12月25・26日、シエムリアップで「女性に対する暴力の早期防止」と題する国際会議を、カンボジア女性省が主催。
↓白のシャネルバックを持って登場した首相夫人
首相夫人は白いバッグがお好きみたい？
参加者は約30カ国から、300名程度。
各国で、女性に対する暴力防止のために、どのような取り組みがなされているか情報について活発な情報交換。
アフガニスタン・パキスタンや、ラオス・マレーシア・シンガポールなど、異なる文化や法体系にある国々の取り組みを、政府側からもNGO側からも紹介。
ネットや携帯電話での児童ポルノ問題や、夫から妻へのレイプ・児童虐待問題など、各国でさまざまな問題があることも情報共有。
全体会議では、数カ国から最近の問題や取り組みについて紹介。
先進国の偉い人たちは、難しい話をするのでカンボジア人がついていけない・・・・
通訳も訳せない早さで、理論的な難しいジェンダーの話してもなあ。
↓グループ討議の様子。メディアとどう連携するかを議論するグループで司会進行役をしたわたし・・
インドとかバングラデシュからの参加者は、すさまじい勢いで英語をまくしたてるから何言ってるんだかよくわからない。
理解してもらったことより、話せたことで満足しているのかなあ・・・・
でも、2日間の会議を通じて、たくさんの情報共有ができたので、会議の目的は１２０％達成できたかんじ。
参加者からは、「うでどうしたのー？？」って何度も聞かれ、さらにカンボジア人は怪我している右腕を悪気なくぱしぱしたたいてくるので、たまらん事態。
「若い頃、ロシアで氷の上ですべって腕を折ったことあるわよ」って経験シェアしてくれる長官もいるし・・・・
会議中なのに、悲しいかな、右手の状態がおもわしくないので、シエムリアップでも病院に行くことになってしまい・・・・
指がしびれてて、第一関節が痛い。
日本のお医者さんに問診すると、ギブスがちょっとずれてて、指のしびれになってるのでは？ってこと。
ひびそのものは、がちっと固定されているので、けがの部分は問題ないらしい。
↓ギブスに裂け目を入れる作業
タイ人の医者、ギブスはばっちり固定されてるから何もしなくっていいってすさまじい勢いで主張。
でも、なんとかしてくれーって、とりあえずギブスに裂け目を入れることはOKしてくれて・・・
のこりぎみたいなので裂け目をいれるので、超こわい。
細い板を腕とギブスの間に入れてごりごりやるんだけれど、ずれたら・・・板も切っちゃったら・・・流血騒ぎだよなあ・・・・
↓切れ目を入れて、ギブスがゆるくなるように広げている様子
↓裂け目がはいった様子
残念ながら治療後も、指はしびれてるし・・・
さらに指は固まってきてていたいし・・・
ということで、日本で整形外科に行ってちゃんと見てもらうことに。
日本に研修で行ってる同僚が頻繁に電話くれて、「だいじょうぶう？？」。
「今どこお？」って聞くと、「新潟」とのこと。
「寒くない？」「すさまじく寒い」
視察より寒いのがつらいらしい・・・・カンボジア人をそんな寒いところにつれてったら風邪ひかないかなあ・・・ちょっと心配。
わたしも、寒い日本に2週間、えーん、ちょっとつらいなあ。
カンボジアは涼しくて一番すごしやすい季節なのに。
