのはなぜか

2014年04月30日 | 女性の自立

 

「カンボジア」ってひとくくりにするのは無理だと常日頃思ってるんだけれど、カンボジアの女性は、よく働く。働く女性といっても、またしても一枚岩ではなくって、都会でOLやってる人もいれば、田舎で農業やってる人もいる。農村では雇用機会があまりないから出稼ぎに出る女性も多い・・・・・うちもお手伝いさん二人とも出稼ぎだし、出稼ぎっていうのは身近なことなのだ。とはいってもお手伝いさんたちはSORIYAマーケットにも行ったことがないというので、子どもたちを連れて見学に行ってもらうのである。

↓モンドルキリカフェで朝食、コーヒーがおいしい 

農村地域の女性がなぜ都会に出稼ぎにでるかの簡単な調査、Understanding pre-departure conditions and coping stratgies of women migrating from rural to urban areas、CARE Internationalが事業実施の一環で外部コンサルタントに委託調査したもの。

60人の女性(縫製工場で働く女性とビール販売をする女性)がグループインタビューを受け、14人の女性が個別インタビュー受けて、出稼ぎに関するいろんな質問項目に回答。結果では、多くの女性が自分の意思で出稼ぎを決定している。村では、出稼ぎに行けば収入が得られるっていう情報があって、身近な人がすでに出稼ぎにでている場合がほとんど。家族から出稼ぎに行けって強要されたのは少なくて、多くの女性は自分の意思で出稼ぎに行くことを決めてる。

↓あっさり味のクイティエウ、子どもは一皿食べてもまだ足らない・・・・

娘は親の元にいるべきっていう伝統的な考えを持つ家族の反対を押し切って出稼ぎに出てる人もいるくらいで、これはKhmer Women on the moveっていう本でも、似たような現象が紹介されてる。

↓フレッシュなオレンジジュースも大好物、一杯くくって飲んじゃう

↓女性にもてもての下の子、どんな大人になるやら・・・・・それにしてもお手伝いさんたちは天使

調査で整理されている結果によると、出稼ぎに出ている女性たちは、ほんとにたくさんの問題をかかえてて(それは東京に住む出稼ぎ女性も同じだろうとおもう・・・・・)よくがんばってるなと思う。家族と会えなくてさみしいとか、縫製工場での待遇が悪いとか、収入がぜんぜん足らないとか・・・・・

縫製工場の女性は、仕事に関連する問題があっても、「黙ってる」女性がほとんど。ビール販売の女性は、「セクハラにあったら相談する」程度で、それ以外はやはり黙ってるそう。面白い発見は、「NGOの人は時々くるけれど、あの人たちに助けを求めるのはちょっと注意したほうがいい」って考えている点。行政へ何か支援を求めるかという点については、皆無。

↓おかゆ、とてもあっさり味で下の子にちょうどいい

縫製工場で働いていたりビール販売とかをしている女性は、一応「契約」を結んで働いているので、インフォーマルセクターの女性よりはセーフティーネットがあるんじゃないかと思ったりするんだけれど、実際はそうでもない。契約内容がめちゃくちゃだったり、さらには

家庭内労働者のネットワークをつくって、彼女たちが課題や問題を共有したり、励みになる場を設けたいってがんばってる団体の理事をしてるんだけど、そういえばどうなってるんだろう。うちのお手伝いさんたちの雇用条件は悪くはないと思うので他の人たちの劣悪な状況を聞いてくれれば比較できていいんだけれど、でも下の子のお手伝いさんなんて24時間勤務で、とても大変な仕事だと思う。

出稼ぎに行ってるのはわたしも同じなので、出稼ぎに出ている人たちが、たとえばすぐに病院に行けるとか、休みがとれるとか、育児にこまらなくていいとか、そういう環境整備が必要だなあ。30万とも40万ともいわれる若い女性が都市部で出稼ぎしてるので、とってもとっても切実な問題なのだ。

 

 

 

 


カンボジアにおける「役見折酬」の歴史

2014年04月29日 | 女性の自立

 

カンボジアにおける、「役見折酬」-前借をして労働で返済していくことーについての貴重な論文、

Debt Boundage in Cambodia's past- and implications for its present by Trude Jacobsen, PhD

日本でも、親が前借でお金を借りておいて、娘が出稼ぎにでるっていうのは、かつてはあったこと。カンボジアでも当然あったし、今でもあるというのを歴史的側面から、いろんな資料を参照しながらまとめている論文。ポイントとしてはフランス植民地以前にもDebt Bandageはあったし、今でも類似したDebt Bandageが存在しているっていう点かな。

カンボジアでは、個人が個人として生きることを尊重するよりも、家族の一員として生きることや、親に従うことを強要されるので、この制度が残存していると理解していいんだろうと思う。

Debt Bandageだと当事者には理解されていないけれど、わたしの学生のいとこの女性は、600ドルの前金で、「中国」へと渡航した。渡航当日まで、パスポートもなく、チケットもなく、「結婚しに行く」とだけ言われていた本人。ほんとに中国に行ったのかも疑問・・・・本人と電話で話した時も、「親がお金を受け取ってしまってるから、行きたくないけれど行かないって言ったら問題になるのがこわい」ってはっきり言ってた。渡航が2週間くらいずるずると遅れたので、何度も仲介して、自分で決めるしかないけれど、お金のことはなんとかできるから、行くのを再検討したほうがいいって言ったんだけれど、結局本人は渡航を決めた。彼女と連絡を取っている間にも、まさに同じような事例で摘発された事件が2件もあって、典型的な人身取引だったんだけれど、部外者には本人を説得するしかできなくて、結局個人の移動の自由は保障されないといけないっていう限界をかんじた。彼女は、今、どこにいるのかな。覚えておいてねって言った、電話番号は覚えてくれてるのかな。もしかしたら、幸運に中国で結婚しているのかもしれないけれど(でもそもそも誰と結婚するのかも不明だった・・・)、最悪のシナリオになってないといいな。結婚が親の決定で、っていうのはしきたりだとしても、この偽装結婚というのか、結婚をいつわって前借させて若い女性を中国に送っちゃうのは、絶対規制しないとなあ。

 

 

 

 

 

 


大学でのジェンダー学の需要

2014年04月28日 | 女性の自立

 

Gender and Development for Cambodia2008年に発表した調査報告書、

Feasibility studyon the demand for Gender related courses at the tertiary level

大学の教員を対象に実施された調査で、大学などの高等教育でジェンダー学の講座を開設することが必要かどうかのニーズアセスメント。わたしも、カンボジアでは唯一ジェンダー学を開講している大学で長年教えてる教員というだけでインタビューされて、調査結果のとりまとめにはコメントをちょこっと出した経緯がある。

↓スターバックスは日本では子どものお気に入りの軽食の場所

大学教員78名(74%が男性、平均年齢36歳)、約200名の学生(約半数が男性、平均年齢22歳)が調査に回答。

ある女性の意見では、

Value and social status given to women is very limited; women are provided an inferior role in society if compared with men; and women are also given inequality in basic services if compared with men.

教員のジェンダーに関する理解としては、カンボジアのジェンダー問題でなにが深刻かという問いには、7割以上がDVと回答。それほど、DVが社会的に問題視されているということ。

気づかなかったんだけれど、今回読み直していて面白いと気づいたのは、各大学でどういうジェンダーに関する講座が実施されているか、学生の視点から分析されていること。いやはや、あれれ、って回答がうちの大学の学生からも出てて、まあほかの教員がいろんなことを教えてるのかもしれないなと気づくのである。ジェンダーとパワーなんて、わたしは家父長制の中で取り上げるけれどそういった単元の講義はやってないし、国際政治学の枠組みのフェミニズム理論なんて、どの国際政治学の講義でもやってないはずなんだけれど、学生の受け取り方ではやってるらしい。

↓子どもを2人も連れてスターバックスに入るのはちょっと大変・・・・・

ジェンダー学に関連する講座うけた学生の8割は、講座の時間が不十分だったと回答。わたしの印象でも、特に女性に対する暴力の講義はもっとやってほしいっていう希望が強くて、とてもとても不十分だろうと思うのである。ただ、自分たちの理解を深めたり知識を得たりするのを講義だけに期待するという問題もあって、もうちょっと自分たちで勉強してほしいかなという反論もあるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日本の皮膚科事情

2014年04月27日 | カンボジアの外で感じたこと

 

小指の爪がはがれてしまった子ども。

自分の爪のことを考えてみると、爪がはがれるなんて相当いたかったはずだし、わたしが気付かないほどには泣かなかった?のか疑問なのだけれど、いずれにしても、爪がぺろり。血がでてないから化膿の心配はないのかな・・・でもいたそう・・・・・なんともつらいのである。

↓日本の自宅菜園で色がつきはじめてたイチゴ

とりあえず、いそいでいつもかかりつけのお医者さんに駆け込むと、「うちではみれませんので・・・・」、近所といってもちょっと広範囲の近所で「流行ってるからお子さん連れでは大変」というところはパスして、紹介状を書いてもらって出かけた皮膚科。

それほど混んでないだろうと想定していったのが間違いで、大混雑の皮膚科。まあそれは仕方ないとして、さらにびっくりしたのは、患者さんに、学生服できてる男子学生の多いこと。どうやら、にきび治療?らしく、前髪をピンでとめられて診察室から出てくる子とか、まあ世の中よくわかんないことになってるのである。

↓グッテンハイム邸のところの踏切がお気に入り

子どもがばたばたするのであまり見学できなかったんだけれど、どうやらこのお医者さんは、美白とか、シミけし・ほくろけしなどなど、美容整形?って思ってたようなことを保険で対応しているみたい。それっていいのかな?よくわかんないけれど、院長先生が「これは効きます」とか書いてる美白クリームまで販売。

子どもの爪は、「自分でひっかいてとったわけではないですよね」っていう鋭い質問があったの以外は、「まあ大丈夫ですけれど、新しいのがでてくるまでには相当時間がかかります」とのこと。

↓近所の魚屋でみつけた魚を干してる様子・・・・カンボジアと同じ☆

たくましい子どもなんだけれど、爪がはがれるとは、さらにそれでもばたばたあそんで暴れてるとは、あっぱれ。「手袋でもして守ってください」と言われたんだけれど、あっつい暑いカンボジアで、可能かしらん・・・・無理だろう・・・・と思っている間に、まあ腫れもひいたし、痛くなさそうだし、3か月くらいはかかっても無事ちゃんと爪がはえてくれるといいな。

 

 

 

 

 

 

 


久しぶりのプノンペンの朝

2014年04月26日 | カンボジアの生活

 

プノンペンではさっそくジョギングしようと、二日酔いにも負けずにアラームを早朝にセット。でもしっかり夜中にいつの間にか部屋にはいってきた子どもが、4時半にしっかり起きだして、「一緒に行く」と主張。まだ暗いし、家の人は起きてないし、子どもを1人で家において出かけるわけにもいかないので、一緒にお散歩することに。「川まで行くよ」って歩いて、「まだ~まだ~」って子どもが言い出したので、NAGAのところでもいいかなと思って、1時間ほど歩いて川に到着。

すると、川のほうに降りていく車が見えて・・・・行ってみると、

↓船着き場

当然、しっかり乗船したのである。片道500リエル。この前日本で遊覧船に乗った時の値段を思い出すのであった・・・・

6時前のプノンペン、さわやかでとっても気持ちいい。

↓対岸には、水上生活者がたくさんいるみたい

通勤客がたくさん乗ってて、学生時代に見て強いインパクトを受けた映画、Working Girlsで最初に主人公が船で通勤しているシーンを思い出したのである。そういえば、あの映画を見て、将来は金融機関で働くばりばりキャリアウーマンになりたいと思ったこともあったんだった・・・・

↓かなり高度なテクニックが必要な車での乗船

乗船しようとしてたら、なんかの叫び声がきこえてきて・・・・

↓一匹55ドルで売りに行くそう、子どもは目が離せない

↓学生の時に乗った和田岬線でドアを開けたまま電車が走ってたのを思い出したのである・・・

朝の早起き、子どもといっしょに楽しい時間を過ごせて楽しかったのである。今日はしっかり仕事しよう。

 

 


韓国の大惨事:子どもは失いたくない

2014年04月25日 | カンボジアで感じたこと

 

 

移動が多い人間として、とっても気になるのは、多くの子どもがなくなった今回の悲惨な韓国の事件。

↓韓国の新聞で、今回の被害は韓国の家父長制文化が問題とされたらしい記事

「韓国の文化」が、この悲惨な事態をまねいたというCNNとかのリポーターの発言について、反論している記事。

「じっとしていなさい」と言われたら、そうしているしかないという韓国の教育・文化だという外国の報道に対して、アジア対欧米なのか?ほんとに文化的な理由で子どもたちが死んだのか?ていう疑問を呈してる。

わたしは韓国人じゃないからわからない。インチョンでなにか特別な経験をするかと思ったら、みんな大量にDFSで買い物してるし、スタバも混んでるし、ふつうとしか思えない。

日本で、韓国の事件はとても気になって追ってたけれど、報道ってバイアスだなと思う。自分が親だったら、などなど、いろいろと考えたのである。

 

 

 


久しぶりのカンボジア

2014年04月25日 | カンボジアの生活

 

 

1か月以上カンボジアにいなかったので、ほんとに久しぶりにカンボジアに戻ってきた気がする。

↓関空をとびたって、自宅の上の周辺を飛ぶ飛行機からのながめ

↓こどもたちはCHILDミールにベビーミールを楽しむ

↓韓国では、沈んだ船のスキャンダルなどで大騒ぎの様子

帰国後数時間で、子どもたちを家において、インターコンチネンタルホテルの会議室に缶詰めになって、豪華なランチ食べてると、ああ戻ってきたな~って感じる。

↓お正月休み明けなので、だれもがリフレッシュしてるかんじ

車を運転してても、カオティックなプノンペン。 友だちと話してても、なんとカオティックな人間関係。やっぱりカンボジア生活はやめられないのである。

 

 


カンボジアへ

2014年04月24日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

あっという間に、日本滞在も終わり。

昨年末に体調を崩して以来、こわくて走ってなかったんだけれど、あったかくなってきたし大丈夫かなと思って走ってみた。

↓4月でも早朝はまだ10度くらい・・・・さむい・・・・須磨区と垂水区の境で日の出

でも一人で走れたのはジョギングを再開した初日の一日だけで、あとは上の子がついてきて、走ってるんだか、通勤電車みてるんだか、なにやってんだかよくわからなくなったのである。走る距離を短くしてみても、3キロくらい平気で走ったり歩いたりできるから、相当体力がついてきてるんだろうなと察するのである。3歳児の体力って、こんなかんじなのかな?

↓須磨浦公園の桜は今年も見事だった

仕事がちょっと一段落してのんびりしたのもつかの間、また1週間くらい集中して書く作業をしないといけないので、子どもと遊んでる時間はないのである・・・・

↓いつものお好み焼き屋さんで子どもランチを楽しむ、昼からビールはおいしい☆

日本で楽しんだことはいろいろあるけれど、リラックスタイムはVery とかStoryを読むこと☆

同世代の女性が、子育てしながらおしゃれしていろいろ考えてるのを雑誌を通じて共有できるのがとっても嬉しいのだ。いつの間にか、子どもを持ってるってことが贅沢になってる日本、アラフォーを取り巻く環境とか意識はこの20年くらいで様変わり。子どもがいなかったらきっとVERYの購読はやめていただろうと思うのである。

↓海の埋め立て地で走り回る子ども、ほんとに元気

仕事の合間に遊ぶ計画もたてて、なんとなく年末までの予定もざくっと検討できたし、またぼちぼち走れそうかなっていう予感があるのもうれしいかな。でもプノンペンの早朝ジョギングは危険かなあ・・・・ジム通いしようか、なやめるところなのである。ジムもCNN見ながら走れるから時間の効率性からいうととてもいいんだけれど、早朝の町を走るのがとっても好きなのだ。

とりあえず、今の仕事はあとちょっと集中すれば、そのあとはタンタンと着実にまじめに進めるだけなので、プノンペンでしばらく地獄の特訓して仕事を仕上げよう。そのあとは、いっぱい遊んだり飲んだり、大人の時間を楽しんだり、大学も新学期だから真面目に教えたり、人生満喫しなきゃ。

 

 

 


明石海峡クルーズ

2014年04月23日 | カンボジアの外で感じたこと

 

今回の日本滞在では、マリンピアに頻繁に遊びに行ってたわたしたち。

海沿いをお散歩してたら、「船のりませんか~」と誘われ、「のる!」と上の子が回答してしまったので、みんなで乗船することに。

↓観光客を相手にしてるだけあって、サービスは抜群

 ↓乗船する人は全員安全のために浮き輪?を着用

 ↓かもめとかゆりかもめとか、エサを投げたら大量に集まってくる

 うずしおはとって静かであまり見れなかったんだけれど、まあラッキーなんだか、あまり揺れずにすんだクルーズ。

↓橋を下から見上げて、そういえばずいぶん前に歩いて渡ったのを思い出すのである

1か月以上いた日本滞在もあっという間に終わり。

 

 

 

 


「いいオトコとは?」

2014年04月22日 | 女性の自立

 

カンボジアで、「いいオトコとは?」をインタビューを通じて調査した論文、Being Broh。ずいぶん前に、論文を誰かからもらって読んで面白いと思ったので、講義で同じような「いいオトコ」の条件について議論したことがあある。

Being Broh, The good, the bad and the successful man in Cambodia, by Trude Jacobsen

2014年に出版されたばかりの論文集(Online論文集とかというのかな?)に登場。

 

カンボジアにおける、Successful man, good man, real man に対する人々の意識を、3者を比較することによって分析してる。

↓マリンピアの遊び場には、妻が買い物中のイクメンが大量にいる

 

改めて読んで面白いと思ったのは、男性にとっては、いいオトコの条件は学歴に直結していて、外見はあまりかっこよすぎても悪くてもダメで中間でないといけないっていう点。そうなのだ、講義で男らしさとか女らししさとか、いいオトコに関する議論をするとき、いつも面白いと思うのは「美人すぎてもいけないしぶさいくでもだめ」とか「あまりかっこよすぎるとだめ」とかいう発言を、学生が連呼すること。超ハンサムな学生はほとんど皆無に近いけれど(12年教えていて一度だけキムタクに類似したかっこいい学生がいただけ)、女子学生はこの数年どんどん美人度がアップしていて、そのままテレビに出ててもいいんじゃないかと思うことは頻繁にある。少なくとも日本のわけわかんない団体競技みたいなグループにいる表情のない子よりは、余程素敵だし美人な女子学生が多い。それに比べて、男性学生は、10年前とあんまり変わんないのである。もうちょっとかっこよさを追求してもいいんじゃないかと思うんだけれど、それはCOOLではないのかもしれない。

↓一人でスターバックスを楽しむ子ども、すっかり常連

 

この論文、たくさんコメントをとってて分析するという手法で、なかなか面白いんだけれど、残念なのは、GAD/C とかPYD、P4PのMasculinitiesの調査については言及がなされていない点かな。最近の調査が出る前に実は出版されてたのかもしれない。