ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

韓国の結婚について

2015年03月31日 | 日本滞在

 

 

↓夜中のフライトを乗り継いで日本へ

韓国の英語新聞では、韓国で結婚のあり方が変わってきていることについて紹介。

30代の男性の半数以上が独身だそうで、初婚の高齢化がすすんでいるそう。

結婚式に、平均1000万円かけてるそうで、それも大きな障害になってるそうな。日本とも似たような状況かな。でも、結婚について、数ページさいて特集を組んでいて、関心が高いのか、社会問題になってるのか、少子化にもつながらジェンダー問題だなあ。

 

 

 

 

 


日本へ移動

2015年03月30日 | 日本滞在

 

賑やかな家族からはなれて、ちょっと静かな高齢者社会へ・・・

↓夜のフライトはちょっと大変

フライトでは、合計95名で韓国に出稼ぎにいくカンボジアの団体と一緒。

たまた通路を挟んでとなりになった男性と話してたら、彼は5人兄弟で、妹はすでに韓国人と結婚して韓国籍になっていて、子どもが二人いる。「妹さんは、どうして韓国人と結婚したの?」ってきいたら、「田舎の生活で貧しかったし・・・仲介人がきてくれて・・・」っていう、日本では結婚とは本来関係ないはずの貧困問題がでてきて、カンボジアの現状を改めて感じるのである。ちなみに、男兄弟4人のうちすでに3人は韓国に出稼ぎにいっていて、本人で4人目、両親からすると、子ども5人全員がすでに韓国に行ってしまってる家族なのである。

移動していると、いろんな人二出会うなあ。

 

 

 

 

 

 


日本で母親業と仕事の両立

2015年03月29日 | 日本滞在

 

 

今日から、3週間ほど日本。両親の都合で、移動の日を往路も復路も変えたのであった・・・

↓お嬢さんたちとしばらくお別れ、息子たちのすさまじい喧嘩にどう対応しよう?

数日前、白浜にいるまだ若い叔父が、脳梗塞でたおれたそう。意識はあるけれど、自分で物を食べるのは不可能になっていて、移動もできるかわからない、話せるようになるかもわからないそう。

↓ひらがな練習中の子ども、書くのはまだ完璧とはいえない・・・

偶然、同じ日、プノンペンのマッサージでお世話になってた女性が(彼女は20歳で3年生までしか学校に行けなかった極貧家庭の子)、45歳のお母さんが脳梗塞で倒れて意識不明のまま一週間入院してるっていう話を聞いたところだったので、ダブルで大ショック。

↓大ヒットだったサラダ、お手伝いさんは実は料理が上手

ちなみに、倒れた叔父は、昨年家族経営の会社が破綻したところで、家をとられるんじゃないかっていう不安のなかで、子供達や孫とかを守っていくっている重責をおっていたのだ。うちの親族では、破産した共同責任をとるのは初めての事例で、自分の責任ではないとはいっても、衝撃的で、わたしもパリにいた時だったんだけれど、ルーブル美術館のスターバックスとかいろんな場所から日本と連絡を何度もとって、叔父の家族が大丈夫か確認していたのだ。そういえば、時差があったので、宿泊先からうまく電話できなかったのだ。

↓帰国直前、大好きなパッタイを食べにバイトンへ

↓仲良し友達はホーチミインで2週間入院して退院してて、食べれるのはこんなもの・・・

健康って重要・・・わたしもいろいろあるけれど、まあ悲惨なほどには不健康ではないので、いいとしようか。糖尿病の専門家から話をきいたら、栄養失調が原因っていうことも糖尿病の大きな課題だそうで、カンボジア人口の1割が糖尿病ってきくと、びっくりなのである。まあ、周辺にもいろいろいるけれど。

↓学期末なので、学生たちと、炭火へと打ち上げにお出かけ

今学期は5クラス担当。どのクラスも、個性的な学生がいて、特に男子学生はいろいろとSMSでコンタクトとってきて大変なんだけれど、息子みたいなものなので、とってもかわいいのである。

↓いろいろみつくろってくれて、楽しい宴会に

日本に戻っても、いろいろと引き続き連絡をとることがありすぎて、休暇なんだか・・・さらに主婦業をやらなきゃいけないので、ダブルの責務・・日本滞在はぜんぜん休暇じゃないのだ。

↓大学の講義に来るのが大好きな子ども、一人で買い物も行ける!!

でも、叔父のこともあって、改めて、今年は自分の好きな調査に没頭しようと決めた。

↓子どもと夜遊び、二人ではしごして飲んでるのである

身近で、あまりにも介護の話が多すぎて、特に今回の元気でかっこよかった叔父が介護必要な人になってしまったっていうのは悲しい・・・・幼い孫も何人もいるし、まだまだ人生楽しむべき世代なのに、リハビリにまだかかれないそうなんだけれど、早くリハビリして回復してほしいなあ。

↓4人でABCの歌の練習

 

日本では、桜の季節だから、楽しんでくださいってメールをたくさんもらって、明日からさっそく桜めぐりが楽しみ!ワシントンでも、もうすぐ桜かな。つい2週間前のことなのに、ずーっと前のことみたい・・・・・

 

 

 

 

 

 


人身取引調査のための研修

2015年03月28日 | カンボジアのジェンダー規範

 

 

5月にシンガポールの大学生達といっしょに人身取引の調査をするので、2日間の研修実施中。

5つも同時並行で調査するので、教員は3人体制にしたんだけれれど、それでも不足・・・・

わたしの学生は7名リクルートして、そのうち一人はプロのモデル。

↓優秀かつ美人の学生

↓今日販売された雑誌をもってきてくれた

学部の1年生も一人いれて、あとは4年生ばかりで構成したわたしのチーム。元学生で今教員になってる人材も確保。

↓久しぶりに子どもとブラウン、日本まであと1日

ばたばたばた・・・・1時間刻みでスケジュールをこなして、あとちょっとで休暇!!!でも仕事はぜんぜんおっついてないのである。

 

 

 


父親から殺されそうな娘?

2015年03月27日 | カンボジアで感じたこと

 

カンボジアのラジオで人生相談をやっている番組では、多数のジェンダー問題が取り上げられてる。バイク事故で流産したから慰謝料を要求したい相談とか、家庭内暴力の結果離婚となった場合の慰謝料相談とか、人生相談っていうよりも法律相談じゃないかと思ったりする。土地問題も多くて、カンボジアの社会状況を反映しているなと思ったり。

↓暑いので裸・・・・?

その相談の中でも、まだあるの?って驚いたのは、強制結婚から逃げ出したら、お姉さんが代理で結婚させられてしまって、逃げた本人は実の父親から殺されそうになっているという事案。

相談してきた女性は、まだ10代後半で、母親が勝手に決めた結婚から逃げ出したくて、3月10日に結婚式があったのだけれど、近所の人や親族に手伝ってもらって、周到に準備して結婚式の数日前に自宅から逃げ出した。本人には彼氏がいて、彼のことが好きだから、結婚したくなかったから断ったのに、母親の決定で無理やり設定されたそう。無事逃げたのはよかったんだけれど、結婚式を取りやめるわけにはいかないから、自分の姉が結婚させられたそう。

ここまででもかなりびっくりなんだけれど、続きがあって、現在父親が本人を探していて、捕まえて殺すか、殺せなくても殴り倒して警察に引き渡して刑務所にいれてほしいって親族に依頼しているということ。本人が逃げるのを手伝った叔母が、怒り狂っている父親から依頼を受けて、本人にまだ当分隠れているように指示したそう。

で、相談は、「わたしはどうすればいいの?」

 

相談にのってるラッキーさんは、本人の対応より、「親としてあるべき姿」を仏教の教えを使ってえんえんと説明してた・・・・

朝4時頃からやってるFM107での人生相談。なかなかおもしろくって、相談内容をまとめるだけでも、現在カンボジア事情とかいって本にできそうなかんじかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


プノンペンの生活

2015年03月26日 | カンボジアの母子保健

 

 

長い海外生活を終えて、やっと無事プノンペンに戻ってきたわたし・・・3月はほとんど自宅にいなかったのである。

4月もほとんどいないし、なんだか家賃もったいないあなあ?

↓バンコクでゲットした車とヘリコプターセットがお気に入り

↓弟のほうは絵本大好き、一人でも読んでる

上の子が学校が休みで、午前も午後も大学にいって教室で勉強したり、学生たちにいろいろあそんでもらってた・・・この辺、カンボジアでの子育てはいいなあ、って改めて思うのである。

 

 

 

 


お寺に行くはずが・・・・?

2015年03月25日 | バンコク滞在

 

 

「お寺に、ボートにのっていくらしいから、一緒に行く?」って誘われたので、ミャンマーとベトナムの参加者と、タイからの参加者に連れられて、お寺へ行くことに。

でも途中で、「お寺はしまってるから、ショッピングセンターに行く」ってことが判明して、ええ??

↓ボートに乗れるだけでもいいかな?

どうやら、そもそも、ショッピングセンターに行く予定だった様子で、「お寺に行きたい」という希望的観測が「お寺にいく」ってなってた様子・・・・

ホテルから歩いてすぐのところが船着場。

↓ショッピングセンター直行の無料ボート

↓第二次世界大戦中は日本の補給基地だったろころを再開発

↓神戸にいるみたい、とってもおしゃれ

↓タイとは思えない・・・スタイリッシュなお店ばかり

↓超おなかがすいたので、ケバブを食べてみることに

↓味はまあまあかな・・・でも完食としてはばっちり

↓マレーシアのノラと撮影、参加者は大撮影会開催

 

あっという間のバンコク滞在。ジェンダー関係の大学教員や研究者と議論できて、とっても楽しかった。3月は、自分の成長につながる会議に連続して参加できて、とっても充実してたかな。

 

カンボジアに戻って3日間ほど滞在。その間に、今学期の講義を終えて成績をつけて、5月に実施する調査の研究の研修を実施して、できればヘアカットとネイルケアにも行って、なんだかばたばたと日本に移動することになりそう。

 

 


今日ショックだったことは李光耀がなくなったこと

2015年03月24日 | バンコク滞在

 

朝、超二日酔いで起きて、新聞を手に取ったら、リークアンユーがなくなった記事がBangkok Postの一面に。そういえば、彼の自伝は弁護士から政治家に転職するところらへんまでしか読んでなかった・・・・って思い出して、帰国したらぜひ読もうと思ったのである。初めてシンガポールに行ったのは1987年で、当時はまだ彼が首相で、罰金をいろいろ導入し始めた頃だったと思うのだけれど、シンガポールがめきめき発展していた頃だった。人権の取り扱いには問題はあったけれど、偉大な指導者だったことは間違いない。

タイでは、先週まで開催されていた国連の女性の地位向上委員会会合についてのセッションが続く・・・・

 

↓元CEDAW委員会メンバーが北京プラス20について講義

 

フィリピンから選出されたCEDAW委員会の元メンバー、Aurora さん、お嬢さんが東京で仕事しているそうで、つい最近日本に行ったそう。「日本では、女性が子供をどこにでも連れて行っていて、チャイルドケアの制度がととのっていないのを目にした。子供をだっこしているのは女性ばかり。スェーデンで男性も子育てやってるのとは対照的だった。日本でもまだそんな状況だ」みたいなことを、女性と男性の給与格差の話の事例でだしてて、ほんとにその通りだよなあ・・って思ったのである。

↓ASEANの大学でどういう連携ができるか協議中

 

「学会みたいなのは?」って提案したら、同じ意見の人がたくさんいて、Platform っていう用語を使うことにして、大学の研究者が毎年集まるような場とか、共同研究をする機会をつくったりできないかっていう話になったのであった。まとまるのかな、まとまるといいな。

わたしは自分の調査を紹介して、みんなが関心を持ってくれてたくさん質問がでたので、うれしかったのである。「どうやってLGBTを探したのか」っていう質問から、「どんな苦労があったか」とか、「年配のLBGTって、スティグマをかかえて生きてるのか」、「倫理的な許可を取るプロセスはどうなってるのか」などなど、まあいろいろ質問がでたのである。

今回の成果はいろいろあるけれど、LBGT調査の支援をしてくれそうな事業の主催者と出会えて、彼がゲイの活動家だったこともあって調査のグラントを得らるかもしれないのでちょっとうれしいのである。でも、大勢の研究者が応募するから、ゲットできるかなあ。

↓うちの大学からの参加者は4名

↓4年前に同じホテルに泊まった時は息子も一緒だった

久しぶりに再会したマレーシアの人権委員会の女性は「移民労働者の子どもたちが警察で拘束されている事案が大量にあって、子どもたちを保護するために仕事でとびまわってて、あまり家にいないの。家にいるときは、6歳の娘に勉強を教えたいんだけれど、娘がすぐに泣き出しちゃって、私も泣き出しちゃって、とても教えられないの〜」っていってて、働く母は大変だなあって共感。以前マレーシアの事務所にお邪魔したことがあって、また次回は6月にクアラルンプールなので、子供をつれて遊びに行く約束をしたのである。でも彼女がいるかな?

バンコクでは、豪雨がふって、ホテルの前の道が洪水・・・車が半分くらい水につかってて、バンコクでもまだこの程度のインフラか、って思ったのである。

 

 

 

 

 


ASEAN諸国の研究者間での情報交換

2015年03月23日 | バンコク滞在

 

 

今回の会議は、ASEANの大学が集まって、ジェンダー学の情報交換とか、研究調査の共有とか。

↓50名くらい参加、アフガンからも参加

2010年に一緒にセミナーに参加した時のファシリテーターをしてた南アの教授が昨年亡くなったと聞いて、大ショック。とても穏やかでユーモアのある人だったのに・・・・・

↓小さいグループに分かれての情報共有 

会議のあと、夕食までの間の時間を利用してエンポリムの本屋に行ってみた。3時間の隙間時間、交通渋滞がひどいからタクシーは危険だそうで、スカイトレインまで歩いて行って、ばたばた移動するのである。

↓エンポリウム、すでに改装工事はおわったようにみえるのだが・・・

ところが、KINOKUNIYAはエンポリウムの向かいに建設中のビルに移転するそうで、閉まってたのである。3月20日が最終日で、27日から再オープンとのことで、ほんとに運悪く、移転中に訪問してしまったのであった。

ま、仕方ないか・・・・・次回バンコクに来れるのはいつだろう?

 

 

 


バンコク・パラゴンのフードコート

2015年03月22日 | バンコク滞在

 

バンコクへは午前のフライトだったので、空港に向かう途中で、みんなで朝食。

↓子どもたちはみんなクイティエウ、肉たっぷり

また車の調子がおかしくなってて、修理に出さないと・・・ってことになったのである。古い車、鞭打って頑張ってもらってるけれど、いつまでもつかなあ。

↓ママニエンの朝食

本当は、上の子も一緒にタイに行く予定にしていたんだけれど、結局取り消して一人で行くことにしたわたし。ちょうど学期末で、最後の3日間も学校を休ませちゃうのは、ちょっとよくないかなと思ったのだ。子供達とは、できるだけ一緒にいろいろ行きたいんだけれど、下の子をお嬢さんたちと一人でおいておくのもかわいそうだし・・・・・実際、空港で別れる時は、上の子はばいばいーって元気だったんだけれど(NYに行く時は泣き叫んで吐いてた)、下の子は泣きわめいたのである。

↓わたしはモツのクイティエウ、こちらも肉たっぷり

上の子は、「オレンジ色のヘリコプター買ってきて!」って言ってて、AirForce1をプールで無くして怒鳴られていたことなどすっかり忘れてるのであった・・・・それにしても、オレンジ色のヘリコプターなんて売ってるかな?

↓いつの間にかおはしを使ってる下の子・・・・成長早い!!

↓パパパラの朝食、元気がでそうなかんじ

朝食を取って行ったのに、空港ではお腹が空いちゃった私・・・・食べるとまた太るし、とおもって、スムージーでしのぐことに。なんでこんなにおなかが空くんだろう。

↓JFKでは羊たちの冒険、今度はねじまき鳥を再読中

バンコクに無事到着して、荷物はホテルのリムジンにあずけて先にホテル送りして、わたしは身軽になって電車で市内へ向かう。荷物があると、とても電車で移動できないので、今回はあずけることができて、気楽に電車にのれてラッキー。

↓いつまでたってもきれいな駅

どこに行こうか迷ったんだけれど、お腹が空いてたので、歩かなくてすぐに食べるところがありそうなパラゴンに行くことに。伊勢丹はスカイトレインからちょっと歩くし、エンポリウムに行くなららーめん亭に行きたいからやっぱり歩くし、などなど、いろいろと検討したのである。今回は4日間の滞在と短いので、最大限自由時間を活用しないと、本屋巡りとかエステとかマッサージにいく時間がなくなっちゃうのだ。さらにウエルカムディナーとか、やらなくていいことを主催者がやってくれるから、夜に出かける機会が一晩減っちゃって、なんとも残念なのである。

↓フードコートは大混雑、ここは、多分初めてかな?

フードコートでは、何を食べようかさんざん迷った挙句、焼きそばを頼んでみた。いろいろありすぎて、どれにするか、相当迷ったのだ・・・・安いし種類も多いし、この辺はやはりカンボジアがとてもタイに勝てない競争力の強さだなあ。

↓90バーツ、超おいしくって大満足

パラゴンで、次に目指すはKINOKUNIYA。数日後には日本で母親業に専念することになるので、いまのうちに自由のみを楽しんでおかないと!!特に本屋は、一人でないと買い物もできないので、じーっくりと本をみて楽しみたいのだ。

↓発売されたばかりみたい、The Strange Library by 村上春樹。内装がとてもおしゃれ

パラゴンのKINOKUNIYAで、あれれ・・・おかしいな、って思ったのは、タイの本のコーナーがない??

タイではLady Boy とかいわれる、トランスの人たちの本をちょっと買いたいなって思ってたんだけれど、置いてない?周辺国の書籍は山ほどあるのに、おかしいなあ。まあ、いいか、エンポリウムで探そうってあきらめるのである。

↓今回は、以前子供と一緒に滞在したシーロムのHoliday Inn

Holiday Inn、先週末にワシントンでとまったばかりだけれど、部屋がとっても広いのがいい。なぜだか分かんないけれど、クラブラウンジにしてくれたからかな?アメニティもおしゃれだし、快適な滞在ができそうで嬉しいのである。

ちょっと仕事もしないといけないしな・・・・でも本を大量に持ってきちゃったので、広い部屋で読書を楽しもう。