ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

プノンペンでもメキシカン!

2009年12月31日 | カンボジアの生活


プノンペンでも、おいしいメキシカンがあると聞きつけたわたし。
よく一緒にご飯を食べる仲良し友達に、「今年最後のディナー」ということで、案内してもらうことに。


すさまじい歓楽街の真ん中で、露出度高すぎるお姉さんたちが大量にいるエリア。


友達、1人で通ってたというから、度胸あるなあ・・・




入ってみると、小さい店。
生ビールがあるから合格。
カジュアルなかんじの雰囲気も、いいかんじ。


↓ビールとナッチョだけで幸せなわたし



この店のナッチョは、塩味がかなりきいてて、ビールにぴったり。


お友達と、今年1年を振り返りつつ、ビールを飲んでたらたらお話。

↓アットホームなかんじ



「今年良かったことは?」って聞くと、「うーん・・・・・」。

「でも、ひとつ真面目な話があって、それは、さくらいさちこが引退して超悲しいこと」。

相変わらず、馬鹿話に興じるわたしたち。



↓サラダ、かなりいけてる!!



今年も、激動の年だったなあ。

腕の怪我をしたことで、仕事は滞って周囲に迷惑をかけたけれど、
今までの生活を振り返っていろいろ考える機会になったのは、よかったかも。

来年は、ちょっと生活のスピードを落として、のんびり本を読んだり、海を見ながらビール飲んだりしたいなあ・・・・・


2010年も、何か新たなことをはじめる年になるかな。

小さなバーを持ちたいって夢と、シェルターを持ちたいって夢、どっちか
かなえられるかなあ・・・
まだまだ他にするべきことがありそうかもなあ。


とりあえず、腕を早くなおして、テニスに参加できるようにしよっと。











職場でのランチ

2009年12月30日 | カンボジアの生活



職場の同僚たち、ケンタッキーフライドチキンにはまってるらしい。

今日は、本当は同僚たちとランチに出かける予定だったのだけれど、それが誰かの都合が悪くなって、来年へと延期に。

すると、「職場で一緒に食べる??」って誘われたので、まぜてもらうことに。






みんなでランチ食べてると、いろんな情報交換ができるので楽しい。

今日は、髪型の話。
同僚の1人の弟・妹が、つい最近美容院を開業したというのだ!!

「最近の若い男の子は、韓国風か日本風のカットが好き。さらに、カットのあとに、パーマとか、ブローとか、いろいろ注文があるので、美容師さんも技術を磨かないと客を取られちゃって」とのこと。

同僚は、両親がいろいろあって、弟・妹の面倒を1人でみてるえらいお姉さん。
店の立ち上げや、顧客拡大などなど、一生懸命走り回ってるらしい。



「で、店では帳簿つけてんの?」って聞くと、
「そんなのやってない」。

「じゃあ、どうやって売り上げ計算とか、年間支出計画たてるの?」
「小さい店だから、現金みて考える」。

むむむむ・・・・大卒でこの発想だから、田舎の女性たちに簿記教えたり事業計画作らせんのには、むっちゃくっちゃ無理があるかも・・・・???






グローバライゼーションを感じさせるこのランチ。

二日酔いには、カンボジアのスープが一番いいなあ・・と改めて思ったのであった。














お友達の結婚式

2009年12月29日 | 女性の自立


結婚しないと決めているわたしでも、他人の結婚式にでると、結婚も悪くないなあと思ってしまったりして。


で、年の瀬なのに、お友達の結婚式に招待されてしまったわたし。
それも、妹のようにかわいいと思ってたオンナの子!!

数年ぶりの結婚式なので、張り切ってドレスを借りて、さらに髪もセットしてもらうことに。





いつも通ってる店で、「今日は髪をアップにしてえ」って頼む。
「えっとね、おばちゃん向けのじゃなくって、若い人に人気のあるスタイルでお願いね」って依頼。
あーでもないこーでもないって、スタイルについての協議。
周りにいる人たちまで、めずらしがって寄ってくるし。
ほーんと、クメール人って他人のことに関心あるよなあ。


「半分日本で、半分クメールの髪にする?」って誰かが言ったことをきっかけに、
私の頭は半分ずつスタイルが違うかんじに・・・・




かかった時間は1,5時間、料金12000リエル(3ドル)。


ジェンダー的には、結婚なんて、オンナの自由を奪う監獄のようなものっていう議論もあったりする。
男女平等といっても、老人介護や子育ては女性の仕事になっているのが実情だし。


家族の形もいろいろあるし、愛情で結ばれている関係が大事なんじゃないかな?

紙切れがあるかどうかとか、血がつながってるとかつながってないとかはおいておいて。



ま、ともかく、お友達には幸せになってほしいな。






カジノ・ナイト

2009年12月28日 | カンボジアの生活





プノンペンにあるNAGAカジノ。


シガーバーがとっても気になってて、
ずっと行ってみたかったので、
クリスマスの機会に素敵なデートをしようと、
張り切って行ってみることに。

待ち合わせがカジノっていうのも、
超バブリーなんだけどなあ・・・・・



NAGAの内部には、特設ステージまであって、
ミニスカートの歌手が歌ってたりする。

カンボジア人だらけで、すさまじい賑わい・・・
カンボジア人、入っていいんだっけ?


シガーバーは、がらがら。
カジノで遊んでる客たちを下に眺めながら
お酒が飲めて、とってもいいロケーション。

久しぶりにテキーラサンライズを頼んだら
恐ろしく甘い・・・・さらにショートだし?
カジノが主流で、バーは付録?


ま、いいか、とっても素敵な記念になったのは間違いないし☆


今度はシガーやりにいこっかな。








日本のものがたくさん!

2009年12月27日 | カンボジアの生活



市場以外には、なかなか買い物に行かないのだけれど、
お友達を訪ねてAMBCOOPさんを訪問。

AMBCOOPさんは、今年の6月12日にオープンしたお店。

お店のマネージャーをされていたのが、神戸市垂水区の方で、
「神戸人会立ち上げよう!」って盛り上がってたのだ・・・・
クリスマスに日本に戻っちゃったけど。
うーん、またオトコに逃げられた。





お餅とか、カレーとか、日本の食べ物がたくさん。




日本の文具とか食器まで販売してて、なんでも屋さんってかんじ?


プノンペンでも、簡単に日本のものが手に入るようになってきて、生活がどんどん楽になってきていることを実感。
以前は、なんでもかんでもバンコクまで行かないと行けなかったのになあ。

便利な世の中になったもんだ。




人事院のジェンダー主流化

2009年12月26日 | 女性の自立


カンボジア人事院には、ちゃんとジェンダー主流化活動計画と、それを実行するグループがある。
人事院でも、着実にジェンダー主流化をすすめている・・・らしい。

その人事院で、ジェンダー主流化に関してどんな取り組みがなされてきたのかに関するセミナーが開催されたので、顔出ししてみることに。




壇上にいるのは、男性ばかり・・・・
と思ったら、1人女性省の女性がいた!


でも、成果として、日本なんかよりよほど素晴らしい数値が発表。

たとえば、行政の中で管理職についている女性は、2008年度・2009年ともに16%。
日本は、局長クラスの女性管理職はたった1人のみのはず・・・(ちなみに男女共同参局の局長さん)。
民主党になって、ちっとは変わったかなあ?

国家公務員で女性が占める割合は、2006年度31%だったのが、2009年に34%へと少し上昇。
ま、学校の先生は女性が多くて、地方公務員でなく国家公務員なので、けっこういい数値なんだろうなあ。


↓セミナーで、テレビ局からインタビューを受ける女性省キムチャムラーン長官。



ジェンダーの仕事してると、会う人は女性ばっかり。
それも元気な女性ばっかりだったりする。

でも、自分の分野から外に出て農業や鉱業関係の行政官をみわたすと、男性ばっかり。
だから他の省庁主催のセミナーとかに行くとうれしい気分になったりして☆

ま、日本もそうだしなあ。
女性にもがんばって、いろんな分野で仕事してほしいなあ。








Merry Christmas!!

2009年12月25日 | カンボジアで感じたこと

30度を越してるらしいけど、ちょっと涼しく感じるプノンペン。

今日は、12月25日、クリスマス。

職場のみんなは、次々と携帯にメッセージが送られてくるから、とってもにぎやか。

わたしも早朝からメッセージがきて、起こされるし。
きみたち、仏教徒じゃないの??



↓カンボジアじゃなくって、大阪のリッツにあったツリー


見てるだけで優しい気持ちになれるから不思議。



職場のみんな、よくがんばってるなあと思って、ケーキをもってくことに。

↓なんとなくかわいい?とおもって選んだケーキ




そしたら、偶然職場に来ていた男性に、若い女性陣が、「おじちゃん、ピザ食べたい!!」って大騒ぎ。

若いっていいなあ・・・・・・


↓で、協議の結果届いたケンタッキー




実は、ケンタッキーフライドチキンを食べたことがないわたし。
ビールを出さない店には行かないという人生の方針があるのだ。

と思ってたら、同僚によると、ビールもあるそうな。

そっか、ではでは行ってみないと・・・・



同僚たちと、わいわいうわさ話しながら食べるフライドチキンは最高!



今年のクリスマスも、とっても楽しかった☆
年末まで、肝臓の耐久レースを戦い抜きつつ、たまってる仕事片付けないと!










ギブスとお別れ!

2009年12月24日 | カンボジアの生活



クリスマスディナーに向けて、とりあえず2キロ減量に成功し、残った課題はギブス!!


ギブスつけて素敵な男性とのディナーなんて、やだああ・・・・・

ということで、予定を前倒しして、ギブスをとってもらうことに。




今回はラタナック病院でずっとお世話になたわたし。

タイ人の先生2名はあまりいけてなかったけど、クメール人のブンター先生は、腕も相当いいだけじゃなくって、かなり好みのタイプ。
笑顔がたまらなく素敵なのだ。






「ギブス、記念にもってかえらなくっていい?」って3回も聞かれたわたし。

最後には、「ほんとに、持って帰らなくっていいんですね?」って聞かれて、うーん、このたまらん笑顔には悪いけれど、「いらない~」。

子どもたちは、たいてい持って帰るのだそうな。
わたしって、そんな若く見えた?





それにしても、この電動のこぎり、怖いんだなあ・・・・
腕切らないでねえ・・・って祈りつつ、ブンター先生のまじめな顔に見とれつつ、さらに写真もとってて、大変な作業。





ギブスはとれたものの、一ヶ月以上ギブスにつつまれていた皮膚というのは、100年の恋も一瞬で破壊する勢いのすさまじさ。

かなりショック・・・・。

ということで、お誕生日プレゼントにもらったお気に入りのスカーフを腕にまいて、クリスマスディナーに出かけることに決定!!したのであった。




土地の値段があがって捨てられちゃったオトコ?

2009年12月23日 | カンボジアの生活

職場の同僚たち、携帯の着信音をいろいろ工夫してて、いつも楽しませてもらってるわたし。


若い職員が、いいかんじの曲にしてるので「なんて曲?」って聞くと、


「土地の値段が上がって恋を失った」

という回答。


はへ??



歌の内容は、だいたい以下。




貧しいころはお互い深く愛し合ってた二人。
女性側の両親が土地を売って大金持ちになって
状況が変わってしまった。
両親は、娘に同じ階級【金持ち】のオトコと
結婚するように決定し、娘は貧しい彼が
好きなのに両親の決定に従うことに。


というわけで、恋を失ってしまった傷心オトコの歌。



うーん、「土地の値段があがって~」って歌で聞くと
へんなかんじ。



それにしても、「娘は両親の決定に従うもの」っていうジェンダー規範は、なかなか変えられそうにないなあ・・・

作詞家には、親の反対をふりきって生きる若い女性の歌をつくってほしいものだなあ。
そんなことしたら、情報省から放送禁止命令がでちゃうかな?



写真は、仲良しバットマンとおびわん。カネの切れ目は・・・でない関係でいいなあ。








料理は女性の仕事?

2009年12月22日 | カンボジアのジェンダー規範


うちのお手伝いさんは、とってもとってもお料理が上手。

料理が趣味のわたし、機会があれば自分で料理しちゃうので、お手伝いさんの料理を食べるのは自宅でパーティーをした時くらい。

でも、パーティーの残り物を朝ごはんにしちゃうことはよくあったりする。
写真は、お友達に人気の高い、ロールキャベツをあっためてるところ。


そういえば、最近、ジェンダー関係者の参加する会議(参加者は95%女性)で、これまたジェンダーの政府関係者が、「料理」について、むむむむっていう発言。


「みなさん、今日は早く家に戻って、料理を作って夫を迎えましょう」


この国でフェミニズムを語れるようになるのはいつのことやら・・・・・