台北から関西へ移動

 

今回、カンボジアから台湾を旅行して日本に戻ることにしたのは、来年４月のカンボジア正月に日本に帰国する際、どの都市を経由して帰国するのが一番快適な旅なのかを検討したかったからも、大きな理由。第二子出産直後に帰国するのに、「でんしゃ！」と大騒ぎする子どもと新生児を連れて、タイ経由で６時間も移動するのはとても耐えられないとすでにあきらめてるのである。

ぎりぎりまで香港で遊ぶか台北で遊ぶか、かなり迷ったのだけれど、ごちゃごちゃした香港よりも、台北のほうがいいかなと思ったのと、プノンペンから３時間半で台北・さらに２時間半で関西っていう超短いフライトにもひかれたのだ。

↓ところが、空港は想像を絶する混雑・・・・・台湾人が海外旅行ラッシュとは！？

第二ターミナルは、大阪とか福岡とか、ともかく日本行の便が多くて、待ってる人は日本人だらけかとおもいきや、台湾人ばっかり。そうなると、行列がつくれない台湾人、超混乱を極めるのである・…誰か並ぶ方法をおしえてあげてくれええ。

↓ちょっとターミナルの移動で使った電車

 台北からは２，５時間とあっという間のフライト。台湾人で満席。子どもがしっかり寝てくれたので、母は映画鑑賞を楽しむ。Hope Springという、メリル・ストリープの最新作を見たのだけれど、結婚３１年目の夫婦の話。夫婦生活に不満がたっぷりな妻（メリル・ストリープ）が、自分が求める「まともな夫婦生活」を取り戻すために、４０００ドル払って一週間の集中セラピーに通うという話。なかなか現実味があって、そうだろうなあと想像しつつ、内容はちょっと怖いのだけれど、夫も妻も毎日の生活が惰性になっているとはいっても、お互いだけをパートナーとして生きている様子は、日本のマンネリ化している夫婦にも元気を与えるのではないかと思ったりするのである。

それにしても、マーガレット・サッチャーを演じて賞までとったベテラン女優のメリル・ストリープが、今度はこういうコメディに真剣にチャレンジしているところはすごい。Devil in Prada も抜群によかったし、プロの作品をみるのはいい気分だなあ。大学の講義では、４か月ごとにKramer vs Kramer　を上演して若いころの彼女を見ているけれど、ずーっと素晴らしい女優でいられるっていうのは尊敬。

↓機内食、牛肉のも鶏肉のも、ひとりで全部食べちゃう 

関西空港にはお昼頃に予定通り無事到着。

とりあえず、おじいちゃんとおばあちゃんが「新鮮な天ぷらを食べに行こう」というので、空港からすぐ近くにある市場へと連れて行かれるのである。 

地元では有名らしい青空市場、関空橋から車で１０分くらいのところにある。

↓市場の内部は、新年の買い出しの人で超混雑

エビとか、カズノコとか、いやあ、もうすぐ新年だなあ。

↓天ぷらを求めて向かったのはこのお店

朝採れたての魚を、その場で天ぷらにしてくれるお店。台湾人だけでなくって、大阪人も買い物するのに並ぶ方法を知らない・・・・・割り込みは普通で、めちゃくちゃ混乱してる売り場で、「次はそこの人、ちゃんと待ってね」と叫んでるお店の人を見てて、お客さんに並んでもらう方法を考えたらいいのに…・と思うのである。

↓アナゴがおいしいそうなので、アナゴを揚げてもらう 

 家に持って帰っても味が落ちちゃうそうなので、その場で熱いのを食べるのがいいらしい。

↓子どもは、一つ丸ままぺろっと食べちゃう・・・・・ 

関空への橋が見える場所にある市場、お散歩にはちょっと場所が狭いけれど、海が見えていいかんじ。 

２０１２年はあっという間だったなあ・・・・・・カンボジアにいた時間がとっても短かったのに、役所での仕事は山ほどあったし大学での講義も相当数やったし、なんともばたばた走り抜けた一年だったなあ。 

日本は１２日の滞在。短いけれど、お正月を楽しもう。

 

 

故宮博物館見学

 

せっかく台北にきてるので、故宮博物館くらいは訪問しておくことに。何度行っても楽しい美術館・博物館ってそうないのだけれど、故宮博物館はルーブルと同じで、内部を散歩してるだけでも楽しい。びっくりしたのは、２００７年に大改装があったらしくって、内部がとってもきれいになってて、みちがえるように素敵な美術館になってた！！！こと。

↓でも、年末にいったのが悪かった・・・・・白菜を見るのは長蛇の列

３０２号室と３０４号室は入場制限になってて、長蛇の列でえんえんと待たないと白菜を見れないのであった・・・・・・中国を話す団体客ばっかりで、賑やかといっていいのか、騒音といっていいのか、すさまじい状態で子どもはじっと我慢して白菜を見るために並ぶのである。 

白菜の部屋周辺には、見事な翡翠の彫刻がずらーって展示されてて、しっかり目の保養になったのである。

↓内部見学は途中であきらめて、子どもの遊びルームへと向かう

母の不手際で、ズボンをちょっと汚してしまった子ども、おむつで遊ぶのである・・・・・学芸員さんに注意されたんだけれど、言葉が分からないふりをしたら、まあいいかってかんじで許してくれたのであった。そうなのだ、故宮博物館は「ちゃんとした服装」ではいることが義務付けられているので、おむつでうろうろしてたら無礼だとみなされるのだ。

さて、このキッズルーム、さすが中国、漢字の勉強コーナーとか、単に遊ぶだけの部屋ではないのである。

↓昔の楽器を演奏できるようになってる

遊んでたら、ちょうどランチタイムになったので、併設されているレストランで食事。飲茶のお店で、自分で注文票に食べたいものを記載するシステム。

↓子どももしっかりペンをもって記入してるつもり

ちょっと連日食べ過ぎかもしれない卵・・・・・・でも子どもは卵大好き。

↓ちまきと、豚の角煮・たけのこぶっかけご飯を注文。

↓こちらは担担麺、おすすめらしいけれど、超スモールサイズ

世界４大美術館のひとつ、故宮博物館。個人的には、荘厳としかいいようがないエルミタージュ美術館が圧巻という印象だけれど、展示物で心惹かれるのは故宮博物館に多いかも。 ルーブルとか大英博物館も素敵だけれど、ヨーロッパやエジプトの展示物は、自分のルーツってかんじはしないからなあ。

あっという間に台北滞在も終わりに近づいて、最終日の夜はまたティンタイフォンへとお出かけ。

↓初めて食べてみる、エビチャーハンと辛いワンタン

１０日間の台湾滞在、あっという間だったなあ・・・・・。２０１２年は子どもを連れていろいろ旅行したけれど、最後に台湾でのんびりとおいしいものを食べられて幸せな年末だったのである。

連日飲みすぎだったので、日本に戻ったらちょっと節制しておなかの子どもにフレンドリーな食生活をしなければと反省するのである。

 

 

 

台湾でおいしいものを食べつくす☆

 

連日、食べ歩きの台北滞在。幸いお天気に恵まれたので、１５度から２０度くらいの気温で、雨も降らないなか、歩いてお散歩しながら食べ歩きを楽しむのである。子どもさえぐずらなければ、タクシーにものらずにどこでも行けて便利だし快適。

↓刀削麺を求めて、ホテルからそんなに遠くないお店へ

小さい屋台みたいなお店だけれど、店頭で刀削麺をつくってて、元気のあるお店。

↓前菜３０元（１００円くらい）、自分でとって食べる

豚の耳大好き☆

豚耳は、どこで食べても味付けもそんなに濃くないし、こりこりしてて、ビールのあてにとってもいいかんじ。子どもも大好物。下町の店だと、ビールも一缶で４５元と安い（１００円ちょっとかな）。

↓無難な刀削麺

刀削麺もすっごくいいかんじだけれど、スープが抜群。台北では、トマト入りの刀削麺がはやってるみたいなんだけれど、どうもなあ・・・・・結局一度も食べなかったのである。

おいしいものはいろいろ食べた・・・・・けれど、ビールのあてにちょうどいい餃子も食べたくなって、タクシーで餃子屋さんに向かう。

↓こちらは餃子が有名な小さいお店

超ローカルなお店・・・・ガイドブックにもでてるので、日本人も来てるんだけれど、ほとんどはふらっと立ち寄って餃子を食べていくローカルな店。店頭で前菜を注文するので、行列になってみんな注文してる。

↓とっても狭い店内、でも中国風で素敵

↓またしても豚耳とモツ、さらに、子どもの好きな卵を注文

↓このお店の名物は水餃子、１個７元（１０個で２００円くらい？）

ふつーうの味の餃子で、目からうろこがおちるような特段すごいものがあるわけじゃないんだけれど、ビールにもぴったりで、ちょっとほっとする味なのである。

 

 

 

 

 

 

超流行ってる日本の鍋屋さん

 

ホテルの近くで発見した、長蛇の列ができる鍋屋さん。ガイドブックには出てないんだけれど、きっとおいしいのだろうと思って、出かけることに。

↓コラーゲン鍋とか、健康に良さそうなスープ数種類から2種類を選ぶ

おしどり鍋？という名称らしい。どうやら、２種類のスープをひとつの鍋で食べるのは台湾では人気のある鍋のスタイルらしくて、いろんなところに同じスタイルの鍋屋さんを発見。

↓辛いスープと美人スープを選択

辛いスープは、ちょっとカレー味がはいってて、マトンにぴったり。美人鍋だかコラーゲン鍋は、豆乳かな？よくわからないけれど、煮詰めるととってもいいスープになったのである。

↓こんにゃくとか、きくらげとか、いろいろ具が選べる

台北はおいしいものがたくさん☆

毎日、食べてばっかりの台湾滞在、年末なので観光客も多くって、にぎわってるのである。

 

 

 

 

 

 

台湾ビール工場のビアホール

 

台湾は何度か遊びに来てるので、観光地には関心のないわたし。でも、今回絶対ぜひ行ってみたかったのが、台湾ビール工場内にあるというビアホール。

↓裏口から入ってしまったので、工場内を歩いて移動・・・・・・

↓ひろーい店内、早く行ったのでお客さんはまだ来てない

↓ビールカウンター、前払いで自分で取りに行くシステム、ちょっと邪魔くさいかなあ

↓生ビール一杯90元、新鮮でおいしい☆

つまみは、いまいち選択肢が少ない・・・・・・

↓子どもは枝豆で遊ぶ

↓羊肉の串もの、カレー味でおいしい

トリの軟骨はかなりいい軟骨をつかっているのに味付けがちょっと・・・・・味がないっていうほうが正確かも。ソースを頼んだら、しょうゆがでてきたのであった。

↓こちらも、サラダだそうなのだけれど、ちょっとどうかなあ？

↓忘年会で盛り上がるグループがたくさん、歩き回ってて食べておもしろい

台湾に来てから、連日、ちょっと飲みすぎかも・・・・・ビアホールでは、新鮮なビールがおいしくって、ついついがんがん飲んでしまって、さすがに反省したのであった。

 

 

 

 

 

台北で有名らしい酸菜鍋のお店

 

ホテルのすぐそばにあるので、たまたま見つけた、蒙古羊鍋屋さん。

夜に何度か通ったのだけれど、毎回超満員でとっても流行ってるので、食べにいってみることに。

↓広い店内、でも中国語ばっかり・・・・・

注文方法すらわからなかったのだけれど、なんと、日本のとあるファッション雑誌を出してきてくれて、そこに紹介されている内容を教えてくれたので、とっても助かったのである。実は有名店だったらしい。酸菜がベースの鍋、台北一おいしいって評判だそうな。

↓エビのつみれ、竹に入ってるところがかわいい☆

↓台湾のものだそうなので、マトンを注文

↓ソースは、自分で好きなものを作るシステム

落ち着きのない子ども・・・・・・足の裏がまっ黒になるまで走りまくる

台湾は、食べ物がおいしい☆

連日暴飲暴食。さらに、さすがに妊娠３０週目にはいってて、ジムでジョギングできる日とできない日があるので、体重増加がおそろしいのであった・・・・・

 

 

 

 

台北の日本ラーメン屋さんめぐり

 

電車で、台北へと移動中に発見した面白いもの・・・・・

↓とある駅でみつけた、女性専用のベンチ

地方都市では、のんびりとローカルな食事を楽しんだので、台北では日本のラーメンを食べることに。

↓ラーメン花月、行列で30分くらい待ち

台湾は、いろんな麺料理があって、それぞれとーってもおいしいのに、日本のラーメンも大人気なのである。さらに、日本ラーメン屋では、「いらっしゃいませ～」とか言ってて、お辞儀の仕方も独特で、なかなかおもしろい。

↓激辛ラーメン、にんにくもたっぷりで、超おいしい☆

↓子どもはぐっすりお休み中

↓こちらは、太平洋ＳＯＧＯにある山頭火

こちらも長蛇の行列・・・・・・クアラルンプール＆バンコクともメニューが違ってて、おもしろいなあと思うのである。

↓大好物な辛みそラーメン、あまり辛くないけれど麺は抜群のゆで具合

日本のラーメンはおいしいなあ☆台湾の麺料理も楽しんでるけれど、やっぱり日本のがいいなあと思うのである。

 

 

 

チウフェンでお散歩

 

晴天に恵まれたので、チウフェンを散策。神戸と同じで、坂と階段ばっかりで、高齢者の観光客にはちょっと大変かも・・・・

↓宿泊した日光函館もある斜面

有名なのは基山通り、みゃんが多い通り。

↓宿泊3日目は、日光函館の景色のいい部屋

シンガポールとマレーシアからの観光客がとっても多いシーズンなのだそう。日光函館も、朝食場所になってるカフェは連日団体客でにぎわってて、子どもはいろんな人に遊んでもらえて幸せなのである。

↓目の前が海、部屋からは抜群の景色

クアラルンプールで買って読んでいた「１Ｑ８４」を読み終えたので、ベストセラーになっていた「No More Tomorrorws」を読むことに。バリ島に休暇で出かけた若いオーストラリア人女性が、バリ島につくなり麻薬密輸で現行犯逮捕されてしまって、無実を勝ち取るまでの刑務所での経験を書いた実話。旅行に出てると、いろんな本が読めて、リラックスできるなあ。

 

 

 

 

 

チウフェンで有名なお茶屋さん

 

 

チウフェン滞在4日目にして、やっと晴天。

↓映画の舞台になったそうで、いつも混雑している階段

↓有名なお茶屋さんらしい・・・のでランチに行ってみることに

観光客慣れしているお店、ランチはセットメニューのみらしい。

↓さささっと出てきた前菜類

↓店内はなかなかしゃれてる、景色も抜群

↓卵焼き、子どもは大好きなので大喜び

↓日本人向け？甘い酢豚

有名なお店らしく、ビールはほかの店の1，5倍くらいの値段。でも地方都市だけあって、全体的になんでもモノは安い。

↓アスパラガスの炒め物、上品な味

おしゃれなお店で、抜群の景色を眺めながらのランチは最高☆

 

 

 

 

チウフェンで食べ放題☆

 

チウフェン２日目。幸い、曇ってるけれど雨はやんでくれて、子連れでもお散歩しやすい天気になったのである。

↓２日目はさらに広い部屋へと移動・・・でも景色はいまいち

日光函館での朝食は、景色のいい喫茶店で毎朝たべるそうな。宿泊する建物とちょっと離れてるので、雨が降ってたら移動が大変。

↓サンドイッチ、子どもはハムばっかり食べる

↓今回は、２階部分のある部屋、ベッドは４つもあって、なんとも広い部屋なのである。

↓２階にのぼって子どもが発見したのは、ひこうき！！！

この飛行機の模型、滞在中にずーっと子どもの遊び道具になってくれてたすかったのである。

チウフェンでは、千と千尋の神隠しの舞台になったらしいレストランや、景色のいい有名なお店にも行ったのだけれど、雨で景色がいまいちだったのが残念。結局、食べるので醍醐味があるのはやっぱり・・・

↓こういうごちゃごちゃした屋台

こちらは、有名な魚丸の店らしくって、すごい行列・・・・・・時間をずらして夕方にでかけて、なんとか座る場所を確保。

↓それでも満員、とても歩く場所すらない

「あなた、おなか大きいから、低い椅子より高い椅子のテーブルがいい」とお店の人に言われて、そんなものかと納得するのである。

↓前菜を食べながら魚丸麺を待つ

↓こちらは有名らしいちょっと甘い肉がのってるご飯

部屋にDVDがあったので、プノンペンから持参した千と千尋の神隠しを見たのだけれど、子どもが食い入るように見てるのである。確かに、千と千尋の舞台は、このチウフェンで、街歩きがとっても楽しくなったのである。