カンボジアで15年も生活していると言うと、「なぜカンボジアなのですか」という質問をよく受けるのだけれど、適当にごまかして適当にしか回答しかしないわたし。
本当のところは、別にカンボジアを選んだわけではなくって、まだセーラー服を着ていたころ、高校側のミスでタイに交換留学に行くことになったことがきっかけなのだ・・・・
↓シンハービールで乾杯☆ ビール好きそうだなあ
高校の時、奨学金をもらってオーストラリアに短期交換留学で行こうと思って申請していたのだけれど、学校側のミスで面接試験を受けられなかったわたし。申請書を出せば、まず合格だといわれていたのだけれど・・・・・
面接の日が過ぎてしまった日曜(面接は土曜だったのだ)、学年主任から家に電話があって(あだ名はヨーダ)、「校長が話したいと言ってるので、ご自宅に伺いたい」と言われ、超あわてた母親といっしょに校長室に行ったところ・・・・
「大変申し訳ない、学校側のミスで申請書が提出されてなかったせいでオーストラリアに行けないことになったが、代わりにタイに交換留学に行かないか」
と言われたのだ。
タイなんてどこにあるか知らなかったし、東南アジアは汚いってイメージがあったので、すすんで行きたかったわけでもないのだけれど・・・・・偉い人だと思っていた校長の薦めがあったので、なんとなくタイへの交換留学事業に参加することになったわたし。まだタイが発展途上国で、タイに行く観光客もほとんどいなかった頃。一緒にいった人たちは、水も持参したのだものなあ。
その時にホームステイした家族や、その時出会った人たちにとてもよくしてもらったので、とっても感激して、将来タイの研究をしようと思ったのであった。結局、タイの研究者はたくさんいるからやめたほうがいいと大学の指導教官に言われ、カンボジアに変更することになったのだけれど・・・・なんともいい加減なわたしの進路決定。
↓その時のホストファミリーのお兄さん
ピーチャイ(お世話になったお兄さん↑)とは、10年ぶりくらいの再会。タイに来ることは時々あったのだけれど、たいてい超短期間の滞在だったので、会う機会をのがしていたのだ。今回は、1週間もいるので、せっかくだしってことで連絡したのである。
自分の人生なんて、まあ、不確定要素で決められていくのだなあ・・・・・でも、まあ、気にいってるし、楽しんでいるからいか☆