ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

パリへ:26時間ほどかけての移動

2013年09月30日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

2週間のフランス・スイス旅行。スイスで登山鉄道にのると寒いので冬服をたくさん持っていかないといけない・・・そこで、ジュネーブで合流する友達に子どもの洋服は大量預けて、最初に滞在するパリには、できるだけ身軽で移動するのである。

↓巨大なベビーカー、持つには重いけれど、とても便利

アシアナの機内食、ぜんぜん期待してなかったのだけれど、パリまでのフライトででてきた韓国料理は抜群においしかった☆

↓大量の野菜で肉をまいてコチュジャンとかつけて食べる

↓バジネットのおかげで、おおむね眠って移動してくれた子ども

↓無事パリに到着!!今回のアパルトマンはバスティーユ広場のすぐそば

アパルトマンの鍵を取るのに、CITYLOCKERなるところで鍵を受け取るシステムになってて、かなり混乱して、タクシーにも待ってもらって大変だった・・・。でもタクシー運転手が優しい人で、いろいろと手伝ってくれたので、とってもとっても助かったのである。

長い移動時間だったけれど、まあまあ無事移動できたのでよかったかな。

 


プチュンベンのお休み

2013年09月29日 | カンボジアの外で感じたこと

 

10月から12月までの2か月程度、カンボジアはお休みばっかりで、仕事にならない時期。ただでさえ、総選挙のせいで、役所の仕事は完全といっていいほどに停止してるのに、ちゃんと再起動できるのかしらん。

↓プチュンペンの中日、シャンゼリゼの朝食はお参りに行く前の人たちでごったがえ

わたしたちも、今日からパリに行って、そのあとジュネーブへと移動して国連の会議に出る予定。

大学のほうは、1週間くらいはプチュンベンで休み、あとは中間試験と代講で1週間ほと対応。試験は連休前にしてあげたかったのだけれど、1クラスは連休明けになってしまって、ちょっとかわいそうかな。

↓焼きそばは、老地方の焼きそばがプノンペンで一番ではないかと思う☆

パリまで、フライト時間長いなあ・・・・・子どもたち、退屈するだろうけれど、なんとかなるかなあ。

自分の心配は、空腹でくるしむんじゃないかと、不安なのである。なんて食い意地がはってるんだろう・・・・バジネットを設置してくれるのでアシアナにしたんだけれど、長距離は初めて。軽食とか準備してくれてるかなあ。

でも南アまで上の子と二人で行ったことを考えれば、まあパリなんて近いのである。体調を崩さないでパリを楽しめるといいな。

 

 

 

 


カンボジアでの子育て

2013年09月29日 | カンボジアの母子保健

 

 

2週間、カンボジアの幼稚園に通ってみた、我が家の3人の子どもたち。

↓3-8か月の子どものクラス、通って効果あるんだろうか??

母親が来ていたり、父親と母親が二人できていたり、ナニーがきていたり、参加者の国籍もいろいろ。

↓上の子は、お絵かきしたりして遊んでるらしい

通ってみないと幼稚園ってどんなものなのかわからなかったけれど、基本的には習慣をつけるってところに主眼があるのかな、先生の指導で時間ごとにいろんな活動をすることを体験している様子。まあ、家にずっといて母と時間を過ごすよりは、幼稚園で遊んでるほうがきっと楽しいのではないかと思う。 

↓老地方で、店員さんたちに遊んでもらう、こっちのほうが楽しそう?

 

 ↓母と二人でカウンターに座って寿司を食べる子ども、こっちのほうが楽しい?

↓自分で立ち始めた子ども、ついこの前まで芋虫だったのに・・・・・

カンボジアでの子育て、働く母にとっては天国。

幼稚園、上の子どもは楽しんでるようなので、今後どうするかな・・・・・年内はあまりカンボジアにいないし、教育のことは悩めるのであった。

 

 

 


どんどん増える日本料理屋さん

2013年09月28日 | カンボジアの生活

 

今年は、日本料理屋さんが、雨後の竹の子のように次々とオープンしたプノンペン。

↓ランチでしょっちゅうお世話になってた「仁」も老舗になってきたのである

「どの日本料理屋さんがいいですか?」って聞かれると、選ぶのに困るくらい日本料理があるプノンペン。外食文化なので、誰もかれもおいしい店・やすい店を常にハントしているのだ。

↓仁は個室があるので、周りを気にせず部屋で走り回って遊べる子ども

↓ちょっと不便なところにあるICHIBAN、サービスは悪いけど雰囲気は悪くないかな

新しい日本料理屋で不満なのは、写真と実物があまりにも違う場合がけっこうあること。酔っ払いの客から文句でないのかな?写真と違うもの出すなら、最初から写真載せないでよ、って思うのだけれど。

いずれにしても、どの店も子連れで行けるのは、ありがたい。日本でも子連れで行ける店は増えてきたけれど、店員が子守をしてくれる店はさすがにない。その観点からは、韓国もカンボジアも、子連れでの生活・滞在にはとてもいい環境だなあと思うのである。

 

 

 


壊れた車

2013年09月27日 | カンボジアの生活

 

運転してると、「ばき」って音がして、道の真ん中で止まっちゃった車。

あーあ・・・またかあ・・こまったなあ、と思いつつ、動かないものはどうしようもないので、ヘルプをまっていると、「事故になる」「あぶない」などなど、いろいろと話かけてくれるカンボジア人。動かせるならさっさと動かして、こんな道の真ん中でとまってないよ~

↓超甘そうなアイスクリームケーキにトライする子ども、でも甘すぎるのか食べられない

日本じゃ、ありえないこの車の故障。

車の横でヘルプを待ちつつ、壊れた車から落ちた部品を、さりげなくもって行こうとした通りがかりのTUK運転手に、「それわたしの車の!!」って言って、どう見ても二度とつかえない部品を取り戻しながら、なんちゅう国だあと改めて思ったのである。

 

 

 

 

 


プノンペンの朝食

2013年09月26日 | カンボジアで感じたこと

 

 

学生たちに、「朝食を外食するなら、どこにいく?」って聞いたら、「イーサン」「Old Place」「シャンゼリゼの近くの中華料理」など、みんなお気に入りのお店があるようで、外食文化だなあと改めて思うのである。

↓DAOのおかゆ、ちょっと味が濃いいけれど、おいしい

↓シャンゼリゼの朝食、久しぶりに1人で。妊娠中連日のように通ってたなあ

↓近所のAquariusで、朝はがらがらで貸し切り状態

↓Aquariusの焼きそば、講義の前だと、ボリュームあるのが食べたい・・・・

↓こちらもAquariusの麺、味付けは上と同じで麺の種類がちがう

Aquarusの麺、量は少ないんだけれど、かなりおいしいのである。なんといっても近所、歩いてちょっと軽食に出かけられるから便利。それに、私が行く時間帯は、貸し切り状態なので、子どもがさわいでも気にならないし、会議に使っても静かでプライバシーあるし、とても便利なのだ。

↓朝食の外食に加えて、アイスクリーム外食も大好きな子ども

それにしても、エンゲル係数高いなあ・・・・・

自分の子どもを含め、就活中のお手伝いさんの夫とその子供たちを含め、合計6人養ってると思うと、もうちょっとライフスタイルを考え直さないといけないかなと思いつつ、毎夜お小遣い帳とにらめっこするのであった。

 

 

 

 

 

 


差別に関する寸劇

2013年09月25日 | 女性の自立

 

学生たちに、「女性に対する差別」について考えてもらうため、寸劇をくってもらってるわたし。

みんな超真面目に取り組んでて、ストーリーをちゃんと英語でサマリーにしてくれてたり、気合いの入れ方がすごいのである。

↓「開始、ちょっと待って!!カメラのメモリーが足らない!!」と叫ぶ学生・・・

みんな、撮影大好き。最近の若者は、なんでも撮影して、それをあとで見るんだろうか?

↓零細企業の経営者の女性、スタッフや家族から難題ばかり押し付けられる

↓田舎から出てきた貧しい少女、家庭内労働者になっていじめられる

田舎から出てきた16歳の少女に対して、「田んぼくさい!!」っていじめる金持ちの娘たち。いじめる役の学生たちは、迫真の演技なのである。

↓飲んでばっかりの夫と離婚する女性

午前の学生は、みんなまじめで講義時間前にちゃんとくる子も半分くらいるし、テキストを読んできてねっていうとちゃんと読んでるし、担当するなら、改めてだけれど、やっぱり午前の学生がいいなあ・・・・・と、前学期では午後のまったり学生を相手にしていたことを思い出すのである。

 

 

 


Women Hearing 2013

2013年09月24日 | 女性の自立

 

 

 

クメールルージュ時代の女性に対する暴力の被害者に、自分の経験を語ってもらうイベント、Women Hearing 2013。

↓400名以上が参加してのイベント、半分以上は学生

過去2回開催していて、2011年は専門家として証言をして、2012年は会議の議事進行をさせてもらったのだけれど、2回とも会合全部に参加することはできなかったわたし。でも今年は、学生たちがまとめるステートメントを指導する役割だったので、全行程に参加。

↓プノンペン王立大学・法律経済大学・パンニャサストラから参加した優秀な学生たち

わたしが指導している学生たちには、パネルのメンバーとして、被害者の声を学生代表として聞いてもらう。

↓400人を前にして緊張しまくる学生たち

指導した学生は、全部で12名くらいかな。いなくなったりする学生もいて、みんな忙しいんだなあと感じるのである。

それにしても、この10日間くらいインテンシブにつきあってきたこの学生たち、目に見える成長をみせたので、指導者としてはとっても嬉しいのである。

↓ホールは超満員、床に座り込む参加者も多数、プレスも多数

↓子どもも参加、気分が悪くなった人が待機する部屋で待機

今年は、4人の被害者が自分の経験を語ってくれたのだけれど、3人はレイプ。全員、最後までちゃんと自分の経験を語ってくれて、とても勇気づけられるのである。公に出てきただけでもすごいのに、つらい経験を話すのは、とても勇気がいること。

↓イスラムの女性、豚肉を無理やり食べさせられた話も語る

4人の証言を聞いて、学生とわたしにととっては、そのあとが一番大変な作業。

↓事前に準備していたステートメントに磨きをかける学生たちの指導。

クメールルージュ時代に被害者たちから奪い去られたものは・・・・・、「機会」って単語を使うのか、「権利」にするのか、「自由」にするのか・・・・指導する立場としては、学生が一番いいと思う単語を使うように指導する必要があるので、自分ならこうしたい!っていう発言ができないのがちょっと歯がゆいのである。

↓意見がなかなかまとまらない・・・・・

個人的にロビーしてる学生がいたり、なんだか外交を見てるようでおもしろい。みんな、自分の希望する内容をステートメントにいれたいのだ。

↓草案を読みながらステージで読む練習をする代表

とりあえず、時間内でなんとかステートメントを作成して、発表までこぎつけることができてほっとするのである。

↓学生のパネルが、自分たちの発言をまとめて発表

学生の力って、すごい。

改めて、若い人たちのパワーを感じた一日だったのである。

指導者としては、途中の過程がもちろん一番重要なのだけれど、コンサルタントという仕事柄、最後に出来上がった成果物がちゃんとしたものであるかどうかが気になるのだ。そういう意味では、とてもパワフルなステートメントができたので、大満足。みんな頑張った。えらい!

 

 

 


Women hearing 2013 準備会合

2013年09月23日 | 女性の自立

 

 

 

 

 

クメール・ルージュ時代の性犯罪の被害者の声を聞く会合の準備。

主催者は、「これさえ終わってくれれば・・・・」って溜息をつくくらい大変な準備をしてきたわたしたち。土日も返上、メールでの打ち合わせは頻繁に24時間いつでもメールがとんでくる。手弁当でこれだけやるのは、残念ながらNon-Khmerのみ・・・

↓子どもが寝てくれてると、仕事がはかどって助かる~

今年の会合では、被害者4名(全員女性)が自分の体験を発表してくれることになってる。3人はレイプの被害者で、1人は強制結婚の被害者。強制結婚させらた女性は、クメールルージュ時代の前にすでに8人に子どもがいたんだけれど、無理やり結婚させられて(その時の夫はどこか別のところにいたらしい)、強制結婚した男性とは6人子どもがいる・・・・準備の段階で、「14人も子どもがいるの?」ってかなり混乱したのだけれど、本人に確認したら、ほんとに14人子どもを産んでて、でも今生き残ってるのは5人だけだそう。

↓丸一日かけての準備では、学生たちが発表するステートメントの草案を作る

9人集まった学生たち、ステートメントは(1)導入・イントロ、(2)発見したこと、(3)提言、をそれぞれクメール語でまとめる。

↓ランチタイム、被害者の人たちにかわいがってもらう子ども

被害にあった女性たち、被害について語ってくれただけでも、ほんとうに勇気のある人たちだと思う。

被害内容を書き取った記録を読むだけでもつらいんだけれど、それを500人の前で発言してくれるっていうのだから、とても勇気がある。カウンセラーがずっとついて見守ってくれてるのだけれど、みんな言いたいことを言えればいいな。

↓明日のために、必死でステートメントを作成

明日の会合、成功するといいな。

でも、準備にしっかり時間をかけて、いろんなことを考えて相談して、この過程を一緒に歩いてきただけでも、ほんとうにEmpoweringなプロセスだったなと思うのである。

 

 


散髪とおかゆとシクロの値段

2013年09月23日 | カンボジアの生活

 

日本でおばあちゃんに髪を切ってもらって、めちゃくちゃな髪形だった子ども。

幼稚園に行く前に切っておきたかったんだけれど、なんだかうまく時間がとれなかったので、パリに行く前には散髪しておこうと思って、わたしがネイルに時々行ってる店に一緒に行くことに。

↓散髪代、2ドル(200円)。やっぱり高級なデグランにはいけないなあ・・・・

いったん外に出かけると、いろいろ雑用とか買い物とかしちゃうわたし。おなかがすいたので、マッサージによるついでに何か食べよう・・・と周囲を見回すと、屋台のお粥屋さんがいたので、買うことに。

↓一杯2000リエル(50円)、おそるべしのおいしさ☆

↓モツがたくさん入ってて、超豪華

今学期は、徒歩10分で通える大学。

講義の帰りに、歩いて帰ってると10分とはいっても、子どもも待ってるしTUKに乗ろうかなと思ったら、どのTUKも6000リエル要求するので、高いなあ・・・どうしようかな・・・・と歩いてたら、見つけたのがシクロ。2000リエルけちってしまうのは、やっぱり貧乏性かなあ。

↓1ドル(100円)で走ってくれる、快適~☆

シクロ業を30年やってるというベテランの運転手。午前はバンケンコン市場で、夕方からはオルセー市場で仕事してるそうな。

カンボジアにいると、生活費がほんとに安いなあ・・・・と改めて感じるのである。日本だと、ちょっとスーパーに買い物にいったらすぐ何千円もとんじゃうけれど、カンボジアでは10ドル持ってたら、レストランに行く以外のことなら、コーヒーを飲んでちょっと買い物してなどなど、たいていのことはできちゃうかんじ。

↓上の子のお古のチャイルドシートが使えることが発見☆移動が便利!!

やっぱりカンボジア生活はやめられないのである。