ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

新しいメキシカン

2012年09月30日 | カンボジアの生活

 

 

「プノンペンで一番おいしいメキシカン」と好評の新しいレストランにお出かけ。

メキシカンといえば、VIVAが値段的には良心でビールもいけてていいんだけれど、おいしいナッチョはなかなか見つからないい・・・・・・

カジュアルなかんじのお店は、とってもとっても狭くて、さらに、8時過ぎには満員。

オーナーは、以前POPOCAFEの店員さんだった女性で、パートナーと一緒に新しく店をはじめたそう。

↓サラダ、ドレッシングがかなりおいしい

 

 ↓牛肉のトルティーヤ?もったりチーズがとってもおいしい☆

生ビールがないのがちょっと残念・・・・・でもビールのグラスもしっかり冷えてて、満足☆

↓豆とごはん

 

それにしても、白人ばっかりで超満員。わたしたちが話してる声があまり聞こえないくらいの賑わい。

↓エビ料理

味はちょっと濃いいけれど、わたしは大好きなかんじ。これは、確かにプノンペン1のおいしさかもしれない。

お店の場所は、すずめの南隣。

 

 


SPOONでの朝食

2012年09月29日 | カンボジアの生活

 

一度行ってみたかったSPOON。通るたびにゴージャスな車が停まってるので気になってたのだ。

↓おしゃれな外観

店内は、とっても広い。家族連れが多いけれど、みんなリッチなかんじ。

よくわかんないけれど、一緒にいたカンボジア人が頼んだ料理。DIMSAMみたい?

↓スープなしの麺

カンボジア人を招待していたので、とりあえず相手の頼むものにあわせて注文したわたし。

残念ながら、味は・・・・・出直してこい!!ってかんじなのである。なんで流行ってるんだろう?さらに、カンボジア人は、パンとかサンドイッチとか、いろいろ「おみやげに持って帰る」ものまで注文するので、なんとも家族思いだなあと思うのである。

↓お菓子なども販売、でもとても高い

お勘定、お客さんの前だったのでちゃんとチェックしなかったのも悪いんだけれど、注文してない料理を5ドル分上乗せされてた・・・・・(支払が多すぎるなあと思ってちゃんと領収書を持って帰ったのだ)。

まあ、一度行ってみたかったし、お金持ちばっかりなのねえ、ってところがわかってよかったかな。

でも、もう二度といかなーい。

 

 

 

 

 


コンポントムでの女性に対する暴力活動ヒアリング

2012年09月28日 | カンボジアのジェンダー規範

 

コンポントムでは、副知事さんや、関係局の局長さんたち、警察やNGOの代表と集まって、女性に対する暴力に関する取り組みの現状と課題についての協議会合。

↓1回目の朝食はホテルで

仕事の関係のドイツ人たちとのんびりホテルで朝食をたべかけてたら、「副知事と朝食よ!」と長官から呼び出され、結局2回も朝食を食べしまったのであった・・・

↓会議の議題の中心は、One Stop Service center

 

One Stop Service Centerは、女性省が昨年から調査をしている大きなプロジェクト。暴力の被害にあった女性が、一か所に行けばすべてのサービスが受けられる体制をつくろうというもの。被害者は、まず保健サービスが必要で(怪我の処置とかレイプ対応、さらにはカウンセリング)、訴えるには警察や弁護士への司法サービスも必要。家に戻れない場合は、シェルターなど一時的に保護してくれる場所も必要。

で、こういったすべての機能を持ち合わせているCenterを設置しよう・・・・と狙っているのだけれど、まあ、これが超難解なのだ。

今回会議を主催したGIZの専門家とも話したんだけれど、ドイツではReferral Syetem(被害者を関係機関に案内する制度)が全土で整備されているけれど、CENTERはないとのこと。日本でも、大阪にできて話題になったけれど、うまくいってんのかな?かなり疑問なのである。

↓今回は裁判官もお医者さんも参加しての会議

カンボジアみたいに、予算も人的資源も限られている国では、人口が密集している場所では機能する可能性はあっても、被害者の多くが住んでる田舎では、ちょっと無理な話なのだ。

それにしても、関係者はみんな一生懸命がんばってるのはわかったんだけれど、連携がまったくとれてない・・・・っていうことも明らか。課題は多いなあ。

 

 

 


Sambor Village:コンポントムのリゾート

2012年09月27日 | カンボジアの生活

 

ストゥントレンから、コンポントムへ移動。地図上では近いんだけれど、車の移動で7時間程度。道路状況が悪いのと、コンポンチャム経由でしか移動できないので、とってもとっても時間がかかるのだ。

今回は、2つの仕事を組み合わせた長官について、ストゥントレンとコンポントムへと同行して仕事。わたしの母親と同じ年の長官はぴんぴんしてて元気・・・・さすがクメールルージュを生きぬいた人は強い。

丸一日かかった道中では、えんえんと電話をして仕事を片付け、長官といろいろと協議をして、すさまじいジャンピングロードにもめげずに前へと進むのである。

やっとたどり着いたコンポントム・・・・

↓今回のお宿、SAMBORVILLAGE

どうやら、今回仕事の関係で予約をしてくれたドイツ政府の団体が、ドイツ人用にいつも使ってるホテルらしい。

ゲストハウス的なところを予想していたので、超びっくり。ゆっくりできそうで、うれしい☆

↓小さい小屋がいくつか並んでいるリゾート

プールもあって、ちょっと狭いけれどのんびりできるかんじ・・・なんだけれど・・・・

レセプションのある建物、こじんまりとしたカンボジア建物

丸一日の移動を終えて、やっと着いたら、大量にある仕事を片付けないといけないので、ゆっくりどころか、プールでビールも楽しめない事態・・・・

↓部屋はちょっと狭い

今回は、なんとも強行軍だったので、子どもを置いてきて、正解正解。手足口病になってたのだけれど、ちょっとよくなった?みたいなかんじを電話できいて、安心するのであった。

↓部屋の外のちょっとしたスペース

 

 カンボジアの地方都市にも、いろいろリゾートができてて、発展をかんじるのである。

 

 


ストゥントレンでの朝食:バインカエン

2012年09月26日 | カンボジアの生活

 

ストゥントレンの朝。

ごちゃごちゃした町を散歩するのである。シューズをもってこなかったので、お散歩だけして町の見学。

女性局の人から、「ストゥントレンでしか食べれない料理!!」ってことを聞いて、最終日の朝に予約までして食べに行った、バインカエン。「隣のクラチェにはないわよ」という発言を聞いて、またしても、ここの人たちは地元を守る気持ちが強いんだなあと感じたりして。

↓町で一番おいしい店らしい、でも超場末の店

↓これがバインカエンだそうな、米からできてる麺

↓原始的な台所がいいなあ

この店は、白米のごはんはなくって、麺かもち米しかないそうな。

↓でてきたのが、こちらの麺料理

麺はうどんみたいなかんじで、アルデンテにしてあって、おいしい。スープがもったりしてて、ちょっと甘くって、めずらしいかんじかな。地元の人は、またしてもからしを大量に入れるので、わたしもうれしくって真っ赤にして食べるのである。

 


ストゥントゥレンの食事

2012年09月26日 | カンボジアの生活


ストゥントゥレンは、ラオスとの国境から50キロのところにある都市。でも、少数民族はあまりいないそうで、ラオ語を話す人たちがけっこういるだけだそう。移住してくる人も少なく、移住していく人も少ないとか・・・・・のんびりしたところだけれど、どうやって生計たててるんだろう?

↓ふらっと立ち寄った場末のコーヒー屋で発見した少数民族の人

この女性は、手に野菜を持ってて、どうやら野菜を売りに来たらしい。

↓コーヒーの売り方がすごい・・・とってもおいしい☆


↓ついでにクイティエウも食べるのである、味は濃いくておいしい


こうやって、一日に何食もたべてしまうわたし・・・・・食欲はとどまるところを知らないのであった。


↓こちらは、有名店のクイティエウ、超おいしい☆

クイティエウは何度か食べたんだけれど、モツを頼むとたっぷりはいってくるっていうのがうれしいのと、現地の人はスープが真っ赤になるくらいからしをいれるのがとても新鮮。


↓つけあわせの野菜が、プノンペンとちょっと違う

スバイリエンでも野菜はたっぷり出てきて最初びっくりしたけれど、キャベツと豆っていうのは珍しいかな?

↓会議のランチに出た、こげ茶色の超不思議な料理。

この料理、何が何だかよくわからなかったのだけれど・・・・・会議の参加者には不評だったようで、ほとんど余ってた。

↓女性局の人たちとの夕食

 

ストゥントレンではいろんなところで食べたけれど、味付けはどこも濃いいかんじ。

↓インスタント麺の焼きそば、甘い


今回は長官に同行して全行程まわってるので、どこに行ってもいろんな情報にダイレクトにアクセスできて、とっても有意義な出張なのである。再来週もシエムリアップ出張があるんだけれど、残念ながら行ってる時間的余裕はないかなあ。

 

 

 


 


ストゥントレン女性開発センター

2012年09月25日 | 女性の自立

 


ストゥントレンでの地方会議の隙間時間を利用して、最近新しくオープンしたばかりの女性開発センターも訪問してみることに。

↓女性局に併設してある

↓1年ほど前に建設がおわったばかり

↓洋裁のコース、6か月間学ぶ

↓こちらは織物、現在5人だけ受講中

ドミトリーも併設するこのセンター、現在は25名が滞在して研修を受けているところ。一人当たり一日1ドルが支給されていて、食費とかに充てられているそう。

↓談話ルーム兼食堂

このセンターは、スペインのNGOであるPYDが支援して建設されたもので、いろいろな備品もいれて3万ドルほどでできたそう。日本が支援したセンターとは桁違いに安い値段でできちゃってるのである。

↓なんと、こちらが以前の女性開発センター


↓センターで生産したものを販売するところ

↓買うものはあまりない・・・・・

むむむ、買う気持ちはあるんだけれど。パックさんに、気に入るかわからないけれど、ブラウスとかスカートにする布とか買うのである。女性省の人たちもパックさんを知ってるので、「この柄がいいわよ」とかアドバイスくれて、みんなの意見に従って、いろいろ購入。


↓支援だと思って大量に買って、段ボール箱に詰めてもらう


それにしても、いつものことながらとはいっても、ほんとに残念なことに、買いたいと思うような商品はない・・・・・この問題は、ほかの女性開発センターも共通してて、一生懸命なのはわかるんだけれど、もったいないなあ。


 


女性に対する暴力国家計画作成過程ー第1回地方会議開催ー

2012年09月24日 | カンボジアのジェンダー規範


 

ストゥントゥレン県庁で開催した、2日間の地域会議。参加者は、ラタナキリとクラチェから、女性局の人だけでなくって、女性に対する暴力にかかわっている、内務局(警察)、司法局、裁判所、自治体職員(女性問題担当の人)などなど、60名以上。

↓会議開催の様子

↓60名以上が参加

会議の最初に、女性省の職員が基礎的なセッションをしたのだけれど、LGBTについて彼女たち自身もわかってなかったので、セッション前に講義をしっかりと実施。その成果がでて、自身たっぷりでセッション運営をやってくれて、ほっとするのである。

↓グループ討議の様子

女性に対する暴力で、実際に被害者を保護している人たちがほとんどなので、警察の問題とか、お金がなくって被害者に適切なサービスを提供できないなどなど、実務上の問題が大量に出てくるのであった・・・・・とある裁判所の方は、「うちの検察官は女性に対する暴力の法律を知らないので、今回の資料を持って帰って、勉強してもらう」とのこと。なんたるこっちゃ、でも、全く知らないより、明日からちょっとでも知ってもらえることをありがたいと思おう。

ストゥントレンでは、レイプの検査は、県庁所在地の病院でしかできない。同じ日程で女性省の別のグループが実施してるレイプの研修でも、被害者にどうサービスを提供するかが最大の課題になってて、法律も大事だけれど、それ以外のインフラがもっと大切だって思わされてしまうなあ・・・・

 

 


ストゥントレンへの出張

2012年09月24日 | カンボジアの生活

 

 

 

2日間の地域会議開催のため、ストゥントレンへの出張。女性省は、女性に対する暴力撲滅のための第二次国家計画を作成するのだけれど、それを作っていく全過程をサポートするのがわたしの使命。地域会議で、地方の人たちから現場のニーズを聞き出して、国家計画に反映するのが出張会議の目的。

 

来年2月末の出産と同時期にこの国家計画の作成を終了しなければならないので、出産計画段階からちょっと無理があるかなあとは覚悟をしていたとはいえ、子どもを二人産むみたいな気分なのである。

 

↓今回は、長官と二人で移動なので、超らく~☆

 

 

↓Kratieで一度休憩

 

↓おなかがすいたので、パンを買いにうろうろ・・・・

 

今回は、偶然、女性省がレイプの研修もストゥントレン実施するそうで、女性省から大人数での移動となったのである。

 

それにしても、道が悪い悪い・・・・泣きそうなのである。ストゥントレン女性局の人に長官が道路状況のことを話すと、「それはKratieよ、こっち側はいいのよ」との回答。リトアニアとラトヴィアの国境を越えたとたんに道路が悲惨なくらいがたがたになったのを思い出したりして・・・

 

↓メコン河沿いを走ってもらって、ナエンなどを購入

 

 

 

短い休憩とショッピングを含めて、プノンペンから7時間ほどでストゥントレンに到着。

 

↓ラオスとの国境まで、この橋から50キロほど

 

 

 

 

 


Parkcafe

2012年09月23日 | カンボジアの生活

 

 

頻繁に前を通ってる、Parkcafe。一度行ってみたかったので、PARKWAYのシアターでPHNOMPENH PLAYREの演劇を見る前に、軽く夕食を食べに行くことに。

↓家から歩いて10分くらい

6時過ぎに行ったからすいてたんだけれど、あっという間にカンボジア人でいぱい。

↓とっても広い

たくさんお店が並んでて、選んで好きなものを注文して、あとでまとめてお会計。

↓魚や、貝や、お肉もいろいろ並んでる

わたしは、貝を食べて栄養バランスに配慮してみるのである。

↓大きそうな貝を頼んでみる。一皿3ドル

料理後、おしゃれになって登場。

ビールカウンターもあって、生ビール1杯が1ドル・・・・

飲みすぎを控えようと思ってたのに、ついつい飲んじゃうのである。

↓こちらは、カニと春雨の料理、味が濃いので、ビールにぴったり

ちょっと酔っぱらって、楽しくPHNOMPENH PLAYERのDIPLOMATICなんとかっていう喜劇を楽しんで、週末の夜は過ぎていくのであった。