ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

2014年は旅したいかなー「中米ひとり旅」Byメアリ・モリス

2013年12月31日 | 女性の自立

 

「中米ひとり旅」は、村上春樹さんの本に紹介されていたので、買ってみた本。AMAZONってほんとに便利って思うのである。

中米は、コスタリカしか行ったことがないので、ぜひ行ってみたいエリア。あと10年もすれば、わたしも一人旅をまた楽しめるかな?って思いながら読むのである。筆者の女性は、なんとなく世捨て人みたいなところが共感できて、ワイン片手に読むのにぴったりな旅行記。

2014年も、子どもと旅行の予定がいろいろあるけれど、いつもいつも子どもと一緒に旅行しているわけにもいかないだろし、そう考えると、中米は、一人で1か月とかふらふらしてみるのにいいかもしれないと、この本を読んでいて思うのである。

↓子どもとANAのカレンダーを使って日にちの読み方を勉強

この本を読んでいて感じたのは、筆者の描く中米は、ずいぶん前に1人で旅したボリビアと似ている点。チチカカ湖とか、ラパスとか、ボリビアは1週間しかいなかったけれど、空にとってもちかい場所だなっていう印象。行先を間違ってバスで遠くに行っちゃってどんどん不安になったり、ストライキになって銀行が閉まって大変だったり、毎夜ビール片手に音楽を聴いてラテンな雰囲気を楽しんだり、思い出してみればいろいろハプニングもあったけれど楽しかった旅行だったなあ。

メキシコって、行ったことがなくって、ぜひ行きたいんだけれど、ボリビアみたいなのかな?

いずれにしても、メキシコに行って、本場でがんがんテキーラを飲みたいなあ☆

学生時代からメキシコ入ってみたかったから、ぜひいつかその夢を実現させなきゃ。

↓プノンペンで2013年最後の夕食は偶然メキシコ料理屋VIVA、ビールが安い!

2014年も、地道に大学での仕事とコンサルタント業務をしながら、旅行の計画をたてよう。あまりの寒さで早朝のジョギングはさぼってるけれど、マラソンに出るための走り込みと体重管理もしなきゃな。

 

 

 

 


女性に対する暴力撲滅ー人身取引反対!

2013年12月31日 | 女性の自立

 

 

大学の講義で、課題の発表なんかよりも、学生たちが必死に取り組んでいるのが、みんなが俳優になって演じる、女性に対する差別の寸劇。

↓警察が犯罪者を逮捕したあと、お坊さんをつれてきて説教までしてもらう

↓「人身取引反対!!」って叫ぶ学生たち

2013年、大学教員生活11年目で、初めての経験をしたのが、「先生、僕のお母さんと同じ年なんですね!!!」って学生に言われたこと・・・・・。

あーあ、トシいってきたなあ・・・・・と感じるのである。

今年は、前半は出産したり国家計画を必死に作ってて、めちゃくちゃな生活だったかな。

でも国家計画を作り終えたあとは選挙があったりして役所での仕事がほとんどなくなったので、大学の講義にかなり力を入れて、あとは子どもたちとの時間をかなり優先したかな。

 

 

 

 


子どもに対する暴力の調査

2013年12月30日 | カンボジアのジェンダー規範

 

ユニセフが女性省と4年もかけて実施した、子どもに対する暴力の調査。

2500人以上の子どもを対象に、詳細にわたる「暴力」に関してなされた調査の結果が、まだ分析前だけれど、とりあえず関係者の間に紹介されて、分析への提言を集めるということで、顔出し。

↓僧侶が3名参加した会議、なんとうち2人はわたしの元学生、世の中狭いのである

残念ながら驚くことは、子どもたちがかなり高い割合で暴力の被害にあってる点。

8割以上の子どもが、大人からの暴力の被害を受けたことがあって、初めての暴力の経験は、家庭では母親、地域では学校の先生という結果。性犯罪の被害も統計的にでてきていてるし、子どもたちが父から母への暴力を当然のことだと思っているという恐ろしい事実も明るみに出ることに。

内容があまりにもショッキングなので、調査結果をどう公表するか、今後まだまだ議論が続きそう。

 

 

 

 


子どもが学校に行きたがらなかった日・・・・・

2013年12月29日 | カンボジアの母子保健

 

カンボジアの幼稚園生活2週目にして、登校拒否をした子ども。

朝から「制服きない~」って1時間以上家でぐずってて、でも学校には行くって言って、ラエンと母とTUKに乗って学校までいったんだけれど、TUKを下りないってごねちゃったのだ。

↓超かわいい子ども、自分の子とは思えないかわいらしさなのである

わたしも登校拒否経験があるので、まあ、表現できない理由があるんだろうと思って、とりあえず、家に帰る。

でも家にいてもらっても退屈だし、ダリスの小学校もなぜだか先生の都合でお休みになってたので、お手伝いさんに子どもたちを市場に連れて行ってもらってフルーツとお買い物のお勉強をしてもらうことに。

今通ってる幼稚園は、以前通ってた英語教育のところと全然違う。スパルタってわけではないけれど、先生方がしっかりと教育してくれていて、何でも自分でできるように教育してくれてて、とても頼もしい。でも、子どもにとっては、なんでもやってくれる英語のやさしい先生たちのほうがいいみたい・・・・?

 

 

 

 


女性に対する差別:クラスでのロールプレイ

2013年12月28日 | カンボジアのジェンダー規範

 

大学の新学期に、学生たちに「女性に対する差別」の寸劇をしてもらうと、通常の講義では学生がなかなか見せないような面白い側面を示してくれるので盛り上がって、そのあとの講義がアットホームな雰囲気で楽しく進むようになる利点もあるので、今ではすっかり講義で定着した、ロールプレイ。

↓セックスワーカーに関するロールプレイ、女子学生の気合の入れ方はすごい

今回、「進歩だ!」って関心したのは、事前に寸劇のポイントを写真撮影してビデオクリップでつくって、寸劇の前に1分間上映したグループ。見事な編集で、プロも圧倒されるかも。

もうひとつは、パワポで、いくつかの状況を英語でまとめて、リーダーが読み上げてから演技をするという工夫。

↓警察が人身取引の場に乗り込んできて、法律を読み上げている様子

6つあるクラスの中でも、このクラスは圧倒的な家庭的な仲良しさがあるのと、些細なことでもとっても盛り上がってるクラスで、毎回教室に行くのが楽しみ。

クラスは、年末年始3週間お休みで、みんなは課題を必死でやってるところ。 新年あけて大学に行くのが楽しみだなあ。

 

 

 


下町のお店、ブルックリン

2013年12月28日 | カンボジアの生活

 

「特別なかんじじゃないけれど、ブルックリンいいわよ」って、アメリカ人の友達たちが言うので、ちょっと不便なところにあるけれど、お出かけしてみることに。

↓前菜のサラダ、サラダは3種類しかない

ドレッシングが悪くないかな。軽いかんじで、ファミリーレストランみたいなかんじ。

6時半ごろ行っったのだけれど、まあ普通の込み具合で、7時過ぎに35人の団体が登場・・・・・それもアメリカ人の高校生?いきなりアメリカいいるような気分になってしまったのである。

↓ラザニア、ちょっと濃いかな・・・・・

↓こちらもサラダ、新鮮な野菜でしゃきしゃきしてておいしい 

↓ドレッシングはいまいちだったけれど、野菜はとてもおいしい 

PIZZAは、まあまあふつう。全体的に、ふつうの店で、特別なところはないんだけれど、夜に前をとおるといつもそれなりに混んでる。どうやら、向かいにあるホテルにレストランがないので、みんな食べに来ているらしい。

近所に住んでるアメリカ人の友達は、週に一回くら行ってるらしくって、「なんとなくアメリカにいるみたいな気分になれて、ほっとするのよ」とのこと。

わたしにとっては、別にほっとする場所でもないので、まあいかないかなあ・・・・

 

 

 

 

 


みずぼうそうの年末

2013年12月27日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

股に赤いぽつぽつが現れ、水っぽい発疹になった下の子・・・・・あれれって言ってる間に額にも発疹ができ・・・・・

↓頭では最初に登場した額の発疹

あっという間に背中にもひろがり・・・・・

お医者さんにかけこんだら、「あ、みずぼうそうですね」。

みずぼうそうは2週間の潜伏期間だそう。この病院では11月に何人か子どもの患者がきたそうなんだけれど、うちの子はカンボジアでもらってきたらしい。そういえば、出国する日、ダリスが調子が悪くなって、空港の見送りに来れなかったんだけれど・・・・もしかして・・・・・と思ってお手伝いさんに電話すると、しっかりみずぼうそうをやってたのである。

「確か、おにいちゃん、いましたよね?」とお医者さんはさすが記憶力抜群。兄弟間で、当然感染するそうな。

↓元気なうちに、遊びまくる上の子

「大人の方も、みずぼうそうをしてなかったら、たぶん間違いなく感染します」とのこと。えーっと、わたしはたぶんみずぼうそうはやってない・・・・・?

下の子は、熱はたいして出ず機嫌よくしているんだけれど、離乳食を2回はいちゃったので、ミルクだけの生活に切り替え。

年末年始、家族みんなでみずぼうそうに感染している恐れがあるのであった・・・・なんたるこっちゃ。

 

 


久しぶりに自分へのプレゼント

2013年12月26日 | カンボジアの外で感じたこと

 

生活必需品を買う以外、なかなか自分のために特別なことを買う機会がなかったこの数年。

ただ単純に、買いたいって思う高価なものがなかったのがほんとのところかなあ。

そもそも、メンテナンス費がおそろしくかかるカルティエの時計を2つも持ってることもあって、高いものは買った後が大変だっていうのが教訓になっているのだ。

でも、久しぶりに、たいしたものじゃないとはいっても、必要かと言われたら、うーん、贅沢品かなと思うコーヒーメーカーを買ってみることに。離乳してしまって、コーヒーを飲む機会が増えて、せっかくだから自宅でもおいしいコーヒーを飲みたいと思ったのだ。

↓ドルチェグストのコーヒーーメーカー、家の色にあわせて赤色を購入

普通のコーヒーは、まあまあおいしいかなってかんじなんだけれど、カプチーノは超おいしい☆

カンボジアだと、すぐCAFEにお出かけしてコーヒー飲むけれど、日本では、なかなかそう簡単に外出ってわけにもいかないので、自宅でおいしいコーヒーが飲めるようになったのはうれしい。

たまには、贅沢するのもいいかな。

 


日本のクリスマス

2013年12月25日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

日本でのクリスマスにお出かけするなんて、とっても久しぶり。年末はたいていみんな忙しいんだけれど、その中でもクリスマスに予定が空いている人もいて、カンボジア談義をしに集まるのである。

↓サン地下、イルミネーションがとっても素敵

どこも人でいっぱいの三ノ宮。「すいてるから、市役所上のCAFEで会いましょう」という素敵な提案で、景色抜群の喫茶店。

↓南側にはポートアイランド

役所なんて行くことないけれど、ちゃんと男女共同参画室の看板があって、寄ってみたかったなと思うのである。

↓神戸市内が一望できる、とってもいい眺望のCAFE

デパ地下でクリスマスのオードブルを買って、ケーキは移動中にくずれたら大変なので、今年は見送り。

↓一人でたちはじめた下の子、おばあちゃんに前髪をきってもらってすっきり

12月は連日飲みすぎがずーっと続いていたせいか、ちょっと体調を崩してしまったかな?せっかくゆっくりと三宮で遊びたかったんだけれど、ふらふらになって帰宅するはめになったのである。シャンパンを楽しめないクリスマスで、ちょっと反省かな。

 

 

 


2014年のクリスマス

2013年12月24日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

12月にはいってから、すっかりクリスマスモード。

↓12月1日に搭乗したアシアナ航空のフライトで

11月に日本滞在中、スターバックスでクリスマスのタンブラーを探したんだけれど、気に入るのはなく・・・・でも、どうしてもほしかったので、韓国で妥協して購入してしまったのである。

↓インチョンでゲットしたタンブラー、結局毎日大学で大活躍

 

欧米の友人たちと話していると、クリスマスは家族のイベント。でも日本では、カップルのイベント。ほんとに意味合いが違うのである。

カンボジアでは、学生と話ししてても、クリスマスに関しては、まだあまり関心ないかんじ。あと5年もしたら、カンボジア人が盛大にクリスマスを祝ってると思うのだけれど。

 ↓ロワイヤルでの家族写真、バーのほうは特段クリスマスっぽくないかな

 

 クリスマスといえば、山下達郎かな? 日本では、ラジオでも、街中でも、どこでもかかってる。

 クリスマスソング

 

  

雨は夜更けすぎに 雪へと変わるだろう

Silent night, holy night

きっと君は来ない、一人きりのクリスマスイブ

Silent night, holy night

 

心深く秘めた思い、かなえそうもない

必ず今夜なら、言えそうな気がした

Silent night, holy night

 

まだ消え残る 君への思い

夜へと降り続く

 

街角にはクリスマスツリー

金色のきらめき

 

Silent night, holy night

 

↓今年はSofitelにもクリスマスショッピングにおでかけ

日本では、ちょっとあったかいクリスマス。朝いちばんに子どもを病院に連れて行かないといけなかったのは不運だったけれど、お天気に恵まれそうで、いいかんじ。