両親は、父が4人兄弟で母が5人兄弟。この人数に加えて、それぞれ、小さいときに亡くなった兄弟がいるので、わたしの祖母は二人とも多産だったのだ。まあ、田舎の貧しい農家だったので、働き手として子どもが必要だったってことが大きな理由みたいだけれど、それにしても想像を絶する賑やかな家庭だったのではないかと思う。カンボジアの農村の生活を理解するのに、両親の子どもの頃の話を聞いたらいろんな謎が解ける気がするので、貧しい農村って共通事項がいろいろあるのだなあと思うのだ。
↓今年も厄神さんへとお参り
一人っ子のわたしから見ると、兄弟姉妹が多い家族だと、縦の関係の中でいろんなドラマがあるだけでなくて、それぞれの子どもにもドラマがあるから面白い・・・・。今回帰国して発生していた新しいドラマは、またしても、いとこが離婚したこと。母親方では、5人兄弟姉妹のうちすでに3家庭から離婚者がでていて、あと2家庭はまだ誰も結婚してないから離婚できないだけなのではないかと思ってしまうのである。
↓新年早々、THOMASで遊ぶ子ども
離婚したいとこは、まあいろいろあって、夫が幼い子ども二人を置いたまま家を出て行ったらしい。夫婦のことは夫婦にしかわからないけれど、子どもが二人もいて離婚するのは相当大変だっただろうなあと思うのである。久しぶりに会ったいとこは、別人のようにやせて美人になってて、苦労をつうじてずいぶん成長したんだろうなあと思うのである。
↓初詣のあとは、焼きそばとお好み焼きを食べに
まだ20代でシングルマザーになったいとこ。封建的かつ家父長制にどっぷりひたっている親戚の叔母たちと会うたびに、シングルマザーであることでいろいろ説教される目にあっているわたし、いとこにひとりシングルマザーが増えたので、もっとシングルマザーへの理解を深めてもらおうと思うのである。
↓一人でのんびりSTARBACKSで休憩、シングルマザーも悪くないのである
ただ、ラッキーなことに、わたしの従妹たちは、しっかりしている自立した女性が多いので、叔母たちのいろんな攻撃も、防衛網がかかっていて、それはなかなか頼もしいのである。