ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

COCOシャネル

2011年08月31日 | 女性の自立

 

Coco Avant CHANEL、ココ・シャネルの人生について書かれた本。

女性の伝記は大好きなのだけれど、他人によって書かれたのはほとんど読まない。でも、今回は、映画の原作になったというし、なんとなく表紙の写真も素敵なので、手に取ってみることに。

というのも、実は、香水大好きのわたし。

20代の頃は、素敵な瓶に惹かれて買ったトレゾアから始まって、CHANELもCOCO、No5とためして、しばらく気に入ってたのはNO19・・・3本くらいは使ったはず。香水って、気に入らないと3-4回使っておわりなんだけれど、わたしがラッキーだったのは、母親も香水が好きなので、もしわたしが気に入らなかったら、ちょっと試してすぐにあげるってことができたのだ。そのあとどうなったのかは知らないけれど・・・・

結局は、20代最後に気に入ったブルガリを定番にして、もう同じのを数えきれないくらい何度も買いなおしたりもらったりして、ずーっと使ってきてて・・・・、今になると、ほかの香水を手に取って浮気する気もないなあというかんじ。香水って、年齢とともに違うのを使ったりするのかもしれないけれど、わたしはもうブルガリの定番を変える気はまったくなし。

ただ、妊娠してからは、香水たっぷり生活をやめちゃって・・・でも、そろそろまた香りにつつまれた生活に戻ろうかなあ。

香水だけについて言えば、ブルガリ。もう10年もおつきあいしてきたし、今後変えるつもりもない。でも、シャネルは、香水以外にもなにかトライしてみたいかも・・・・60歳をすぎたら、子どもと彼のパートナーをつれて、CHANELのスーツとか着てみたりして、パリのリッツでシャンパン飲むとかしたいなあと思うのである。

シャネルの人生を、他人の目からの伝記といっても読んでいて、必死に生きてきた彼女の人生から学ぶことは多いのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


天空の白鷺

2011年08月31日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

姫路城は、うちから車で1時間くらいなので、学生時代は頻繁に訪問していた場所。外国からのお客さんとか来ると、案内するのに便利だし、よくいってたのだ。

母親は結婚するまで姫路で働いてたし、父親は高校が姫路城の北側だったので、両親にとっても姫路城は身近な場所。

で、全然知らなかったのだけれど、昨年から、大規模な改装工事が始まってるというので、見学に行くことに。

↓運転していたわたし、あれれ・・・?と思い、おもわず撮影!

 

世界最大級の「絵」だそうな。姫路城、外部を完全におおわれちゃってる・・・・

見学コースも、一部閉鎖されてるらしい。

いずれにしても、子どもをだっこして歩かないといけないので、西の丸はパス。本当なら、子どもがはいはいして楽しめたかもしれないけれど・・・・今回の目的は改修工事見学!!

ということで、「天空の白鷺」を見に、一直線にエレベーターに向かうのである。それにしても、城の中は、くねくねしてるので、10キロの子どもをかかえて歩くのは大変!!!

↓7階までエレベーターであがると、城の修復の様子が目の前で見れる

↓子どももしっかり見学

 

↓こちらは、本来天守閣から見えてた眺め

子どもも、見学者にまじってしっかり見学

改修工事、3年かかるそうな。すさまじい規模だなあ・・・

子どもは、すでにアンコールワットにもいってるし、姫路城まで登っちゃってすごい!!天守閣まで、10キロを歩いてかついでのぼるなんて、とても不可能・・・でもこの改修工事のおかげで、最上階部分まで行けちゃったのである。

 

 

 

 

 


子どもの成長

2011年08月30日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

好きな小説はたくさんあるのだけれど、この10年くらい、1番好きな小説の座を保ってるのが、村上春樹の「国境の南、太陽の西」。すでに数えきれないくらい読んでて、さらに英語版でも何度も読んでて内容は記憶しているくらいなのだけれど、それでも日本に帰国するたびになぜか必ず読んでしまうのだ。

↓わめいているので何かと思いきや、時計を倒して手をぬけないらしい子ども

 

今回またしてもこの本を読んでて、子どもの成長について書いてあるところで目が留まったわたし。男性ならこう感じるのかしらん。

↓毎日階段で特訓中

 

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彼女たちの成長を見るのは僕にとってはひとつの大きな幸福だった。でも娘たちが実際にひと月ひとつきと大きくなっていくのを見ていると、ときどきひどく息苦しくなった。まるで自分の体の中で樹木がどんどん成長し、根を張り、枝を広げていくみたいに感じられた。それが僕の内臓や筋肉や骨や皮膚を圧迫し、無理に押し広げていくようだった。

 

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↓おまるでのトイレは、毎日2回。ちゃんとタイミングを教えてくれるので、えらいなあと思うのである。

 

どんどん大きくなって肉がついてくる子ども腕とか太ももをみてて、それまでの人生で感じたことのない達成感を得ていたのだけれど・・・・すでに離乳食がどんどん進んでて、母乳はほとんど飲まなくなった子ども。大きくなる子どもをみたら、どういう感じがしていくんだろうなあ。

 

 


かものはしプロジェクト

2011年08月29日 | カンボジアの外で感じたこと

 

かものはしプロジェクトにかかわっている方からいただいた、「いくつもの壁にぶつかりながら」。

同プロジェクトを立ち上げた若い女性が、なぜプロジェクトをやろうと思い立ったのか、どうやって進めてきたのかを書いている本。

↓子どもといっしょに読書

 

国際協力って、なんだか大変なことだと思っている人が多いのだけれど、実はぜんぜん大変なことじゃないし、誰でもやろうと思って行動を起こせば、なんでもできるんだよな・・・・っていうことを改めて感じさせられる内容。

ただ、この本の筆者(かものはしプロジェクトの代表)のがんばりは、ちょっとマネできないくらい気合がはいってるし、忍耐力もすごい。よくあきらめずに続けてきたなあ・・・・と、継続は力なりっていう四国の野球監督の言葉を思い出すのである。

 

かものはしプロジェクトは、児童買春などの防止のために活動していて、農村地域の女性の収入向上事業を実施中。

自分の子どもが人身取引の被害にあってしまって苦しむ母親がいなくなるような社会になるといいなあ。

 

 

 

 

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Personal is political

2011年08月28日 | 女性の自立

 

「ジェンダー正義」のために、既存の「男らしさ」にメスを入れようっていう東アジアと東南アジア地域レベルで活用できるような研修の教材を作成しているわたし。6人でチームを組んで各自が自分の担当のセッションの教材を作成して、実際に研修も実施。5人が男性で、わたしだけオンナ、でも監修には女性もはいってるので、バランスはなんとかとれてるかな。

わたしが担当しているのは、「社会変革と政治過程」のセッションで、なんだかわからない内容の研修を実施しないといけないていう悲惨な事態なのだ・・・ジェンダー暴力を担当したかったのだけれど、ほかの人にとられちゃったのである。

6人での共同作業なので、それぞれが概要をまとめたものをチェックしあうっていう作業をやってて、ネットを最大限活用しているわたし。 初めて聞いたThree fold theory of social change とか、あんまり話題にならない「イスラムにおけるセクシャリティの問題」とか、出産前の性別検査でオンナだとわかると中絶させられちゃう(あるいは選択する)Missing girls の問題とか、まあ、いろいろ話題がでてくるのだ。

その中で、Personal is political っていう、70年代のフェミニズム運動のスローガンともなった用語に関する議論がでてきたので、最近どんな話題になってるのかなあとネットでチェックすると、でてきたのはこの写真↓

なんと、Personal is Political (PPP)っていう団体があるのだ・・・・・すごい!!

ラディカルなこと、個人的には大好き。

ちょうど、別の仕事で、アジア地域を対象としたジェンダー関係の調査の結果をどうやって広報すれば政策立案やNGOの仕事に活用されるかっていう点についていろいろ意見を求められて、「カンボジアで効果的なキャンペーンは?」という質問もあったのだ。問い合わせてきたのはインド人のキャンペーン専門家なのだけれど、「シニカルなメッセージとか、ユーモアあふれるメッセージとか、どういうのがいいか?」とか聞かれたのだ。

こういうRadicalなメッセージのポスターを使ったAdvocayってけっこう効果あるよなあ。

でも、これをカンボジアでやったら、逮捕されるだろうか・・・きっと国外追放?

 

 

 


ちょっとだけ立てるようになってきました☆

2011年08月28日 | カンボジアの外で感じたこと

 

仕事に追われてる母の気持ちなど理解できない子どもは、遊んで攻撃・・・

集中力、わたしは極めて短いので、ちょっと仕事しては子どもと遊んで、ちょこちょこっと掃除とか片づけとかして、また仕事して・・・・というかんじなのだ。次の大きな仕事も明日くらいから入ってくる感じだし、今抱えてる仕事、ほんとにおわるんだろうか。

MD/CDラジカセから自分でMDを抜き取って口にいれちゃう技をおぼえて、目が離せない。

↓ジムトンプソンの象さんであそんでもらう

 

とにかく立ちたいこども。

片手でも立てるようになってきました~☆ 

しばらく一人で元気に遊んでた子ども。9か月検診を日本でうけたのだけれど、問診票に「一人できげんよく遊べる」かどうかを聞く項目があって、順調に成長しているなあとかんじたのである。体重も10キロになってるし、健康そのもの。ただ、「バイバイできる」っていう項目もあって、それはまだ無理なのである。9か月の子どもって、バイバイできるんだ?

↓ねむくなってきて、ぐずってる子ども

子どものものとなると、ついつい、いろいろ買いすぎちゃうんだけれど、服は大量に買ったし・・・・ということで、なんとなく靴を買ってしまったわたし。今度冬に日本に戻ってくるときに履けばいいかなあと。革靴なんて、かっこいいし☆

↓右は10年くらい前に母親がいただいたもので、すでに小さい・・・結局履かなかったのである

とりあえず、お散歩に出るときにサンダルをはいてもらって、靴をはく練習中。

でも、カンボジアでは3歳くらいの子どももはだしだし、うちの子どもも靴なんてはくかなあ・・・・

 

 


ブルースタジアムで野球観戦

2011年08月27日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

夏休み最後の週末。

ブルースタジアムでは5回戦のあとに花火があがるというので、観戦に出かけることに。

子どもでいっぱい、野球場なんだか遊技場なんだかわからない状況。

↓いつの間にか球団が編成されてて、よくわかってないわたし・・・・

 

いずれにしても、ブルースタジアム、イチローがまだいた頃に観戦にきて以来だったので、なんだか超ひさしぶり!!!!

↓目を引いたのは、女性が撮影している様子!!小さい身体でずっと撮影なのだ 

オリックスの試合なんだけれど、阪神の試合をラジオでずっと聞いてた父親・・・

でも甲子園は遠いから、子ども連れではちょといけないなあ。

とにかくすごい人ごみで、お祭りに来たみたいでとっても楽しかったのである☆

 

 

 


近所にできたインド料理店

2011年08月26日 | 女性の自立

 

妊娠中、家から半径5キロ範囲ないくらいをえんえんと散歩していたわたし。その時に、たまたま見つけたインド料理店。子どもをつれて散歩してたら、まだあったので、ランチにいってみることに。

↓ラッシー、ちょっと甘いけれど、子どももトライ

ランチは、カレーが1-3種類選べて、すさまじい量。でも、どれもちょっと甘くて、日本人にあうように工夫されてるんだなあと思ったりして。「今日のカレーはダイコンのカレーです」とインド人に言われて、「ダイコン?」「はい、ダイコン」と、いまいち会話がつうじなくって、結局ダイコンははいってないカレーだったのである・・・何が言いたかったんだろう?多分、どり肉が入ってたんだけれどなあ。隠し味でダイコンだったのだろうか。

↓ランチセット、すごい量で食べきれない

9月に出張予定のバンコクで開催される会議は、どうやら9人参加で、そのうち1人はインド人男性。そのせいか?前回は聞かれなかった、食事についてのリクエストがメールでまわってきたのである・・・・インド人は「ベジタリアン」という回答で、一応回答しなければと思ったらしいインドネシア人は「できればベジタリアン」とか回答してて、面白いのである(彼はアメリカが長いので、アルコールも飲むし、ぜんぜんイスラム的ではないのだあ)。3日間の会議中、ランチは毎日一緒だし、夜もSOLIDARITYナイトとかいってたいてい一緒だったりするので、何を食べれるかを調査するのは、主催者の重要な仕事なのだ。

それにしても、参加者は女性はわたしのみが確定で、あと1人の女性はまだ未確定なので、なんとも男性ばかりの会議なのである。「男らしさ」を「ジェンダー正義」へと変革していくための手法についての議論が主目的なので、わたしも学ぶことばっかりで、つまみみたいなもんなんだけれどなあ。ジェンダー正義のための社会変動の事例として、「バイアグラがもたらした社会革命」とかちょこって記載しておいたんだけれど、誰もコメントしてないしなあ・・・・ちょっとラディカルだったか、それとも、ジェンダー的には話すべきことじゃかったのかしらん。

↓ナンを食べる子ども、ナンもちょっと甘い・・・

チャイもついてきたのだけれど、なんと、このカップ、オリエントエキスプレスって書いてある・・・・さらにイスタンブールだってえ。どこで入手したんだろう?

↓濃い味のカレーの後には、チャイがぴったり

子どもは、だんだん眠くなってきて、得意のうつ伏せ前進を披露・・・・

子どもと外出できるのは楽しいんだけれど、パックさんがいないと、とても大変・・・・2週間が過ぎて、だいぶん慣れてきたけれど、いやはや、母親業っていうのはなんとも体力と忍耐力だなあと日々勉強。死ぬほど仕事だけやって、くぴくぴ飲んでるほうがよほど楽だあ・・・・

久しぶりに真夏日となって、35度くらいの気温。子どもは、あせびっしょりなのである・・・

インド料理店、インド人男性が5名くらいで運営。がんばってほしいなあ。

次回帰国するときも、まだやってたらぜひ食べにこようっと☆

 

 


ケツハラとは・・・・?

2011年08月25日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

日本では、ラジオで情報を得ているわたし。テレビは、父親が見る阪神戦以外は、一切見ない家族なのである。でもテレビ4台もあるんだけれど・・・テレビなんて、ろくなことやってないし、リビアの戦争状況を把握する以外に必要ないのである。

↓朝のお散歩、5時前にでるのが日課

で、早朝から寝るまでラジオをきいてると、「ケツハラ」という用語が耳に飛び込んできたので、なにかと思いきや・・・・、

血液型で性格を判断されてその価値観を押し付けられて不快な思いをさせられるハラスメントだそうな。

↓相変わらず、子どもの洋服を買いすぎてる母・・・これは100センチなので大きい

。 

子どもは、血液型を知らない・・・・カンボジアでは、そんな検査はないのだ。でもきっとB型だろうなあ。

我が家は、両親もわたしもすべてB型。でも、「B型なんですかあああああ!!!!」っていろんな人におどろかれたり、悪い意味で指摘されることが多くて・・・・それってケツハラ??

確かに、いやあ、それは違うだろうと思うことはしょっちゅうあるのだ。

うちの父親なんて、超貴重面で、1センチのずれでもゆるせない性格、で、B型。

わたしは、1Mどころか、1ヶ月ずれてても多分おどろかないだろうっていうくらいアバウトな性格で、B型。

母親は、よくわからない・・・・でも、悩むと寝られないのはわたしと同じなので、アバウトといってもいろいろFlexibilityはあるのだ。

↓外国人居留区なので「散歩禁止区域」をしっかり散歩するわたしたち、これってB型?

ケツハラかあ・・・・いろんな用語があるものだ。でも、たしかに、血液型でいろいろ言ったりするのって、日本人くらいじゃないの?カンボジアでは、そういう話もでることはないし。人を型にはめたがるのは、その人のプライバシーや自由の制限につながるので、よろしくないよなあ。

 

 

 

 

 

 


やっちゃいけないって言われるとやりたくなるのはなぜ?

2011年08月24日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

夏休み。

大好きなのは、NHKラジオで毎朝放送している「夏休み子ども科学電話相談」。

科学分野のプロ集団が(ほとんどが男性なんだけれど・・・・)、子どもからの電話質問に対応してて、ともかく面白い質問だらけで、聞いててとても楽しいし、すさまじく勉強になるのである。甲子園がおわってくれたので、今年は久しぶりにこの放送をきけて、毎朝とっても楽しみ。あっという間に3時間くらいすぎちゃうのである。

↓朝は体育の授業、3回階段のぼりを実践中

というわけで、次々でてくる質問を聞いてると、ついつい仕事ができなくなる・・・のだけれど、今日は、「こころと身体の専門家」までいるってことで、どんな質問が出てくるのだろうと思って聞いてると・・・・「やっちゃいけないって言われるのに、やってしまうのはなぜですか」という女の子からの質問。いやあ、これは難しい質問だなあ。

↓よっこらしょ、しっかり上がっていくのである

専門家の回答は、「それが言ってはいけないことだってわかると、そういう言葉が頭に浮かんだ時に、そういう言葉に心がむいちゃう。つい、そういうことをしたくなることが増えちゃう。やっちゃだめだ、って改めて言われると、ほんとうは気にしてなかったことでも、関心がむいちゃって、ついやっちゃうことがある。でも、やっちゃだめだってわかって、自分で制御できるようになると、大人になっていく。」というもの。カリガーだかカリンガ効果とか難しい専門用語も出てきたけど、そんなの大人がきいてもわからないぞ。

↓ちょっと休憩

いやあ、子どもっていうのは、いろいろと不思議な質問をもって生きているものなのである。「1歳2か月の弟がいるんですけど、あかちゃんはなんでこんなにかわいいんですか」って質問から(生後1年が最大限かわいいという科学的証拠があるらしい)、「人魚はほんとにいるんですか」という質問まであって、日本中から集まった偉い先生たちが丁寧に回答しているのを聞いてると、勉強になるのである。

自分が、子どものときに、「飛行機はなんで飛ぶの?」って父親に聞いて、その道の専門家の父親に超難解な回答をもらったことを思い出すのである・・・・

↓こどもは、カーブも上手にあがって、えらいのである

日本での教育がいいなあと思ったりするのは、こういうラジオ番組があったり、夏休みの理科の課題研究とか、いろいろと子どの能力をのばす教育の工夫がなされていること。カンボジアでは、ぜんぜんそういう取り組みはないものなあ。

それにしても、この専門家たち、教育者として勉強になるなあと思う技術は、質問を受けたら、必ずといっていいほど、「どうしてそういうことを考えたのかな?」とか、「そういうことをしてみたのかな?」って切り替えして子どもに回答を求めること。子どもたち、自分が聞く質問は準備してても、自分が聞かれることはあまり想定してないみたいで、回答にこまるのである。でも、子どもを会話にひきこむことによって、いきいきとした会話とか、困惑する子どもの様子が目に浮かんできて、たのしいのである。