ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

女性を保護するシェルター

2013年10月31日 | 女性の自立

 

暴力の被害にあった女性を保護する団体の評価の仕事の真っ最中。

事務所に行くと、またしても、シェルターで女性たちが研修中の試作品パンとクッキーを出してくれるのである。

↓相当出来のいいおいしいパン、ぺろりと2つとも食べちゃった

現在評価している団体は、年間1000人以上の女性を保護している、実績もある巨大な団体。

1000件事案があれば、どの事案もほんとにいろいろな問題があって、なんとも大変なのである。団体に被害者が送られてくるってことは、相当ひどい事案である場合が多いので、取り扱っているのは氷山の一角だなあとも思うのである。

団体の職員も、暴力をふるってる夫や、人身売買をしている組織的犯罪から脅迫を受けたり、なんとも大変。暴力の予防とかマネジメントの話だけでなくって、いろんな事案の話を聞いてるだけでも、団体の職員の人たちがとても大変な仕事をしていることが改めてわかって、なんとも尊敬するのである。

 

 

 

 


マレーシアへ小旅行

2013年10月30日 | カンボジアの外で感じたこと

 

長い週末を利用して、子どもたちとクアラルンプールへの小旅行。

↓1時間半のフライト、あっという間。今回は辛い食事にもチャレンジ

↓Tradersの24階の部屋でTwinTowerを楽しむ☆

前回来たのは6月なのだけれど、ちょっと違ってたのは、KLLCの公園が工事中だったこと。

↓モスクの周辺が、なにやら工事してて、ジョギングコースがちょっと変わってる

部屋から隣に見えた高い建物が、ハイヤットホテルだったことも判明。KLLCのまわりは、ホテルやアパート建設の勢いが留まるところを知らない・・・・・

今回は、週末を含む滞在だったので、KLLCの公園で子どもたちがローカルの子どもたちとさんざん遊びつくし。

↓すぐにいろんな子と友達になってる上の子、すぐ姿を消しちゃう

カンボジアにいると、家のお嬢さんたちとけんかが絶えない子ども。でも、KLの公園では、けんかなんてしないで、譲り合って仲良く遊んでたのである。

↓プールでも、いろんな子と遊んでもらう上の子。下の子はみてるだけ

↓毎朝、卵とそばをたらふく食べる子ども

↓このベビーカーはほんとに便利、どこに行くにも重宝

↓インド料理?のパンがお気に入りになった下の子

↓ホテルのプールは、相変わらず冷たい・・・・負けずに楽しむ☆

マレーシアの国内旅行でKLに遊びに来てる家族連れと仲良くなった子ども、4人の子連れのお父さんにいっしょに遊んでもらって幸せ。

↓ふたりでぐっすり、最後に空港でコーヒーを楽しめたのである

KLは、フライトですぐだから、気分転換に行きやすい都市。Tradersにいればホテルにずっといても、伊勢丹やパビリオンにまで買い物にいってもすぐだし、とっても便利なのだ。

母は、大量に本を買って、大満足。真面目に大学の講義をしようとすると、どんどん本が必要になって、ついつい、いろいろと買ってしまったのである。これから勉強しないと。

 

 

 

 

 


カンボジアから逃げ出したくなる時・・・・・

2013年10月25日 | カンボジアで感じたこと

 

カンボジアにいると、どこに行っても知り合いがいて、プライバシーがないなあと思わされることが多々ある。どの銀行に行っても元学生がいるのもいやなんだけれど、それ以外にも、いろいろプライバシーの問題はある。

下の子をつれてBaby Classに行ってたら、見たことない(とこっちは思った)白人の女性が近寄ってきて、「久しぶり~2番目のお子さんねえ、なんて名前?上のお子さんも元気?」などなど親しげに話しかけられてきたわたし。

「この人、誰だったっけ・・・・今日、この人は子どもを連れてきてお教室に来ているんだろうか・・・・(メイドさんが子どもを抱いていて離れたところにいたたのでわからなかった)」などなど必死で考えていると、「そういえば、この前コンサルタントのインタビューに来なかったそうねえ、国連の人たち、電話で連絡とろうとして必死だったのに、残念がってたわよ」などと超プライベートなことを言われたのである。なんでそんなこと知ってるの?誰だこの人???

↓子どもにあまり自由を与えないトップダウン型の教育なので、もう行かない・・・・

結局、その女性がだれであるか、そのあとの会話を通じて必死の努力でなんとなくわかったのだけれど、相手のことを知らないのに知ってるふりして会話するのはむつかしい・・・・・

こういうことがあると、カンボジアから逃げたくなるのである。

 

 


子どもの成長と病気

2013年10月24日 | カンボジアの母子保健

 

 

子どもは、大人のマネをするのが好き。

↓掃除大好き、部屋中全部しないと気が済まないのである

↓下の子は、立ちたくって立ちたくって仕方ないかんじ

病気になると、やっぱり不安なプノンペン生活。上の子は、夜中に咳こんで吐くっていうのをかなり長い間繰り返していて、ちょっとよくなったかなと思うとまたぶり返し・・・・親子ともに寝られない生活が続いたので、予防接種でお世話になってるカンボジアの小児病院に行ったのだけれど、全く効果なし、どうやら関係ない薬を処方されたらしい・・・・・

で、結局お世話になったのがケンクリニック。さすが、ぴたんと適切な薬を処方してくれて、とりあえず様子がおちついたのである。

↓下の子、てるときは天使~☆

↓みなんでアイスクリームが日課

上の子は、痛いとかかゆいとか言えるかららくになってきたけれど、下の子はまだ何も言えないので、病気になったらかわいそう・・・・・健康が一番だよなあ、やっぱり。

 

 

 

 


日本風の居酒屋さん

2013年10月23日 | カンボジアの生活

 

 とっても流行っているという時代屋さんという居酒屋にお出かけ。

↓入口ではとっても元気がいいスタッフが迎えてくれる

お天気があまりよくなかったからか、それほどいっぱいではない店内。欧米人がかなりはいってるのにびっくり。

↓ビールのつまみに注文してみた、豆腐サラダ、とってもおいしい豆腐 

焼き物と、揚げ物があって、とり肉と野菜とかがいろいろ選べる。一本ずつ頼めるので、好きなものを注文できて便利かも。値段も激安。

↓焼き物をいろいろと頼んでみる、たっぷりのってる鰹節がうれしい

名物のどて焼きもあるはずだったんだけれど、なんでもソースがシエムリアップの税関で止まってるらしくて、残念ながら食べられず・・・・スタッフはかなりいるんだけれど、だれもお客さんのほうをみないで接客してるので、なかなかオーダーが頼めなかったので、今後もうちょっとスタッフ指導してもらえると助かるかな。ま、激安の店なので、サービスなんて期待しないほうがいいのかもしれない。

久しぶりに子どもたちを置いて、気の置けないお友達と飲みながらおしゃべりできたので、うれしかったのである。

 

 

 

 


カンボジアのお菓子

2013年10月22日 | カンボジアの生活

 

大学の周りを歩いていると、いろんな物売りの人に出会う。

↓おかゆを売ってたので、モツばっかり入れてもらって買ってみる

いつも15分前には大学に入るのだけれど、今は高校のキャンパスを使っての講義なので、高等部の学生が朝礼をしている風景にも遭遇する。

↓英語教育のはずなんだけれど、朝礼はなぜかクメール語

↓車を止める場所がなくって遠くに停車すると、お菓子を売ってるのに遭遇

↓珍しいので、スタッフへの差し入れに買ってみる

消費活動が激しいかな・・・・と思いつつ、一生懸命に販売している人たちを見ると、つい応援したくなっちゃうのである。雨の中でも暑い中でも、屋台で移動しながら食べ物を販売しているひとは尊敬に値する。交通事故にあわないといいんだけれどな、って思うのである。

 

 

 

 

 


女性のエンパワーメント:パン作り

2013年10月21日 | 女性の自立

 

毎日子どもと遊んでるわけでもいかないので、仕事をとってきたわたし。

今回、事業の評価をさせてもらう団体は、暴力の被害にあった女性たちを保護するシェルターを運営している。そのシェルターを、韓国政府が支援していて、巨額の予算を投入して、女性たちにパン作りを教える研修を実施中。なんだかおもしろい視点なんだけれど、代表に話を聞いてみると、みんな楽しんでるらしくて、好評な研修なのだそう。

↓代表が出してくれた、試作品のパン

実はこの団体が運営するシェルターには、以前有名ホテルでシェフとして働いていた女性もいて、彼女が張り切ってシェルターの女性たちに料理を教えているそう。テーブルセッティングも上手らしくて、将来ぜひ団体としてレストランを運営して、彼女に切り盛りしてほしいっていう計画だそう。

ずっと政府の中にいると、政策立案とか実施のプロにはなっていくけれど、現場でどういった課題があったり問題があるのかっていう視点が弱くなりがち・・・・今回は、暴力の被害者へどうやってサービスを提供するのか、どう暴力を防止してくのかっていう活動の現場を見せてもらう仕事を通じて、久しぶりにいろいろと勉強できそうで、とてもうれしいのである。

女性の自立は、やっぱり仕事があることだな。

 

 

 

 


プノンペンの週末

2013年10月20日 | カンボジアの生活

 

久しぶりのプノンペンでの週末。ちょっと講義に行かないといけなかったけれど、ほとんどの時間を子どもと過ごしつつ、ちょっと仕事もし始めた週末。

↓朝食は、バンケンコンに支店ができたというYisanに行ってみる

バンケンコンの中心で立地条件はいいけれど駐車するのがむつかしいからか、あまりお客さんがはいってない。

朝のエアロビを終えてやってきた高年齢のグループがいただけで、コーチらしき男性を囲んで女性陣が写真をとったりしてにぎやかなのである。車の往来の音が結構うるさいので、子どもは「何の音?」って何度も聞くのがちょっと困るのと、お手洗いが外に出て別の建物に入らないといけないのがマイナスかなあ。

↓麺もスープも本店と同じ味、Dimsamは子どもが好きであっという間に食べちゃった

子どもはすっかり色白になってしまったので、張り切ってプールに出かけて、日焼けして元気を取り戻してもらう。

↓母は仕事がはかどるので、大好きなプールのレストラン

↓下の子どもは、なかなか寝てくれない・・・・周囲に興味深々なのである

↓フレンチフライ大好き、とりあって食べる子どもたち

↓いつも最後はアイスクリーム

↓この数か月で、一気に成長しているラエン、美人になりそう~

プノンペンにいて、アポがなくって、さらに大学とかでの仕事に出かけて行かない日があると、なんとなく、不思議な気分がする週末。やっぱり24時間働いてるほうが自分らしいかも。

 


新しいカフェ:Brewe House

2013年10月19日 | カンボジアで感じたこと

 

カフェ難民といってもいいわたし、毎日カフェをいろいろとまわってコーヒーを飲むのが好き。

↓ブルーパンプキンも、母だけでなくって子どもも毎日通ってるお店

街の中を車でぐるってまわって見て、プノンペンがどんなかんじなのかを感じるのが好きなのだ。ほんとは、早朝のジョギングを復活できたら、毎朝市内の様子が見れていいんだけれど、まだ授乳中なので、ジョギングする勇気がない・・・・プロのランナーはどうやってるんだろう。

↓そのうち、二人してアイスクリームを食べ始めるんだろうなあ・・・・・

ずれにしても、バンケンコンは、次々とカフェができてて、どこのカフェに行こうか迷うのではないかしらん。でも、わたしはいつも飽きずにDAO。店員さんがみんな知り合いで子どもをまかせられるしわがまま聞いてくれるっていうのもあるけれど、アイスカプチーノもおいしいし安いし、そんなに混んでないから助かるのだ。

ほかのチョイスだと、Brownは混んでるから駐車スペースに困るし、子連れじゃいきにくい。Frescoは子ども連れで混んでるときっもあるし、食べ物はどれもかなりヘビー。大学周辺のカフェは学生とか元学生が大量にいてプライバシーないし・・・とかいろいろあって避けちゃうのである。

↓講義の休憩時間に、新しくできたCafe Brewe Houseを偵察してみる

↓Kiriyaの前にできたCAFE、9時過ぎだとがらが・・・・・ デリバリーもしてるみたい

↓コーヒーはとってもおいしい、Americanoが2ドル

大学の総務スタッフへのおみやげにドーナッツを買ってみたのだけれど、おいしかったかな?Luckyで売ってるのと類似してるんだけれど、ちゃんとこの店で作ってるんだろうか・・・・・・パンとかドーナッツは、Brownくらい工夫しておいしそうなのを販売してほしいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カンボジア風軽食屋さんEden Park

2013年10月18日 | カンボジアの生活

 

毎朝通ってる大学では、学生たちが情報交換できる時間をたくさんとってあげようという配慮を導入してみてて、講義の合間の休憩時間をゆっくりとるようにしてるわたし。

これまで、講義時間の1,5時間だろうが3時間だろうが、かなりぎゅうぎゅうで講義をしていて、休憩なんてとってなかったし、大量にあるセッションや講義項目があって、休憩なんて余裕もなかった。でも、自分がひまになって余裕があるからか、講義の合間に「暇な時間」というのか、遊びをもたせたほうが学生のためになるのではないかと思うようになったのだ。

そもそも、今学期はどのクラスも高校のキャンパスの狭い教室を使っていて、さらに3時間の講義っていうのがあるので、さすがに3時間ずっと狭い教室にいるのは、みんなつらいのだ。

休憩時間の間はBlue Pumpkinに行ってるわたし。歩いてすぐだし、店員さ毎日顔を合わしててすでに知り合いだから気軽に寄れるし、便利なのだ。

でも、とーってもおなかがすいてしまった日。ブルーパンプキンのコーヒーとヨーグルトではとてもこの空腹に耐えられそうにない・・・・・と思って休憩時間早く来ないかなと思っていたら、ふと思い出したのが、大学の近くにあるレストランだかカフェ。毎日前を通ってるけれど、入ったことがなかったので、この際、何か食べるものがあるだろうと思って、はいってみることに。

↓ちょっとわかりにくい、Eden Parkというお店

9時半過ぎに行ったからか、お客さんいない・・・・・。朝はけっこう混んでるらしいんだけれど。

さらに、「クイティエウ」って注文したら、肉は何にするのかとかいろいろ聞いてきたくせに、「クイティエウはなくってごはん系のものしかない」との回答。

まあ、いいかあ・・・・と思って、バーイサッチモワンを注文してみる。

出てきた料理は、とってもおいしくって久しぶりのごはんものだけれど、大満足。

この一皿でたった1,5ドル。Diet Cokeは1,2ドル。おそるべし安さ。ブルーパンプキンでアイスラテを飲むのと同じ値段で、食事と飲み物まで楽しめちゃうのである。

↓店内の様子、なんだかちょっとさみしい・・・

ランチは2,5ドルでBuffetをしてるそう。インフレが激しいカンボジアだから、いつまでその値段かわからないけれど、かなり安いなあ。

2週間の休暇中、ほとんどずーっと子どもたちと過ごしていたので、一人の時間がちょっととれるようになってるカンボジア生活は、精神的にもありがたいのである。子どもができるまで、一人でレストランとか入るのは抵抗があって、いつも誰かと一緒だったけれど、今は一人の時間もとってもうれしい。