ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

蘇州みやげ

2015年11月16日 | 蘇州2015

 

蘇州では、スターバックスで購買意欲が今年最高潮に達して散財したのだけれど、それ以外にもいろいろ買えてよかった。

友達に買ってもらったIPHONEを使い始めて1ヶ月・・・・ド派手なカバーを使ってたんだけれど、蘇州でも買ってみた。

↓夜しか開いてない、携帯カバー屋さん

↓1月の調査で使おうと思って首からかけられるタイプを購入

↓これも超かわいいのでスペアに購入

 

サムソンはお手伝いさんにあげたので、カバーを買って帰って上げる約束をしてたのだけれど、売ってない・・・・中国ではアップルか、現地で生産している携帯が主流の様子。

↓文具の買い物が止まらない・・・超かわいいペン

 


ノートとかペンとか、さらにはキーホルダーとかイヤリングとか、たくさん買い込んだのである。 

↓いろいろ買った中でも大ヒットはこの新米!!!新米というだけで超幸せ!!

古米とか売れない米ばかり食べさせられて育ったので、米に対しては超こだわりがある。思春期に米嫌いになったのは、ぜったいあの幼少期にまずい壊れてる米ばかり食べさせられていたせいだと思う。

↓予想と違ったけれど、塩味がきいてておいしかった麺

 

旅行の楽しみは食べることと飲むことだけれど、旅行先で米を買うのも大好き・・・・・本当は玄米がよかったんだけれど、こちらがおすすめということで、買ってみた。2.5 kg で40元なので、ちょっと高いけれど(1キロ400円くらいかな・・・)、中国の大地でとれたばかりの新米というだけで、わくわくするのである。蘇州滞在中、10時と3時の間食にはスターバックスでサンドイッチとかラップばかり食べてたので、カンボジアにもどったら、また米を間食にする生活にもどろう・・・

↓結局この麺は何回食べたかな・・・・肉がぷりぷりで超美味しい

蘇州には米屋がぜんぜんなくて、スーパーとかで米を探してたら、5キロで240元の米がオススメっていわれて「ちょっと・・」って断った経験も。それにしても、この中国で1キロ1000円くらいする米って、どんな味なんだろう。買ってみても良かったかな。

↓モンゴルの焼きそば、量が多すぎてちょっと残してしまった・・・

↓抜群だった羊肉、大自然の香りでいっぱい!!

おみやげでトランクはぎゅうぎゅう。数日後に行くソウルでは寒いだろうと思ってくつ下もしっかり買ったし、思わず買ってしまった卓上ライとこちらも衝動買いのバスマット・・・・中国ってものが安いのである。日本の雑貨と韓国の雑貨屋さんもあって、かわいくってほしい!!って購買意欲が爆発したのであった。

 

 


蘇州で読んだ本(日本語)

2015年11月16日 | 蘇州2015

 

蘇州では、数冊だけ日本語の本も読む時間がとれた。

↓いろいろ考えさせられた、紅衛兵を立ち上げた人の自伝

↓夏に日本で読み終えらず持参・・・中国留学のところとか面白かった

↓お店の人おすすめの辛口麺、とーってもおいしいくて体があったまった

↓戦後の日本には素晴らしい女性がたくさんいたんだな、って思う本

↓ビールのあてに水餃子を頼んだら、スープででてきちゃった

↓女性の視点でしか書かれてないのがちょっと残念な離婚問題のはなし

↓地下鉄には毎日のように乗車してお出かけ、気分転換によかった

のんびり読書を楽しめるって感じではなかったけれど、ジェンダーの本を書くためにジェンダー関係の文献を必死で読めたのはよかったのかもしれない。あと5日で書き上げないといけないテキスト、カンボジアに戻って気合いを入れ直して、がんばろう。

 

 


中国のセクハラ訴訟

2015年11月15日 | 蘇州2015

 

蘇州滞在も、「ありがたいことに」もう終わりに近づいていて(学生たちと調査の話をしたい・・・)、日本語書籍はほぼすべて寄贈したし、あとは英語の本で寄贈できるのを読み切るのみ・・・・・・

12日間の一人旅、蘇州滞在。短かっった・・・・・母親に電話してて、「今日は金曜だから夜はちょっと遊びに」って言ったら、「今日は土曜日でお父さんはさっさと散髪にいったわよ、明日は日曜で神戸マラソンよ」って言われたのである。さらに、パリでのテロをきいて、先週までパリいにた同僚とスカイプでの議論が終わらず。

それにしても、もう終わる今回の旅は、「図書館」移動の旅行だった。結局本ばかり持っての重い移動だった。

だから、本とかは処分して、帰路はしっかりおみやげでいっぱい。 あの人にこれ、あれ、って、とってもたのしい。でも最初に買ったおみやげが息子たちのパンツだったのは、一人旅だったからだろうなあ・・・・・

今回、教科書を書くための資料として持ってきていた参考文献、Women Worldwide, Reading 46: No Longer silent, (pp.388-389) に、深圳で働いていた女性、Chen Damが上司をセクハラで訴えて勝訴した事例が詳細されていた。

↓毎日買い食いにいってたモンゴル・羊肉のはいった焼きナン

中国人女性労働者のChen Dam に抱きついた上司は、5ヶ月の実刑(刑事事件として勝訴した事例、これ以降の訴訟はほぼ民事訴訟)。中国で最初にセクハラ訴訟が起こされたのは西安で、当時はまだセクハラを訴える法律がなかったため「人民の尊厳」を侵害する行為として被害者がうったえた。残念ながら、裁判所は「セクハラ行為」と「人民の尊厳」の関連性を正当とせず、訴えは却下されたそうな。

↓時代広場とやらに行ってみたが、広すぎ・・・・

 

中国では、2009年時点で7億1千100万人以上が労働していて、その半数は女性だそう。このうち、3割程度は間違いなくセクハラの被害にあっていて、過去の資料では8割の働く女性が被害にあっているという調査結果もあるそう。

↓大洋百貨店で、台湾料理にいってみたら超美味しい!!

ご飯ものも食べようと思いつつ、どうしても麺がおいいしから、麺ばかり次々食べてしまうのである。

飲み過ぎ食べ過ぎの毎日・・・ストレスだからだろうか・・・・カンボジアに戻ったらダイエットしないとまずい。

↓何食べようか迷ってたら、オススメされた辛口麺、超美味しい!

食べても食べても太らない体がほしい・・・・

 

 

 

 


科挙博物館を見学

2015年11月14日 | 蘇州2015

 

ホテルから一番近いところにある博物館、科挙で首席になったひとを祀ってる博物館に行ってみた。

誰かのお家を博物館にしたらしい・・・それにしても、誰もいないし、見学中も誰にも会わなかった。

↓科挙で国家主席をとった人たちの一覧と出生地

広大な中国で、科挙でトップになるというのはとても名誉なこと。大学時代に読まされた明朝の科挙制度のことを思い出すのである・・・・それにしても、あのころは、「なんで男性だけ?」なんて考えなかったなあ・・・

↓巨大な表彰状というのか、成績書がもらえる

↓とっても素敵なお家、この家からも首席がでたんだろうなあ・・・

↓勉強部屋?こんなところで勉強したい・・・・

↓かなり素敵で広いお家、ぐるぐるまわりながら見学

↓超笑ったのは、カンニング用のノート、こんなのではとても不足だろうなあ

中国は、文革さえなければ、もっと早いスピードで発展してたかな。そもそも、人口が多から、最優秀な人たちをとったとしても、すぐに100万人とかになるのではないだろうか・・・・カンボジアとか小国を支配しようとする、っていう国際的な批判は、決して間違ってないような気がするのである。

 

 

 


優しい蘇州の人たち

2015年11月13日 | 蘇州2015

 

1週間目に突入しつつある蘇州滞在・・・・中国語ができれば・・・・って思うんだけれど、筆談できるだけでもいいと思おう。

↓蘇州の裏通りはこんなかんじ・・・

↓蛍光ペンを買い直しにいったら、飲んでる人たちに「リーベン?」って聞かれた

 

大学の時、最初についた指導教官は中国での研究生活から戻ってきたばかりで中国かぶれしてた。ゼミは中国好きなメンバーが多かったこともあって、同級の澄川くんは中国留学したし(でも帰国したんだろうか・・・卒業式にいたっけなあ・・・)、なにせ周囲は中国研究者の卵ばかりだった。講義の後に、麻雀もよくやってたし、男子を呼びに雀荘までも走って行ってた。

↓ホテルを出ると、結婚式の撮影?をしてた

学生時代、漢文を読まされてたこともあって、わたしも中国語くらいできたらいいだろうと思って中国語を履修してみたら、最初の講義は座るところもないくらい満員の人気講座。いわゆる、グルーピーみたいなのがいて前列は陣取ってて、先生のカバンを持ってすべてのケアをする、みたいなクラス。さらに、「気功ができないと中国語はできません!」っていう中国人の教員が担当なんて知らず、いきなり教室で気功をやらされ、ちょっとちがうと思ってやめたのであった・・・でも、あの時続けてたら、(それは教員履修過程も同じ・・もったいないことした)、きっと今頃は中国語を駆使してカンボジアになんていなかったかもしれない。

↓大ヒットだった麺、ぷるぷるした肉が最高においしい!

 

↓地下鉄に乗って遊びにいってみた文化なんとか地区・・・でも何もなかった・・・

蘇州は、中国人の観光客で賑わってて、平日でも大量に観光客が歩いてる。

↓散歩したのは早朝だったので、まだがらーんとしてる

↓有名な道教のお寺だそう・・・激しい色合いの木像があった

 

それにしても、楽しすぎる蘇州滞在。中国人たちのおしゃれを見てるのも楽しいし、都会生活も楽しいし、食べ物もおいしくって食べ過ぎてるし、仕事は行き詰まってるけれど、中国滞在を満喫してるのである。

↓下校中の子供達、学校には子どもより大人のほうが数が多かった・・・

買い食いとか禁止されてるのって、日本だけなのかな?下校時間のにぎわいはほんとにすごくって、道路が閉鎖されるほどのお迎えが校門の前にあふれる。一人っ子政策だなあ・・・

 

 


息子の誕生会2015

2015年11月12日 | 蘇州2015

 

 

上の子のお誕生日はもうすぐとはもちろん知ってたんだけれど、「明日、学校で3時から誕生日会!」って連絡を受け、「なんでもいいからお菓子買って学校にいって!!」ってお手伝いさんに依頼して、午後3時にスカイプで待機していたわたし。

ごめんねーいっしょにいてあげられなくって。来週、おわびにみんなにお菓子持って行ってあげよう・・・・とっても悪いことした・・・・

でも、本来はまだ2週間先のはず??なんだけれど???

下の子も一緒にいてくれて、楽しんでるみたいで嬉しいけれど、なぜだか髪が短くなってる・・・スカイプがあるって本当に便利。

 


南京へと遠征!!

2015年11月12日 | 蘇州2015

 

 

鉄道にのって、南京へと遠征!!

鉄道といっても、300キロ近くでるので、新幹線みたいなものかな?

どうやら普通の鉄道とはちょっと違うのである。ちゃんとガイドブック読まないと・・・

 

↓蘇州駅、とってもとっても巨大

 

ホームに入る入り口と出口が完全に別々になってるのがおもしろい。ホームには、電車が近づいてきた(あるいは発車時間間近)にならないと入られないのもおもしろいかな。見送りとかできないわけである。

ものすごくながーいプラットォーム、歩かされるのであった・・・・

全席座席指定、わたしは2等車で移動。

 

中国の鉄道も地下鉄も、携帯電話で話している人がけっこういるし、映像とか音を出して見てる人もたくさんいて、お国柄だなあと思う・・・・でも、いきなり叫び出す男性にはなかなか慣れない・・毎日必ず一人は遭遇するんだけれど、あの、いきなり叫び出す人たちはなんなんだろう・・・

↓チケット、パスポートを常に携帯しないといけない

 

 

南京では、まず目指すは日本軍による大虐殺博物館。地下鉄に乗って行くと、出口からぞくぞくと人が・・・・あれれっ?て思ってると、みんな博物館へ向かって得る・・・

↓たくさんのモニュメントに迎えられて博物館の入り口へ向かう

  

素晴らしい彫刻、戦争の悲惨さというのか、日本軍がどれほど酷いことをやったのかを伝えてる。まあ、戦争なんだから仕方ないといえば仕方ないけれど、国際法違反っていうのが、はやりいかんのだろうと思う。

 おかあさん、大変・・・って後ろから見ると、

↓背中にも抱っこしてた

 DEVILに侵略されたってひたすら書いてある博物館、とにかくめちゃくちゃに混んでる。 ルーブルでもここまで混雑してないだろうというくらいの混雑。大人がほとんどだけれど、どうやら中学生ぐらいのグループも10人くらい発見。

 

中国人はやはり文字の民なので、ちゃんと説明文を読んでて、話し合って確認したりしてて、適当にみてる観光客とは違うのである。わたしも、しっかり日本語の説明を読んだのである。

 

↓日本軍が大量に死体を埋めた場所に建設された巨大な博物館

 

3月にホロコースト博物館にいって感動したけれど、南京虐殺博物館も相当素晴らしいし、内容の充実度は高い。自分の歴史にもつながるから、やはりこちらのほうが関心もあるしきてよかったと思うのである。

ただ、被害者のことを「遭難者」って書いてて、ちょっと違うだろう・・・って思った。政治的配慮? 

 

↓毎日麺ばかりだけれど、この刀削麺は抜群だった(回教の店で)

 

南京、蘇州から内陸だけあって、ちょっと寒い・・・14度くらい。 

次に目指したのは南京博物館。

↓こちらも巨大・・・・

 

なかなか素晴らしい展示品で、神戸市立博物館は負けたなと思ったのであった。

南京は、蘇州とぜんぜん違う。まず人が多い!!ぞろぞろ人がいる。南京駅で地下鉄の切符を買うのに20分も待ったのであった・・・切符販売のマシンは10台以上もあるのに、人がうじゃうじゃいるのだ。

さらに、ぞろぞろうじゃうじゃいる人たちの約3分の1くらいは、たんぼから都会に遊びに来た農民???ってかんじで、蘇州の垢抜けてお洒落な都会の若者ばかり毎日見てたので、あれれ、ここはどこ?っていきなり5年くらい前の中国にきたようなかんじ・・・・蘇州は上海と比べたら田舎だろうに、それでもかなりお洒落で、ピンクや赤を素敵に着こなす若い女性や、韓国風の若いお兄ちゃんがたくさんいて、町歩きだけでもとっても楽しい。それは、大連でも同じだったかな。かなり垢抜けたひとが多かった。

南京では、いい意味で、「やっぱり中国ってこんなかんじだよな」っていう雰囲気を体験できて、それはよかったかもしれない。

↓駅にはスターバックスがなかったので、何回かお世話になったKFCのコーヒー

 

スターバックスが20元、KFCが16元と、コーヒーはとっても高い。たいていどこでも麺は10元から15元くらいなので、コーヒーの値段は高すぎるのではないかと思う。まあ、カンボジアもそうかな、焼きそばとブラウンコーヒーの値段が同じだものなあ・・・

 

いずれにしても、南京、もう行くこともないだろうから、今回、ちょっと無理しても行って正解。鉄道にも1時間ちょっと往復で乗れたので、しっかり田舎の景色も見られて、広大な中国を満喫したのである。高速鉄道、なかなかやるなあ。中国人の機動性を一気に高めただろうと思う。インドでも導入すればいいのに。

 

↓ハルビンビール、青島ばかりだったけれど、違うのをためしてみた

 

↓つまみの麺、一皿4元・・・・安すぎる・・・・

 

蘇州の滞在、とっても楽しい!!ぜひ中国語を学びに、留学したい!!!

毛沢東主義を研究してポルポトト比較するのでもいいから、中国で学生生活してみたい!!って思うのである。わたしの教え子 達が中国留学するっていうと、うーん、って言ってたのを反省するのである(でも本一冊丸ごと暗記するクラスメートに勝てないってみんな愚痴ってたなあ・・・・)

 

 


南京へ鉄道でお出かけ

2015年11月11日 | 蘇州2015

 

仕事がまあまあ順調なので、南京へとお出かけすることに。

いや、順調という単語の定義を拡大解釈することにしたのである。

↓こもってる部屋、おしゃれな部屋なんだけれど、実は、暗い・・・・・

↓ほとんど使わなかったデスク、でも、とってもおしゃれ

歴史研究にちょとでもかかわる者として、時間がちょっとでもあれば、南京はぜひぜひ行ってみたい・・・・蘇州からすぐなのに行かないなんて、絶対後悔すると思ったのだ。蘇州の世界遺産なんてみなくていいから、南京にはいかねば!!

↓蘇州駅に鉄道のチケットを買いに出かける、無駄に広いなあ・・・

 

ところが、中国は広いので日本で何冊かガイドブックを買ってたのだけれど、南京のは中国に持ってきてなかった・・・・とほほ・・・

 そこで、ネットで情報収集。目指すのは虐殺博物館だけなのだけれど、博物館で探したら・・

↓こんなのも見つけた、南京博物館のサイト、中国語は超充実

http://www.njmuseum.com/html/default.html

↓毎日麺ばかり食べ歩き、これはsoupが抜群においしかった

1ヶ月くらいいても、飽きないという確信すら得つつある、蘇州滞在。ジェンダーと教育の章で悪戦苦闘しつつ、がんばってまとめよう・・・

 

 

 


ジェンダー学のテキストと格闘:静かな宿で

2015年11月10日 | 蘇州2015

 

宿とその周辺を散歩するだけの滞在・・・ちょっとは世界遺産でも見に行かねばと思うのだけれど。

教科書を書かないといけないっていうプレッシャーは、思っていたよりも重くて、自分が書く教科書を何千人の学生がこれから使うかもしれないと思うと、気合が入るのと同時に、「誰かやってくれ!!」って思うのである。日本以上にセンサーシップが強いカンボジアの国立大学で、そもそも、わたしの教科書が使用できるのかしら?一番問題になるのは、セクシャリティのセッションなのである。自分の講義のように好き勝手にはとてもできない・・・・・

↓部屋での仕事用に購入、カバーつきのマグ

ちょこちょこって読んでる仕事と関係のない中国の本では、「お前は頑張ればできる子なのだから、死にもの狂いでがんばりなさい」って母親に励まされる小さい息子(戦争直後の中国の話)がでてきて、母として、息子を励ますにはほめるしかない!って反省するのである。わたしはどうやら「父親」タイプで、「行きたくなら、学校には行かなくていいし、家で家事とかやっていいよ」ってすぐに言ってしまうのである。子どもなりに悩みがいろいろあって、学校に行きたくない時もあるんだけれど、それを日本語で伝えられないんだろうな・・・だから行かなくていいよって言いたいんだけれど。むつかしいなあ、息子には料理人になってもらいたいけれど、大学は世界の最高峰をでてもらいたいのだ。ハーバードとかケンブリッジを出て料理人になるって、とってもかっこいいとおもうんだけれど?いや、息子を送る前に、自分が行きたい。どこに投資するか、って問題だな。

↓宿にあるレストラン、結婚式とか会議のみの使用

↓部屋へ通じる小道

↓街を歩いてて発見、文物?文化保存指定?

 

蘇州で書いてるこの悩み多き本、ジェンダー学のテキストは、以下の構成になってて、各章5ページくらいでまとめてほしいという依頼・・でも、書き出すと、自分の講義で話していることをまとめたいし、重要なことはちゃんとコラムにして記述したいし、って次々欲張りになっていくのである・・・どの章も自分にとってはこれまでやってきたことを文字にして、講義をやってるみたいにまとめるってかんじで、誰かとなりに座ってタイプしてほしいと思うくらい。ただ、唯一とっても難しいと想定するのは、「男子と男性に対する暴力」のセッションかな。これはまともに90分講義をしたことがないのに、友達の要求に負けて(というか納得させられて)、国立大学のシラバスに無理やり盛り込んだのである。かなり画期的だと思うし、王立大学の先生には教えられないんじゃないかと想像するのだが・・・

 

Week

Topic

1

Introduction to the course, Gender concept and CEDAW

2

Brief history of feminism and activism in Asia

3

Intersectionality and patriarchy

4

Genders and Sexualities

5

Gender mainstreaming for sustainable development

6

Gender situation in Cambodia

7

Reproductive and sexual health

8

Women’s economic empowerment

9

Women in decision making

10

Gender gap in education

11

Gender based violence as a continuum of gender inequality

12

Masculinities and violence against boys and men

13

Gender based violence: Domestic violence and rape

14

Gender based violence: Human trafficking for sexual exploitation

15

Wrap up

 


早朝の団欒場

2015年11月09日 | 蘇州2015

 

カンボジアにもある、朝になると老人が集まってくる安食堂。そういう店があるらしいので、散歩がてらに行ってみた。涼しい気候のせいもあって、すっかり寝坊したので、店についたのは7時半ごろ・・・・すでにかなり混雑してた。

↓ぞろぞろ人がはいっていくので、すぐわかる店

まずは食券を買って、そのあとラーメンをとりにいくシステムらしい。

↓白湯と紅湯で受取カウンターがわかれてる

鍋をもってきて、二人分買って帰った老人もいたのである・・・きっと妻がまってるんだろうな。

↓中国語ばかりなのでわからないんだけれど、セットにするとこういうのもついてくるのかもしれない

↓苦労して注文した麺、揚げ肉に最初はがっかりしたけれど、超美味しい!!

要は、麺と、麺の付け合わせを注文するというシステムで、そんなのわかんない・・・・わたしは紅面と五香肉拝だかを頼んでみた。セットで19元、400円くらいかな。

この店は、圧倒的に男性の一人客が多くて、女性のグループが多かった店(といっても高齢者ばかり・・・・)。ちょうど、マスキュリニティについて書いていたところで、周囲の男性の顔をちらちら見ながら、マスキュリニティについて考察・・・・それにしても、今回は多分同僚に翻訳を頼むので、わたしが主張していることを理解してもらえるように書かないとダメだっていうプレッシャーがあって、なかなかむつかしいのであるが、勉強になるプロセスと理解したほうがいいかもしれない。

 

As Connel points out in “Masculinities” (2000), not all men benefit from the institutions of patriarchy and that some forms of masculinity are culturally elevated above others in certain times and places (for details, see Reference, Cleaver, John, Men and Masculinities, pp. 1-27). What Connel names as “hegemonic masculinity”, meaning what ‘real men’ should be like, greatly influence mindsets of boys and men and that contributes to shape gender relationship. Also, what is called “harmful masculinities” can negatively influence gender relationship. Rigid and strong ideas about ‘real men’ or how men should act and behave can establish unequal power relationship between men and women. For example, the pressure over boys and men to be ‘real men’ can lead to those who ‘fail’ to conform such hegemonic masculinity to use violence against women as a manifestation of such masculinity, or to depend on substance abuse, or to isolate themselves in family. 

 

自分が二人の息子の母だからだろうけれど、マスキュリニティについては特に関心がある。中国でみるへにゃへにゃの若い父親たち(娘に甘えまくってる)を横目に、文革を生き抜いた老人たちも観察しながら、マスキュリニティを考えるのである。